サフィールノワール

ちかごろ雨ばかりで憂鬱になります。
今日もせっかくの休日だというのに東京は一日中、雨のしと降るお天気でした。
こんな日は外出するのも億劫なので、家で靴磨きに精を出しました。

五月に買ったパラブーツのローファー「コロー」を一度もお手入れしていなかったので、シュークリームを準備してキレイにしました。
準備したのは艶やか仕上がると評判の高い、「サフィールノワール」のダークブラウン。
メイド・イン・おふらんすで、ややお高かった(アマゾンで¥2,160だった)ですが、コロー君の忠勤(?)を労う意味で。

フタを空けると蜜蝋の匂いでしょうか、とても良い香りがします。
シュークリームによくあるケミカル臭ではなく、ナチュラルなものです。

コローは四カ月の間、週に2、3回のペースで履いていたので、買った当初に比べて色が落ちてきました。
特に小指の付け根あたりと、踵の退色が強いです。
また、全体的に葉脈のような皺が目立ってきています。

靴磨きにはいつも、古いシャツを端切れにしたものを使っています。
布に少量つけて素早く塗り広げます。
クリームは油性だそうですが、非常にサラっとした感じで、革に吸い込まれていく感じです。
なので、手際よく塗らないとムラになってしまいそう。
ある程度なじませたら豚毛ブラシで仕上げます。

ブラッシングすると、噂通りの深みのある光沢が出てきてニンマリします。
まるで生まれ変わったようで、また明日から履くのが楽しくなりますね。

上の写真の左がお手入れ前、右がお手入れ後です。
一目瞭然ですね。

小指の付け根あたりと、踵のところもこのくらい目立たなくなりました。

う~ん、楽しい!
何かお手入れするためにもう一足革靴が欲しくなってきましたよ(それじゃ逆か?)

梅酒作り(2016年)

今年も梅酒のシーズンがやってきました!

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今年はフツーにホワイトリカーで漬けることにしました。

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梅はこれまでは黄色く熟したものを使うことが多かったですが、今年は青梅を使います。
青梅はあく抜きする必要があるので、2時間ほど水に浸けます。

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水から上げたら、新聞紙の上に広げてよく乾燥させます。

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梅と氷砂糖を瓶のなかに交互に敷き詰めて、ホワイトリカーを注ぎます。
これまでは氷砂糖を1kg使ってましたが、今年は500gにしました。
ドライな仕上がりを期待しています。

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完成! 来年が楽しみです。
さて、去年は二瓶浸けたのですが、一年ぶりに開封して仕上がりを確認したいと思います。

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このように仕上がっています。
左がジン、右がラムで浸けたものですね。

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梅は長く浸けすぎるとかえって風味を損なうそうなので、上げてしまいます。
すごく縮んでる実もあれば、あまり変わってないものもあるのはなぜでしょう…?
これはあとで煮てジャムにします。

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ジンのほうはそのまま瓶に残し、ラムのほうを一升瓶に移し替えました。
およそ一本半になりました。

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ロックで飲み比べをしてみます。
ジンのほうは元々のサワヤカな香りが残っていて、そのぶんスッキリした味に感じます。
ラムのほうはより甘く感じます。少々甘ったる過ぎる感じもするので、僕的にはジンに軍配を上げたいですね。

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ソーダで割ってみます。
これからの季節はこれがいけそうですね。

ニューブラッド

GWも折り返し地点を過ぎてしまいました。
暑い日々が続いていて、青梅では真夏日になったそうです。
う~ん、折角買ったジャケット…。今年は短い活躍期間となったようです。

ところであらかじめGW中に衣類の大リストラを敢行すると宣言しておいた通りに、死蔵されていた服、靴、鞄、帽子等をゴミステーションに送り込みました。
いざ捨てるとなると、後ろ髪を引かれる想いがしなくもなかったのですがー、そこは心を鬼にしてやり遂げました。
おかげでサッパリとした、晴れがましい気分です。

さて、空っぽになったクローゼットに注ぐ「新しい血」が、GWに入ってから続々と届いています。

まずはこれ、バーバリアンのカーディガン。
う~ん、この縞々がラガーマンらしい脳筋の遺伝子を感じさせます。
作りも厚く、ガッチリしていて長持ちしそうです。
とくにリブの頑丈さといったら、まるでスウェットのようです。
Amazonで50%オフの¥6,480でございました。

お次も縞々つながり(?)

