冬至を迎えて、寒さが一段とキビしくなってきました。
そんな寒さを迎え撃つには、「飲む」しかありませんね。
内心ロシアの酒飲みに憧れている私は(だってロシアの文学には必ず泥酔漢が登場するでしょう?)、「ウラー!」と叫んで河に飛び込むべくウォッカを調達したのでした。
しかし近所の酒屋を何件か梯子して気付かされた真実とは、「ロシア製のウォッカが置いていない」という事。
そして意外な国が原産国として散見される。
それは「韓国」!
ギルビー、スミノフといったどこにでも置いてあるウォッカの原産国は韓国となっています。
その他のSKYYとか、アブソリュートウオッカとかもやはりロシア製ではない。
という事は、ロシアで生産されたウォッカは一滴残らず地元で消費されてしまって、外に出る余分はないという事でしょうか…?
怪しみつつ、新宿のやまやまで足を運んで探してみたところ、いいえそんなことはない!
あるではないですか、ロシアのウォッカ。
(とはいえ、この一銘柄しか見つけられず、反証としてやや心もとないものを覚えます…)
それが下の写真の左に写っている、「グリーンマーク」です。
ちなみに右はウォッカの銘酒「ストリチナヤ」です。
今回飲み比べをしてみるために買いました。
裏のラベルを見ると、確かにロシアとありますね。
ストリチナヤはラトビア産です。
ショットグラスにグリーンマークを注いで、ぐっっといってみると、かなりの荒々しさを感じます。
薄めたアルコールという感じです。
カクテルベースならまだしも、ストレートで飲むのはちょっと辛い感じですね。
代わって、ストリチナヤを口に含むと実にマイルドでアルコールの辛さをそこまで感じさせません。
スルっと喉を通って、何杯でも杯を重ねられそうな感じです。
ストリチナヤのほうが2%アルコール度が高いのに不思議ですね。
それではもう一杯。
「ウラー!」