ビール日誌

明けましておめでとうございます……。
なにかバタバタしている間に年が明けてましたね。

これまでわたしは焼酎、ウイスキーといった蒸留酒派だったんですが、インドの青鬼といったIPAとの出会いに感激し、一昨年から意識してビールを飲むようになってきました。
が、感じるのはビールのテイスティングの難しさ。
アサヒはどうであるとか、キリンはどうだとかいう各社の味の違いはまっったく分かりません。
あとお酒全般に言えることですが、体調によって味が変わります。
なのでレビューというより、単なるメモですが、ある程度たまって来たのでいっぺんダンプしてみようと思います。
生温い視線で読んでもらえればと思います。

2023年9月2日
プレミアムモルツ 香るエール
コンビニのポイントの引き換えでタダでGETしたような気がします。
味はプレモルよりフルーティーで軽めだったような気がしますが、正直あんまり覚えてません。

2023年9月3日
インドの青鬼 ¥250(¥275)
今までに味わったことのないフレッシュな香りと濃い味のビール! 感動した!!

2023年9月5日
エビス
これも買ったものじゃなく、誰かに頂いたか、ポイント引き換えで手に入れたものだと思います。
味は第三のビールとかに比べると濃いんですが、それだけ飲んでも「ふつー」という感じですね。

2023年9月17日
よなよなエール ¥222(¥245)
飲みやすいですが、IPAにはもうちょいパンチが欲しいなと思うところです。

2023年9月18日
龍馬ブルームIPA ¥278(¥306)
柑橘系の香りで飲みやすかったですね。

2023年10月8日
雷電カンヌキIPA ¥330(¥363)
ちーと高いがウマイ! インドの青鬼と一、二を争う旨さ

2023年10月14日
KIRINスプリングバレー シルクエール(白) ¥238(¥262)
う~ん、特に特徴もない味でしたね。

2023年10月15日
悪魔のビール赤 ¥278(¥306)
IPAらしく香り高く、黒ビールっぽく濃い味でした。

2023年11月30日
インドの青鬼 350ml×24本 ¥5,691(¥6,260)
ホクホクの1ケース買い。年末年始にかけて頂きました。
しかしどういうわけか最初に飲んだ時ほどおいしく感じず……。

最初は保存状態が良くなかったのではないかと訝しんだのですが、この時期は激務で生活リズムが崩れていたため、本来のおいしさを感じることができなかったんだと思います。
もったいないことをしましたね…。

2023年12月23日
アサヒ生ビール マルエフ
これも買ったものでは無いと思います。味もまったく記憶になし!

2024年3月21日
ブリュードッグ PUNK IPA ¥338(¥372)
世界的に名高い(値段もいい値段)らしいが、ジュースっぽく、薄い味に感じてしまいました。
しかしこれは間違いなく体調不良のせい…。
何となれば、同じ時期にインドの青鬼や雷電カンヌキも飲んだんですが、同じく味がしなかったんですわ…。

2024年3月22日
ブリュードッグ HAZY JANE ¥348(¥383)
白濁したビールでした。
PUNK以上にジュースっぽかったです。フルーティーな香りでしたね。

2024年5月25日
バーリアルグラン糖質50%オフ 350ml×6 ¥638(¥702)
イオンのPB製品ですが、意外にちゃんとした味だと思いました。
普段飲みには十分な味なんじゃないでしょうか。
体調悪い時はインドの青鬼ではなく、こっちを飲んでおけば良かった…。

2024年7月29日
スプリングバレー サマークラフトエール ¥242(¥266)
安っぽい見た目ですが(ビールなのにすごく発泡酒っぽい)、結構美味しかった気がします。

2024年8月10日
キリン 晴れ風
これも買ったものでは無いと思います。味もまったく記憶になし!

