パソコン関係いろいろ

この前、パソコン大丈夫かな?という記事でパソコンのハードディスクがそろそろお亡くなりになるんじゃないのかと危惧してたのですが、早めに予防保守を実施することにしました。

ゲットしたのはウエスタンデジタル(WD)の青、3.0TB
アマゾンで1万円弱でした。
保証期間は2年なんですが、アマゾンで買うと更に半年保証期間を延長してくれるそうな…。
しかし高々2年半で壊れられては困ってしまいます。

WDのハードディスクには青だの赤だの紫だのと色々グレードがあるのですが、青は現在の一番安いライン。
以前使ってたのは緑で、その当時は一番安かったのですが、今は青に吸収された模様です。

その緑の2TBから青の3TBにデータをコピーします。
待てど暮らせどコピーが終わらずやきもきさせられましたが、8時間後に終了しました。長かった…。

ハードディスク交換後の動作も問題なく、不良セクタのレポートも届かなくなりました。良かった良かった。

さてものはついでということでちょっとパソコン周りに強化の手を入れてみました。

いまパソコンをこないだ買ったレグザに繋いでいるのですが、4Kの解像度に対応していないため映すと画像が結構汚くなります。
なので4Kに対応したグラフィックボードに差し替えを行いました。
入手したのはMSIの“VD5931 GT710”という製品です(ちなみにこれまで使っていたのはMSIの“N9400GT-MD512-LP”)
同じくアマゾンで注文して4千円ちょっとでした。

パソコンは古いのでちゃんと動くか不安でしたが、問題なく使えました。
4Kの解像度で表示するととてもシャープで美しいです。
でも文字は40型のディスプレイでも米粒のように小さくなってしまうので、大き目の表示に調整しています。

そして4Kの解像度で動画を再生するのは、残念ながら無理でした。
やっぱり全体的な性能が足りないよう…。まぁ、しょうがないか。

さらについでで、レグザ用の外付けハードディスクケースをゲット。

玄人志向の“GW3.5AA-SUP/MB”というブツです。
玄人志向のハードディスクケースはこれで3台目だという…。

並べてみて、違いわかりますか…?
私にも分かりません。シールでも貼って区別しないことには。

先代の機種はレグザの省電力機能とうまく連動しないようで、録画を失敗してしまうことが度々ありました。
でも「アナ雪」の録画を絶対失敗したくない!ので、ちょっと出費ですが(2千円)手配しました。おかげでちゃんと録画できて良かった。
でも、撮って満足しちゃってまだ観てないんですけどねー。

パソコン大丈夫かな?

う~ん、ちょっと更新に間が空いてしまいました。
まだまだ寒いですが、先週は春一番が吹いたりして、季節の歩みを感じますね。

ところでこのブログを動かしているパソコン、「サーバー」と呼ぶのですが、そのサーバーのハードディスクがまずいらしいです。
一日に二回くらい「不良セクタがある」みたいなレポートが届きます。
不良セクタとは読み書きできなくなったハードディスクの領域のことで、長らく使ってると経年劣化により現れてきます。

確かにけっこう長く使ってきました。
おそらく玄箱Proと一緒に買ったものなので、もう7年弱くらいになりますか…。
ハードディスクの寿命は、条件によって一概には言えないのですが、4年程度が目安とされているので、そろそろ危ないかなーと思っています。
とりあえず重要なデータはバックアップしましたが、早めに手を打つ必要があるでしょうね。

でもより良くないことは、この7年弱のハードディスクは、我が家で稼働している(PCや外付けドライブにある)ハードディスクたちのなかでは一番若いということです。
立て続けにハードディスクがバタバタと昇天することになったらどうしよう…。

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レグザ40M500X

さてー、年が明けてはや二週間が「あっ」っという間に過ぎてゆきました。
この分だと2017年は昨年に引き続き体感速度の最高記録を塗り替えそうですがー。
しかし今年は新年早々「動いた」

「チェンジ!」と言っていた大統領はそろそろ「お前はクビだ!」の人に取って代わられそうですが、今年はチェンジ。古いシャツを脱ぎ捨てます。
ここ10年くらいテレビを所有していなかったのですが、つつつ遂にテレビを、4Kテレビを購入してしまいました! ゆーきーちー!!