ハイ、セントジェームスのカットソー「ウエッソン」です。
色はデューン(≒ベージュ)×マリーン。
ボーダーの服は、なにかあまりにも能天気な雰囲気を醸し出してしまうように自分には思えるので、地味な取り合わせで最低限の知性を確保(したつもり)

これ、たかがカットソーなんですが定価だと一万円以上します。
さすがに普通はディスカウントされてるんですが、それでも7千円くらいします。
それを今回は溜まっていた楽天のポイントを使って、5千円ほどで入手しました。

ウエッソンは男女兼用の商品で、0~6サイズまであります。
私には、カタログで確認したサイズ的に「3」がジャストのようでした。
しかし、ちょうど3が欠品していたのと、「洗うとけっこう縮む」との情報から、思い切って「4」をオーダー。
これがズバリで、確かに未洗いだとややダブついてましたが(とは言え着れないことはない)、洗うとまるで体に合うように縮んでくれて、よい着心地になりました。

生地の発色や、涼感を感じるザラっとした肌触りがとても気に入っています。
また別の機会に買い足したいですね。

次は、ポロ・ラルフローレンのハンチング帽。
これもAmazonで買いました。
本当は買う予定になかったのですが、タイムセールを眺めていたら恐ろしくディスカウントされていたので、衝動的にポチってしまいました。
このつばの上で結ばれている耳当て、寒い時には下せるのかと思いきや、完全なお飾りでした。

お次は鞄。
仕事でも、オフの日でも使える鞄が欲しいと考え、フィルソンのブリーフケースを入手しました。
色はオッターグリーン(オリーブ)です。

これはとにかくガッチリしてます。
本体は固いキャンバス地で、口の部分や手提げ、ショルダーストラップは革です。
ジッパーもぎょっとするほど大きく、サスガUSAと思わされます。

中には小物が色々と入れられるポケットがいっぱいあります。(見えるかな?)
なかなかビジネスユースに考えられたデザインです。

オープンポケット(反対側にもあり)は、トートバッグの様に使え便利です。
キーホルダーも付属してます(使ってないけど)

番外編。シューケア用品。
サフィールのグランドホースヘアブラシです。
これは、21cmもあって馬鹿でかい。

ブーツと並べれば一目瞭然かと思います。
おかげで、帰って来て靴を脱いだら二三度「サッサ」でブラッシングが済んでしまいます。


以上が通販でGetした品々です。
全部合わせても5諭吉ちょっとくらい。
コローと合わせても8諭吉弱…。
昨年のGWや年末の「出血」に比べれば軽く済んだと言えますねー。
いうなれば今回のは、これからの方針を決めるべく調査のための購入という感じでした。

で、Tシャツについても「グッドウェア」というブランドのものを試しに買ってみようかと思ってました。
しかしそれは色々あって通販では手に入らず…。

じゃあ実際現物にあたってみようと、先日御徒町に足を運びました。
アメ横センタービルの「ヤヨイ」を訪ねてみたところ、残念なことにマイサイズ(M)は売り切れでした。
諦めきれないので、同じくアメ横にある古着屋「モードオフ」を見てみると。
おお!あったー。

ピンクが…。
でも安かった(千円)ので購入。
確かに噂通りの分厚い生地。
手触りが違います。
そして首回りもテロテロにならず、しっかりしている。
あと、胸ポケットがちょうどスマホが入る大きさで重宝します。

さらにバーバリアンの半袖シャツを見つけたのでこれも買いました。¥1,500
だいぶ使用感があったものの、生地が薄くなっておらず、形がしっかりしています。
これからはこういう、何年たっても着れるようなしっかりとしたものを買い揃えて行きたいですね~。

GWスタート!

ボンヤリしているうちに今年のGWが始まってしまいました。
しかも今回は、超弩級の10連休!!