2024年8月30日
【ドイツ】パウラーナー へフェ ヴァイス
誕生日プレゼントで頂いた「世界のビールシリーズ」の一本目です。
推定価格(¥550)
日本では珍しい酵母入りの白濁したビールです。
ちょっと酵母の味が雑味に感じてしまい苦手でしたな…。

2024年8月31日
【ベルギー】ヒューガルデン・ホワイト
世界のビール二本目 推定価格(¥418)
スッキリして飲みやすかった気がします。
コリアンダーシードとかオレンジピールが入ってたんですね。正直気がつかなかった…。

2024年9月1日
【オランダ】ハイネケン
世界のビール三本目 推定価格(¥346)
飲みやすかったですが、日本のビールに近いのかこれといった特徴は感じませんでしたね。

2024年9月6日
【ベルギー】ステラ・アルトワ
世界のビール四本目 推定価格(¥385)
これが世界のビールシリーズで最高の一本です!
フルーティーな香り、さわやかな飲み口でウマイ!

2024年9月7日
【メキシコ】コロナ エキストラ
世界のビール五本目 推定価格(¥327)
メキシコとあるが、原産国は中国のよう。
う…、薄い。水の様に飲めるビールです。

2024年9月14日
【スペイン】エストレーリャ・ガリシア セルベサ・エスペシアル
世界のビール六本目 推定価格(¥440)
凄い名前の割には味を覚えていないんです…。

2024年9月15日
【スリランカ】ライオン スタウト
世界のビール七本目 推定価格(¥363)
ふだんあまり飲まない黒ビールです。
甘苦い風味が独特でしたね。

2024年9月16日
【タイ】シンハー
世界のビール八本目 推定価格(¥323)
……これといった印象がないです。

2024年9月21日
【台湾】金牌
ラストの世界のビール九本目 推定価格(¥293)
これもこれといった印象がない…。

2024年11月9日
トップバリュ プレミアム生ビール 6缶 ¥928(¥1,021)
これもイオンのPB製品ですが、ちっと良いやつはどんな味なんだろうと買ってみました。
あんまり期待して無かったのですが、おや?!とびっくりする美味しさです。
バーリアルグランとは段違いの丁寧さを感じます。
中身はサッポロが作ってるそうです。納得。

2024年12月28日
プレミアムモルツ 香るエール 25年干支デザイン巳歳
干支のデザインの缶がかわいい。
年末年始と頂きました。

2025年1月12日
サッポロ黒ラベル 500ml 6缶 ¥1,476(¥1,624)
トップバリュのOEM品が好感触だったので本家を買ってみました。
やはりウマイ。OEM品よりウマイような。
ほんの些細な違いなのかも知れないんですが、他のビールよりコクを感じます。

ブログを更新できなかった期間のこーとー

年が明けて早3ヶ月経過しようとしてますな……。
例年であればもう桜が咲いててもおかしくない時期ですが、今年は寒の戻りで桜の開花が遅れて、珍しく桜の見頃は4月になりそうですね。

去年からもおぉぉぉぉ忙しく、ブログを更新する暇がありませんでした。
特に年始早々が修羅場で、久し振りに徹夜までしましたよ。
残業時間がヤバいっていうのもあったんですが、なにより現場のピリついた雰囲気がいたたまれなかったです。

んで2,3月は悪夢のデスマーチ。平日は深夜残業がデフォルトで3,4時間睡眠の日々でした。
土日は基本的には休めましたが平日の疲れでなぁんにもやる気がせず、ひたすら身体を横たえて体力の回復に努めるという灰色の日々でした…。

不思議なもので、そんなに寝てないと普段眠くてたまらないだろうと思いきや、早起きする必要のない土日でもそんなに寝れなくなりました。
眠くは無いのだけど、頭にモヤッとした不快感がずっと付きまとう感じ。
そして布団に入って寝入ろうとすると、頻繁にこむら返りを起こすのも地味にキツかった。
たぶんこんな生活をずっと続けてたら、いつかとつぜん頭か心臓がプチッ!と逝ってしまうのではないかと思います。