買ったのはレグザの40M500Xという40インチテレビです。
中華ブランドも頭をよぎったのですが、色々考えて国産に。
しかし最近の経営不振を考えるとちょっと不安…。

おなじみの価格.comで最安のものをポチりました。
お値段¥82,057也
「ゆーきーちー!!」なのですが、2016年6月に発売されて、現在では市場価格が半値くらいになってます。
やっぱりデジタル家電の値段とはあってないようなものですね。

数日後、巨大な板のようなダンボールが届きました。
しかしその面積に比べてごく薄いので、重さは10kgちょいです。

幅は90cm、高さは60cmくらいです。
IKEAで買ったサイドテーブルに置くことにしました。
この機種はレグザのラインナップでは低価格帯で、液晶はVAという方式で、画面を斜めから見ると白っぽく見えます。
お高いテレビには視野角が広いIPS方式というのが多いですね。
ただ、狭い部屋で一人で見ることが多いので、まぁいいかと割り切りました。実際ソファーに座って観る分には違和感を感じないです。
あとグレアという光沢のある画面なので、ぎらつきが苦手という人もいるかも知れません。

裏はこんな感じで、色々と刺さってます。
ケーブル類は一切付属してないので、別に購入する必要があります。
けっこう馬鹿にならない費用がかかりました。企業もこういうところでコストカットしてるんでしょうねー。

セットアップはチュートリアルに従って、特に問題なくできました。
いちおう分波器を入れてBSの端子にも同軸ケーブルを繋いだのですが、ウチのマンションにはBSは入っていないらしく地デジしか映りませんでしたがー。

さっそくテレビをつらつらと見てみます。
う~ん、前に持ってたのは15インチのブラウン管だったので隔世の感です…。
とは言え、地デジそのものは実家や友人宅でも目にしていたので特にこれといった感動もない。
実際のところ4Kに対応したコンテンツというのは、地デジはもちろんのことまだまだあまりないのでその恩恵は充分に受けられていないのが現状です。
映像ソースを素直に反映するようで、再放送とか昔の映像だとけっこう粗が目立ちますね。
あとDVDとか解像度の低いものだとちょっと正視に堪えないものがある。
しかし、ブルーレイで映画を観るとその素晴らしさに目を瞠ります。

このあいだ地上波でも流された「ベイマックス」のブルーレイディスクを借りて観たのですが、スゴかった! 本当に凄い。まるで画面の中に吸い込まれるような感じでした。
これだとベイマックスが凄いのかレグザが凄いのか、イマイチ分かりませんが、きっと両方!
「いやー、大枚叩いた甲斐があった!」と実感するひとときでした。

それから、いまのテレビはネットも普通に観られるようで、YouTubeとかNETFLIXとかのチャンネルがプリセットされています。
YouTubeを観てみたのですが、操作性はう~んイマイチかなぁ…。
やっぱりリモコンで動画を検索するのはかったるいです。

しかし映像はキレイです。特にHD動画はパソコンで観るより断然キレイです。
ウチはまだインターネットの回線が細いので無理ですが、将来的にNETFLIXとかの映像配信サービスに進んでいくんだろうなぁと予感させられました。

諭吉よ、震えて眠れ

「諭吉くん亡くなるかも知れないなぁ~」

物欲が危険なほど高まっています。
やはりこの間ネットワークプレーヤーなどというデジモノを買って電気的官能を刺激してしまったのが良くなかったのか--。
今度は4Kディスプレイが欲しくなってきました。
フルハイビジョンは思いっきり見過ごしてしまった私ですが、いま使ってるディスプレイもそろそろ10年目に手が届きそうになってきたので、ここでいっちょ時代の波に乗るか--という感じで。
市場価格もこなれてきて、まあまあの評判のものが5諭吉くらいで買えそうです。
しかし、ディスプレイを満足に映すためにはパソコンのグレードアップも必要となり、さらなる諭吉の血をねだります。
まったくパソコンというやつは…。

別の発想で、4Kテレビを買うというのもありかなと思っています。
最近のテレビはyoutubeとかのネットの動画やパソコンに貯めたファイルとかも再生できるそうです。
(もちろんパソコンを繋いで表示させることも可能)
安いものだと6万円台からあるようなので(評価は不明)、追加投資が必要ない分こちらの方が良いかも知れません。

