水元公園

この酷暑の中、命の危険を冒しつつ水元公園に行ってきました。
この前行ったのは、たぶん半年くらい前のことじゃないかと思います。

歩いて行ったのですが、着くまでにすでに茹蛸状態に。
しかし園内に入ると、涼やかな木陰に癒されます。
心なしか風も爽やかな気が。

それにしても、小合溜を覆う水草の繁茂がスゴイ。
まるで原っぱのようではないか?!

ポプラ並木を通って、金魚の養殖場の方へ行きます。
道すがらにある沢はハスに覆われていて、美しい花の綻ぶのが見えます。

養殖場の周囲の池には、何やらラベンダーのような紫色の珍しい花が。
見ると、「ミソハギ」とありました。

大型の野鳥が無造作に道を歩いていて驚きます。
奴らも暑いなか飛ぶ気力が起きないのか、近づいても歩いて離れていくばかりです。

踵を転じて中央広場方面に向かいます。
下は、その途中のメタセコイアの森の手前で撮った小合溜。
翳りのある美しい表情です。

中央広場。
素晴らしい風景ですが、暑すぎて誰も走り回ったりしていません。

周囲の沢では水浴びをする子連れ客の姿が見えました。
あとBBQ広場もかなり盛況でした。

さらに北上して大場川と並走する部分に出ます。
ここはびっしりとハスの葉で覆われていました。

さすがに疲れたのでここで木陰のベンチに座って一休みしました。
蝉の音だけが聞こえます。
この暑さで、毎年毎年さぞ蝉の数が増えているでしょうね。

夏休み

今週は夏休み期間です。

厳しい暑さが続いていますが、今日はマシな方。
日が陰って、時折涼しい風が入ってきて助かります。

だいぶ記事の投稿を怠ってきましたが、それはこの暑さと関係があります。
5月に部屋の模様替えをした際に、パソコンをエアコンのない部屋に移動したため、暑いと触る気になれないという事---

パソコンなしでも記事が書けるように、タブレット用の無線キーボードとか買いましたけど、なんかパソコンの広い画面でないとダメですね。
なんで今日は暑くならないうちに集中的に書いてしまおうかと思います。

この休みは旅行するとかでもなく、家の周囲でブラブラしています。
こないだは、上野動物園に行ってきました。
お盆期間(8/8~16)は開園時間が3時間延長されて、20:00まで開園するイベント「真夏の夜の動物園」がやっています。
それに合わせて、不忍池テラスでビアガーデンをやるそうで、友達と一緒に行ってきました。

上野動物園に入るのは、実はこれが初めてです。
で、驚いたのは入口近くにパンダ小屋があるということ。
その物惜しみしない、「いきなりクライマックス」な態度、嫌いになれません。

これがそのパンダですが、仰向けになったまま微動だにせず…。
思わずヌイグルミかと疑いました。

パンダの後はゾウとかサル山とかを見て、早々に不忍池テラスで場所取りです。
何か会期の間、毎夜イベントがあるそうで、この日はアフリカ音楽の演奏でした。

大人しい演奏で、ちょっと意外でしたが、まぁムードがあって良かったんじゃないかと思います。
ビアガーデンもそれほど高くなく、満足のいくものでした。

帰り際、隅田川花火大会の花火がチラっと見え、イベントに花を添えてくれました。

別の日。

調布で会期の「水木しげるの戦争と新聞報道展」を、用事のついでに見に行きます。

水木しげるの戦争漫画と、当時の写真を交互に展示するといった内容です。
会場はあまり広くなかったですね。

興味深かったのは、出征前に書いた手記で、なかなか哲学的なことが書いてある。
あと、当時としては立派な体格で、優秀な兵士だったようです。
なにか水木しげるというと、ぼんやりした好々爺のようなイメージですが、あくまでキャラでやってるような気がしました。

12日にはご本人が来場されたそうです。
う~ん、生の水木しげる、見てみたかった。

特に予定のない日は、日中は部屋で暑さを避けてるのですが、一日中外に出ないのも不健康かと思い、夕方ごろ散歩します。
近頃は下町然とした風景が減ってきてるようですが、たまに濃厚な昭和の風景に出合うと嬉しくなりますね。
下はそんな思いにおされて撮った一枚です。

