最近買ったCD

早いものでもう三月ですな……。
早い、早すぎる。
季節もぐっと春めいてきて、そろそろ開花宣言が出るかも知れない感じです。

この頃は音楽はもっぱらアマゾンミュージックで聴いているのですが、久し振りにCDを買ったのでご紹介したいと思います。

ノラジョーンズの1STアルバム「Come Away with Me」(02年)と2NDの「Feels Like Home」(04年)です。
「Come Away with Me」の方は横浜のディスクユニオンで¥300くらいでGETしました。
ノラ、ごめん。
「Feels Like Home」の方はディスクユニオンにもブックオフにも無かったので、ちゃんと(?)Amazonで購入。¥980(税込み¥1,078)でした。

わたしなんかがとやかくと言うまでもなく、二枚とも歴史的名盤ですね。
リラックスした雰囲気の、シンプルで率直な歌が心地よいです。
特に気に入っているのは、二枚目の「Those Sweet Words」
アマゾンミュージックの「リフレッシュジャズ」のプレイリストに入っているのを聴いて虜になりました。

前々から名前は知ってたのですが、「ジャズボーカル」という手を出す気になれないジャンルでした。
当時の自分にはたぶん気に入らなかったし、よく理解できなかったでしょうね。
騒々しい音楽よりこういうシミジミした曲が聴きたくなるのは歳を取ったしるしかなとも思います。

今でも新譜を追い続けている唯一のアーティスト、スガシカオ。
とは言えマジメにリリース直後にGET!ではなく、中古レコードの棚を眺めて見つけたら手に取るくらいの温度感ですね……。
このアルバム「労働なんかしないで光合成だけで生きたい」(19年)もブックオフで何気に見てみたら、DVD付の初回限定盤に¥500の値札が付いていたので「これは?!」と手に入れました。
もう11枚目のアルバムになるのか……。
これだけ枚数を重ねると、既視感を覚える曲も多いですね。
しかし何度も噛むと味が出てくるスルメのように、何度も聴いていると自分の今の生活に沁み込んでくるような感覚をおぼえます。

この印象的なアルバムタイトルはアマゾンミュージックみたいな定額音楽サービスで、ふと画面に登場したら興味を持って聴いてもらえるんじゃないかと思って付けたのだそう。ライトノベル的手法ですな……。

私の一番のお気に入りの曲は「おれだってギター1本抱えて田舎から上京したかった」
もう聴く前にタイトルを見ただけでニヤけてしまった。
そして期待を裏切らないルサンチマンに満ちた歌詞に大満足しました。
私がスガシカオを聴き始めたのは大学生の頃なので、彼の歌を聞くと当時の感覚がうずくようです。
そこにド直球ストレートで投げ込んでくる曲。

DVDはライブ映像と屋形船での座談会のよう。
ちらっと見ただけですが、時間があれば観る、かなぁ。