定額制夫の「こづかい万歳」〜月額2万千円の金欠ライフ〜

ウ~ン、なんとも世知辛いタイトルですが、安心してください。わたしの事ではありません。
吉本浩二の漫画のことです。
このあいだ読んでたいへん面白かったので紹介します。

このページから第一話と最新話が無料で読めるようですね。
どんなものか試し読みしてみたい方はドウゾー

こづかい制で暮らす人たちの生活力あふれる生き様を描いたドキュメンタリー漫画です。
最初は作者や知人たちの話でしたが、読者からの応募にたいする取材という形に定着しつつありますね。
そのやりくりの知恵と独特の世界観で「こづかい超人」と呼称されています。

デフレの申し子である私には、知恵を絞って倹約に励む姿は非常に興味深く、シンパシーを覚えます。
インターネットの書評を読むと楽しんでいる人もいれば不快に感じる人もいるようです。
気持ち悪いという人は下のポイントを挙げていることが多いように感じます。

  • フリーライダー気質なのが気持ち悪い
  • 異様なポジティブさが気持ち悪い
  • 絵柄が気持ち悪い

ちいかわ好きなら「ちいかわの不穏な空気になるところがキライ!」という意見に対して、「そこがイイんじゃないかァ~」とキ〇〇イスマイルで答えると思います。
不快に感じるポイントが、好きな人には逆にタマラナイ点であるように思えます。
なので、それぞれ気持ち悪さを吟味していきたいと思います。

《フリーライダー気質なのが気持ち悪い》

少ないこづかいでやりくりするため、イオン、ダイソー、ハードオフ、業スー、日高屋、サイゼリヤ、ガストなど貧乏人したたかな生活者が好むお店が頻出します。
フードコートや社食、公園、市民プール、銭湯なども一部の超人御用達ですね。
こづかい生活を支えるためにインフラを当てにしているのがフリーライダー気質で気持ち悪いという意見です。
しかし私自身タダ乗り大好きなので、「その手があったか?!」と膝を打ちたい気持ちになります。

なかには河川敷で野草を摘む仙人レベルの超人もいますが、これなどは誰にも迷惑をかけていません。
しかし用もないのに役所の食堂を使ったり、「ステーション・バー」と称して駅の構内でお酒を飲んだり、親類縁者の感激する姿に同調するため甲子園の開会式だけ同席して試合自体は見ずに帰る超人はグレーゾーンに足を踏み入れているような気もします……。(しかも揃いもそろって「生の映画」を味わうためという謎の動機)

だが両腕が後ろに回らなければドンドンやってもらって構わない!
品行方正な人など見ていて何も面白くはなく、こづかい超人の独特な感性こそ見たいのです。

《異様なポジティブさが気持ち悪い》

作者の奥さんが日高屋を心のオアシスと呼んで、こづかいを貯めて豪遊(?)する描写がありますが、「日高屋なんてそんな良いものじゃないだろ?」という意見もよく聞きます。
わたしもよく利用してきましたが、味はともかく安くお腹いっぱい食べれる店という認識で、オアシスと感じたことはないですね。
こんな風に現実以上にポジティブに描いているという非難があります。

暗く描くとこづかい制の否定になってしまうし、漫画として面白くないというのがあるでしょうね。
それにこづかい超人たちはお金を貯めて大きな買い物をしようと頑張ってる人や、家族のために節約に励んでいる人が多いので、自然と前向きになれるのかも知れません。
あとは常人とは異なる感性の持ち主なので本当に楽しいという可能性もありますね……。

《絵柄が気持ち悪い》

絵柄自体は藤子不二雄作品を彷彿とさせる丸っこい絵柄ですが、影の付け方が劇画風でアンバランスさを感じますね。
さらに毎回一度はこづかい超人が見せる「ハーブやったん?」と訊きたくなるようなキマリ顔……。

