物欲第2章

年末年始にかなり物欲との戦いがあったことはここに記事に書きましたね~。
その戦いの結果、15名くらいの尊い諭吉が命を落とされたのですがー。
暖衣が満たされて、しばらく大人しくなっておりました。
埋め合わせもせにゃ、ということでなるべく外食をせず、酒も飲まず過ごしていたのですが。
ハッキリ言ってお酒は安上がりな趣味であることが分かりました。
もちろんビンテージワインとか、プレミアムなスコッチとか…?
そんなものを集めていたらいくらお金があっても足りませんがー。
スーパーとかで並んでいるボトルで、お高くてもせいぜい3千円程度。
それで二週間くらいは楽しめるんですから。

逆に何にお金を使いたくないかというと、パソコン、スマホ等のデジモノには使いたくない。
仕事がIT系なので、いかにも好きそうに思われるかも知れませんが、さにあらずなのです。
パソコン系は、ハード、ソフト問わず「なんでその値段になってるんだ?」というのがサッパリわかりません。
そしてあっという間に新しく、より性能の良い製品が安く出てくるので、「あ~バカみたい」と思わされることがしばしばです。

なので、時代遅れにもまだガラケーを使ってます(カシオ製)
たしか2008年に買い替えたので、もう8年近く使ってることになりますか…。
気が遠くなりそうです。
壊れれば踏ん切りがつくのですが、これが本当に壊れないのでどうしようもない。
まあ通話はスマホよりガラケーのほうがしやすそうなので、キャリアはしばらくこのままでもおいいかと思ってるんですがー。
お外でネットをするのに、スマホと格安SIMを導入するのはどうかと考えています。

たとえば外出して、ちょっと迷子になったとき、Googleマップが見れたらナァと思う場面がありました。
というか、いまでは普通にスマホを持ってる人は、何の抵抗もなくそうしてますよね。
通信料金のような「月額○○○円」というチョロチョロ出ていくお金にたいしては、すごーく警戒感を持ってしまうのですが、金額的にもだいぶこなれて来てるようなので、いいんじゃないかなと思いはじめています。

まだ迷ってますがー。

小春日和

今日は東京では20度くらいまで気温が上がって、春のような陽気でした。
陽気に誘われて上野公園に出掛けたのですが、やはり混んでましたね。
園内には所々に早咲きの桜が咲いていて、写真を撮る人達で人だかりになっていました。

こないだ買ったコートを着て出掛けたのですが、あまりに暑く脱ぐのやむなきに至りました。ホント、パーカーくらいで充分でした。
暖かくなるのは嬉しいですが、折角買ったコートの出番が減るのはちょっともったいない気がしています。

さて、東京都美術館で美術系学校の卒業制作の展覧会がやっていたので、無料だったので観てきました。

なかなか尖った作品が多く興味深く観ました。
それから小中学校の展覧会もあったので、時間もあったのでそちらも観ました。

先の美術学校に比べるとかなりのお遊戯臭ですが、ほっこりできて私はこういうのも好きです。

しかし中には目を見張るものもあり、上の原爆ドームの版画などソラリゼーション的効果をわざと狙ったのでは?と思わずおののきました。

絵皿の意匠も端正過ぎてほんとに中学生の作品かと疑うほどです。

美術館を出たあとは、不忍池をぐるっと一周して帰りました。

「春遠からず」
習字の題字でした。

最近の革靴事情

年が明けてあっという間に一週間あまり経ってしまいました。
どうも振袖姿が目につくと思ったら、今日は成人の日でしたね。
そういや会社もお休みでした。

今日は東京都美術館でやってる、公募展の写真展などを観に行きましたが、あんまし感動しませんでした。
風景写真ばかりだったせいかも知れません。
(私の好きなのはスナップ写真なので)

じゃ、なんで見に行ったのかと言われれば、それは「無料(タダ)」だからですよッ! 決まってるじゃないですか!!(半ギレ)
いわゆる緊縮財政です。
たぶんそのうち部屋の中でコート着て冷たくなってるのが発見されるでしょうね。
で、家の中なのにブーツを履いてると。

そう、この前もちょっと書いた気がしますが、試着して悩んでその場では買わなかったブーツを結局買ってしまったんですよ。
それがこれ、レッドウイングのキャバリーチャッカブーツです。

ハイ、これは箱ですね。
一応記念に撮っておきました。
気を取り直して、これが中身です。

ネットで買って、4.5諭吉ほどでした。
定価の一割引ってとこでしょうか。
色はブラックかブラウンか悩んだあげくにブラックを選択。

靴袋と取扱説明書のような小冊子が付属しています。
(個人的にはオマケは要らないと思います)

中はこんな感じです。

この靴はレッドウイングのなかでも一番ドレスシューズに近い方なんだそうですが、それでも革が厚くて硬く、ワークブーツのDNAを感じます。
それは靴底に如実にあらわれています。

無骨…ッ!

