ミルトン・ナシメント

新型コロナが全世界的に流行してますね。
アメリカについで感染者が多いのがブラジルだそうです。

私は昔からブラジルの著名な音楽家のミルトン・ナシメントのファンなのですが、たしか結構高齢になっていたはずなので、ふと不測の事態がありはしないかと頭をよぎりググってしまいましたよ…。
どうやら変なことにはなってなさそうなので一安心しました。「最近はあんまり聴いてないな~」などと思いつつ最新の情報を調べていると、いつのまにやら伝記「ミルトン・ナシメント “ブラジルの声”の航海<トラヴェシア>」が刊行されているのを発見しました。
そうそうこういうのが読みたかったのです。早速アマゾンでポチりました。
まだ最初の方しか読んでないのですが、幼くして両親と別れてしまい養父母(しかも白人の)の元で育ったという生い立ちがあったのですね~。ドラマチックです。

私がミルトン・ナシメントの音楽にはじめて触れたのは中学3年のころですね。地元の古本屋で100円で売っていた「ベレーザ・トロピカル」というブラジルのポピュラー音楽のコンピレーションCDを手に取ったのがきっかけです。

それ以前はブラジル音楽など一度も聴いたことはなく、そもそもハワイアンか何かかと思って買ったのですが、一聴してその素晴らしさに打たれました。
それもそのはず、カエターノ・ヴェローゾ、シコ・ブアルキ、ジョルジ・ベン、ジルベルト・ジルといった超大御所が勢ぞろいで、お得に18曲のてんこ盛りですが1曲としてつまらない曲が無い!
日本で言うならさしずめ、井上陽水、さだまさし、中島みゆき、桑田佳祐、山下卓郎のヒット曲を集めたようなアルバムです。
しかしそんな名曲ぞろいの中でも9曲目の「サン・ヴィセンチ」は出色で、ミルトン・ナシメントの名が永久に脳裏に刻みつけられることになりました。
何というか、出だしから美しい裏声で、リズミカルな曲でありながら宗教音楽のようにも聞こえる今まで聴いたことのない音楽でした。
17曲目の手製楽器集団“クアウチ”とコラボしたという「アニマ」も、曲調は全然違うもののスピリチュアルな曲でこれまた素晴らしかった…。

ミルトンの写真を見たのもこのアルバムのブックレットが初めて。(↑の赤丸の人)
何となく白人かと思っていたのでちょっと意外に思った記憶があります。
ジョルジ・ベンの曲とかは如何にも黒人っぽいファンキーな曲なのですが、ミルトンの曲はファンキーとはかけ離れた上品な曲なので図らずも誤解してしまったのでしょう。

それ以来レコード店に行けばブラジル音楽コーナーを覗くミルトンフリークとなり、集めたCDは28枚にもなっていました。

一番収集熱が高かったのは大学生の頃ですね~。
新宿や渋谷のレコファンやディスクユニオンなんかに足繁く通っていました。

穴場だったのは意外にも大学の近くにあった京王多摩センター駅の「Tahara」
他所ではほとんど見かけたことのないアルバムが置いてあり、驚喜したものです。授業をサボってよく行っていました。

下はそこでの釣果、「ミッサ・ドス・キロンボス」(左)と「ミラグリ・ドス・ペイシェス」(右)

そんな思い出深い店でしたが、2009年の大晦日に閉店したそうです。時代の流れとはいえ残念ですね。

ミルトン・ナシメントの音楽には宗教的とも言いたいような神秘的な雰囲気があり、それでいてポピュラー音楽としてもばっちりな親しみやすさがあり、サイコー!!!と思うのですが、やはり長いキャリアで多くのアルバムをリリースしていると「これは…」というのもあります。
いや、もしかしたら聴く人が聞けば素晴らしいとか、時代が追い付いていない系かも知れませんが、ちょっと普段気軽に聴くにはキツイものもいくつかあります。

実は上の2枚もモロそういうやつで、私も数回しか聴いたことはないです。
「ミッサ・ドス・キロンボス」なんか、サンバとカトリックのミサが融合したような、日本人の感性からは遠くかけ離れたもので、ミルトンの入門盤としてこれを聴かされた人は前世がブラジル人じゃない限りは二度と聴くことは無いんじゃないかと思います。