こういう顔ね

なにかを食べてる時になることが多いです。
ほぼ毎回やるので、明らかにこのキマリ顔、フューチャーしてるんでしょうね。

ふつうの人が見ると「話しとか通じなそう……」とドン引きですが、こづかいマニアからすると「さすが超人だぜ」と思わせる踏み絵のようなものです。

最後に私がこづかい制行けるのか? 行けたとしてひと月幾らあれば足りるのかを検証してみたいと思います。

まずケータイ。これは格安SIMを使ってるのでひと月千円くらいです。
アマゾンプライムの月額が600円。

おやつは卸値スーパーやまいばすけっとで買うことが多いですが、レシートから抜粋するとこんな感じです。

  • 男梅キャンディー ¥163(¥176)
  • ロッテ ブラックブラック粒ワンプッシュボトル 140ℊ ¥668(¥722)
  • カルビー 堅あげポテト うすしお味 ¥119(¥129)
  • トップバリュー ブレンドコーヒー微糖 900ml ¥88(¥95)

ガムはせいぜい1ヶ月に一回程度なので、¥2,300/月くらいですかね。

お酒のほうはこんな感じ。

  • 甲類25 キンミヤパック 1.8ℓ ¥1,349(¥1,483)
  • バーリアルグラン糖質50%オフ 350ml×6 ¥638(¥702)
  • カクテス サワーレモン 700ml ¥159(¥172)
  • 伊賀の天然水強炭酸 1ℓ ¥89(¥96)

キンミヤ1.8ℓは一か月は持ちそうです。
ビールは2パックは要るかな?
カクテスと炭酸水は毎週1本づつとして、¥4,000/月くらいですかね。

ここまで八千円弱くらい。おお…!!意外といけそうやん。

しかし私は時に発狂して、オーディオやカメラ関係に大金を投じてしまう癖がある…。
このあいだのGoProも、周辺機器まで含めるとトータルで八万円くらい使ってしまいました(そこまでしてさほど使ってないという…)
発作は一年に一回くらいだと思うので、6千円/月を費用として積んでおきましょう。

そうすると締めて1万4千円ッ!!
ヤッタ!! ステーション・バー怪人村田に千円勝ったッッ!
これを機に埃をかぶったGoProを取り出して「生の映画」をまた撮ろう――――。

酒のツカサ二俣川店 閉店

子供のころほんのちょっとだけ相鉄線の万騎が原に住んでたことがあるんですよね。
この間、当時の知り合いに久しぶりに再会したので、懐かしくなってグーグルマップを眺めていたら、当然なんですけど色々変わっていました。

その頃、建ったばかりの「ファーレ東芝南万騎ヶ原」というマンションに住んでたのですが、今は「アジュール南まきが原」に名前が変わっていました。
いつ変わったのか分かりませんが、東芝が経営苦で手放したんでしょうかね?

近所に「酒のツカサ」というディスカウントストアがあったのを覚えていました。
全体が目に痛い黄色、という忘れがたいインパクトのある店構えでした。
自販機で買うと110円するジュースが30円で売っていて、子供ながらに興奮した思い出があります。
あと「ロイヤルサルート」とか高級酒の瓶が並んでいて、「カッコイイな~」と心惹かれていました。
今にして思えば、お酒に対する憧憬を初めて抱いたのは「ツカサ」だったかも知れません。
ウィキペディアを見てみたら、92年は全国一の売上があったそうで、超イケイケだったんですね。
しかし時を経て、今年の9月にひっそりと閉店していたという…。
今はあの黄色い建物はどうなってるんでしょうね~。居抜きでそのまま学習塾とかになってたりしたら面白いんですけどね。

あと当時、近くを通る東海道新幹線の陸橋のたもとにラーメン店がオープンした記憶があります。
開店記念で一杯100円で振舞ってました。
グーグルマップを見ると確かに「ラーメンヤマト 善部店」という店がある。
場所的にここで間違いないと思うのですが、当時の屋号そのままなのか、経営が変わったのかはちと分かりません。
食べログに載ってる写真などを見ると、カウンターの様子など当時を彷彿とさせるものがあります。
もし当時のままだとしたら実に30年近く地域に根付いてやってますねー。
機会があれば食べに行ってみたいものです。