なんというか…、アメリカ人は大雑把なんでしょうかね。
接着剤がハミ出してるところがありました。(ブラシで擦ったら取れましたが)
そういえば、ニューバランスも縫い方が結構いい加減な部分があったなぁ。
GRADEのイヤホンもハウジングの塗装が一部剥げてる所があったし…。
こういう詰めの甘さを「MAID IN USA」と有り難がるのはやっぱ卑屈なんでしょうか。

で、一度仕事場に履いて行ったのですが、靴擦れしまくりで辛い一日を過ごしました。(おまけに満員電車で踏まれたという)
しかし私は諦めない。足に馴染むまで耐えようと思います。

ところでなんですが、今まで仕事用に使ってた靴が一足ダメになりまして、どうしても新たに買う必要が出てきました。
レッドウイングでその穴を埋めるのはちょっと足、靴ともに負担が大きすぎるので。
この緊縮財政時に! キツいですが、値段と品質がそれなりにバランス良さそうなのをAmazonで見繕ってポチりました。
なぜAmazonなのかと言うと、サイズが合わなかった時にタダで返品に応じてくれるからなんです。
私の知り合いに、色違いでいっぱい注文して気に入った品以外を全部返品したという猛者がいますが、そこまで何かを捨てれないので一応サイズが合ってることを祈りつつのオーダーです。

んで、翌日に届いたのこれ。
バーウィックのUチップです。

Uチップという形はモサく感じられあんまり好きじゃないんですが、これがバーウィックのなかで一番安かったので。
しかし想像以上にシュッっとしたフォルムだったので悪くないなと思ってます。

話が前後するようですが、バーウィックというのはスペインのブランドです。
正直聞いたことないですが、安い割にはグッドイヤーウエルト製法という堅牢な作り(レッドウイングのブーツと同じ作り)をしているのと、雨にも強いダイナイトソールを採用しているのが気に入りました。

最初「ダイナマイトォ?!」と訝しみましたが、「ダイナイトソール」とはこういうゴム底のことです。

ソールにはイギリス製と書いてあり、確かに凍った道でも歩けそうな表情をしてますね。
雨の日の活躍を期待しています。

インソール。
エンブレムがカッコイイですが、試し履きしたときに、靴下に金の塗料が思いっきり付いて何とも言えない気分になりました。
安かろう悪かろうで無いことを祈ります。(「安かろう」と言っても2万弱はしてるので、簡単に履けなくなっちゃ困るんだよ!)

横から見るとこんな感じで、けっこう踵が厚いです。
(そしてMAID IN SPAINが見えるでしょうか)

サイズはアマゾンのレビューを参考にしつつ、小さめを選びました。
それが当たり、幅2Eなので(普段は4E)ややキツさを覚えるものの、ほぼジャストでした。返品とならずに良かったです。

今日履いて歩いてみたのですが、グッドイヤーウエルト製法によるものなのか、ダイナイトソールによるものなのか分かりませんが、今まで履いてきた革靴にない、無骨さというか堅牢さを覚えました。
まだアッパーが硬いので、くるぶしや親指の付け根辺りが擦れて痛いです。
しかし、それもまだマシと思えるくらいレッドウイングのが硬いーー。
どちらも辛抱強く履き慣らしていきたいと思います。