さて、わたしにとってGWと言えばIKEAです。
なんでそうなのか、うまく説明できませんが、無性に行きたくなります。
なのでGW初日に、常磐線に飛び乗って南船橋へ向かいました。
しかし、今日は猛烈な風でした。
おかげで電車はしょっちゅう止り、直通運転を見合わせたので、ひどく手間取りました。
ホームの殺人的な混みようときたら…。

3時ごろ到着しました。
手前のURでは、なにか工事をしてるようですね。

まずは久しぶりなので、2Fのショールームを見て回ります。
キッチンコーナーが以前より増強されたように感じました。

そして順路を歩いていると、コーヒーの良い香りが漂ってきます。
なんとショールームの中にカフェが!
おそらくIKEAの家具のシャレオツさをアピールする狙いがあるんでしょうが、本当に普通のショールームの中にあるので、お客さん落ち着いてコーヒー飲めるのか不安になります。

ところで最近IKEA船橋は、IKEA Tokyo-Bayに改名したそうです。
展示自体には特に劇的な変化は見られませんでしたがー。

さて、一通り興味深く眺めたもののー、家具を特に求めるつもりは今回はないのです。
今回は小物系を狙います。

メインはキッチンに敷く用のラグ。
キッチン用なので、耐久性があって、汚れても大丈夫そうなやつです。
先に候補を絞っていて、”OSTED”と”LOHALS”のどちらかにしようと考えていました。

先にOSTEDを見てみました。
これはリュウゼツランの繊維を平織にしたもので、ザラっとした感触があります。
ただ、ちょっとイメージしたより薄かったので、次にLOHALSをチェック。
こちらは、ジュートですが同じくザラっとした肌触り。
そして厚みも充分だったので、こちらを購入しました。

サイズは、150×80cmで、お値段¥3,999です。

実際に台所に敷いたところ。
サイズもピッタリです。
あと、狭い家なので、お風呂の足拭きも兼ねます。

上の写真に見えてますが、ゴミ箱も一緒に買いました。
FILURの10Lと42Lです。
10Lは¥499、42Lは¥1,299でした。

小さい方を燃えないゴミ、大きい方を燃えるゴミ用にしようかと。

そして、ナチュラルウッドのハンガー8PをGET!
GW中に服を何着か手に入れるつもりなので、それ用です。
お値段¥499
安いーが、少々チープな感じです。

帰ってきた後、ズボン用のハンガーも買っておけばよかったと後悔しました。
う~ん、2Fの入口で売ってたんですよね。
後で買えばいいやと思って失念してしまった。
次の機会があれば手に入れたいです。

今日の買い物は以上!
去年と比べるとずいぶん大人しいですね。
なので配達をお願いしないで、抱えて帰りました。
しかし帰りの電車も物凄い混みようだったので、かなり周りに迷惑をお掛けしたかも知れません。
ごめんなさい。

春の物欲

いや~、早いもので、もうあっという間に4月です。
この間ちょっと日比谷公園に寄ったのですが、もう桜が満開でびっくりしました。
気温もグングン上がって、もう日中コートを着て歩くこともないでしょうね。

さて私の春の服と言えばパーカーで、寒ければ中にカーディガン等を重ね着するというスタイルでここ10年ばかりやって来てたのですがー。
30代も半ばを過ぎて、ちょっと大学生のような恰好を続けるのも考えものかと感じてきました。
で、アレコレと思いを巡らしたのですが、春用のジャケットを買って、寒ければ中にカーディガン等を重ね着するというスタイルで行こうと決めました。
そうと決まれば、私にとってのファッションセンターである御徒町に向かいます。

ラベンハムのキルティングジャケットに目星を付けていて、「ジャラーナ」で試着をさせてもらいます。
36を着て、丈は合ってるのですが、胴回りがスカスカする感じ。
もうちょっとタイトに着たかったので34も出してもらいます。
すると胸の辺りが窮屈で、上のボタンが閉じるかどうかという感じでした。
なので、ジャケットは見送り、Gパンだけ買って帰りました。

それがこれ↓、LEVI’S 501「ティンバーウルフ」

この間ここで買った501があまりに素晴らしく、形がいたく気に入ったので同じ501を買いました。
ただ、同じ色だと退屈なのでカーキに染めたタイプです。
これは洗ってもあまり縮まないそうなので、ジャストサイズのW30xL30を。

さてネットで色々調べてみると、ラベンハムのキルティングジャケットには、「デンハム」やら「デンストン」、「レクサム」に「クレイドン」といった、似てるようで微妙に違う様々なデザインがあるようです。

ジャラーナで試着したのは「デンハム」で、これはスーツの上から羽織れるようにゆとりある作りになってるんだとか。
どうりでスカスカするはずです。
で、「デンハム」と同型で細いのが「レイドン」だそうです。
ちょうどネットで処分価格で売ってるものがあり、試着していないのでちょっと不安でしたが、多分合ってるだろうとサイズ36のものをポチりました。
お値段2.2諭吉で、決して安くないですが、かなりディスカウントされてたのでお値打ちかなと思います。
二日後には届きました。

