テレワークについて

四連休ほとんど雨でした。今年の梅雨は長いですね…。
GWのあたりでは夏にはコロナが収束するんじゃないかと楽観的に考えてましたが、それどころか第二波の兆しさえ見えています。
会社はGW明けてまもなくテレワークとなり、5月いっぱい自宅で仕事をしていました。
お陰で給付金で買った骨盤矯正クッション「スタイルプレミアムDX」が活躍しましたよ。

ベロア地が高級感あってなかなか気に入っています。
しかしこれから買おうかなと思っている方にはちょっとアドバイスをしたい。スタイルプレミアムDXは普通のスタイルプレミアムに比べてクッションが厚いので窮屈に感じると思います。いずれウレタンがへたってちょうどいい感じになるんじゃないかと思わないこともないですが、大柄の方は気をつけた方が良いです。私はどちらかというと小柄な方ですが、それでもちょっとキツく感じます。
あと、足を閉じた姿勢を強制されるので足を開いて座る癖のある男性なんかはしんどさを感じると思います。

もうひとつ給付金で買ったのが空気清浄機、ブルーエア“Blue Pure231LR”

高さが52cmもあり、想像以上に大きかったです…。
シンプルな外見通り、特別な機能は一切なく、大きなファンで360度方向から埃を吸い取ります。
これは2個のキューブを重ねたような形状をしており、ファンの付いている上部とフィルターの付いている下部に分離します。
その下部にパンツのように被せるプレフィルターが3色付属していました。
強弱は3段階で、強にするとかなりの音がしますが、部屋中の空気がそちらに向かって動くのが感じられ「がんばってるな!」と実感します。弱にするとほとんど気にならないくらいの音なので、普段は弱にして24時間回しています。
効果のほどは正直あまりよくわからないですが、たまに見てみるとプレフィルターに埃がびっしりと着いているので、それだけの埃から守ってくれたんだ~と頼もしく思います。
ただ実はテレワークはサービスルームを仕事場にして行っていて、空気清浄機はリビングに置いてあるのであんまり恩恵に与っていないんですよね~。

6月からまた通勤が再開し、7月中旬くらいまで出勤していました。
電車も徐々にコロナ前の混雑っぷりに戻って来てたので、このままいつも通りの日常に戻っていくのかな~と思っていた矢先、なんと職場でコロナ感染者が発生しました!
まぁ直接やり取りするような関係ではなかったのですが、いままでどこか対岸の火事のように感じていたのが身近に感染者が出て一気に現実味を帯びて来てしまいましたよ…。
それで再びテレワークになり、とりあえず7月いっぱいはリモートで仕事することになります。
8月からどうなるんでしょうね~。出来ればテレワーク継続が良いですね。

給付金の使い道

前回の投稿からだいぶ時間が空いてしまいましたが、その間に世の中はとんでもないことになってしまいましたね…。
大阪旅行に行った去年のGWと比べると隔世の感があります。
私の勤め先でも密集を避けるため交代制の勤務となり、GW明けからはついにテレワークが始まりそうです。
以前の投稿で怨嗟の声を挙げた東横線も、今や通勤時間に急行に楽々座れるほどのガラガラ。
渋谷もびっくりするほど人が減って、何か別の街のような感じがします。

ところで30万とか10万とか紆余曲折のあった給付金ですが、どうやら全員貰えそうで安心しています。
ステイホームで憂鬱ですが、使い道を考えるとちょっとは楽しく過ごせそうです。

自由なお金が10万も!というと、私なら革靴、スーツ、時計といったファッションやデジカメ、タブレット等のデジモノ系、ウィスキーなんかが頭に浮かびますね。
はたまたオーディオといった「古傷」も疼く感じがします。

しかしテレワークなのでスーツとかは買っても活躍しそうにないですね…。
逆にテレワークで便利そうなのは良い椅子とかでしょうか。
そこで前々から興味があった骨盤矯正クッションを買おうかと思っています。

