ボウモア

アルコールに対する嗜好も年齢とともに変化していくもののようです。

大学生くらいのころは、やはりお金がないので、一瓶千円くらいの安バーボンをよく飲んでいました。
バーボンには男らしいイメージがあるので、割り材など不要とばかりに、そのままか、ロックかせいぜい水割りで飲んでいました。
(それが果てしない胃痛と頭痛の原因となっていたのですが、当時は向こう見ずだった…)

就職して小金が出来ると、スコッチなどにも手を出し始め、だいぶ前ですがラフロイグを買ったことなども日記に書いたような気がします。

で、これが最近になるとほとんどその道の追求は止めてしまい、別の道の追求、経済性の追求と相成ります。
そう最近はもっぱら焼酎甲類で凌いでおります。
もはやアルコールを通じた知識、味覚、感性の研鑽は諦めてしまい、「酒が飲みテェ!」という身体のニーズに最も安価に応えてくれる道を選ぶようになったのです。

そして、ハイボールだの、ホッピーだの、グレープフルーツだの、ウーロン茶など色々な割り材で飲むようになりました。
昔はジュースみたいだと軽蔑していたのですが、青かったです。
そもそも日本人の胃腸は、40度もある蒸留酒をそのまま受け入れるようには出来てまへん。
身体に過度の負担を掛けずに長く楽しく飲む知恵だと思います。

しかし、たまにはボトルの中の冒険をしてみたくなります。
お金が許す範囲でね。

だいぶ前置きが長くなりましたが、買ってきました「ボウモア12年」
新宿の「やまや」で。お値段は税込みで¥3,066
う〜ん、高いナァ…。
しかし一緒の棚にあったラフロイグは四千円以上もしていた。
前はもうちょっと安かった気がするのですが、円安と増税の影響でしょうか?
それにしても、「クォーターカスク」だの「セレクトカスク」だの「スモールバッチ」だのよくわからないバリエーションが増えた気がします。
手を出すとキリが無さそうなので、自分は当分スタンダード品でいいです。
同じくらいの価格帯でタリスカーという有名なのも置いてあり、迷ったのですが、正月に飲んだ味が忘れられずこっちを購入しました。

箱には、「ピートの煙ったさにほのかなレモンとハチミツの香り」(意訳)と書いてあったのですが、わたしに感じられるのはせいぜい軽いヨード臭。
しかしラフロイグのような正露丸汁ではないです。
ほんのり甘みがあり飲みやすいです(あぁ、これがハチミツの香りか? しかしレモンが見つからないな…)

梅酒完成&梅ジャム作り

以前の投稿(「梅酒作り」「梅酒作りの経過」)でお伝えしていた梅酒が、4ヶ月の熟成期間を経てついに完成しました!
完成した梅酒と、引き揚げた梅を使ったジャム作りをお目にかけたいと思います。

こんないい色になりました。
梅もすべて沈んで、シワシワになっています。
とてもいい匂いです。

梅の実をすべて引き揚げます。

実はジャムにするため、種から剥がしやすいようにいっぺん水から煮ます。

15分ほど茹でたあと、ザルに揚げて冷まします。
手で握り潰して実と種を分け、実の方はさらに鍋にかけて煮詰めます。

オタマの底で実がペースト状になるまで潰しました。
それからレモン汁と砂糖を加えて、とろみがつくまで煮ます。
とろみがついたら冷まして完成です。

2瓶分出来ました。
これで一ヶ月くらいは持つでしょうか。
味は、たぶん市販の品に比べたら落ちると思いますが、手作りの思い入れもあり、結構美味しく頂いています。

それから梅酒の方も、一部をミニチュアボトルに入れてみました。

う〜ん、美しい!
味もジンベースのおかげか、あれだけ砂糖を入れたにもかかわらずストレートでも美味しく飲めます。
ちなみに壜の中に浮いているのは梅の種の「仁」です。

梅酒作りの経過

二ヶ月前に梅酒作りの記事を投稿しましたが、その途中経過を報告します。

↓が二ヶ月前の状態。

これが、こんな感じになりました。

梅が真ん中に帯状に浮いていて、それを境に色が変わっています。
氷砂糖は一ヶ月ほどで全て溶け切りました。

上澄みをすくって飲んでみました。
まだ青いというか、尖った味がしますが、美味しいです。
氷砂糖の量が多すぎたかと思ってましたが、ちょうどいい塩梅でした。

混ぜてふたをするとこんな感じに。

梅が沈みきったら飲み頃かと思います。

最近のリカー

 ロン・サカパ・センテナリオ
 
 結構お高かった、高級ラム酒です。
 お腹にヤシの葉の織物を巻いているのがチャームポイント。
 昔の瓶は全体を覆っていたそうですが。コストカットかな?
 
 とにかく甘い、砂糖でも入ってるんじゃないかと思うほど甘い。
 そして口当たりが柔らかく、アルコールの刺々しさを感じさせません。
 非常にうまくていっぱい飲みたくなりますが、やっぱりお高いのでチビチビと、舐めるようにのんでいます。
 
 
 イーストインディア・マディラ
 
 ポートワインです。
 これもロン・サカパほどじゃないけれど、けっこうお高い。
 そしてとんでもなく美味しい。
 カラメルとドライフルーツの風味、というのはラベルの文句ですが本当にそんな、ちょっと朽ちたような上品な甘さなのです。

オールドパー

今日は呑ん兵衛モード。
昨日はじめて入ったリカーショップで買ったオールドパーを飲んでいます。
その名前は昔から知っていて、「飲んでみたいな」と思っていたのですが、結構お高いので手が届きませんでした。
ところが1リットル、四千円。これは安いと思って手に入れました。

ただちょっと気になることが。
別の棚に、750ml入りのオールドパーが置いてあって、それがわたしの買った1リットルより高かったのです。
決してそっちが15年ものだったとかいうことではありません。同一のラベルでした。
そんなバカな話ある訳がないと、帰ってから調べてみると、洋酒には正規の代理店を通して輸入されたものと、それ以外の平行輸入品があるそうです。
たいていの場合、正規品の方が高いですが、それはピンハネ率が高いからで、中身は同一だそうです。
わたしが購入したのは並行輸入品だったようですね。

肝心のお味のほうはと申しますと、たいへん穏やかです。ストレートでもいけます。つい飲みすぎてしまいそう。

購入余裕でした

 よく利用している量販店に、珍しくラフロイグが並んでいたのであるだけ(二瓶)買って来ました。結構高いのですが(ディスカウントでも¥3,780)一番好きなスコッチなので、手に入るときにはお金を惜しみません。
 最初に飲んだ時にはすごいインパクトでした。なんといっても正露丸の匂いですから。しかしこれを飲んだ後、J&Bやカティーサークを飲んでも何か物足りない。すっかり虜にされてしまったのです。
 ちびちびと大事に飲もうと思います。