職場の自販機で購入しているジュース

かつての私はかなりケチで、自販機でジュースを買うのなんてもったいない!と仕事場には水筒を持参したり、週末に業務スーパーとか「ビッグA」とかで神戸居留地あたりの激安缶コーヒーを買い溜めして持って行ったりしていました。
しかしこの頃はその労力を考えると、職場の自販機で買うのと大してコストが変わらないんじゃないかと思うようになり、以前よりは気軽にコインを投入するようになっています。
ただ貧乏性は相変わらずで、ただ飲んだだけだと勿体ない気がするので、初めて飲んだボトルは写真に撮って記録しています。
それがある程度溜まったので、全く意味のない記事ではありますが、紹介していきたいと思います。
ちなみに写真は最近~古い順になっています。

これはポッカの「JELEETS ラテゼリー」
職場の自販機では¥140でしたね。(普通より10円ディスカウントされている)
量の割にお高いですが、ゼリーが入っていて、振ることでクラッシュするというデザート感覚のコーヒーラテです。
美味しくて好きですが、たまに大きいゼリーが喉に詰まってむせそうになります。

ウィルキンソン炭酸のレモン風味。¥100也。
私はふだん水は買わないです。貧乏くさいですが、水ならタダで水道から飲める!
確か財布に100円しかなくて、一番安いコレをやむを得ず買ったと思います。でも最後の抵抗でレモン風味を選び、少なくともただの水ではないと心を慰めたのでした。

これはいわゆる自販機コンビニで買ったブツ。
他にもサンドイッチやおにぎりなんかが並んでいてスゴイな~と感心してつい買ってしまいました。¥140だったかな。ちと割高ですね。

これも同じく自販機コンビニに並んでいたブツ。
懐かしのパッケージにお馴染みの激甘さ。でも、仕事で疲れた時なんかに飲むと美味しく感じます。

これはワンダ「ラテリッチ キャラメルナッツ」
¥130で売ってます。JELEETS ラテゼリー同様、量が無いのでちょっと贅沢なのですがこれは旨いです!
買うときはちょっとした自分へのご褒美という感じですね。

アサヒ「抹茶ラテ」
目新しさに惹かれて購入したものですが、ちゃんと抹茶の味もしてました。
ただインパクトが薄くてリピートはしてないですね。

コーヒー系が続きましたが、ここでアサヒ 三ツ矢100%アップル。
¥130…、だったと思う。
アップルタイザーみたいで非常に美味しいです。ただ、量が430mlと微妙…。お値段据え置きで500でお願いしたい。

大槻教授が一枚噛んでるのか分からないが、「プラズマ乳酸菌」なる謎の乳酸菌を1,000億個含んでるらしいキリン「まもるチカラのSUPLI」
味は薄いヤクルトみたいな感じです。自販機価格¥140
お腹に自信のない私は割とよく買っています。

職場の自販機にもレッドブルやモンスターエナジーといったエナジードリンクは並んでいて、よっぽど辛いときには手を延ばすことがあります。
ただそこまで辛くはないけど、ちょっとリフレッシュしたいなーと思っていた時に視界の隅に入ったのが、ペプシ「リフレッシュ ショット」 ¥110とお値段も手頃。
飲んだ感想はー、「ちょっと炭酸の強いコーラでは?」

来たッ!
そうそう、こういうので良いんだよと言いたくなる「リアルゴールド ウルトラチャージ レモン」
エナドリを飲むほどじゃないけど何か欲しい時にビシッっとハマる量、味、プライス(¥140)です。

いや~、濃い!
UCC「フルボディ」
タイトルに偽りなしの力強い味です。何を隠そう一番飲んでいる缶コーヒーです。
量もたっぷり375mlあり、お値段も手頃(¥130)
缶コーヒーの最終回答では?と唸りたくなる逸品。

番外編
ライジンのドライとモヒート。

買ったのではなく、渋谷で試供品として配られていたものです。
海外のエナドリと比べると香りや甘さが抑えられていて飲みやすいですね。
特にモヒートは爽やかで上品な味わいで好感触です。

ただ私的にはケレン味たっぷりな味わいもエナドリの醍醐味かなと思うので、疲れた時に手を延ばすかは微妙ですね。

ハワイ旅行

2019年あけましておめでとうございます。
え~、生意気なことに年末年始はハワイ(ワイキキ)で過ごしましてー。
その時の写真を密かにアップしていこうかと思います。

30日夜に成田から出発でした。
意外と早く6時間弱で到着。
機内で観た映画は「ヴェノム」と「レディ・プレーヤー・ワン」

日付変更線を跨ぐので、ホノルル空港に着くと現地時間の朝です。
旅行代理店のバスでハワイ最大のショッピングセンター、アラモアナセンターに運ばれます。
もうクタビレ果てていたのでサッサとホテルへ行きたかったのですが、チェックインが3時なのでここでちょっと時間を潰すことに。
この時間に空いていたのがスーパーマーケットだけだったので仕方なく入ったのですが、アメリカンなディスプレイに感激!


