動く家

最近よく耳にするテック系の用語――、AI、VR、仮想通貨、メタバースなど色々ありますが、「代替肉」と「完全自動運転」がこれからの暮らしを大きく変えるような気がします。

人間、食に関しては保守的なところがありますから、肉食を完全に捨てて代替肉に切り替えるまでには何世紀もかかるかもしれません。
しかし実現したら人類史上類を見ない画期的な出来事になるでしょうね。
食と宗教というのは深い関係がありますから、それで人類の宗教観も大きく変わるかも知れませんね。
現代人の常識からすると、古代人が人肉を食べていたと聞くと「ウゲーッ!」って感じですが、逆に未来人からしたら現代人が動物の肉を食べていたと聞いて「ウゲーッ!」と思ったりして……。

完全自動運転はそれに比べるともうちょっと小さなスケールでの変革になるかも知れませんが、ワクワクするような未来をもたらし、使い方次第で新しい産業を興したり、過疎問題の解決に寄与できる可能性があると思います。
今回は完全自動運転技術を突き詰めるとどのような未来が描けるのか、私の想像をお話ししたいと思います。

惜しい(?)あとちょっとでスマートフォン シャープの「ザウルス」

ちょっとその前段として、シャープが昔出していた「ザウルス」という電子手帳についてお話ししたいと思います。
ここから技術をどう生かすべきかという知見が得られるように思います。

かつてシャープが出していた電子手帳「ザウルス」

拙い絵で恐縮ですが、これは2006年頃に出ていた「ザウルス」シリーズの最終モデルのイメージです。
このアイコンが並んでいる感じ――、現在のスマートフォンを彷彿とさせます。
実際にまだガラケーが主流だった時代にタッチパネルを備えており、パソコンに近い感じでインターネットができるなど、極めて時代を先取りしたデバイスで「あとは通話機能さえ付ければスマートフォンじゃん?!」と思えなくもありません。

皮肉なことに最終モデルの出た翌年にiPhoneが発表され、携帯電話の世界はガラケーからスマホに一気に時代が移っていきます。
その流れの中でザウルスは人々の記憶からも遠ざかって行ったものと思いますが、早すぎたデバイスとして惜しむ声も耳にします。
その声につぶさに耳を傾けると――、「確かに惜しかった」と思う反面、「やはりiPhoneには太刀打ちできなかったであろう」とも思います。
前者は技術的な点について考えるとそう感じ、後者はデザインについて考えるとそう思えてしまいます。

iPhoneの基本的なデザインは初代から変わっていない

上の絵はiPhone13プロを模写したものです。
初代から比べるとディスプレイはベゼルぎりぎりまで広くなり、カメラレンズが3つも付くようになるなど変わった点もありますが、基本的なデザインは一貫しており、シンプルさを追求する哲学に溢れています。

そこからザウルスを見てみると、ノートパソコンのようにキーボードで入力したり、ディスプレイを180°回転させてスマホ風に持ったりなど「ポメラ」を愛用していた私のような者からすると思わず「カッコイイ……」とため息をつきたくなるようなギミックに溢れています。
豊富なスロットやインターフェイスはいかにも弄り甲斐がありそうで「男の子のおもちゃ」という感じです。

しかしながら、そのゴチャゴチャ感がユーザーの敷居を高くしてしまったのは間違いない。
古今、ゴチャゴチャした製品が覇権を取れた例は無いと思います。
シャープには大胆な引き算の発想が存在しなかった。
逆にジョブズはブラックベリーみたいな製品が跋扈していた携帯電話に大鉈を振るい、スマートフォンという新しいコンセプトに結晶させ市場を席巻するに至りました。
これを考えると、マニアが嘆いても歴史は変わらなかったと思います。

パナソニックの「近未来の家」

完全自動運転の考え方は昔からあったみたいですが、私の感覚だとテスラとかの取り組みが報道されるようになった2010年代後半から実現可能性を帯びてきたように思います。
2019年にパナソニック(自動車メーカーでないというのが面白い)が「近未来の家」というコンテナハウスと完全自動運転が融合したコンセプトカーを発表しています。
これはiPhoneに見られるような「省略の美」に満ちており、従来のキャンピングカーをガラケーとするとまさにスマートフォンです。

