中山道 風の旅

 ガイドブック版「鎌倉街道夢紀行」を手に取ってから、にわかに旅への憧憬が盛り上がってきました。
 「鎌倉—」の続編である、「中山道 風の旅」のDVDが村松健の通販サイトで売られていたので、ついポチってしまいました。
 
 届いたのがこれ。89分、三部構成になっています。
 一部は、広重の浮世絵とともに中山道の六十九の宿場を紹介するというもの。
 二部は放送された内容をダイジェストにしてまとめたものです。
 旅番組らしく、各地の名物を食したりもするのですが、健さんはタレントのようなリアクションをとらずに淡々と食するだけなので、それが逆に可笑しくて、変な笑いがでてしまいます。
 三部は旅先での演奏集です。教会や、日本庭園の中で行われた美しいピアノやオルガン演奏が収められています。
 
 全体的にかなりよくまとまっていると思いました。
 同じクォリティで「鎌倉—」の方も出してもらえれば言うことはないのですが。

鎌倉街道夢紀行

 わたしが大学生の時分に、ローカル局で「鎌倉街道夢紀行」という十五分番組が放送されていました。
 ピアニスト村松健が、鎌倉街道を歩いてたどり、旧跡を紹介するという番組です。
 ただなんとなく観ていただけなのですが、(当時の)近所が映ったりして、かなり楽しみにしてはいました。
 特に、村松健の手がけたBGMが素晴らしく、それが魅力の半分ほどを占めていたと言っても過言ではありませんでした。
 CDは後に手に入れました。
 
 今日、ふと図書館にて本棚を眺めていたら、たまたまこのタイトルが目に入いり、懐かしさの余り手に取ってしまいました。
 パラパラとめくると、懐かしい風景が目に飛び込んで来て、当時のことがしみじみと思い出されました。
 
 この頃ホームシック気味なので、この本を読んで癒されようかと思います。

かなまら祭

 今日は川崎大師へ、かなまら祭を見に行きました。
 この祭りは奇祭として有名だそうです。
 見てのとおり男根を象ったご神体を御輿に乗せ、その卑称を連呼しながら通りを練り歩くというものです。
 国際的にも知られており、「ウタマロフィスティバル」などと呼ばれているそうです。
 本当に外国人観光客が多く、掛け値なしに一割くらいはそうだったのではないかと思います。
 実際に御輿を間近に見ると、異様な迫力と非日常性に圧倒されました。
 周囲のギャラリーの動きも激しいこともあって、御輿の写真はあまり撮れませんでした。
 
 主に行列を先導する神主と巫女を撮っていました。
 特に巫女さんたちは可愛らしかったので、カメラを持つ手に力が入りました。
 二眼レフであることも手伝って、悪目立ちしてたかも知れません。
 外国人からも「あんなカメラ見たことあるか?」とか、「クラシカルだ」と言われてました。
 しかし年配の方からは「懐かしい」とに話しかけられて和やかな会話が弾みました。