それがこれ↓

ちょっと分かりにくいですが、色はオリーブです。
冬に買ったコートがライトオリーブで、なかなか良かったので、同系色を選んでみました。

アウター、ライニングともにポリエステルです。中材は綿。
ライニングが鮮やかな黄色(カボチャの身の色)でちょっと派手ですが、細かくラベンハムの馬のシンボルが織り込まれていて、下品な感じではないです。
着てみるとサイズはピッタリ!
とても軽く、十分に暖かく気に入っています。
やや細めなので、体のラインも綺麗に出ているのではないかと思います。

そろそろ仕舞う予定の、先輩(?)とのツーショット。

さてー。「じゃジャケットも手に入って大満足だね!」で終わるかと言えばさにあらず。
さらに大きな難関、即ちいつでも私の欲望の中心にあるところの「靴(!)」が残っています。
今マグマのように煮え滾る物欲の中で身悶えしているところです。
かなり候補は絞られてきたのですがー。
まだ結論は出せていません。

さらに今月末、つまりGWが始まったら衣類の大リストラを敢行しようと考えています。
衣装ケースの中には数年来袖を通していないようなのがいっぱい残っています。
また靴も靴箱の中で肥やしになっているのがいくつもあります。
こいつらにドナトラばりに「You’re Fired!!(おまえはクビだ!)」を言い渡します。
(まあこういう状況を作り出してしまったのは、かつての未熟な自分で、服や靴は何も悪くないのですがー)

そしてクローゼットに「新しい血液」を注ぐべく、色々と策を練っているところです。
ふぅー。

ワイルドターキー13年

「ちくしょう酒だッ!」
ということでお酒のトピックです。

家でよくワイルドターキー8年を飲むのですが…。
飲むたびにこれ以上うまい酒なんてあるのかと思いますね…。
いや、そりゃ世界は広い。庶民には手の届かないスーパープレミアムな酒もあるでしょう。
「それで満足できるアンタは幸せ」と意地悪なことを言う人もいるでしょう。
しかし、このルビーのような深い色。
樽の香り、トワイスアップにしてもストレートで飲んでるとしか思えないほどの豊かなボデー。
何よりも価格とのバランスが素晴らしい。
日本の輸出業が地を這おうと、円高を絶対に支持します。

ところで、わたしはよく「業務スーパー」で買い物をします。
カッコ付で「業務スーパー」と書いたのは、あの緑の地に白地で書かれた看板を思い出してもらいたいからです。
つまり神戸物産のフランチャイズ店のことですね。

業務スーパーでは大抵お酒も売っています。
ディスカウントされているので、安いことが多いです。
しかし、冷食等の価格は店舗差がないにもかかわらず、お酒の値段は結構違う。
これはたぶん、フランチャイズなので、元何をやっていた店なのかによるのではないかと考えています。
「業務スーパー」と並んで「河内屋」と併記している店もあります。
これなどは、もともとお酒の専門店なので、ソッチ方面には強いのでしょう。

上野公園店(というより鶯谷に近い)がその「業務スーパー河内屋」なので上野に足を伸ばした際に寄り道することがありますがー。
ここは本当に安い!
アル中、ロクデナシどもの天国です。
そして、点数こそ多くはないが、時に「オォ?!」と声を上げてしまうような品を置く心憎い店。

ついこの間訪れたのですがー。
棚に置かれた「ワイルドターキー13年」の化粧箱を前にしばし息をするのも忘れました。
お値段「¥3,999」
---安い。
定価で¥7,100、ディスカウントでも5千円は下らない品です。
そして残り一本でした。
瞬間、鷹のような目になり、指先からも爪が生えて、棚から果実でももぎ取るように、ワイルドターキー13年を買い物かごにブチ込みました。

今こうしてワイルドターキー13年を前にしていますが、これが果たして現実なのか…?
イマイチ現実感が希薄です。
そして、ワイルドターキー8年も目の前にしていますが、これは¥2,299/1Lでした。
単純計算で、約2.5倍エクスペンシヴであり、2.5倍ウマくなければならないことになりますが、果たしてそんなことが可能なのか…?
ウマ味が水溶液中に飽和し、ガラスを溶かすことにならないかと思います。
まあ、「ワイルドターキーレアブリード」の時のように肩透かしに終わる可能性も無きにしも非ずですがー。
酒飲みの直感として、これはビシッと時速150kmでミットに飛び込んできてくれるような気がしています。
正直、いまの自分には開封(あけ)ることができません。