お腹も減っていたので、ここで購入したご飯を白木屋という日本食フードコートに持ち込んで食べました。

美味しかったのですが、やはりちょっと大味感があり…。
あとやっぱり量が多く食べきれませんでした…。

白木屋はオースティンパワーズ・ゴールドメンバーを彷彿とさせる、日本人には違和感を覚える和風の内装。
お立ち台で日本語の歌謡曲を歌う芸人さんに耳を傾けるのは現地のアメリカ人たち。

チェックインまでまだ時間が余ったので、ちょっとダウンタウンのほうを観光しました。
市内をトロリーバスが循環していて、旅行代理店からもらったパスを見せればタダで乗せてもらえます。
有名なカメハメハ大王像をパシャリ。

テレビ東京でやっている「モヤモヤさまぁ~ず」でも取り上げられた、ハワイ出雲大社にも足を延ばします。
結構ここでトロリーバスを降りる人は多かったですね。

ハワイなのに思いっきり日本な光景です。
御朱印帳もやっているみたいですよ。

やっとチェックインの時間が来たのでホテルに急行します。
ワイキキからはちっと外れたところにある、ヨットハーバーに面したプリンスワイキキです。

部屋はこんな感じです。
31階で窓から眼下にラグーンが見渡せていい感じでした。
ただこの日は時差ボケでノックアウトされてしまい、すぐ横になります。
夜中にラウンジに食事を摂りに行った際に撮ったプールが下です。

翌日の大みそかも良い天気で、ヨットハーバーに青空が映えていました。

この日はオプショナルツアーでドルフィン・ウォッチをすることになっており、ホテルからツアーバスに乗って西海岸のワイアナエに行きます。
途中は観光色のない片田舎を走るのですが、ロードサイドにマクドナルド、セブンイレブン、KFCなどがあり日本と変わらないなと変に感心します。
ただジャック・イン・ザ・ボックスというハンバーガーチェーン(ハワイでは至る所にあった)は日本では見たことはないですね~。

ワイアナエのヨットハーバーからクルーザーに乗ります。
会場を猛スピードでぶっ飛ばすので振動で酔いそうになります。
やっとイルカの群れを発見したのか停船。

見えるでしょうか…。
こんな感じで人垣の向こうにイルカの姿がかすかに見えました。

その後、シュノーケルを着けて海に入ります。
運が良ければイルカと一緒に泳げるかも?みたいなツアーなのですが、イルカは全然近くに来ませんでした。
しかし魚は結構泳いでいて、それなりに満足でした。

午後にホテルに戻ってきて、ちっとホテルのプールに入ってみたのですが風が強くて寒くてダメでした。

ラウンジで暖かいものを飲んで体を温めながら過ごしていると、徐々に日も暮れていきます。
2018年最後の日没です。

夕食はワイキキに出て、ワイキキ横丁という日本食の飲食街でラーメンを食べました。
ハワイでラーメンって…。という感じですが、暖かいものが食べたかった。
お味は決してマズくはないのですが、日本で食べるラーメンに比べるとちょっと薄味かなと感じました。
帰りのバスの車内から丸亀製麺が見えたのですが、ものすごく行列してるのが目に入りました。しかも主にアメリカ人が並んでいます。
大みそかのディナーにそれで良いのー?!と心の中で叫んだ瞬間でした。