そこで自分的におすすめしたいアルバムを5枚ピックアップしてみました。

  • 1978年 クルビ・ダ・エスキーナ2(「街角のクラブ2」上段左)
  • 1980年 センチネラ(「歩哨」上段右)
  • 1982年 アニマ(下段左)
  • 1983年 アオ・ヴィーヴォ(「ライブ」下段中央)
  • 1985年 エンコントロス・イ・デスペヂーダス(「出会いと別れ」下段右)

う~ん、見事に70年代末~80年代中盤に偏りましたな。この辺りがキャリア全盛期でしょう。
90年代以降になると声にちょっと陰りが出てくるように思います。
2000年以降はー、実はあまり聴いていません…。

クルビ・ダ・エスキーナ2

「ベレーザ・トロピカル」で知った「サン・ヴィセンチ」は72年の「クルビ・ダ・エスキーナ」に入っていて名盤なのですが、78年の「クルビ・ダ・エスキーナ2」はさらに充実し楽曲も粒ぞろいなのでこちらを選出しました。
これをキャリアNo.1に挙げるファンも多いはず。70年代を総括するかのような大傑作だと思います。

センチネラ

いきなりミサ曲から始まるという、ミルの趣味駄々洩れのアルバム。これは好き嫌いが分かれるかも知れません。
しかし4曲目、超絶名曲「カンサォン・ダ・アメリカ(アメリカの歌)」に全てが救われます。
これが「ミッサ・ドス・キロンボス」方面に暴走して行くんだな~と思うと感慨深いものさえあります。
作家性と大衆性が危ういバランスをとる一作ですがー、私は押します。

アニマ

これは表題曲が「ベレーザ・トロピカル」に入ってるやつですね。
全編スピリチュアルな雰囲気とキシリトールガムのような清涼感に包まれた傑作です。

アオ・ヴィーヴォ

ライブアルバムはいくつか出てますが迷うことなく一番に押せる作品です。
キャリア絶頂の瞬間ではなかったというような、艶のある声。
1曲目「コラソン・デ・エストデンチ(学生の心)」の抑揚を付けながら終盤にかけて徐々に盛り上げていく歌唱が素晴らしい。
11曲目のガル・コスタとデュエットで歌う「ソーラー」がライブのハイライト。

エンコントロス・イ・デスペヂーダス

個人的にイチオシ作品。
シンセサイザー使いまくりでいかにも80年代臭が漂うのはご愛敬ですが、粒ぞろいの楽曲が揃っています。
白眉は7曲目の「プラ・エウ・パラール・ヂ・メ・ドエール」と、10曲目のクララ・サンドローニとのデュエット「ア・プリメイラ・エストレーラ(一番星)」ですかね~。
著名なギタリストのパット・メセニーが参加している11曲目の「ヴィードロ・イ・コルチ(ガラスと切り傷)」は全編スキャットで歌われアンビエントな雰囲気です。


つらつらと書いているうちにまたミルトンの曲を聞き直したくなってきました。
御大はたしか糖尿を患っていたと思うので、コロナに感染することないよう祈っています。

テレワークについて

四連休ほとんど雨でした。今年の梅雨は長いですね…。
GWのあたりでは夏にはコロナが収束するんじゃないかと楽観的に考えてましたが、それどころか第二波の兆しさえ見えています。
会社はGW明けてまもなくテレワークとなり、5月いっぱい自宅で仕事をしていました。
お陰で給付金で買った骨盤矯正クッション「スタイルプレミアムDX」が活躍しましたよ。

ベロア地が高級感あってなかなか気に入っています。
しかしこれから買おうかなと思っている方にはちょっとアドバイスをしたい。スタイルプレミアムDXは普通のスタイルプレミアムに比べてクッションが厚いので窮屈に感じると思います。いずれウレタンがへたってちょうどいい感じになるんじゃないかと思わないこともないですが、大柄の方は気をつけた方が良いです。私はどちらかというと小柄な方ですが、それでもちょっとキツく感じます。
あと、足を閉じた姿勢を強制されるので足を開いて座る癖のある男性なんかはしんどさを感じると思います。

もうひとつ給付金で買ったのが空気清浄機、ブルーエア“Blue Pure231LR”