キャンピングカーとパナソニックの「近未来の家」

何と車に必須だと思われてきた運転席が無い?!
タッチパネルがテンキーを不要としたように、完全自動運転がハンドルを不要としました。
さらにベゼルいっぱいまでディスプレイを広げたスマホよろしく、車体のフレームいっぱいまで住空間を広げており、これには天国のジョブズも思わずニッコリしてしまうのではないかと思います。

「近未来の家」が実現すると、例えば通勤に一時間かかっていたとして、従来は慌ただしく朝食を摂って、スーツに着替え、車を運転して出勤していたところを、完全自動運転の車内で車窓を流れる風景を眺めつつポーチドエッグにアスパラガスを添えた朝食を摂り、シャワーを浴びてからスーツに着替えて内ポケットにラベンダーを挿し、ちょっと時間が余ったのでプライムビデオでも見てるうちに到着し、ドアを開けたら即職場という快適ライフ手に入りそうです。
通勤時間も有効に使えるので、わざわざ職場に近い都心部に住む必要も無くなり、郊外に住宅需要が広がって過密化を抑える効果が期待できそうです。

「何だいあれは?」とジョブズは言った

では将来の完全自動運転の市場はパナソニックが手に入れるのでしょうか?
申し訳ないのですが、そうはならないと思うのです。
もーーっっと大胆な引き算をしないと「近未来の家」はザウルス止まりになってしまうと思います。
私はジョブズが「近未来の家」を見たら、あるものを指して「何だいあれは?」と言うと思うのです。タイヤを。

「近未来の家」が発売されたらキャンピングカーを持ってる層には買い替えの動きがあると思いますが、そうでない層に果たして訴求するでしょうか?
先ほどは意図的に描写しませんでしたが、「近未来の家」で出勤する際にはパジャマで駐車場まで歩いて行くのでしょうか?
また退勤時はわざわざ寝るだけのために家に帰る……?
何だかチグハグで不自然なような気がします。

それは「近未来の家」が家でもあり車でもあるというどっちつかずな所に起因します。
どっちかに振り切らないと消費者のニーズを掴めず中途半端に終わると思います。
せっかく「動く家」というコンセプトに到達したのですから、家側にグッと振り切った発想をしてみましょう。
そうなった場合、社会・インフラにどのような変化をもたらし、私たちの生活を変えるのかを夢想してみたいと思います。

私の考える「動く家」

私の考える「動く家」

その「家」は左右5メートル四方の正方形で、高さは4メートルあります。
普通の家のような上部と、蓄電池や浄水槽、制御装置などを格納する底部に分かれています。
上部は、将来的に軽くて丈夫な建材が登場すれば良いのですが、そうでなければ移動に耐えるために鉄筋コンクリート造となると思います。その重量は40tと想定しています。
この家に移動のための車輪は見えませんが、実は底部に隠れていて、ジャッキアップして方向転換したり、歩く程度の速度で自走します。
さりとて道路法上の道路とは幅4メートル以上の道路ですので、この家が一般の車道を走ることは不可能です。
仮に走ったとして、一般の車両とあまりにサイズが違いすぎて、車にとっては壁が迫ってくるような命がけの状況を生み出してしまうでしょう。

動く家は基本的に専用レーンを走行します。
「走行」というより、専用レーンに乗ったらあとはベルトコンベアのように運んでもらうというイメージです。
40tもの大重量を動かすには大量の電力が必要なので、動く家それ自体で長距離を走るというのは難しいと思います。
専用レーンは家が乗ると感知して動き出し、他の家との間隔などはクラウドを通して集中制御します。そこでは定められた行先までの最適な経路を、AIが渋滞状況や気象条件などを加味して動的に選択することになるでしょう。
高速道路で5t以上のトラックが80キロメートル以上出せないことを考えると、専用レーンの速度は10キロメートルを超えることはできないと思います。

専用レーンはバスレーンのような道路に近接したものではなく、鉄道のように全く別個のものになります。
動く家が普段置かれている「タウン」は、前面が普通の道路に面し、背後に鉄道の引込線のようなレーンが敷かれているエリアとなる想定です。
けっきょく動く家が本当に自分で動くのはレーンに乗るところまでで、レーンに乗ってからはクラウド制御に任せた気楽な船旅となります。