ホテルの部屋に戻ると年が変わる頃に外でバンバン花火が上がり始めました。
上の方の部屋だったのでキレイに見れて得した気分です。

元旦の朝は遅く目覚めました。
ほとんど正午近くになってホテルのロビーに降り、コーヒーショップで軽く食べてワイキキに移動します。

免税店とかを回った後、デューク・カハナモク像のあたりのビーチを散策します。

これぞハワイという感じですね~。
この後、踵を返してアラモアナセンターの方に行きます。

ハワイ土産を求めに向かった先は「ドン・キホーテ」

アラモアナセンターから徒歩10分程度で行けます。
ハワイでも品揃えの豊富さと驚安ぶりは健在で、日本人観光客にはバラマキ用のお土産をGETするスポットとして定評がある様です。

店内の様子はこんな感じです。
小規模ながらブックオフも入っていて日本の日常を彷彿とさせる場所になっています。

元旦の夜はオプショナルツアーでディナークルーズを入れていて、ホノルル・ハーバーから大型船で夕日を眺めるクルーズに出ます。

ディナーもなかなか良かったです。大きなロブスターには思わずほおが緩みました。

新年最初の落日。
どうもこの時甲板からクジラも見えたそうですね。私にはよく見えませんでしたが。

ホールではディナーショーが繰り広げられます。
やはりアメリカンなノリと客いじりにはついて行き難いものがありますが、途中ビンゴで記念品が当たったこともあり大体気分良く過ごしました。

1月2日は自由に過ごせる最後の日なので、朝から大張り切り。
トロリーバスを駆ってダイアモンドヘッドを目指します。

ワイキキから30分くらいで、ダイアモンドヘッドのクレーター内の駅に到着。

入山料1ドルを払って登山道に入ります。
麓にはTシャツとパイナップルを売っている売店があるくらいで、高尾山みたいな商売っ気はありません。

登山道は狭く、登りと下りの客がすれ違うので不便です。

道は想像していたより厳しく、頂上付近では階段になります。
最後はトンネル内のらせん階段を上がって頂上の展望台に出ます。
だいたい40分くらい掛かりました。

展望台から見たクレーター内の眺望。

ワイキキ方面の眺め。絶景かな。

午後はワイキキビーチで泳ぎ、最後の海水浴を満喫しました。

ホテルに戻って見た、最後の落日。
明日帰国かと思うとあまりに早く、儚く、ものがなしい想いがしました。
ただ美しい風景はずっと忘れないでしょうね。

ちなみに帰りの飛行機では「ザ・プレデター」、「ミッションインポッシブル・フォールアウト」、「MEG ザ・モンスター」とハリウッド映画三昧で過ごしました。

金沢旅行

GWの連休を利用して、4/30~5/1に一泊二日で石川県金沢市に旅行に行ってきました。

東京駅から「かがやき」にて金沢駅を目指します。
朝の9時台の出発なのでちょっと眠い…。
ちなみに上は隣のホームに止まっていた「はやぶさ」です。

電車の旅は二時間半の道のりです。
大宮から一気に長野までノンストップで駆け抜けるのがスゴイ。
とちゅう日本アルプスの眺望ポイントに差し掛かると、社内アナウンスが教えてくれます。
多くの人が車窓にカメラを向ける瞬間。

お昼ごろ金沢駅に到着。
評判通りとても綺麗な駅です。鼓門も立派。
駅のバス乗り場にはすでに長蛇の列が出来ていましたが、最初の目的地、近江町市場までは歩いて向かいました。