高さが52cmもあり、想像以上に大きかったです…。
シンプルな外見通り、特別な機能は一切なく、大きなファンで360度方向から埃を吸い取ります。
これは2個のキューブを重ねたような形状をしており、ファンの付いている上部とフィルターの付いている下部に分離します。
その下部にパンツのように被せるプレフィルターが3色付属していました。
強弱は3段階で、強にするとかなりの音がしますが、部屋中の空気がそちらに向かって動くのが感じられ「がんばってるな!」と実感します。弱にするとほとんど気にならないくらいの音なので、普段は弱にして24時間回しています。
効果のほどは正直あまりよくわからないですが、たまに見てみるとプレフィルターに埃がびっしりと着いているので、それだけの埃から守ってくれたんだ~と頼もしく思います。
ただ実はテレワークはサービスルームを仕事場にして行っていて、空気清浄機はリビングに置いてあるのであんまり恩恵に与っていないんですよね~。

6月からまた通勤が再開し、7月中旬くらいまで出勤していました。
電車も徐々にコロナ前の混雑っぷりに戻って来てたので、このままいつも通りの日常に戻っていくのかな~と思っていた矢先、なんと職場でコロナ感染者が発生しました!
まぁ直接やり取りするような関係ではなかったのですが、いままでどこか対岸の火事のように感じていたのが身近に感染者が出て一気に現実味を帯びて来てしまいましたよ…。
それで再びテレワークになり、とりあえず7月いっぱいはリモートで仕事することになります。
8月からどうなるんでしょうね~。出来ればテレワーク継続が良いですね。

ステイホームで観た映画

今年のGWはほとんど外出できませんでしたね~。
もっぱら家でテレビを観ていましたが、各局もロケが出来ず大変そうですね。
あとHULUで映画を観て時間を潰していたので、いくつか紹介したいと思います。

AKIRA
SFアニメの傑作ですね~。
昔観てえらく感激した思い出があります。
その当時はレンタルビデオ屋でVHSを借りて14インチのブラウン管テレビで観ていました。
今は動画配信サービスで40インチ液晶テレビで観ているので隔世の感がありますね。
しかし当時のように感激が無いのはまさに自分がその分歳を取ったからでしょうね。

こんな夜更けにバナナかよ
一昨年くらいに公開されて、「おっ!」となった作品。
インパクトのあるタイトルながら傑作ノンフィクションだった本作を、どう映画化したのと興味がありました。
大泉洋の鹿野は「ホントにこんな感じだったんだろうなー」と思わせるものがあります。
大学生の恋愛話は元々は無いのでやっぱり邪魔に感じました。
映画として成立させるためにやむを得ないんだと思いますが。

オール・ユー・ニード・イズ・キル
SF好きの知り合いが熱心に推してきた作品。トムクルーズ主演。
まあ面白いっちゃ面白かったですがそれほどの傑作と言えるかな~?

ギャング・オブ・ニューヨーク
レオ様主演。
南北戦争時代のNYの北斗の拳ぶりが楽しめる作品。

コンテイジョン
今回のコロナ騒動を予言したようだと噂の作品。
最後にDAY1を持ってくるのが心憎い演出でしたね。ただちょっと退屈だった。

白鯨との闘い
もっとゴジラ並みに闘うのかと思ってたのでちょっと退屈だった。

ブラック・スキャンダル
ジョニーデップが禿げ上がった前頭部さらしてひたすら犯罪道を往く作品。
自分、こういうクライム物好きっす…。

スティーブ・ジョブズ
たぶん私の仕事がIT系だからでしょうが、最近観た映画の中では一番良かったですね。
ジョブズの畜生ぶりを描きつつも、基本的にはジョブズサイドの内容です(そりゃ自伝映画だから当たり前か…)
実際に上司や同僚がこんな人だったら嫌でしょうねー。ミスターナイスガイでは世界は変えられないと言うことでしょうか。

私はスティーブ・ジョブズの偉さがイマイチ良く分からず、共同創業者のウォズや自身も天才的なプログラマーだったビルゲイツの方がよっぽど好きですね。
ただアップルを首になった後取り組んだNEXTSTEPは、ほんのちょっとしか出てきませんでしたが、当時としては先進的で素晴らしい功績だったと思います。
そこで培ったテクノロジーがアップルにカムバックした際にMac OSXとして結実するのが胸熱なのですが、マニアックすぎるからか触れられなかったのがちょっと残念です。