しかしながら、これとは全く違うベクトルで欲しいものがあります。
それは言うまでもなく靴なのですが--、いよいよパラブーツの本丸「シャンボード」を攻めようかと思っています。
これにはイニシャルY.F.の人が6名ほど落命する必要があります。
でもかなり気持ちが固まりつつある…。

そこに水を差すのが昨今のヨーロッパ情勢でして…。
EUからイギリスが離脱したり、ドイツ銀行が経営不振に陥ったりしてヨーロッパの経済は危ない。
長期的にユーロ安に向かうのではないかと考えています。
そうすると、他人の不幸は蜜の味みたいな話でイヤですが、EU域内の製品がお安く手に入るようになるんじゃないかと思っています。
なのでそこを見極めたうえで買いたい、ので--まだ手が出せない、というところです。

そしてそして、まだおぼろげ、輪郭もおぼつかないのですが、コートへの欲求が頭をもたげつつある…。
まだほんの微か、なのですが。
秋が深まるごとにそいつの影も濃く、次第にはっきりとしていくようです。

諭吉よ、震えて眠れ

パイオニア N-50A

この間ふいにオーディオについて書いたりしたのですが、それは言うまでもなく物欲に責められていたからでして…。
色々悩んだ末、買ってしまいました。

パイオニアのネットワークオーディオプレーヤー「N-50A」です。

「ネットワークオーディオプレーヤー」とは何か? なのですが、ネット時代になって多様化した音楽ソースを一元的に操作・再生できる機器といったところです。
例えばインターネットラジオ、iPhoneのAirPlay、パソコンに入っているMP3、USBメモリに入っているMP3、そしてCD(からのデジタル入力)という様々なソースを再生できます。
ある意味セレクターのようなものですが、入力はみなデジタルなので、機器の中でデジタル処理を行うことでボトムアップ(高音質化)を期待することもできます。

各社から出ていて、100万円を超えるような非常に高価なものもあるのですが、デジタル/エレクトロニクス製品にそんな大枚をはたく気はなく(そもそもそんな原資がない)、DENON、マランツ、パイオニアあたりが普及価格帯(~10万)を出していて、そこからのチョイスとなりました。
実際には視聴せず、レビューサイトの情報のみを頼りにしたのですが、価格、機能のバランスと見た目のシンプルさで本機種に決定しました。
通販サイトで購入して、お値段¥55,200でした。

翌々日くらいにはもう届き、早速セットアップします。
入力が色々多いので、LANケーブル、PCからのUSBケーブル、CDからの同軸ケーブル、外付けHDD、アンプへのRCAケーブルとしっちゃかめっちゃかです。
とにかく全てつないで音出ししてみます。

「う~ん、なんだか硬い音だなァ」というのが第一印象。
今までのCD(ケンウッドDPF-7002)で聴かれていたような柔らかさ、繊細さとはうって変わってハッキリクッキリした音です。
とくにパーカッションなどは頬をピシャリと打たれるようなハッとするほどの鮮烈さを覚えました。
やや寂しいものがないとは言えませんが、たぶんこれが音響特性的には上なんでしょうね。
ブラウン管から地デジに移行した際の、あまりの鮮明さにたいする戸惑いと相似のものがあるのかも知れません。
実際しばらく聴いていたらあまり気にならなくなってきましたし。:-P

色々デジタル処理のオプションがあり、「DIRECTモード」というのが何にも処理を施さず素直に音を出すモード。
しかし音の硬さも最大となるように思われます。
「Hi-Bit32」「Up Sampling」というデジタル処理を噛ますと、正直ほどんど変化を感じませんが、やや柔らかくなるような気がするので気休めでONにしています。
「Auto Sound Retriever」というMP3とかの圧縮音声を補う機能もありますが、これをONにすると音が太くなりややごちゃごちゃするのでOFFにしています。
同じく「Auto Level Control」というのも変化を感じないのでOFF。

よく聴いているのはインターネットラジオ、PCに入ってるMP3、外付けHDDに入れてるFLACあたりです。
インターネットラジオは膨大な放送局があるので選ぶだけで一苦労なのですが、「お気に入り」機能があるので、いちどお気に入り登録してしまえば次から選ぶのはラクです。
今のところ、「FM Bayスムースジャズ」と「LINNジャズ」を登録しています。
ラジコとからじるらじるとか聴けるネットワークオーディオプレーヤーもあるみたいですが、N-50Aは残念ながら未対応のようです。
(ラジコ聴きたい人はよく調べたほうがいいです)