道なりに進んで15分くらいで到着します。
連休中ということもあり、大変混んでいます。
市場は活気にあふれ、店先の海産物や特産品が目を楽しませてくれました。

ここで昼食に有名な海鮮丼を食べようかと思っていたのですが、行列がスゴイので諦め先に進むことにしました。

悔し紛れ(?)に立ち食いできる牡蠣をパクリ!
一個¥1,000也~

お次は旅の目玉と言える兼六園に向かいます。
とちゅう金沢城公園の中を通って、桂坂口から入場します。
この日は薄曇りで日差しが柔らかだったので歩くのに楽でしたね。

色々見どころは沢山あったのですが、個人的に印象に残った風景を載せていきます。

霞ヶ池の中にある内橋亭
中では食事も摂れる模様。和装でキメた人達の姿が見えました。

根上松
まるでガジュマル?!
根元に小人が潜んでそうです。

日本武尊像の近くの松
これもスゴイ曲線美ですね。

桜(?)でしょうか。残念ながら散ってしまった後

龍石
こちらに口を向けた頭に―――、見えますか?
文字通りリュウノヒゲが生えてます。
他にも虎石、獅子巌という石もあるそうですが気が付きませんでした。

兼六園の後は早めにホテルにチェックインし、一日目は終了。

二日目。

新幹線は夕方の予定なので今日は長丁場です。
朝向かったのは武家屋敷跡。
この日は快晴で朝から暑いくらいの天気でした。
ホテルは片町にあったので、ごく近かったので徒歩で向かいます。

さらっと見た後、ステンドグラスの神門が珍しい尾山神社を訪問。
境内は広く、色々なモニュメントが置いてあり観光客で混んでいました。
修学旅行なのか、先生に引率された中高生らしき姿も見えます。

この付近は周りの建物の雰囲気も良い感じでした。
その後神社を2、3巡りました。

昨日のリベンジで、海鮮丼を食すべく近江町市場へ。
昼近くになり気温がグングン上がり歩くのがシンドクなってきたため、バスを利用します。
金澤神社付近のバス停でしばし待ちます。

ちなみに巡回バスはどこで降りても¥200
祝日だと半額の¥100で乗れます。

この日は平日なので市場は昨日ほど混んではいませんでしたが、海鮮丼を出している食事処はかなり並んでいます。
特に下調べもなく「じもの亭」の行列に並びましたが、かなり待たされました。
小一時間かかったでしょうか?

当店一押しという海鮮丼(華)を注文します。
¥2,250也
ボリューム満点でおいしかったです。

あと石川県の珍味、ふぐ真子(ふぐの卵の糠漬け)も注文してみました。
こちらはお値段¥650
これは猛毒のふぐの卵巣を糠漬けにすることで毒抜きし食用に供するものです。
しかしその仕組みは謎であるというアバウトな特産品。
口に含むと強烈な塩味と糠漬けの風味が広がります。
いい酒の肴ですね。

旅の締めくくりは東山ひがし茶屋街へ。
武家屋敷に似てますが、あちらの歴史文化財という趣に対して、こちらはショッピングスポットという感じです。
それだけにより活気を感じました。

出格子のファサードが美しい茶屋が並んでいます。
店内も伝統的な家づくりとディスプレーをセンスよく組み合わせているようでした。

中でも、金箔製品のお店「箔座ひかり藏」の金の蔵はスゴイ。
中庭に全面金箔の蔵が建っていて、内部もキンキラキン(しかも怪しくライトアップされていました)
写真撮影をする観光客が列をなしていました。

なんかいいもの見た―――、気がしますがここでは特に何も買いませんでした。
だって金箔入りのお茶とか体にいい気がしないので。

その後は、夏のような暑さだったのでお茶屋さんに避難。
抹茶ぜんざいで涼を取りました。
こうして金沢滞在の残りわずかな時間を古風な茶屋で過ごしたのでした。

ゴールドジム・ホエイプロテイン

定期的に健康志向に目覚める時期があるのですがー、いまその時期にあたってます。
要するに禁酒なのですが、この頃はお腹周りの脂肪が気になってきたのでそこにダイエットを絡めてやってます。

ジョギングを…、最低でも週二回はやろうと決意して、いまのところ継続しています。
今期は定時で上がれる日が割とあるので、帰宅してから近所の土手を走ってます。
これも「ゆう活」かな?

そして筋トレ。
ジムに入るのは敷居が高いので、家で簡単にできることをやってます。
主に腕立て伏せと腹筋ローラーですね。
腹筋ローラーは、最初は膝立の状態でやってましたが、このごろ立った姿勢からやる「立ちコロ」にトライしています。
でも5回もやると3日くらい筋肉痛が続き、くしゃみをしただけで、「ビキッ!」と激痛が腹部に走って悶絶します。

食事面だと、炭水化物を減らしています。
そしてなるべく野菜を摂るようにしました。
夕飯はサラダ、という日も結構あります。
以前は夜遅い時間にドカ食い、というのをよくやっていたので、もうそれだけは絶対にしないようにしています。