ケントメア400の作例

以前買ったケントメア400をやっと撮り終えたので、その作例をアップしていきたいと思います。

まずはお馴染み谷中霊園シリーズ

木の枝の表情が気に入っています

卒塔婆に妖しい感じで光が当たっていたのを撮った一枚

真冬の寒い日に中川公園から撮った大谷田団地
なんとも寒々しい画です
団地のクッキリ感はイルフォードに近いものを感じます

これも中川公園

堀切のあたりの団地で撮ったもの

これは上千葉砂原公園

ここは最近知ったのですが、狭い敷地に動物園(ヤギ、ブタ、ポニー、サル、鳥類など、ポニーには試乗できる)、交通公園、巨大なジャングルジムなどが寄せ集まったカオスな公園です。

桜も咲いていました

お花茶屋の踏切で撮ったもの
なかなか妖しく撮れたので、内心気に入っています

上千葉砂原公園の近くで撮った取り壊し現場
ピントが甘くイマイチな写真ですが、悪作例として載せておきます

秋の写真

この秋に撮った写真をズラズラと貼っていきたいと思います。

この間、イルフォードとケントメアというフィルムを買ったという記事を書きましたが、その直後に水元公園を訪れて撮ったのが↓です。

これはイルフォードのブローニーフィルム。
ISO感度が50という今までにない低感度フィルムだったので、用心しすぎて露光時間を長めに撮ってしまいましたが、それが仇となり、白潰れしてしまった作画が多数…。
ISO100のフィルムに対して気持ち長めくらいで良かったような気がします。
上のは黒々してるじゃん?と突っ込まれそうですが、それはスキャナーで取り込んだ後、フォトレタッチソフトで階調を調整しているためです。
デジタル万歳!


この二枚は135フィルム。
まだ残っていた富士フィルムのネオパン400で撮ったものです。
これが最後のネオパンになると思うと感慨深いものが。



これもまだネオパンですね。
上のは近所を流れている中川沿いの団地です。
真ん中と下は谷中霊園の近くです。

これもネオちゃんだったはず…。
日暮里付近の路地でウロウロしながら撮った一枚。
ネオパンは高感度ながら、黒のヌラリとした階調の美しさも出せるフィルムだったように思います。

ここからイルフォードの135フィルムに。
晴れた週末に荒川で撮ったものを何点か。



川べりのススキ。
何の変哲もないですが、なんかこう風にそよいでいるものを見るとそそられてつい撮ってしまうんです。

あと子供も親の目を盗んで撮る。

空の表情。
縮小するとそうでもないですが、やっぱりツブツブ感は強い。
でもネオパンとそう大差はないかなと思います。

北千住の路地を撮ったもの。
基本的にシャッキリしたドライな絵になると感じます。
ネオパンはしっとり、日本的?

作例見ても違いが分からないぞという方、ごもっとも。
私が好きなように階調を弄っているので、そんな繊細な違いはパソコンの画面には出せないんですね。

↓は参考までにほとんど同じ位置からコンデジで撮ったもの。

ここから11月頭に訪れた上野公園。

グリーンプラザ前のこの花のバスケットは見るたびに撮ってしまいます。


噴水の回りののどかな昼下がり。

上野東照宮前の売店。


不忍池へ回ります。
池は朽ちた蓮の茎で黄金色に輝いていました。

池の周囲の公園で遊ぶ子供たち。


ぐるっと回って弁財天に到着。
外国人が多かったです。


ここから家の近所編です。
中川公園の入口そばに咲いていた立派な皇帝ダリア。


中川公園は下水処理場の上に作られた公園で、広大な敷地にサッカーコートやアスレチック遊具、学校菜園などがあります。
また林のごとく木が生い茂っていて、下水処理場の上にあるということを忘れてしまいそう。

近くにはUR都市機構の大谷田団地があります。

これは隣接している大谷田南公園。
子供が喜びそうなミニ鉄道が敷設されています。

亀有駅のそばの見性寺です。
私の家にも近い。
寺なのに鳥居とはどういうことでしょうか。
しかし空の青、木々の緑、銀杏の黄色、鳥居の朱色と原色の取り合わせが美しい。

境内の本誓観音。
夕方になると奥の鐘を突く音がゴーンと聞こえてきてしてなんかしみじみします。


これはどこだったか…?
たぶん図書館に行く途中で撮ったもの。
味のあるアパートが多いんですね、やたらと。

今回まだケントメアまで手が回りませんでしたので、次回はその作例を載せられたらと思います。

墓マイラー

著名人のお墓を巡ることを趣味にしている人たちの事を「墓マイラー」と言うそうです。

二年位前、谷中霊園に行って鏑木清方のお墓を見てきたことを記事にした記憶がありますが、この頃再び同地を訪れて、「お墓参り」に対する興味が再燃してきました。
とは言え、私の「墓マイラー」としての関心は主に写真を撮ることにあります。

「地面の上」
つまり故人を偲ぶことではなく、もっと即物的に墓石自体、卒塔婆、供物、そして墓地という場所そのものにあります。
墓地というのは考えようによっては、写真を撮るのに理想的な場所ではないでしょうか?