今回ネットワークオーディオプレーヤーを買うということで、気合を入れて所有CDのFLACファイル化を進めました。
※FLACファイルというのはMP3よりファイルサイズは大きいけれど音質的に有利なファイル形式のことです。
まぁ正直それほど変わらないな…と思うことも多いですが、曲によってはシンバル等の金物のシャカシャカ音が鮮明になったり、コンサートなどでのガヤガヤがよく聞こえたりするのでプラスに働いてるのは確かじゃないかと。

この機種の不満点は、起動が遅いこと…。
電源ONから操作ができるようになるまで、たっぷり30秒はかかります。
スタンバイからでも同じだけかかるので、スタンバイの意味あるのか?と思ってしまいます。
外側はオーディオ機器のようですが、中身はパソコンなんじゃないかと勘ぐっています。

そして楽曲を選ぶ動作がモッサリしている…。
特にいっぱいアルバムがあるアーティストのフォルダを覗こうとするとしばらく凍り付いているのでイライラさせられます。
ディスプレイも小さいので、全体がつかみにくく不便に感じられます。
ただ、そこはスマフォをネットワークオーディオプレーヤーのリモコン代わりにするアプリがあり、それを使うとかなり解消されます。
わたしは「BubbleUPnP」というのを使っています。
これを使うとスマフォから、PCの中にあるMP3をN-50Aで再生するという芸当ができ、あまりの便利さに「おぉ…」とたじろぎました。

あと、アルバム名、楽曲名にラテン文字(‘ã’とか’ç’とか)が含まれていると文字化けして#で表示されて興ざめな気分になります。

とまぁ…色々不満も書きましたが、実はおおむね満足しています。
新しいテクノロジーに触れて大いに刺激されるものがありました。
そしてオーディオを新しくすると、過去のライブラリをもう一度聴きなおして見たくなるというのも効能かなと思います。

今はリオ五輪にあやかってー、という訳でもないですがブラジル音楽を再び聴きはじめました。

やっぱ名曲というのは何で聴こうが感動は変わらないものだということに気付かせてくれます。

オーディオについて

今日はオーディオについてちょっとディープに語りたい気分です。

その前に、音楽評論家の中山康樹さんが亡くなっていたことを知ってショック…。
お亡くなりになったのは去年の頭なので、いまさらなのですが、合掌したい心持です。
中山さんといえば「マイルスを聴け!」ですが、わたしもこの本でマイルス・デイヴィス、ジャズ、ブートレグなどを知り、ディープな世界に憧れたものでした。
手元には10年以上前に買った文庫本の“Version6”があります。

しかしそんな情報も耳に入らないくらい音楽というものから遠ざかっていました。
まぁ聞かなくても死ぬものじゃないし、忙しい日々を送っているとどうも気にならなくなります。
ところがこの間ひさしぶりに渋谷のレコファンに入る機会がありましてー。
10年前と変わらない雰囲気にすごく懐かしさを覚えました。
で、五枚買うと2,000円引きというセールを行っていたもので、釣られて五枚購入してしまいました。
ブラジル音楽のコンピレーションアルバムが中心です。
CDを買うのも五年ぶりくらいですねー。
お店で買うのはもっと久しぶりです。

音楽の聴き方なんですが、ウチではもっぱらパソコンとタブレットで聞いています。
CDをiTunesでMP3に変換して、それをサーバに置いてパソコンやタブレットでストリーミング再生できるようにしています。
たぶん音質的にはあんまり良くはないんでしょうが、どの部屋にいても聴けるので便利です。

最近はこのようにカジュアルな聴き方をしていますが、昔は「ピュアオーディオ」的志向も持っていました。
ただ、まず第一にお金がないことと、「オカルト」とも揶揄される濃すぎる趣味性に辟易して離れていきました。
さらにある「事件」で決定的なものに…。
それは肝心の受け取り手である「耳」が終わっているという事実……。

Youtubeなどに耳の年齢をチェックする動画がいくつもアップされています。
齢をとると高い音が聞こえなくなるので、どこまで高い音が聞き取れるかで耳年齢を測定するものです。
試してみたところ、14000Hzから上がまったく聞こえませんでした…。
これは40代に相当するのだそう。