さて、今回二足革靴を靴箱に加えましたが、これまで履いてきた革靴も二足あります。
別に誇るべき内容ではありませんが、記録の意味も兼ねて紹介しておきたいと思います。

まず、多分お高かったと思われるこの靴。
「多分」と言うのは自分で買ったものではなく、形見として貰ったものなので詳細が判らないのです。

靴底には「TOMO」(あるいは「TUMO」)とあり、MAID IN JAPANのようすが、これだけの内容をググっても何の情報も得られませんでした。

しかし、軽く、履き心地も良く、シェイプも水際立っていて、革質も何か良さそうな気がするので、多分お高かったんだろうと思っています。

慶弔時にしか履かないので、目立った汚れはありませんが、靴底のレザーが地面に擦れて色が落ちてしまっていたので悩んでいました。
そこで黒いシュークリームを塗り込んでみたら、さほど目立たなくなったので一安心。

もしかしたら実はそんなにお高くないのかも知れませんが、形見というスペシャルな部分があるので、人生の節目節目で大切に使っていきたいですね。

それからもう一足は退役寸前のロートル。アクアスキュータムAQ703

これも先のと同様、全然詳細が判りませんね。
多分アクアスキュータムのブランドだけ借りて日本のメーカーが作ったものだと思います。
ただこれは身銭を切って自分で買ったので、その当時のことは昨日のことのように覚えています。

7、8年前にまだ川崎に住んでいた頃「さいか屋」で買ったのでした。
ちなみに現在のさいか屋は当時の場所から移転しています。
なので、紳士靴店もたぶんもう無くなってるでしょうね~。

お値段は二万円でした。
当時の自分にとっては大金で、宝物のように思って履いてたことを覚えています。
今では見るも無残に履き潰してますがー。

中はこんな感じでもうボロボロです。

ソールもパターンがほぼ消えかかっています。

しかし、アッパーはもうクニャクニャになって足の形に変形しているので、履き心地は抜群です。
出来ればもうしばらく履いていたいですね。

自作キンドルカバー

「ゴーン」という鐘の音が外から聞こえてます。
2016年が始まりました。
あけましておめでとうございます。

先ほど年越しソバ、ならぬ年越しうどんを食しました。
しかも味噌煮込みうどんという…。
名古屋赴任が残したトラウマは大きい。

この間、忘年会の余興でキンドルをGETした記事を書きました。
で、持ち歩くとなると裸のままだと傷つきそうなのでカバーが欲しいですよね。
Amazonで探すと、2~4千円くらいの範囲でたくさんカバーが並んでいます。
思わず「ポチッ」といきそうになるのですが、コートを買ってしまったので我が家の家計は緊縮財政下にあります。
もっと言うと、実はチャッカブーツも(ネットで)買ってしまったので、本当に余裕がない。
そこで、安くあげるために自分で作ることにしました。

ネットで検索するとキンドルカバーの作り方はいっぱい出てきます。
その中で私にも出来そう、かつ安く上がりそうなのを見つけて実践してみました。
参考にさせて頂いたのはこちらのページです。

まず、材料を揃えます。

  • 芯紙用の角7封筒 ⇒ ダイソーで100円で購入
  • 厚紙(17x12cm) ⇒ 家にあったのでタダ
  • 外装用の革 ⇒ 手芸店で556円で購入
  • 内装用の布 ⇒ 同じく350円で購入
  • 8コールの平ゴム ⇒ ダイソーで100円で購入
  • 両面テープ ⇒ 家にあったのでタダ

しめて¥1,106也(内税だと¥1,195)

それぞれを必要な大きさにカットします。
(封筒は2枚で充分なのに15枚も入っているし、平ゴムにいたっては、8メートル(必要なのは”32cm”)もあって無駄が多いです)

それから両面テープで布(革)と芯紙をくっつけます。

各パーツを接着して完成。
参考にしたサイトではここも両面テープでくっつけていましたが、充分な強度が出ないような気がしたのでボンドで付けました。

裏返すとこんな感じです。

キンドルを乗せたところ。

蓋…が、閉まらない。

背の厚さが充分ではなかったようです。
革か布が厚すぎたのかも知れません。
ただ押せば閉じるので、バンドを使って凌ごうかと思います。
(残った革と平ゴムを使えばそれらしいものが作れるかも)

こうやって写真を並べるとカンタンにできたように見えますが、出来上がるまでに実はけっこう(5時間くらい)掛かりました。
それを考えると果たして安上がりだったのかは微妙なところです。
ただ、何よりも愛着を覚えるものになったのは確かです。