第一にとても静かで、落ち着いた気分になれます。
谷中霊園という都心にほど近いところでさえ、ほとんど人気がありません。
ファインダーを通しての被写体との会話をだれにも邪魔されずに済みます。

そして墓石はどれも同じようでいて、その実個性に富んでいます。
形状もそうですが、新墓の御影石のヌメリとした質感や、年を経てザラリとしてきた肌理などが写真にどう写るかというのは、写真愛好家にとってはとても興味深い点です。
時刻によって変化する光の中で、墓石がどう見えるかを追求するのも面白いテーマでしょう。
灯籠や、つくばいといった脇役も目を愉しませ、飽きることがありません。

また墓地は、意外にも自然に溢れています。
谷中霊園は桜で有名ですし、この時期だとイチョウも見事です。
あまり手入れのされていない墓所では草葉が繁茂していて、それが無機質な墓石に対して際立って見えます。

ここから私が実際に撮った写真を紹介しながら、こだわりのポイントなどを説明していこうと思います。

この墓石ごとの肌理の違い。いいですよね?
卒塔婆の梵字も妖しい魅力を放っています。

これは宝塔というタイプか?
サイドの梵字がカッコイイ。


やはり動かないので、デッサンのように光と影の当たり方について色々と試すことが出来るのが魅力のひとつかも。


谷中霊園といえば、墓所の一等地。
それで、まるでマンションのような集合墓地すらあります。
これは新たな分譲地か?



日暮里駅前のタワーマンションがよく見えるのがシュールな感じです。
あとスカイツリーも。



生命力溢れる樹木が墓石と好対照を成しているようです。

見事なイチョウ。

墓地に咲き誇るコウタイダリア。

墓を覆い隠さんばかりに繁茂してる野草。

遠くからでもすごく目立っていた白樺の木。
傍らの墓石にも白樺の意匠が施されていました。
一体どういう所以が……?


これは無縫塔というタイプの墓石で、僧侶の墓だそう。
密集して建ってるのをよく目にしました。


卒塔婆…いい。

墓地に隣接する民家。
どんな感じだろうか…?

おお! 朽ちぬ花よ。

新しいフィルムに挑戦

三連休は台風の影響で天候が優れずちょっと残念でした。
それでも初日は水元公園に出掛け、久し振りに写真撮影に勤しみました。

前回の投稿でフィルムが高くなったと嘆いていましたが、今回はコダックが高くなったせいで相対的に安くなったフィルムを購入してみました。

右からイルフォードHP5プラス400(135フィルム)、ケントメア400(同じ)、イルフォードPANFプラス50(120フィルム)です。
今まで富士フィルムかコダックしか使ったことがありませんでしたが、イルフォードとケントメアに挑戦してみます。
と、意気込んでいますが単に安いと言うだけで、前提知識ゼロで購入しました。
値段は有楽町のビックカメラで、135フィルムのほうがいずれも¥597(税込み)、120フィルムのほうは¥699でした。

イルフォードとケントメアはいずれも元イギリスの企業で、現在はハーマン・テクノロジーという会社のブランドだそうです。
イルフォードが2004年に倒産して、その後経営再建でハーマン・テクノロジーと社名を変え、そのハーマンにケントメアが2007年に買収された経緯があります。

画質的には、色々なサイトを参考にすると、コダック、富士フィルムなどに比べて粒々感があるそうです。
それからラティチュードが狭いとも。
ラティチュードとはフィルムの白飛びや、黒潰れのしにくさの事ですが、これが狭いと撮影条件がシビアであるということになります。
う〜ん、難しそうだ。

それから、箱の裏に現像時間のデータ表が印刷されているのですが、イルフォードもケントメアも長めなのが気になります。
コダックや富士フィルムは、D-76という薬液を半分に希釈した現像剤で9分くらい(液温20℃)でしたが、イルフォードは11分、ケントメアの方は16分という長さ!
これまでの癖で、うっかり早めに水揚げしてしまわないだろうか心配です。

とはいえ撮った写真を現像してお見せ出来るのはまだまだ先になりそうなので、コンデジで撮ったものをアップします。
(やっぱりデジカメは手軽だなぁ)