若いころにヘッドホンで大音量で聴いていたのが良くなかったのかー?
今となっては如何ともしがたく、口惜しい限りですが、とにかく超高音まで奏でるツイーターや、CDを超えるような音域を持ったハイレゾ音源が自分にとって無用の長物であることが分かったのです。
そう思えばかえって楽で、苦行のようなピュアオーディオの研鑽からドロップアウトして、「いかに便利に音楽を聴くか」という方向に軸足を移せたように思います。

ところでこの頃腕時計に興味が出てきまして、そこで別の切り口からオーディオ趣味というのを眺めるようになってきました。
まあ似ているところはあまりなく、全然別の趣味なのですが、普及品と高級品とで天と地との価格差があるところがよく似ています。

腕時計の高級品は機械式であることが多く、普及品はクォーツ式が多いですが、どちらが正確かと言われればクォーツ式のほうです。
つまり時計の本来の機能性と価格とがあべこべになってしまっている!
しかしそれでいて何の問題もないのです。
なぜなら高級品の由縁は、精度、耐久性、デザイン、材質、ブランド、etc…、色々とありますが、端的に言ってステータスシンボルだからです。
(なので私はセイコーのスプリングドライブにはあまり意義を感じていない)

オーディオも実は同じことで、お高い由縁はステータスシンボルだからじゃないかと思っています。
装飾品としての面がある腕時計がステータスシンボルになるのは分かりやすいですが、部屋の中で楽しむオーディオがそうなるのはちょっと理解しずらいかも知れません。
しかし必ずしも見せびらかすものでなくてもステータスシンボルになり得ます。
ようするに自己満足(自己確認)のためのシンボル(アイコン)とお考えください。

時計の精度が高級品と普及品とであべこべなように、オーディオも(特にデジタル系)は音質に大差ないのではないかと想像しています。(特に聴いてもないですがー)
マッキントッシュとかJBLとかの高級ブランドを所有するのは、ロレックスやオメガを持つのと同じ匂いがします。
しかし時計は機械式とクォーツ式とで棲み分けられていますが、オーディオだと高級品も普及品も同じエレクトロニクス製品なのでやはり音質で比較されます。
その音質の差はごく微妙なものでも、値段が何倍も違うと「幻想」とも言える期待値の膨張をもたらします。
その幻想がオカルトの由縁のような気がしています。
たとえ高級オーディオを買っても、「私はこれをステータスシンボルだと思うから所有している」と言い切ってしまえば決して「オカルト」と揶揄されることはないんじゃないでしょうか?

Windows10

Windows8.1を使っていたので、Windows10へのアップグレード催促が煩わしいほど出ていました。
しばらく放っておいたのですが、期限が7月29日ということで、先日しぶしぶアップグレードを実施しました。
WindowsXPのサポートをずるずると続けたように、たぶん期限が過ぎてもアップグレードは延長すると思うのですが、万が一できなくなると困るので駆け込みです。

パソコンを立ち上げた時によく出てくる、アップグレード催促のバルーンをクリックしてアップグレードを開始します。
OSイメージのダウンロードが始まったので、時間がかかりそうなので暫く放っておきます。
二時間くらい経って見てみたらインストールが終わっていました。

再起動して初期セットアップをします。
Win8.1の頃からですが、色々と情報をマイクロソフトに送る設定が並んでいます。
なんだか気持ち悪いのですべてOFFにしています。

立ち上がるとウ~ン。
Win8.1と大差ありませんな。
ただ、うざったいことこの上なかったスタートメニューが改善されたのが良かったです。
いちおう使っているソフトや周辺機器はどれも動きました。

しかし気に入らない点がいくつか…。
新しいシステムフォント「游ゴシックUI」が中国語のようでイヤです。

裏で「サービスホスト:ローカルシステム」というプログラムが動いていて、たぶんアップデートプログラムをダウンロードしているのでしょうが、ネットワークの帯域を独占してしまうので困ってしまいます。
う~ん、あまりにエゴイスト過ぎないか? ある程度常識的な使用量(50kbpsくらい)に抑えてもらえないもんでしょうかね。
その間ネットができなくなるので、どうしてもネットしたいときにはプログラムを落としています。