IT系なので長時間椅子に座っていることが多く、これまでも何度か検討したことはありました。
東急ハンズなんかで色々座ってみた結果、MTGの出している「スタイルプレミアム」というのが中々良いなと思ってたのですが、結構高い(2.5万くらい)のと職場まで持っていくのが大変なサイズなので見送っていました。(あと職場の椅子に置きっぱなしにして盗まれたりしたら嫌だな…というのもあった)
でもテレワークなら自宅なのでその点は問題なし。
給付金もあるので最上位の「スタイルプレミアムDX」を意を決してポチり……ッ!
まだ届いていませんが、楽しみにしています。
そのうちレビューなんかを載せられたらと思います。

その他の使い道ですが、これもテレワ関係になるかもしれませんが、空気清浄機を検討しています。
ずっと部屋に閉じこもりきりだと空気が悪くなると思いますからね。

職場の自販機で購入しているジュース

かつての私はかなりケチで、自販機でジュースを買うのなんてもったいない!と仕事場には水筒を持参したり、週末に業務スーパーとか「ビッグA」とかで神戸居留地あたりの激安缶コーヒーを買い溜めして持って行ったりしていました。
しかしこの頃はその労力を考えると、職場の自販機で買うのと大してコストが変わらないんじゃないかと思うようになり、以前よりは気軽にコインを投入するようになっています。
ただ貧乏性は相変わらずで、ただ飲んだだけだと勿体ない気がするので、初めて飲んだボトルは写真に撮って記録しています。
それがある程度溜まったので、全く意味のない記事ではありますが、紹介していきたいと思います。
ちなみに写真は最近~古い順になっています。

これはポッカの「JELEETS ラテゼリー」
職場の自販機では¥140でしたね。(普通より10円ディスカウントされている)
量の割にお高いですが、ゼリーが入っていて、振ることでクラッシュするというデザート感覚のコーヒーラテです。
美味しくて好きですが、たまに大きいゼリーが喉に詰まってむせそうになります。

ウィルキンソン炭酸のレモン風味。¥100也。
私はふだん水は買わないです。貧乏くさいですが、水ならタダで水道から飲める!
確か財布に100円しかなくて、一番安いコレをやむを得ず買ったと思います。でも最後の抵抗でレモン風味を選び、少なくともただの水ではないと心を慰めたのでした。

これはいわゆる自販機コンビニで買ったブツ。
他にもサンドイッチやおにぎりなんかが並んでいてスゴイな~と感心してつい買ってしまいました。¥140だったかな。ちと割高ですね。

これも同じく自販機コンビニに並んでいたブツ。
懐かしのパッケージにお馴染みの激甘さ。でも、仕事で疲れた時なんかに飲むと美味しく感じます。

これはワンダ「ラテリッチ キャラメルナッツ」
¥130で売ってます。JELEETS ラテゼリー同様、量が無いのでちょっと贅沢なのですがこれは旨いです!
買うときはちょっとした自分へのご褒美という感じですね。

アサヒ「抹茶ラテ」
目新しさに惹かれて購入したものですが、ちゃんと抹茶の味もしてました。
ただインパクトが薄くてリピートはしてないですね。

コーヒー系が続きましたが、ここでアサヒ 三ツ矢100%アップル。
¥130…、だったと思う。
アップルタイザーみたいで非常に美味しいです。ただ、量が430mlと微妙…。お値段据え置きで500でお願いしたい。

大槻教授が一枚噛んでるのか分からないが、「プラズマ乳酸菌」なる謎の乳酸菌を1,000億個含んでるらしいキリン「まもるチカラのSUPLI」
味は薄いヤクルトみたいな感じです。自販機価格¥140
お腹に自信のない私は割とよく買っています。

職場の自販機にもレッドブルやモンスターエナジーといったエナジードリンクは並んでいて、よっぽど辛いときには手を延ばすことがあります。
ただそこまで辛くはないけど、ちょっとリフレッシュしたいなーと思っていた時に視界の隅に入ったのが、ペプシ「リフレッシュ ショット」 ¥110とお値段も手頃。
飲んだ感想はー、「ちょっと炭酸の強いコーラでは?」

来たッ!
そうそう、こういうので良いんだよと言いたくなる「リアルゴールド ウルトラチャージ レモン」
エナドリを飲むほどじゃないけど何か欲しい時にビシッっとハマる量、味、プライス(¥140)です。