お決まりの腹痛にも悩まされて、朝5錠ずつ飲む正露丸とビオフェルミンがお友達でした。
そして栄養ドリンク。
チオビタ2000とキューピーコーワαをよく飲んでましたね。

キューピーコーワαはほのかにパイナップル味がして好きだった

精神的にもかなり参って来て、出勤時の気の重さといったらなかったですね。
正露丸とビオフェルミンの瓶の隣に、赤ちゃん用の爪やすりが置いてあるのですが、飲む時に毎度目にするので、そのパッケージの愛らしさに癒されてました。

平時では何とも思わないのですが、「こわくないよ」というフレーズもまた心に来るものがありました(うんヤバい)

今になってまじまじと見てみるとちょっと生意気そうな顔をしてるな

「会社…こわくない」「かいしゃこわくないよ…ッ」

確実に病む寸前ですな。
しかし! 幸いなことに忙しさにはピリオドが打たれて、平穏な日々が戻ってきました。
今は3末までの代休・有休の消化中です。
まぁまだ修羅場の真っ最中というメンバーを尻目にですが。
彼らには頭が下がるんですが、私は天使じゃないんで……。

忙しくなる前はラジオを聴きながら悠々自適という感じで仕事をしていたのですが、ちょっとそれどころじゃなかったですね。

そんななか、よく聴いていたニッポン放送「あなたとハッピー!」の準レギュラーである、経済評論家の森永卓郎さんが末期がんを患っているというニュースに触れてビックリ。
森永さんの主張はいつも逆張りチックなので、「う~ん」と思うときが多いですが、特異なキャラクターでリスナーに愛されていたように思います。

やつれた写真が出回っているので、「いよいよか……」と思っていたのですが、つい先日ラジオを聴いてみたところまぁまぁ元気そうでした。(声だけだったからかも知れないけど)
抗がん剤治療が上手くいってるのであれば良いなと思います。

「貧すれば鈍する」じゃないですが、忙しいと本当に視野が狭くなりますな。
視野どころか手足すら短くなったように何もしたくなくなる。ちょっと腰を上げれば済むような用事すら後回しにしてしまいます。

その結果、お風呂場にはピンクカビが蔓延り、換気扇のフィルターは埃でフサフサとなり、トイレの時計は1ヶ月以上も止まったままで放置されていました。(電池切れではなく壊れてた)
ずーっと気になってたのですが、「ちょっと」の手間をかけるのが億劫で手が付けられなかったんです。

コイツらは休暇に入ってすぐに片付けました。
特に時計。
出勤前にトイレに入ると電車の出発時間に間に合うか気を揉むんですよね。会社遠いので家でシッカリ済ませておいた方が良いからなおさら。
時計が止まってると不便でしょうがありませんでした。
止まってた時計は100均でしたが、鬱憤の反動かセイコーのちょっと良いのを買ってしまいましたよ。

休日は家族にほっとおいてもらって、ひたすらYoutubeを観てることが多かったです。
横浜、八王子の歴史とか散歩動画、限界ニュータウンの番組をだら~っと見てました。

従来からファンの限界ニュータウン探訪記は、このごろは更新が滞り気味。浮気してドスコイさんという旅系Youtuberの番組をだら~っと流し見してました。(BGM代わりにしているとウトウトしてよく眠れた)

下の動画は私がドスコイさんを知るきっかけになった動画で、限界ニュータウン探訪チックなところもありおすすめです。

あとはブラック企業の体験談みたいなのも、同類相憐れむではないですが、まーまー観てました。
下のは鬼の33連勤を収めたもの。こんなものまでコンテンツ化してしまうのがなんとも逞しい。

投稿者の方、食事をガッツリ食べてるので若い方だと思います。
私は忙しいとかえって食が細くなりましたね。
33連勤というと労基がブッ飛んできそうですが、土日は半ドンぽかったのでやってけたんでしょうね。それでもひどいと思いますが。
最後に休暇が取れて江ノ島に行けたのは良かったー。
「自分もいつかバカンス取るぞ!」と励まされました。

読書家を自認していたんですが、休日でも読書はほとんどしませんでした。
しないというかできない?
これまであまり意識して無かったんですが、本を読むのも意外と疲れるもんですな。
文字の羅列から脳内にイメージを生成している訳ですからね。そう考えると人間の脳ってまんまAIみたいですね。(逆か?)