音がプツプツ切れます。
ONKYOのサウンドカード(SE-90PCI)を使ってるのですが、Win10用のデバイスドライバが無く、汎用ドライバで動かしてるせいかな?と思いますが…。
Win10用はどうも出る気配がないのでどうしようかなと思案してるところです。

物欲第2章

年末年始にかなり物欲との戦いがあったことはここに記事に書きましたね~。
その戦いの結果、15名くらいの尊い諭吉が命を落とされたのですがー。
暖衣が満たされて、しばらく大人しくなっておりました。
埋め合わせもせにゃ、ということでなるべく外食をせず、酒も飲まず過ごしていたのですが。
ハッキリ言ってお酒は安上がりな趣味であることが分かりました。
もちろんビンテージワインとか、プレミアムなスコッチとか…?
そんなものを集めていたらいくらお金があっても足りませんがー。
スーパーとかで並んでいるボトルで、お高くてもせいぜい3千円程度。
それで二週間くらいは楽しめるんですから。

逆に何にお金を使いたくないかというと、パソコン、スマホ等のデジモノには使いたくない。
仕事がIT系なので、いかにも好きそうに思われるかも知れませんが、さにあらずなのです。
パソコン系は、ハード、ソフト問わず「なんでその値段になってるんだ?」というのがサッパリわかりません。
そしてあっという間に新しく、より性能の良い製品が安く出てくるので、「あ~バカみたい」と思わされることがしばしばです。

なので、時代遅れにもまだガラケーを使ってます(カシオ製)
たしか2008年に買い替えたので、もう8年近く使ってることになりますか…。
気が遠くなりそうです。
壊れれば踏ん切りがつくのですが、これが本当に壊れないのでどうしようもない。
まあ通話はスマホよりガラケーのほうがしやすそうなので、キャリアはしばらくこのままでもおいいかと思ってるんですがー。
お外でネットをするのに、スマホと格安SIMを導入するのはどうかと考えています。

たとえば外出して、ちょっと迷子になったとき、Googleマップが見れたらナァと思う場面がありました。
というか、いまでは普通にスマホを持ってる人は、何の抵抗もなくそうしてますよね。
通信料金のような「月額○○○円」というチョロチョロ出ていくお金にたいしては、すごーく警戒感を持ってしまうのですが、金額的にもだいぶこなれて来てるようなので、いいんじゃないかなと思いはじめています。

まだ迷ってますがー。

キンドル

いや、ビビりました。
というか申し訳ない。私なんぞが。
まさかのキンドルGETですよ。

取引先の忘年会に参加して、そこでビンゴ大会があったのですが、当たってしまいました。
つまらない品が当たって笑いを取るくらいが丁度いいのですが(実際去年は当たったのはお皿でした)
こう直球ストレートがビシーッ!と来るとウ~ン…。
楽しもう。

中を開くとこんな感じです。

電源ボタンを押すとセットアップが始まります。
Wifiの設定を行い、Amazonのユーザ情報を入力します。
そのあとチュートリアルを一通り行うと、下のようなホーム画面となります。

実は何年も前から興味があって、内心欲しいなとは思っていました。
ただ、先にタブレットを買ったので用途が被りそうなのと、本は図書館でタダで読めるのでまぁ別に、と考えていたのですが…。
触ってみるとものすごく楽しいです。
電子ペーパーの表示は、液晶とくらべるとモッサリ感がありますが、想像以上に紙に近く、これなら長時間の読書も苦にならなそうです。

本はAmazonから買わないと読めないのかと思っていたら、PCからファイルを転送すれば読めるそう。
そこで早速、青空文庫から手に入れたデータを入れてみました。
キンドルで読めるデータには専用のmobi形式と、汎用のpdf形式とがあります。

世の中には親切な人がいて、青空文庫をmobi形式にして公開しているサイトがあります。
そこで、芥川を落としてみました。

こんな感じで読めます。
目次から各章に飛べるので便利。フォントも専用ので美しい。

また、別の親切な人が青空文庫をpdf形式に変換してくれるサービスを公開しているので、それを使ってツルゲーネフとヘミングウェイをGETしました。

フォントの綺麗さは劣りますが、全然問題なし。
これで私の本棚は仮想的に数十倍に拡張されたことになります。
あまり図書館に行かなくなるかも。