水元公園の中央広場の様子。
この日は連休の初日ということもあり、家族連れが多かったです。
とくにBBQ場は人でごった返していました。

日が傾いたころに撮った水元大橋。
鏡のように凪いだ水面が美しい。

帰り道、すっかり日が落ちた後の中川の風景。
嵐の前の静けさかな。

ブックセンターいとう 聖蹟桜ヶ丘店閉店

閉店したのが今年の二月だそうなので、だいぶ亀なのですが…。

こちらも前に記事にしたジェーソン昭島店同様、かつてのサイクリングコースでした。
お値段はチット高めながら、ブックオフよりも品揃えが充実していて、ワクワクさせてくれるお店でした。

去年の7月に、たまたま近くに行った折に立ち寄ったのが最後となりました。
残念ですが、いい思い出を残してくれたことに感謝したいです。

深大寺

この前の日曜日に深大寺を訪れたので、その時の様子をレポートしようと思います。

一時半ごろ調布駅下車。
地下化工事後はじめて降りましたが、あまりの変化にびっくり。
まるでみなとみらい線のようになっていました。

北口ロータリーのパルコ前の14番で、神代植物公園経由、深大寺行を待ちます。
ちょうどバスが出てしまった後だったので15分ほど待ちました。
34番のバスが入ってきたので乗り込みます。
この日は連休中だったこともあるのでしょうが、車内はけっこう混みました。
しかし待ったかいあって窓際席に座れて良かった…。

車窓の景色は多摩…ッ
大学時代を通して八王子に長く住んでたのでこの風景は懐かしくてほっこりします。
途中、深大寺小学校の脇を通ります。
瓦葺の塀がすごい。
なんと開校140周年だそうで、今日は運動会をしていました。

15分ほど乗って、終点の深大寺山門前に到着します。
参道を入ってすぐのところには「鬼太郎茶屋」が。


興味をそそられましたが、まだ昼食を摂っておらず、腹が減っては戦はできぬという訳で寄りませんでした。
山門前の通りを左手に入って、坂を登り、神代植物公園の入口が見える地点まで上がっていきます。
ここにあるのがそば処「玉乃屋」

店内と店外の席があるのですが、今日は気持ちのよいお天気だったので外で頂きました。
頼んだのは「十割そば太打ち田舎」
お値段¥950

(「高いッッ…!」)

と内心叫びましたが、ここでケチるのも寂しいものがあるので、贅沢にいきます。
とは言えこれでも安いほうなんですよね、鴨せいろなんて¥1,850もする。

出てきました。
きしめんのような形の麺です。
十割そばを食べたのは、もしかしてこれが初めてじゃないかな。
歯応えがあって美味しかったです。
そば湯もイケました。

食後、また山門前に降り、土産物店などを見て回ります。
楽焼ができる深大寺窯を見学しましたが、今回はパス。

深大寺の境内を散策します。
これが本堂。

早子地蔵に捧げられた風車が哀れを誘います。

キレイに色付いた境内のシダレカツラ。

とまあ、色々みたのですが、境内も大して広いわけでもなく時間が余ってしまいました。
そこでやっぱり神代植物公園へ行こうということに。
しかし、植物園の入場料は¥500
う〜ん、これ高くはないか?
たかが植物を観るためにそんなに払う人いますか?
と不承不承だったのですが、ばら園を見てそんな不平もすっ飛びました。


折しも秋のバラフェスタの会期中(11/4まで)で、咲き乱れる色とりどりバラに目を奪われました。
そのほんの一部ですが、ここに一挙貼りまくります。
品種はメモしてないので分かりませんが、ご容赦を。

さて、ばら園に隣接して大温室があり、そこもひと通り見て回りました。
入るとむっとする暑さと湿度、そして濃厚な土の匂いがします。
「熱帯の花木室」

バナナに思わず興奮。

さらにカカオに大興奮。
本当に木の幹に直に生えてるんですね。

「熱帯の花木室」を抜けると、温室の右翼と左翼を結ぶブリッジのような場所があり、生花のコンテストを行っていました。
その先が「熱帯スイレン室」

そこを抜けると、「ベゴニア室」となり、たくさんのベゴニアの鉢が並べられていました。

これは美しい!