「船旅」!
動く家での移動はまさに地上を行くクルーズと呼べるものになると思います。
専用レーンはさながら運河です。
地図アプリ上でGPSで捕捉した家の航跡と目的地までの航海計画を確認することができます。
もし仮に道の駅的なタウンに途中下車したいと思ったならば、アプリの操作で計画を変更すれば即座にクラウド上で経路が再計算されます。

しかしながら、仮にネットワーク障害などでクラウドとの通信が途絶してしまったらどうでしょう?
その場合移動の一時停止はやむなしですが、他の家との衝突のリスクには船で言うところのAIS(自動船舶識別装置)のような装置を持ことで対応することになると思います。
これによりクラウドを介さずに他の家との位置関係を把握可能とします。

私は去年マンションを買うにあたり、家にまつわる色々な規制を学んで窮屈に感じたものですが、動く家が実現するとしたら耐震基準適合どころではない条件をクリアしなければならないでしょう。
家のごく細部まで規格に沿った造作になることもやむなしと思います。
まず家具の類は壁に固定されていなければなりません。テーブル、椅子なども床に固定式になるでしょう。家電もごく軽いものを除いては埋め込み式にしないと空飛ぶ凶器に襲われることになりかねません。
どうしてもこだわりのマイホームを持ちたい方は「動かない家」を選択することになりますな。

逆にレゴブロックのように規格化された家であることが大きな可能性に繋がるとおもいます。
まさしくレゴのように複数の家を並べて一つの大きな家にしたり、積み重ねてマンションのようにしたりすることも考えられます。
またコアである「動く家」を母艦となるホテルにドッキングして「家の安心感はそのままにリゾートの拡張された設備も楽しめる」という新しい旅行体験も実現できるかも知れません。
とはいえ、家という様々にニーズがあるものを一つの形に収斂させるのは難しいと思いますので、具体的には言えないのですがいくつかのクラスが派生すると思います。
それらのクラスを私のなかでは「トーテム」と呼んでいます。
絵の家にはふくろうのイラストが描き込まれていますが、これはふくろうのトーテムに属する動く家という意味を込めています。

ドッキングに当たっては、ライフラインを束ねた「バス」を連結するものと考えています。
上下水道、電気、ガス(?)、換気、LANなどです。これはパソコンの接続端子よろしく厳密に規格化されるのではないでしょうか? USB端子みたいに後方互換性を保って複数の世代が誕生するかも知れません。
私としては上記に加えて温泉のラインもあったら良いと思いますが、酸性、アルカリ性、高塩分、放射能(ラドン)など色々な泉質があるので意外と難しいかも知れません。
(温泉はUIB3.0から実現~、みたいな ※Ugoku Ieno Bus)

もう一つパソコンとの対比で言うと、スマートハウス化が高度に進行し、ハードとソフトの分業がはっきりしてくると思います。
今でも車にOSが搭載されているので、そのうち家にもOSが入るようになるのは間違いないでしょう。
家のOSをハッキングしたり、フリーのOSを入れて普通はできないようなことにトライするという輩が出現するような気がしています。

世の中はどう変わるのか?