「食人の形而上学」みたいな哲学書はもってのほかで、普通の小説でもキツイものがあり。
思うに休日でもどこかでずっと仕事のことを考えていて、脳にそのリソースが割かれていたんだと思います。
逆を言えば、良い読書体験って仕事も順調で、何の患いもないことがもらたしてくれる贅沢なことなのかも知れません。

漫画なら読めて、Amazonのプライムリーディングで無料で読めるのを適当に読んでいました。
食わず嫌いだった「ブラックジャックによろしく」とか「Dr.コトー診療所」とか意外と面白かったですね。
あと絵で敬遠してたんですが、「ナニワ金融道」は読むと裏社会の仕組み(?)みたいなのがわかって楽しかったです。

作者が亡くなった後にプロダクションが出した「新ナニワ金融道」も無料になってたんで読んだのですが、限界ニュータウン探訪記でもよく触れられているバブル期の乱脈な土地開発がトピックとして触れられていました。
この当時(07年)にもすでに社会問題化して広く知られてたんですね。
最近知ったので、バブルの負債が今になって表面化してるのかと思ってたのですが、さにあらずのようで。

そうすると限界ニュータウン探訪記の新味というのは、乱脈な土地開発を告発するというより、限界ニュータウンの実地に足を運んで生々しい現状をレポートし、あまつさえ自ら限界ニュータウンに住むというところにあるんだなぁと今更のように思い至りました。

話題転換。
お酒が好きで、このごろはクラフトビールに食指を伸ばしているのですが、年季明け(?)のお祝いにちょっとお高めのビールを開栓してみました。

……?(アレ)
こんなもの? なんかジュースみたい。全然味がしないんだけど。
たまたまハズレかと思い、別の一本を開けてみたのですが、これも空振り。
う~ん、どういうこと??

そこでリファレンスにしている激ウマ保証の「インドの青鬼」を開栓。
圧倒的なフレッシュ感と焼けつくようなニガミを期待して喉に流し込む―――ッ、が!
(……全然味がしない)

ここに来て、ビールがマズイのではなく自分の味覚がおかしくなってることに気が付きました。
コロナにかかった時みたいに、味や香りが全くしない、ということは無いのですが、どうも繊細な風味を感じ取ることができなくなってるみたいです。
肉体労働者は味付けの濃いものを好むみたいなことを耳にしますが、慢性疲労が味覚に影響を及ぼしている、とかでしょうかね…。

休暇に入ってすぐ健康診断を受けたのですが、高血圧気味だったのでそこに関係するのか気になっています。

前にソルジェニーツィンの「収容所群島」を読んで、酷いなぁ、こいつは人類史上に残る悲惨なことだとシミジミ思ったものです。
しかしある意味ではその稀有な経験が踏み台となり、ソルジェニーツィンをノーベル賞に届かせたのでは?と不敬なことも考えたりしていました。

ワナビ気質な私は、そんな経験を乗り越えれば自分も世界中の人に響くような文学作品が書けるのではないかと不遜にも想像したものですが、労使協定(特別条項付きw)ギリギリくらいの残業で本も読めなくなる程度の文章能力ではムリムリムリムリカタツムリですね。

逆(?)に、もちろんソ連の強制収容所には比肩しませんが、日本のブラック労働も時に自殺者が出るほど過酷さがあるので、これを文学作品に昇華する人がいずれ出てくるのではないかという予感がしています。