いや~、濃い!
UCC「フルボディ」
タイトルに偽りなしの力強い味です。何を隠そう一番飲んでいる缶コーヒーです。
量もたっぷり375mlあり、お値段も手頃(¥130)
缶コーヒーの最終回答では?と唸りたくなる逸品。

番外編
ライジンのドライとモヒート。

買ったのではなく、渋谷で試供品として配られていたものです。
海外のエナドリと比べると香りや甘さが抑えられていて飲みやすいですね。
特にモヒートは爽やかで上品な味わいで好感触です。

ただ私的にはケレン味たっぷりな味わいもエナドリの醍醐味かなと思うので、疲れた時に手を延ばすかは微妙ですね。

通勤について

だいぶご無沙汰していました…。
夏~秋口にかけては仕事がかなり多忙で、なかなか自由な時間を持てませんでした。
10月末で別業務に異動することとなり、その引継ぎ作業やらで忙殺されていました。今のところは異動後のバタバタも一段落ついて、仕事の上では割と余裕が持てています。

しかし、異動したことで勤務地も変わり通勤時間が大幅に長くなってしまいました。
これまでは川崎だったので、片道30分くらいだったのですが、およそ3倍の一時間半ほども掛かります。
東急東横線で渋谷に出て、京王井の頭線に乗り換えて吉祥寺まで行き、そこから更にバスに乗ります。

朝の東横線はヤバい…。
初日にいきなりもみくちゃにされ、強烈な洗礼を浴びさせられました。
京浜東北線だと運良ければすわれることもありましたが、東横線だとまぁ千に三つといったところでしょうか。
各停なら菊名で始発待ちすれば座れないこともないと思いますが、東横線のほぼ端から端まで乗るので、ただでさえ通勤時間が長いのにそんなに時間をかけたくないなーと思います。

仕事は余裕が出てきたのにこの路線のせいでストレスが異常ですよ…。
ニンゲン…、ヤバい。
みんな善男善女みたいな顔しながらグイグイ押してきます。
例えば、座れないまでもどこかの吊革にやっとしがみついて、目の前の網棚に鞄を置くじゃないですか。そうしたら、その吊革の真下は紛れもなく「私の場所」の筈――。それが通じない。
ヒヨシあたりから金型に流し込まれるようにゾロゾロ乗って来た乗客が、人の法よりも液体の法則に従ってグイグイ押してきます。
無論その前から車内は満員で、隣の乗客との隙間なんて無いんですよ。
それを知ってか知らずか「自分さえ乗れれば後は知らねー」とばかりにエゴ丸出しで押してきます。
しかし、吊革はこの1ダースもの成人病を抱えた東京という中年の硬化した動脈を流れるコルステロールまみれの血液を泳ぎ切るための「浮き輪」なので、どうしても手放す訳にはいきません。
なので生き汚く吊り輪にしがみつきながらバナナのように身体を曲げて、何千人ものエゴイストを満載した箱に揺られて渋谷を目指すことになります。
渋谷駅に吐き出された後はもうボロボロですよ…。

いったい誰もこんな状況をおかしいと思わないのでしょうか?
自由が丘だ、田園調布だ、ナカメだのとハイソを気取っておいて、その実は毎朝押し合いへし合い、息も吐かせぬほどの混雑の中で、他人も「自分自身」もの尊厳を踏みにじっていることに気が付いていないのでしょうか?!?
今世紀後半では、旧ソ連のラーゲリよろしく日本民族の心に後ろ暗い記憶として刻まれていること請け合いですが、「今」それを公然と指摘できる人はいないのですか?
それとも私が日本のソルジェニーツィンにならなければならのいのでしょうか――。

とまぁ、変なことを考えるくらい辛いものがあります。
こんな環境でもたくましくスマホをいじってる人がいますがー、私には無理ですね。だいたい音楽を聴くか、録音していたラジオを聞いてやり過ごしています。
二週間くらい通勤して分かったのは、とにかく車両の奥に行くことですねー。
入口近くだと乗降客の流れに洗濯機の中の靴下みたいにモミクチャにされます。
車両の中央、もしくは連結部のそばにまで行ければ人の流れが少ないので無難にやり過ごせます。液体の法則ですね。