かつて都市の郊外に作られたニュータウンは住人が高齢化して過疎化が進んでいると言います。
これらのニュータウンを再整備して、地上のシーレーンを結ぶ港にしてはどうでしょうか?

~~~ ここから未来 ~~~

「港=タウン」には船であるところの動く家が点在しています。
複数の家が繋がって広い家になっていたり、ポツンと離れて孤独を楽しむ家もあります。
コンビニやスーパーもあり、それらもまた動く家です。

住人たちは普通に朝出勤したり、学校に行ったりします。
ロータリーに完全自動運転のバスが停まっていて、ある程度人が乗り込むと勝手に出発します。
決まった時刻表もルートも無く、乗った人たちの目的地に合わせて最適なルートを計算して送ってくれます。
バスに揺られながらおしゃべりしたり、スマホ弄ったりして(つまりは今と大差なく)到着するのを待っているでしょう。

完全にテレワークの人や、オンライン授業の人は、週末を観光地で過ごすために家ごと移動しても良いかも知れません。
スマホに目的地を入力するとほとんど気が付かないうちに家は動き出し、仕事や授業を受けている間は動いているということを忘れてしまいます。
いつも通りテレビを観て、お風呂に入り、ベッドに潜ります。横になっていると時折レーンの分岐で振動を感じますが、すぐに眠りに落ちてしまいます。

朝、スマホがピカピカ光っている。
目的地に到着したとのメッセージが入っていました。もう昨日の深夜に着いていたようです。
ドアを開くと普段は見慣れないカーペットの廊下なのでぎょっとします。
家はホテルとドッキングしていました。
そのまま廊下を突き当りまで進んでエレベーターに乗り、食堂に進みます。
ビュッフェで地元の新鮮な海産物のおかずを選び、「休みだからいっか~♪」と地ビールまで手に取ります。
食堂の広い窓からは朝の陽光が差し込み、眼下には青い海が覗いています。
思わずニンマリ「楽しい週末になりそう」

しかし動く家での夫婦喧嘩はご法度かも……。
「今朝は言い過ぎたかな…」
仲直りのケーキを持って仕事帰りのバスに揺られているうちに、仕事の疲れからいつしか寝てしまいました。
到着を知らせるアラームで目をこすり、あからさまな合成音声の「ご利用ありがとうございました」を背にタラップを降ります。
いつもの「家」の前に降りたハズが―――、え、家が無い?!

(家ごと家出かーい?!)

Radiko

ラジオを聴く坊や

この頃はテレワのお供にラジオを聴いています。
前に制作過程をご紹介した真空管ラジオで聴いてたのですが、どうもこの頃電波の入りが悪くなり、もっぱらRadikoで聴いています。
パソコンでRadikoのWebサイトを開いて聴いてるのですが、Radikoはさすがデジタルなので、真空管ラジオに比べてノイズも無く綺麗な音ですね…。

それで気が付いたのですが、真空管ラジオで聴く場合(つまり電波を受信する場合)とRadikoで聴く場合とで、Radikoの方が1分くらい放送が遅れます。
スマホにもRadikoのアプリを入れて聴けるようにしたのですが、パソコンで聴く場合に比べてスマホの方がさらに放送が遅れているようです。
この時間差は何なんでしょうね…?

番組は朝は良くニッポン放送の「垣花正 あなたとハッピー!」を聴いてます。
東京MXの「5時に夢中!」のMCですね。

午後の時間帯は同じくニッポン放送の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いてることが多いですね。
(DJのナイツは漫才師コンビ(塙 宣之、土屋 伸之))
先週、今週と相方が入れ替わりでコロナで自宅療養となり、片輪走行で進行をしてます。毎日ゲスト芸人が助っ人で参加してヘルプしてて、大変ですな。
先週はサンドイッチマンがゲストでしたが、面白かった!
腹を抱えて笑ってしまって、仕事どころではない。やっぱり腕がありますね~。

それにしても司法書士法人の過払い金のCMと、弁護士法人のB型肝炎とアスベストのCMが怖い…。
何度も何度も流れるし。

お絵かき機能

お絵かき坊や

新しい試みとして、ブログのお絵かき機能(WP Paint)を使ったラクガキを記事に付けてみようかと思います。
チラシの裏ということで、背景は本当に近所のスーパーの裏紙です。

昔(00年代)はお絵かき掲示板とかってよく見かけた気がするのですが、令和ではどうなんでしょうかね?
Javaアプレットとかで動いてたので、今となってはセキュリティ的に難しいような気がします。
Flashとかも見栄え良く、軽く、実装も簡単だということで持て囃されて昔はよく使われてましたが、セキュリティ上の問題や、大企業の思惑とかもあってめっきり使われなくなりましたね~。