何か…、何か…、「超世の慶事」が来たときにこれを解こうと思います。
(そう言いながら開けられないボトルは増えてゆく…)

物欲第2章

年末年始にかなり物欲との戦いがあったことはここに記事に書きましたね~。
その戦いの結果、15名くらいの尊い諭吉が命を落とされたのですがー。
暖衣が満たされて、しばらく大人しくなっておりました。
埋め合わせもせにゃ、ということでなるべく外食をせず、酒も飲まず過ごしていたのですが。
ハッキリ言ってお酒は安上がりな趣味であることが分かりました。
もちろんビンテージワインとか、プレミアムなスコッチとか…?
そんなものを集めていたらいくらお金があっても足りませんがー。
スーパーとかで並んでいるボトルで、お高くてもせいぜい3千円程度。
それで二週間くらいは楽しめるんですから。

逆に何にお金を使いたくないかというと、パソコン、スマホ等のデジモノには使いたくない。
仕事がIT系なので、いかにも好きそうに思われるかも知れませんが、さにあらずなのです。
パソコン系は、ハード、ソフト問わず「なんでその値段になってるんだ?」というのがサッパリわかりません。
そしてあっという間に新しく、より性能の良い製品が安く出てくるので、「あ~バカみたい」と思わされることがしばしばです。

なので、時代遅れにもまだガラケーを使ってます(カシオ製)
たしか2008年に買い替えたので、もう8年近く使ってることになりますか…。
気が遠くなりそうです。
壊れれば踏ん切りがつくのですが、これが本当に壊れないのでどうしようもない。
まあ通話はスマホよりガラケーのほうがしやすそうなので、キャリアはしばらくこのままでもおいいかと思ってるんですがー。
お外でネットをするのに、スマホと格安SIMを導入するのはどうかと考えています。

たとえば外出して、ちょっと迷子になったとき、Googleマップが見れたらナァと思う場面がありました。
というか、いまでは普通にスマホを持ってる人は、何の抵抗もなくそうしてますよね。
通信料金のような「月額○○○円」というチョロチョロ出ていくお金にたいしては、すごーく警戒感を持ってしまうのですが、金額的にもだいぶこなれて来てるようなので、いいんじゃないかなと思いはじめています。

まだ迷ってますがー。

小春日和

今日は東京では20度くらいまで気温が上がって、春のような陽気でした。
陽気に誘われて上野公園に出掛けたのですが、やはり混んでましたね。
園内には所々に早咲きの桜が咲いていて、写真を撮る人達で人だかりになっていました。

こないだ買ったコートを着て出掛けたのですが、あまりに暑く脱ぐのやむなきに至りました。ホント、パーカーくらいで充分でした。
暖かくなるのは嬉しいですが、折角買ったコートの出番が減るのはちょっともったいない気がしています。

さて、東京都美術館で美術系学校の卒業制作の展覧会がやっていたので、無料だったので観てきました。

なかなか尖った作品が多く興味深く観ました。
それから小中学校の展覧会もあったので、時間もあったのでそちらも観ました。

先の美術学校に比べるとかなりのお遊戯臭ですが、ほっこりできて私はこういうのも好きです。

しかし中には目を見張るものもあり、上の原爆ドームの版画などソラリゼーション的効果をわざと狙ったのでは?と思わずおののきました。

絵皿の意匠も端正過ぎてほんとに中学生の作品かと疑うほどです。

美術館を出たあとは、不忍池をぐるっと一周して帰りました。

「春遠からず」
習字の題字でした。

来る物去る物

今年も残りわずかとなってきました。
季節は冬ですが、私にとっては物欲の季節。
冬物衣料を物色に、今日は御徒町のアメ横に行ってきました。

ところでこの間、ゴーゴリの「外套」という本を読みました。
これは近代ロシア文学の先駆けとも言われる画期的な小説なんだそうですが、私には単にうだつの上がらない男が外套にこだわり過ぎてみじめに破滅する姿にしか映りませんでした。
しかし今なら分かるような気がします。
凍てつくような寒さの中でも背筋をピンと伸ばせるような、素敵な外套が欲しいーー。
アカーキイ・アカーキエウィッチとは私のことであったのか…。