出口付近ではランの鉢植えが展示されていました。

温室からでると、はや夕刻。
十分堪能し、植物園を後にすることに。

正門側では菊花大会が行われていて、こちらも目を楽しませてくれました。


神代植物公園、想像以上に楽しませてもらいました。
でも今回は回り切れなかったところも沢山あるので、次の機会には隈なく見て回りたいですね。

秋の写真

ここ数日間はスッキリしない天気が続いていますが、10月に入ってから「ヤッホー!」と快哉を叫びたいほどの快晴に恵まれ、写真の趣味が捗りました。
その一部をお目にかけたいと思います。

まずはこれ。
近所の善徳寺の金木犀。

次も金木犀です。
なんともモコモコと生えていて可愛らしかった。
金木犀はこの時期に、短い間しか咲かないので、見かけたらパシャパシャ撮りました。

次は世田谷の住宅街をぶらぶらして撮ったシリーズ。
この日は目に染みるほどの青空でした。
民家の間から鉄塔がニョッキリと顔を出して、対比が面白い絵。

台風にやられたのか、崩れかけている家。
家並みの中に忽然と現れたので、ギョットさせられました。
空の青さがなんとも無常を感じさせると思います。

しかしそんな中でもほっこりタイム。
小春日和に誘われたのかヒョウモンチョウが植え込みに舞っていました。

世田谷シリーズの締めは墓場。
手前に黄色い棒(コレなんて言うんだろう)を置いたことでちょっと面白くなったような気がします。
壁にかかった陰が怪しい感じで、結構気に入っています。

再び舞台は地元へ。
これは台風26号が通過したすぐ後に撮った空の写真。
雲の表情が非常に美しく、えも言われぬ感動を味わいました。
この日は何枚も撮りましたが、ベストテイクと思われるこれを載せます。

同じ日の晩に撮った空。
この日は満月で、雲間から時折顔をのぞかせる銀色の月が美しすぎました。
夜なので画質的には苦しいですが、雰囲気を感じていただければと思います。

最近のフィルム写真(7、8月)

夏の間に撮ったフィルム写真を現像したので、UPしていきたいと思います。
7〜8月の間に撮った、36枚入りフィルム2カートリッジ分(=72枚)の写真からピックアップします。
2カートリッジずつ現像することが多いですが、これは現像タンクに最大2つ入り、薬液の節約になるからです。
そのせいでいつも現像の間隔が数ヶ月ごとになってしまいますが。

まずは暑い盛りに出かけた御徒町。
ここはいつも活気に溢れて賑わっています。

最近とみに国際色が豊かになってきたようで、シシカバブーを売る中東系のお兄さんや、ブラザー系お兄さんがとっても怖いです。
ここに来るとよく、「みなとや食品」という露天店で海鮮丼を食べるのですが、食中毒など意に介さずこの日も食べました、小柱とサーモン丼。
衛生という言葉を嘲笑うかのような店内なので、だれにでもは勧められませんが、安さと旨さに裏切られたことはありません。
ここはたこ焼き屋も併設しています。
下の一枚は、丼が届くのを待ちながらその行列を撮ったもの。

ダミ後が飛び交うアメ横の店先を眺めるのも楽しみの一つです。
ひと際目を惹いたロブスター。
そういえば昔「レッドロブスター」っていうCMがやっていたのを思い出しました。

次は水元公園。
ワンシーズンに一回は出かけています。
今回も超暑い中、涼を求めて足を運びました。

ざわわ~ざわわ~、サトウキビ畑ではありませんが、この日は風があって助かった。
そんな一枚。

そして蓮の葉が繁茂していました。
花はだいたい散っていましたが、それでもところどころ咲いていました。

印象的な木立。

小合溜を回って、対岸のみさと公園に行きます。
普段は子どもたちで賑わうアスレチックも、今日は流石に暑すぎたのか閑散としていました。

水元公園の北側には大場川が、小合溜と狭い「洲」を隔てて流れています。
(↓の写真では、左が小合溜、右が大場川)
洲は東は国道298号線のあたりから始まっていて、1kmほどもあり、西の水のふれあいルームまで続きます。

足元が危ういので途中で引き返してしまいましたが、貫走してみたかった。
小合溜には蓮の葉がびっしりと生い茂っていて見ものでした。

埼玉県八潮市を通って、公園の西側に周りました。
県境をわたると急に田舎になったように感じられたのが興味深かったです。

水のふれあいルームのあたりから撮った小合溜。

そろそろ夕刻に近づいていたので、この後、水本グリーンプラザにちょっと寄って帰りました。
水本グリーンプラザではこの時期、水元公園の写真展示が行われてました。
空調が聞いていて助かりました。まさに天国。

帰り道に、中川から水元方面を望んで撮った一枚。
それにしてもこの日はよく歩いたなあ。