諸行無常の響きありですね。

墓地イラスト

無線キーボードを買って、「やるぞ」と意気込んでいたのもつかの間、とくに記事もアップしないまま2月末日を迎えました。
寒さも緩んで季節の歩みを感じます。

そう、こないだ書いたコクヨのセディスタが届きました。
これを書いている今まさに腰掛けています。
いままでのとは雲泥の差!
ですが、不満が無いということも無い…。
写真を載せたいのですが、部屋を掃除しておらず見苦しいのでちょっと整理してからにしたいと思います。

ところで今年のライフワーク(?)にしたいと考えている墓マイラーですが、この間いつもどおり谷中霊園を探索していたら素晴らしい墓地に出会いました。
まさに「墓の教科書」とでも言いたいような完璧なセットです。
とはいえ、そのまま写真に載せるのも気がとがめるので、久し振りに絵筆を握ってイラストにしました。

ちょっと色がうるさすぎる感じですがご容赦を。
それにしても意外と複雑な構成になってるんだなぁと描きながら思いました。

特によく分からなかったのが、コレ↓

穴が空いているので、石灯?かと思ったのですが、よく見ると表に「御名刺」と彫ってあります。
なかなか珍しいタイプじゃないかと思います。
御礼に名刺を入れてくれば良かったかも。

草木の名に疎いわたしは、実際お墓参りの楽しみの何割かを損してるのかも知れません。

これはツゲですね。
定番の植木で墓地の至る所に植えてあります。

石碑の両脇にも植えてあるのもツゲかと思うのですが、こちらは紅葉しています。
もしかして種類が違うのかな?

入口の脇に植わっているのはすっかり葉を落としてしまっているので調べるのに苦労しましたが、おそらく「ドウダンツツジ」ではないかと思います。

「つくばい」はとびきり情緒を感じさせるアイテムですが、夏場はボウフラの養殖場と化すのではないかと危ぶまれますね。

ランチョンミート

なんだか久し振りに絵筆を取ったナァ…。

この頃よく「スパム」系の形成肉を口にしていますが、一番のお気に入りはこの「チューリップ」
味うんぬんではなく、「キー」で側面を帯状に巻き取るギミックが心をつかんで離さない。

粘土

 なんだかムラムラと粘土遊びをしたくなったため、東急ハンズに粘土を買いに行きました。
 
 出来ました、耳なし生首一丁。
 粘土遊び……。小学生ぶりだわ。

デスケル自作

 デッサンをするときに、正しい比率で描くために、「デッサンスケール(デスケル)」という補助器具を使うことがあります。アクリル板に格子をプリントしたものです。画材屋などにはがきサイズのものが売ってあります。
 初心者がよく使うのですが、わたしもよく使っています。以前アップしたザクロやパイナップルの絵も、デスケルを使って描きました。
 この前こども自然公園にスケッチに行ったときも携帯していったのですが、思わぬ落とし穴が。静物を描くのには良いのですが、風景を描くのにはあまりに小さすぎたのです。
 もっと大きいものは売っていないかと調べたのですが、どうやら無いよう。そこで無いなら作ってしまえとDIY魂を発揮して自作しました。
 材料は30cm四方のアクリル板です。要するにアクリル板にマジックで格子を描く、それだけです。ただ、イーゼルにしっかり固定するためにボルトとL字の金具も用意しました。
 小一時間ほど掛けて完成! いかがでしょ? 台に乗せている市販のデスケルに比べてずっと大きいでしょう。ただマジックで縁取った枠がムラがあってかっこ悪いですね……。
 来週になったらこいつの威力をちょっと試してみたいと思います。

こども自然公園

 今日は横浜市旭区にある、こども自然公園に行ってきました。会社の懇親会で、ここでバーベキューをすることになったからです。
 お昼過ぎに集まる予定だったのですが、わたしは午前中に現地に入りました。ここは自然が豊かなので、スケッチの絶好の機会だと思ったからです。
 しかし、イーゼルを組んで鉛筆を握って意気込んだのですが、これがなかなか思うように描けなかった……。家の中とは勝手が違うなあと思い知らされました。
 午後になると雲ゆきが怪しくなってきて、空がゴロゴロ鳴り始めました。慌てて火を起こし、肉を焼いて腹に詰め込みます。幸い天気はもちこたえて、降られずに済みました。

スケッチ

 だいぶ更新をサボってしまいました。すいません。近頃とみに暑くなって、何にもやる気がしないのです。
 もういくつ寝ると。楽しい夏休みが近づいてきています。今年はスケッチに挑戦してみようと色々道具を揃えました。バッグはA3のスケッチブックが入るサイズです。折りたたみ椅子とイーゼルも収まります。
 熱中症にならないように気をつけたいと思います。