しかしそんな思いをして辿り着いた渋谷も単に中継監獄(注:ソルジェ用語)に過ぎない…。
東急渋谷駅は地下深くにある(なぜ?)
そこからわざわざマークシティの上にある京王線の改札まで移動しなければなりません。その道順が迷路過ぎて何度間違えたことか…。もう慣れたので大丈夫ですが。
慣れないのは遠さ!
地下5階(?!)の東急の改札から、地上2階の京王まで毎日7階分の移動ですよ?!
それに加えて人の多さ。
とちゅう半蔵門線からJRに乗り換える人の流れが京王線を目指す流れと直角にぶつかるため、その「大河」を毎回渡航しなければならず辟易させられます。
例によって液体と化した連中は「絶対通らせないぜぇー」と言わんばかりに距離の詰まった行列を形成し、人間らしさを失った横目でこちらを白眼視してきます。
その進化しすぎたゴジラみたいに八心室もある心臓を流れる憎悪を運ぶ赤血球を押し分けて向こうに渡るわけですが、ここでもコツが…。
それは白刃を晒して凄む――。ではなく、いったん列に並び流れに同化しつつ徐々にスライドし反対側に抜けることです。ただ、急いでいる時は本当にイライラしますね。

マークシティの2階まで上がると改札まではぶわ~っと道いっぱいに広がった人の流れと逆行して進むことになります(これもまたシンドイ)
しかし、上りと下りでこうも掌を返すみたいにと感心するのですが、吉祥寺行の井の頭線は激空きです。
改札に近い5号車は駆け込み客で混むことがありますが、先頭車両に行くほど空いていて、座れないことはまずありません。私はだいたい端の席を確保して居眠りをキメ込んでいます。超絶圧縮の東横線の後だけに癒されますねー。
不満と言えば私が利用する8時台は何故か各停しかないため無駄に時間がかかる点ですが、まぁ目をつぶろうという気になるいっときのオアシスです。

吉祥寺からはバスとなります。
5分間隔くらいで出ているので、いつもそれほど待たずに乗れるのですが、ここでもやっぱり超満員です。
これが2、3駅くらいだったら歩くのですが、わりと結構あるんですよね。
ただ歩いて出勤してくる人もいなくもないです。
バスは乗車時の先払いなので近距離だともったいない気がしなくもないです。
慣れてきたら運動不足解消のため歩いても良いかも知れませんね。

RE:仕事について

 今日、ふたたび前の会社から連絡があったのですが、全体の費用から清掃代を引いた分を負担して欲しいと言われました。
 それは修繕費なので自責でしょう、ということですか…
 変にモメるのも嫌なのでOKしました。
 ちと痛いですが。

仕事について

 かなり更新に間があいてしまいました。すみません。
 やっと身辺の整理がついてきたので、これからは定期的に投稿していくつもりです。
 
 ちょっと仕事がらみでいくつかトピックを。
 この前書いたとおり通勤が大変です。しかし、金沢文庫は快速特急の増結があるので、待てば必ず座っていけることが判りました。なので、この頃は家を早めに出て一、二本見送ってから座って行ってます。
 快特は7時台は10分間隔なので、待ち時間はおよそ10〜20分ですね。
 しかしそのお陰で家で朝食を摂る時間が無くなりました。それで、途中で朝食を買って始業前に自席で食べたり、立ち食いそば屋などを利用しています。
 あまり良い傾向ではありませんが、仕方がないかな……。
 
 そんな風によく利用するそば屋が、職場の近くにある「小諸そば」なのですが、そこで食べた「肉うどん」があまりに美味かったので、ちょっとコメントしたいです。
 うどんの上に豚バラ肉の薄切りが乗っているだけのシンプルなものですが、肉のしつこさがなく、さっぱりしていて食べやすいです。さらに柚子胡椒が添えてあって、爽やかな辛さが食欲を刺激してくれます。
 このうどんと柚子胡椒という取り合わせ、一種の発明ではないでしょうか?(それとも普通にこれらを合わせている地域があるのかな?)
 気に入りました。値段も五〇〇円弱でお手頃です。
 