給付金の使い道

前回の投稿からだいぶ時間が空いてしまいましたが、その間に世の中はとんでもないことになってしまいましたね…。
大阪旅行に行った去年のGWと比べると隔世の感があります。
私の勤め先でも密集を避けるため交代制の勤務となり、GW明けからはついにテレワークが始まりそうです。
以前の投稿で怨嗟の声を挙げた東横線も、今や通勤時間に急行に楽々座れるほどのガラガラ。
渋谷もびっくりするほど人が減って、何か別の街のような感じがします。

ところで30万とか10万とか紆余曲折のあった給付金ですが、どうやら全員貰えそうで安心しています。
ステイホームで憂鬱ですが、使い道を考えるとちょっとは楽しく過ごせそうです。

自由なお金が10万も!というと、私なら革靴、スーツ、時計といったファッションやデジカメ、タブレット等のデジモノ系、ウィスキーなんかが頭に浮かびますね。
はたまたオーディオといった「古傷」も疼く感じがします。

しかしテレワークなのでスーツとかは買っても活躍しそうにないですね…。
逆にテレワークで便利そうなのは良い椅子とかでしょうか。
そこで前々から興味があった骨盤矯正クッションを買おうかと思っています。

IT系なので長時間椅子に座っていることが多く、これまでも何度か検討したことはありました。
東急ハンズなんかで色々座ってみた結果、MTGの出している「スタイルプレミアム」というのが中々良いなと思ってたのですが、結構高い(2.5万くらい)のと職場まで持っていくのが大変なサイズなので見送っていました。(あと職場の椅子に置きっぱなしにして盗まれたりしたら嫌だな…というのもあった)
でもテレワークなら自宅なのでその点は問題なし。
給付金もあるので最上位の「スタイルプレミアムDX」を意を決してポチり……ッ!
まだ届いていませんが、楽しみにしています。
そのうちレビューなんかを載せられたらと思います。

その他の使い道ですが、これもテレワ関係になるかもしれませんが、空気清浄機を検討しています。
ずっと部屋に閉じこもりきりだと空気が悪くなると思いますからね。

職場の自販機で購入しているジュース

かつての私はかなりケチで、自販機でジュースを買うのなんてもったいない!と仕事場には水筒を持参したり、週末に業務スーパーとか「ビッグA」とかで神戸居留地あたりの激安缶コーヒーを買い溜めして持って行ったりしていました。
しかしこの頃はその労力を考えると、職場の自販機で買うのと大してコストが変わらないんじゃないかと思うようになり、以前よりは気軽にコインを投入するようになっています。
ただ貧乏性は相変わらずで、ただ飲んだだけだと勿体ない気がするので、初めて飲んだボトルは写真に撮って記録しています。
それがある程度溜まったので、全く意味のない記事ではありますが、紹介していきたいと思います。
ちなみに写真は最近~古い順になっています。

これはポッカの「JELEETS ラテゼリー」
職場の自販機では¥140でしたね。(普通より10円ディスカウントされている)
量の割にお高いですが、ゼリーが入っていて、振ることでクラッシュするというデザート感覚のコーヒーラテです。
美味しくて好きですが、たまに大きいゼリーが喉に詰まってむせそうになります。

ウィルキンソン炭酸のレモン風味。¥100也。
私はふだん水は買わないです。貧乏くさいですが、水ならタダで水道から飲める!
確か財布に100円しかなくて、一番安いコレをやむを得ず買ったと思います。でも最後の抵抗でレモン風味を選び、少なくともただの水ではないと心を慰めたのでした。

これはいわゆる自販機コンビニで買ったブツ。
他にもサンドイッチやおにぎりなんかが並んでいてスゴイな~と感心してつい買ってしまいました。¥140だったかな。ちと割高ですね。

これも同じく自販機コンビニに並んでいたブツ。
懐かしのパッケージにお馴染みの激甘さ。でも、仕事で疲れた時なんかに飲むと美味しく感じます。

これはワンダ「ラテリッチ キャラメルナッツ」
¥130で売ってます。JELEETS ラテゼリー同様、量が無いのでちょっと贅沢なのですがこれは旨いです!
買うときはちょっとした自分へのご褒美という感じですね。