食事の量を減らしながら、なおかつ筋肉を付けたい――という事でついにプロテインに手を出すことに。

で、例によってアマゾンで買ったのがこのゴールドジム・ホエイプロテイン(900g)です。
お値段6千円ちょっとでした。
う~ん結構高いね。
ついでにジョギングの水分補給用にアミノバリュー(粉)もGETしました。

ひとつこだわりがあって、それはなるべく「美味しい」ものがよいということ――。
プロテインはマズイとよく聞くので…、いかに栄養たっぷりでもマズくて飲み続ける気になれなかったら馬鹿らしいじゃないですか?
ゴールドジム・ホエイプロテインのミックスベリー味は美味しいと評判だったので、大いに期待して購入しました。

開封すると、中はこんな感じです。

付属してるスプーンで一杯(10g程度)すくって、牛乳と混ぜます。
ふつうは一回20~30g摂るようですが、それほどハードなトレーニングをしているわけでもないのでこのくらいで。
専用のプロテインシェイカーも売られてますが、わたしはダイソーで買ったシェイカーを使ってます。

カクテルよろしくシャカシャカとやって飲んでみると。
「おぉ~!!」
うまい! これは本当に美味しいです。なんというかチーズケーキのような味です。
ベリーの酸味でいくらでも飲めそうです。
ちょい高でしたが、良かったと思います。
今ではトレーニング後のご褒美という感じで飲んでます。

ニューフロンティア・イン・リカー

う~ん、もう11月ですか?
これはちょっと早すぎじゃないですかね…。
ということはつまり、もう今年、2015年は残り2ヶ月もないという事ですよ。
そういうことを言ってるんですよ。
それは無いでしょう? ひどい話だ…。
せいぜい9月でしょうまだ。
だって、あの焼けつくような暑さ。皮膚を刺す陽の光をはっきり記憶していますよ。
まぁあの頃に比べりゃちょっとは涼しくなって、シャツ一枚で歩いてりゃくしゃみがでますがね。(ヘヘ…)
だいいち10月はどこに行ったんです?
本当に在ったんですか?
わたしは何一つ記憶してませんよ。
これじゃまるで時間を盗まれたも同然ですよ。
とんでもなく不遜な男がカレンダーの中に鎮座していて、だれも口答えすらできないのですか?
このまま一年が終わったら、わたしはただ無駄に齢を食ったってことになるじゃないですか?
そんなことって許されるのですか?
馬鹿な! わたしは認めませんよ。
もう我慢できない。わたしは行きます。
溶液の中の未開の地へ。

5時になると、自治体のアナウンスが流れ、お寺からゴーンと鐘つく音が聞こえてきます。
憂鬱に閉じていたカーテンをちょっと開いて外を眺めると、びっくり。
もう夜中と変わらないくらいにとっぷり暮れていました。

YouTubeで「ウルトラバカ酒飲み」と検索すると、10年以上前に放送されたロシアのヨッパライ番組が見つかります。
うっすら覚えていることが恐ろしい。
尾崎豊を聴いてバイクをかっぱらいたくなる中学生と同様に、彼らの無軌道な生き方に憧れを覚えます。
木製品のつや出し剤をよく飲む人は皮膚が紫色になり、周りからは「ナス」と呼ばれたそうです。(そんなことより病院だろう?)
なんという国民だろう。
さすが、ドスト、トルスト、チェホフ、ゴーゴリ、ソルジェニーツィンなど数多の文豪を生み出した国です。
わたしは流石にそこまで健康ではないので、許される範囲でリカーのフロンティアを探究してみたいと思います。

ハタから見ていて「あちゃ~」と思う双璧は、焼酎甲類の大容量ペットボトルとパック入り普通酒ではないでしょうか?
コンクリートを枕とする人の傍らに置いてあって違和感を感じないものと言えば--。
さすがにまだそこまで人生を極めてないと思ってるので、これらには手を出してませんでした。
しかし今晩禁忌に手を染めます。
とは言え大五郎系は本当にタブー過ぎるので、シャレで済みそうなパック酒で攻めます。