 食うことばかりでなく仕事も。社給のパソコンはかなり良いものを用意してもらえました。
 CPUはCorei3、メモリ4G、OSはWindows7です(これが期待の表れということですと、ちょっとプレッシャーですが)
 それで、初めてWin7に触れたのですが、これが気に入らないのでディスりたいです。
 というかインターフェイスのAeroのことなのですが、あのウィンドウのスケスケは……。その他にも、「グラフィックカードのパワーを無駄にしてませんぜ」と言わんばかりの、光沢、グラデーション、ドロップシャドウを使いまくりで、ゴチャゴチャした印象です。
 もっとも気に入らなかったのが、ウィンドウをディスプレイの端に持って行くと、勝手にサイズを変える「エアロスナップ」 これは本当に鬱陶しかったので、すぐに無効にしました。
 それからエクスプローラーの「上に移動」ボタンはどこへ行ったんですか? 変なところだけMacのマネをして……。それでもまあ、Winの方がパスから移動できるのでまだマシかな。
 慣れかも知れませんが、ちょっと違和感があったので愚痴です。しかし、3Dフリップは普通に感動しました。
 
 それから久しぶりに前の会社から連絡が来たと思ったら、前の賃貸の不動産屋から「退去後の修繕・清掃」に十万円の請求が来たとのことでした(会社で借りた物件だったので)
 一年しか住んでおらず、そんなに汚した覚えもないので、退去時の修繕見積書をFAXして状況を説明しました。
 それをもって会社側が不動産屋と交渉してみたところ、4万円台に収まったそうです。
 「良かった」と喜びたいところですが、最初の請求の半分以下になるとはどういうことでしょう。
 吹っかけられたのではないでしょうか。
 敷金礼金なしの物件だったので、家賃一ヶ月分くらい取られるのは、もしかしたら妥当な線なのかも知れませんが、 見積りなどあってないようなもの、不動産屋からは不誠実な匂いがします。
 10月末に前職の最後の振込があるのですが、差っ引かれなければ良いのですが。

仕事のやり方

 近頃仕事で大いに反省させられることがありました。
 お客さんに頼まれてデータを取っていたのですが、「やり方が悪い」と注意を受けたのです。もっと要領よく、少ない手数でやれるはずだと。
 確かにその仕事はまだ不慣れで、いまいち要領が掴めないでいたのです。そこで組み合わせの数だけ網羅的にやるやり方を取ってしまいました。
 しかし、「もっと上手いやり方はないだろうか?」と少しでも考えてさえいれば、そんな贅肉だらけの方法を取るはずもありませんでした。それで思慮の浅さを大いに恥じた訳です。
 
 そのお客さんは人使いが荒く、わたしは内心不満を抱えているのですが、技術者としては本物です。
 彼の指示に従っていると、最初は「そんなに短い時間でできるはずがない」と思ってしまうような仕事でも、ちゃんと予定通りにできてしまうのです。
 物理の博士号を持っているような人が、半年かけても完成できずに投げてしまったようなプログラムを一ヶ月あまりで組んでしまったこともあります。
 まるで魔法の様だと感じます。その指導力は認めざるを得ません。
 
 その秘密は何なのだろうかと考えてきました。
 彼は実際の作業に着手する前に、綿密な設計書や計画表を出させます。そういう計画的な仕事の仕方が良いのだろうと思っていました。
 でも、今考えると、本当に大切なのは、「どうしたらもっと効率的に作業が行えるのだろう?」と常に考える姿勢ではなかったかと思います。
 
 先月「北村薫の創作表現講義」の感想を書いたときに、釈由美子のエピソードを引用しました。まさにぴったり当て嵌まります。
 
 「《どういう風にやったら》というのを、《自分で》考える。それが勉強」
 「《どういう風にやったら》というのを、《自分で》考える。それが仕事」
 
 ガツンと衝撃を受けましたね。
 自分は真に仕事ということに値する仕事をしてきたのだろうかと考えさせられました。

部下

 十月からわたしの下に部下が付きました。後輩と一緒に仕事をしたことはありますが、本当の部下を持ったのは入社四年目にして初めてです。
 面倒くさいやと思って来ましたが、それ以上に上に立つというのは気分が良いものですね。