アサヒ「抹茶ラテ」
目新しさに惹かれて購入したものですが、ちゃんと抹茶の味もしてました。
ただインパクトが薄くてリピートはしてないですね。

コーヒー系が続きましたが、ここでアサヒ 三ツ矢100%アップル。
¥130…、だったと思う。
アップルタイザーみたいで非常に美味しいです。ただ、量が430mlと微妙…。お値段据え置きで500でお願いしたい。

大槻教授が一枚噛んでるのか分からないが、「プラズマ乳酸菌」なる謎の乳酸菌を1,000億個含んでるらしいキリン「まもるチカラのSUPLI」
味は薄いヤクルトみたいな感じです。自販機価格¥140
お腹に自信のない私は割とよく買っています。

職場の自販機にもレッドブルやモンスターエナジーといったエナジードリンクは並んでいて、よっぽど辛いときには手を延ばすことがあります。
ただそこまで辛くはないけど、ちょっとリフレッシュしたいなーと思っていた時に視界の隅に入ったのが、ペプシ「リフレッシュ ショット」 ¥110とお値段も手頃。
飲んだ感想はー、「ちょっと炭酸の強いコーラでは?」

来たッ!
そうそう、こういうので良いんだよと言いたくなる「リアルゴールド ウルトラチャージ レモン」
エナドリを飲むほどじゃないけど何か欲しい時にビシッっとハマる量、味、プライス(¥140)です。

いや~、濃い!
UCC「フルボディ」
タイトルに偽りなしの力強い味です。何を隠そう一番飲んでいる缶コーヒーです。
量もたっぷり375mlあり、お値段も手頃(¥130)
缶コーヒーの最終回答では?と唸りたくなる逸品。

番外編
ライジンのドライとモヒート。

買ったのではなく、渋谷で試供品として配られていたものです。
海外のエナドリと比べると香りや甘さが抑えられていて飲みやすいですね。
特にモヒートは爽やかで上品な味わいで好感触です。

ただ私的にはケレン味たっぷりな味わいもエナドリの醍醐味かなと思うので、疲れた時に手を延ばすかは微妙ですね。

2019年の写真

2020年、あけましておめでとうございます。
今年も明けてはや四日経ち、9連休も残すところあと一日…。

去年は仕事、家庭ともに忙しくブログを更新することがあまりできませんでしたね。
今年も多分同じか、それ以上に忙しくなると思うので更新間隔が空くと思いますが、細々と続けていきたいです。

昨年は3月に須田一政先生が逝去されたことが自分的には最大の訃報ニュースでした。
忙しいこともあって写真から心が離れていた一年でした。

デジカメはスマホに乗り換えてぼちぼちと撮ってましたが、フィルムカメラの方は埃を被りっぱなしで、撮ったのはわずかに1ロールだけです。
お正月にやっと時間が出来たので現像してみました。
驚いたことに一昨日の夏からの写真が含まれていて、どんだけ撮ってなかったのかと痛感しましたよ。

これが一昨年の夏頃撮ったものです。

近所の反町公園で消防団(?)が何かの訓練をしているのを階段の下から見上げるように撮ったもの。

家の近所に消防署があるので多分そこの団員さんたちだと思います。

このお正月は救急車のサイレンが頻繁に聞こえました。お餅…?

これは一昨年の夏の終わりごろに野毛山動物園で撮ったものですね。
たしかウサギとかモルモットとかとの触れ合いが出来た記憶…。
親子連れが多かったですね。

これは昨年のお正月に行ったハワイでの一枚。
ハワイ旅行の記事にスマホで撮ったほぼ同じ構図の写真を載せてますが、フィルムで撮ると50年くらい過去にタイムスリップしたかのように見えますね。

これはいきなり最近。
大晦日に家の周りをブラブラして撮ったものです。
大綱金刀比羅神社という反町駅から横浜に抜けるトンネルを出て直ぐのところにある神社にふらっと立ち寄ったところ、本殿の脇に強烈インパクトの天狗像が…。

これはそのまま横浜港のほうまで足を延ばした際に撮った市場に積まれたパレットの山ですね。なんの変哲もないですが、港町らしい風景ということで。

ここからはフィルムではなくスマホで撮った写真編です。

GWに行った大阪は通天閣の景色。
コテコテでんな。
大阪はフィルムでも撮っていたのですが出来上がりがイマイチ――というか、露光がおかしくまともに写ってるものがありませんでした。多分露光計の電池が切れてたんだと思います。