コリンボ エアクルーパーカー

昨日、つまり晦日の30日に再びアメ横に足を運びました。
いや~、混んでましたね。
警察なんかも、所々に配置されて…。スリ対策なんでしょうね。

ここにスリに最も会いたくない男がいる。
「体中の全ての血液」とでも言うべき10諭吉の入った財布を、肉に食い込まんばかりに懐に抱いている。
そう、今日こそ「キメる」意志を全身にみなぎらせてこの地に立ったのだ。

…と言いながら優に5回くらいは店の前を行ったり来たりしました。
この間値切ろうとした店員のアンちゃんが店先にいて、入りにくかったのです。
「おっ! やっぱり正価で買う気になりましたかァ~。いいえ決して高い買い物ではございませんよ。へへへ…」
という心の声が聞こえてきそうで(被害妄想)

それでアンちゃんが姿を消したタイミングで、別の店員のお兄さんに声を掛けて、もう一度試着させてもらいました。
コートは瞬間的に皮膚に蒸着し、末梢神経から「寒さ」を感じる能力を奪うーー。
「おぉ…」
思わずため息が漏れました。
しかし念のため、もうワンサイズ上のも着させてもらいました。
う~ん、あまり違いを感じない。
唯一難点と思っていた肩口あたりのキツさが変わらないのです。
そこでお兄さんに聞いたところ、中綿(アルパカ毛)が着ているうちに寝てくるので、今ちょっとキツめくらいで丁度いいとのことでした。
なので、ジャストサイズの36号を購入。
同時に8諭吉が天に召されました。

それにしても今のこの心境をなんと表現して良いかわかりません。
「嬉しい」半面、どこか空虚なような…。
GW中に買った、馬鹿でかいスチールラックが7万6千円です。
ソファーだって6万ちょっと…。
8万という額は果たして妥当なんでしょうか?
とは言え、スチールラックが体を温めてはくれないし、ソファーを持って外に出ることはできない。

いや色々と言ってもしょうがない。
「外套」とはこれのこと。
コリンボのエアクルーパーカー「ZQ-0120」です。

コリンボとはクラシックなアメカジを復刻しているブランドのようです。
このエアクルーパーカーも、世界大戦期に戦闘機の搭乗員が着ていた防寒着(B-11)をアレンジしつつ復刻したものだとか。
ただ私はあまりミリタリ要素には興味がなく、シンプルで機能的なデザインとパーカーを縁取るムートンが可愛らしくて気に入っています。
色はオリーブ。
これがベージュだとさらに着回しが良かったと思いますが、まぁ仕方がない。
ただ、写真に映っているよりも実物は明るめです。

裏地はこんな感じで、アルパカパイルが詰まっています。
これはほとんど毛布を着込んでいるような感じで、12度の室内でしばらく着ていたら汗が出るほど暑くなってきました。

ネックストラップが付属しており、フード同様ムートンが貼ってあります。
上のように首に巻いて寒さの侵入を防ぐという仕掛けです。
そうそう使うことはないと思いますが。
ヘビーデューティーさも楽しいかなです。

しばらく使い込んで、果たして値段通りの買い物だったのか確かめてみようと思います。
少なくとも寒い日の外出に躊躇しなくなったのは恩恵かも知れません。

来る物去る物

今年も残りわずかとなってきました。
季節は冬ですが、私にとっては物欲の季節。
冬物衣料を物色に、今日は御徒町のアメ横に行ってきました。

ところでこの間、ゴーゴリの「外套」という本を読みました。
これは近代ロシア文学の先駆けとも言われる画期的な小説なんだそうですが、私には単にうだつの上がらない男が外套にこだわり過ぎてみじめに破滅する姿にしか映りませんでした。
しかし今なら分かるような気がします。
凍てつくような寒さの中でも背筋をピンと伸ばせるような、素敵な外套が欲しいーー。
アカーキイ・アカーキエウィッチとは私のことであったのか…。

さて既製服の時代なので、私の理想の外套は「アメリカ屋」のハンガーにブラ下がっています。
仕立屋のオヤジならぬ、店員のお兄さんに試着させてもらいました。
う~む、恐ろしく暖かい。シャツ一枚でも問題ないほどだ。
やや肩口の辺りが窮屈でしたが、それ以外はあつらえたように体にフィットしている(ように感じる)