さて既製服の時代なので、私の理想の外套は「アメリカ屋」のハンガーにブラ下がっています。
仕立屋のオヤジならぬ、店員のお兄さんに試着させてもらいました。
う~む、恐ろしく暖かい。シャツ一枚でも問題ないほどだ。
やや肩口の辺りが窮屈でしたが、それ以外はあつらえたように体にフィットしている(ように感じる)

まさにマストバイーーなのですが、そこにはアカーキイと同じ問題があって、あまりにお高いんですな。
80ルーブリならぬ8諭吉。
おずおずと値引きをお願いしたのですが、突っぱねられ、空手で外に蹴り出されました。
実はわずかながらボーナスも出たので、買えないことはない。
しかし欲しいのはコートだけじゃないんだなこれが。

着古したコートを体に巻いて、次は「イケダヤ靴店」を覗きます。
お目当てはレッドウイングのチャッカブーツ。
ゴツイ系ではなく、キレイ目で、スーツにあわせて履いても合いそうな感じです。
こちらは5諭吉弱ほど。
試着させてもらうと、足を掴まれるようなタイトさがあって、普段スニーカーばっかり履いているので不安に。
しかし、次第に足の形に馴染んでくるとのこと。
それですっかりその気になりました。

しかし悩ましいことに、ブラックとブラウンの二色あり、どちらも甲乙付け難いのです。
ブラックが無難であることは間違いないのですが、ブラウンも深みのあるいい色をしており、むしろ使い込むにつれて表情の変化を楽しめるのではないかとも思えてくる…。
結局決めかね、買わずに店を後にしました。

意気込んで乗り込んだものの、決心つかずの不完全燃焼気味のアメ横訪問となりかけましたが、最後っ屁でジーンズをGET!

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「ジャラーナ」で買ったリーバイス501です。
リーバイスには501だの503だの色々とあり、私も分かったような分からないような感じなのですが、501はストレートな最もスタンダードな形だそうです。
裏から見るとこんなんです。

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サイズはW31、L32で私の体には大きすぎるのですが、これはノンウォッシュなので洗うと縮んで体に合うようになるんだとか…。
足は7cm程度も短くなると店員のお兄さんは言っていました。

ファッションに縁のない私ですが、これが初めてのリーバイスという訳ではないのです。
上京当時(1999年)選別代わりに親が買ってくれた503が私にとって最初のリーバイス。
それがこれ↓

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ウェストは驚異の28インチで、今ではとても履けませんが、記念として残してあります。
当時はこればっかり履いていたので、なかなか激しく色落ちしていますね。

さて、家に帰るとAmazonで注文していたニューバランスが届いていました。
MV880、色はクールグレイです。

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裏はこんな感じです。

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いかにもトレーニングシューズって雰囲気ですね。
ただ、そこはかとなくクラシックっぽさもあり気に入っています。

昔はニューバランスのクラシックなランニングシューズをいくつも持っていましたが、結局今も残ってるのはM1450一足となってしまいました。

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踵の部分が酷く剥げていますね。あと、「N」の文字が結構ボロボロになっている。

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靴底のパターンは割とハッキリ残ってますね。ただ踵の部分はほとんど消えてしまっています。

この靴は、忘れもしない、最初のボーナスで買った靴です。
ほんの寸志程度の額だったので、これを買ったらほとんど消えてしまいましたよ。
新宿のABCマートで、2万1千円だったと思います。
それから十年以上、日常的に履き続けてたので、それにしてはよく持ってくれたなと思います。
これもリーバイス同様、記念として残しておきたい品ですね。

ティファール インジニオ・ネオ・サファイア

「取っ手のとれるティファール」でお馴染みの、ティファール。
実はそのフライパンを愛用しているのですが、5年ほど使って焦げ付きが目立つようになってきたので、このたび買い替えました。

それにしても初めてティファールを使った時の感動は忘れられません。
一滴の油も使わず炒め物ができます。
そしてそれまで使ってきたテフロン加工のフライパンとは比較にならない耐久性に舌を巻きました。
ちょっとお高いですが、それだけの価値はあると思います。

↓が新しいのと、今までおつとめご苦労様なのです。

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う~ん、こうして並べてみると散々使い込んだなぁと感慨深い。
表面のパターンがすっかり消えてしまってますね。

裏返すとこんな感じです。
パターンが変わったんですね。

大切に使って、出来るだけ長く付き合っていきたいです。