これは……? 何だろう??
5月に実家に帰った折に、平尾台に遊びに行った時に見つけて撮ったものです。

これは地元の駅(反町駅)の長い長い階段を登ってる時に突然撮りたい気分になって撮ったもの。時期は10月ごろ。
今年の6~9月は特に忙しかったので、帰ってくるのはいつも深夜。こんなに人がいる時間に帰ってくることはできませんでした。
なので「あ~、人がいっぱいいる~」と妙な安堵感に打たれたのを覚えています。

これは大晦日に撮ったものかな。
横浜駅のそばの浅山橋下に鯉がいっぱい泳いでいて、そこに餌を放っている親子連れの姿です。

これも同じく大晦日に撮ったもので、家の近所の学校。給食の調理場っぽいところですね。
夕日を浴びて残り少ない2019年を刻んでいる時計。

ニューバランスM1450リペア

またちょっと更新の間が空いてしまいました…。

体育の日で3連休でしたが、台風19号やばかったですね…。
幸いうちは何ともありませんでしたが。こないだの15号といい、台風が狂暴化しているように感じます。

で、話は少し遡って8月なのですが、職場でスーパークールビズをやっていて、ポロシャツ、チノパン、スニーカーOKでした。
なので、久しぶりにスニーカーを引っ張り出して履こうと思ったら――。

ガーン! ソールが剥がれてるー!!
これはいわゆる加水分解というヤツか…?
ただ、ショックな反面、しょうがないかなという思いも。
何故ならこのスニーカー、もう15年も履いているブツだから。
「初めてのボーナスで買った――」というのは以前に書いたような気がします。かなり思い入れのある一足です。
踵のあたりはボロボロに剥げてしまっているのですが、それ以外はアッパーはわりとキレイなのではないかと思います。
なのでソール交換で延命できないかと調べてみると、どうも交換対象外のようでした。
交換対象のモデルは、M1300とかM996といった高級かつド定番モデルに限られるようですね。

「お別れかな…」という思いも一瞬よぎったのですが、ミッドソール(白い部分)を触ってみると決してボロボロになっている訳ではない。
ソールが加水分解を起こすとクッションがボロボロになるそうですが、どうやらそこまで至ってはいないよう。
アッパーとソール間の接着剤が劣化して剥がれてしまったみたいです。

しかし、ミッドソールとアウトソールの間にも一部ハガレ有。

ソールが割れている箇所もある…。

満身創痍であることは間違いないのですが、ダメもとでソールの接着にトライしてみることにしました。

使用したのは多くのサイトでも靴のリペアで紹介されている「シューグー」
靴を洗ってよく乾かし、剥がれた隙間に流し込んで圧着します。
はみ出した部分は、付いているアイスの棒みたいなヘラでペタペタと成形します。

しっかり接着するために輪ゴムでグルグル巻きにして二日放置――。

シューグーは固まると透明になります。
ハミ出た部分があり、かなり雑な仕上がりですが、一応くっついています。

割れた箇所はこんな感じです。

全体像。
まあ、離れて見ればそれなりな感じ?

今回のリペアでどのくらい寿命が延びたのか分かりませんが、多分履かないとかえって劣化の進みが早くなるような気がするので、これからはなるべく履こうと思います。
あと5年履けたらスゴイな…。

Hulu

う~ん、だいぶ長いこと更新をサボっていました…。
前回が須田先生の逝去に触れたまだ寒い3月の投稿。それから5カ月経て元号も変わり、いまは灼熱の8月です。
仕事(が80%)、家庭ともに忙しく、ブログを更新する余裕がありませんでした。
特に6、7月は目が回るほどの忙しさだった…。
写真もあんまり撮ってないですねー。悲しい。
この頃やっと落ち着いてきたので、ちょっとずつペースを戻していけたらと思います。

とは言え、忙しい忙しいでやってきたので特に書くべきネタも無い。
たまの休日は疲れて外出したくなかったです。
もっぱら家でHuluを観て過ごしてました。
なので、観た映画の中で面白かったもの、印象に残ったものを記しておこうかと思います。