セレクトしたのはキクマサピン。
プリントされたピンクの菊が洗練されたデザインだなと思います。
それにしてもこのパックの形状は小学生のころ給食に出ていた牛乳パックと同じではないか?
ストローが付いてくるところまでいっしょ。
これはストローで飲むのが正統なのだと感じ、チューチューと飲りました。

「アレ?!」
普通に美味い。
ラベルに原材料「醸造アルコール」と書いてあったので、安酒にありがちなアルコール臭いのを想像していたのですが、まったくそんなことはなく、むしろ飲みやすかったです。
なんという良心。
「怖いもの見たさ」で手に取ったことを恥じました。

ツマミはアタリメ、サンマの塩焼き。
旬のサンマが本当に美味い。

食後、「デルカップ(甘口)」を飲みます。
これもコンビニなどでよく見かけるものの今まで手を出せなかったお酒。
容量50mlで、¥170だったので、結構割高ですね。
決してアル中が飲んでいるイメージはありませんが、その特異な形状とラベルから発せられるオーラから高齢者が好みそうなイメージがあり、別の意味で手を出したら終わりそうな感じがありました。
しかしこうやって見ると、琥珀色に光っていてとても綺麗に見えます。
口に含むと薬草の複雑な香りと甘みが広がります。
何か食べながら飲むには適さないですが、ナイトキャップなんかにはいいんじゃないかと思います。(ただ、歯を磨きたくなるかも)

きょう自分の中のリカーの版図を広げる冒険を行いました。
なかなか有意義であったと思います。
それではこれから住み慣れた霧深き我が島に戻るとしましょう。

モロヘイヤのサラダ

モロヘイヤ。
あまり好きな味でもなく、調理する際に固い茎から葉を取り分けるのが面倒なのですが、抜群の栄養価に惹かれて機会があれば買っています。
特に旬の今は一束¥100くらいで売ってるので助かります。

ビタミンをダイレクトに吸収せんと、サラダにして食べることが多いですね。

今日はちょっと豪華版で、サーモンにアボカドを添えました。
これで夏を乗り切るぞ!

炊飯器を買う

このあいだ炊飯器を買い替えたので、そのレビューなどを書いてみたいと思います。

いままで使っていたのはナショナルので、10年以上使ってました。
裏をみると96年製とあったので、20年近く頑張ったんですね。

うっかりコードを踏んだらショートしてしまいました。
本体に支障はなかったかも知れませんが、流石にボロいので買い替えることに。

お米の味に特別なこだわりがあるわけでもないので、Amazonで探して、安くて良さげだった象印のIH炊飯器「NP-VD10-TA」を注文しました。
お値段は、¥13,900

最近の炊飯器はあまり窯っぽくないのが多いようで、これもメタリックで角のあるデザインです。

蓋を開けるとこんな感じ。

窯と付属品。

エコ炊飯というあまり電気を使わないモードがあるそうで、それで焚いてみたところ、驚くほど前と変わらない味。
でもこだわりないので、エコ炊飯以外で焚いたことはまだありません。

有難いのは長く保温しても固くならないこと。
以前の炊飯器はまる一日以上置くと固くなって、チャーハンにするしかなかったのですが、これだと全然大丈夫です。
ディスプレイに炊き上がりからの経過時間が表示されて、30時間を超えると「早く食べて」という感じで点滅します。
でもまる二日経過したお米でも普通に食べられました。

家電の地味な底力UPに唸ります。
あと10年はよろしく!

梅酒作り

去年は忙しすぎてやる暇がなかったですが、今年は余裕ができたので再び梅酒作りにトライします。

去年の鬱憤を晴らすかのように、今年は二瓶仕込みました。

梅は熟した南高梅。
洗って、ヘタを取り乾かします。

今年は味の違いを楽しもうと、二種類のベースリカーを用意しました。

ひとつは一昨年同様ジン(左)
ペットボトル入りのバートンジン。「やまや」で¥1,700くらいでした。

もうひとつは初めての試みで、ラムでいきます(右)
これも「やまや」で買ったリコベイ・ホワイトラム。
お値段は¥1,300くらい。
漬ける前にちょっと舐めてみましたが、「薄めたエタノール」って感じであまりラムの風味はしてませんでした…。

日々の成長が楽しみです。