300(スリーハンドレッド)
前々から見たいと思っていて、Huluで最初に見た映画です。
スパルタとペルシアとのテルモピュライの戦いを描いた作品ですが、公開当時も物議を醸した過剰な演出が大変楽しめました。
自分の中では一番面白い作品かも。
ただ続編はイマイチでした。

アポカリプト
舞台は古代マヤで、生贄の儀式を中心にしたストーリーです。
私は古代の中央アメリカの文明に興味があるので楽しかったですが、これも超バイオレンスな演出で観る人を選びそうです。
私の中では裏No.1

ゴッドファーザーⅠ・Ⅱ・Ⅲ
シリーズ全部見ました。どれも長いです。
結構クライムムービーは好きですねー。
ゴッドファーザーシリーズは独特な重厚感を感じます。
ヴィトー・コルレオーネの存在感がスゴイ…。

エスコバル 楽園の掟
堅気のカナダ人から麻薬王エスコバルの横顔を捉えた作品。
怖い人には近づかないのが一番ですね…。

プラトーン
戦争物は、フルメタルジャケットとかプライベートライアンとか有名どころを観ましたが、これが一番気に入りました。

ビューティフルマインド
色々と考えさせられた作品。
統合失調症って怖いね…。

イミテーション・ゲーム
第二次世界大戦中に、「エニグマ」というナチスの暗号を解読するために尽力した人たちを描いた作品。
アラン・チューリング(超偉人)のサイコパスぶりを演じるベネディクト・カンバーバッチが実に良いと思います。

プロメテウス
エイリアンやプレデターシリーズは大好物で良く観ていたのですが、その中でNo.1
だた、シガニー・ウィーバーの出ていないエイリアンは気の抜けたコーラのようで、決して映画として素晴らしいという訳ではないです。
公開当時の「人類の起源」という誇大広告なコピーが頭に引っかかっており、肩透かしっぷりがスゴイな、と。

アバター
ストーリー、映像ともに素晴らしい。現代の古典では?
でも何よりシガニーが記憶に残りますね。ナヴィ化してもなお「シガニー」なのはスゴイ。本物のスターの持つ個性ですね。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
レスタトを演じるトム・クルーズはめちゃ美形ですね…。
なんか最後元気になっちゃって、良く分からないハッピーエンド感が好き。

レインメーカー
プロレスファンの私には別の意味を持つ「レインメーカー」
主演はジョン・シナ――、じゃなかった。マット・デイモン
せっかくだからと観てみましたが素晴らしい映画でした。
監督コッポラなんですね。

ウルフ・オブ・ウォールストリート
マーティン・スコセッシ監督作品。
「沈黙」の監督なので、渋いのかなと思っていたらそんなことはなく、ひたすら常軌を逸する馬鹿騒ぎを描きウォール街のヤバさを教えてくれます。
Huluでは同監督の「ディパーテッド」も観れますが、こちらも方向性が違って見えるので私にとっては掴みどころのない監督です。

訃報 須田一政

このブログでもたびたび記事にさせてもらった、写真家の須田一政さんが今日お亡くなりになったそうです。
老衰とのことですが、まだ78歳で早いですね…。
たいへん残念です。

佐久間式アンプの思い出

真空管アンプの世界で有名な、佐久間駿さんが去年の12月13日にお亡くなりになっていたそうですね。
何気なくググってみて知りました。

おととしあたり、真空管ラジオを作ったりして、真空管アンプ作りに関心を寄せていた時期がありました。
Youtubeなんかで自作動画をみて研究をしたりして。

そんな中で出会ったのが、2010年に放送されたNHKの熱中人という番組で取り上げられた佐久間駿さんの動画でした。
千葉の館山で「コンコルド」というレストランを営みながら、自作の真空管アンプを作って聴かせる趣味人。
真空管アンプ会では伝説の人物とのこと。

その仙人のようなルックスにびっくりするとともに、回路図もなんもなしにアンプをバチバチと作っていく姿にも衝撃を受けました。
しかしそれでいて音は絶品だという…。

真空管アンプ作りの元になる、子供時代に鉱石ラジオを作ったエピソードを語りながら、「1010ミリバールっていう島があると思ってた」語る佐久間さんは人間的な魅力にも満ち溢れた方だったのでしょうね~。
私にとっては真空管アンプのロマンを濃く伝えて下さったお方です。