まさにマストバイーーなのですが、そこにはアカーキイと同じ問題があって、あまりにお高いんですな。
80ルーブリならぬ8諭吉。
おずおずと値引きをお願いしたのですが、突っぱねられ、空手で外に蹴り出されました。
実はわずかながらボーナスも出たので、買えないことはない。
しかし欲しいのはコートだけじゃないんだなこれが。

着古したコートを体に巻いて、次は「イケダヤ靴店」を覗きます。
お目当てはレッドウイングのチャッカブーツ。
ゴツイ系ではなく、キレイ目で、スーツにあわせて履いても合いそうな感じです。
こちらは5諭吉弱ほど。
試着させてもらうと、足を掴まれるようなタイトさがあって、普段スニーカーばっかり履いているので不安に。
しかし、次第に足の形に馴染んでくるとのこと。
それですっかりその気になりました。

しかし悩ましいことに、ブラックとブラウンの二色あり、どちらも甲乙付け難いのです。
ブラックが無難であることは間違いないのですが、ブラウンも深みのあるいい色をしており、むしろ使い込むにつれて表情の変化を楽しめるのではないかとも思えてくる…。
結局決めかね、買わずに店を後にしました。

意気込んで乗り込んだものの、決心つかずの不完全燃焼気味のアメ横訪問となりかけましたが、最後っ屁でジーンズをGET!

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「ジャラーナ」で買ったリーバイス501です。
リーバイスには501だの503だの色々とあり、私も分かったような分からないような感じなのですが、501はストレートな最もスタンダードな形だそうです。
裏から見るとこんなんです。

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サイズはW31、L32で私の体には大きすぎるのですが、これはノンウォッシュなので洗うと縮んで体に合うようになるんだとか…。
足は7cm程度も短くなると店員のお兄さんは言っていました。

ファッションに縁のない私ですが、これが初めてのリーバイスという訳ではないのです。
上京当時(1999年)選別代わりに親が買ってくれた503が私にとって最初のリーバイス。
それがこれ↓

20151227_001

ウェストは驚異の28インチで、今ではとても履けませんが、記念として残してあります。
当時はこればっかり履いていたので、なかなか激しく色落ちしていますね。

さて、家に帰るとAmazonで注文していたニューバランスが届いていました。
MV880、色はクールグレイです。

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裏はこんな感じです。

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いかにもトレーニングシューズって雰囲気ですね。
ただ、そこはかとなくクラシックっぽさもあり気に入っています。

昔はニューバランスのクラシックなランニングシューズをいくつも持っていましたが、結局今も残ってるのはM1450一足となってしまいました。

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踵の部分が酷く剥げていますね。あと、「N」の文字が結構ボロボロになっている。

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靴底のパターンは割とハッキリ残ってますね。ただ踵の部分はほとんど消えてしまっています。

この靴は、忘れもしない、最初のボーナスで買った靴です。
ほんの寸志程度の額だったので、これを買ったらほとんど消えてしまいましたよ。
新宿のABCマートで、2万1千円だったと思います。
それから十年以上、日常的に履き続けてたので、それにしてはよく持ってくれたなと思います。
これもリーバイス同様、記念として残しておきたい品ですね。

キンドル

いや、ビビりました。
というか申し訳ない。私なんぞが。
まさかのキンドルGETですよ。

取引先の忘年会に参加して、そこでビンゴ大会があったのですが、当たってしまいました。
つまらない品が当たって笑いを取るくらいが丁度いいのですが(実際去年は当たったのはお皿でした)
こう直球ストレートがビシーッ!と来るとウ~ン…。
楽しもう。

中を開くとこんな感じです。

電源ボタンを押すとセットアップが始まります。
Wifiの設定を行い、Amazonのユーザ情報を入力します。
そのあとチュートリアルを一通り行うと、下のようなホーム画面となります。

実は何年も前から興味があって、内心欲しいなとは思っていました。
ただ、先にタブレットを買ったので用途が被りそうなのと、本は図書館でタダで読めるのでまぁ別に、と考えていたのですが…。
触ってみるとものすごく楽しいです。
電子ペーパーの表示は、液晶とくらべるとモッサリ感がありますが、想像以上に紙に近く、これなら長時間の読書も苦にならなそうです。

本はAmazonから買わないと読めないのかと思っていたら、PCからファイルを転送すれば読めるそう。
そこで早速、青空文庫から手に入れたデータを入れてみました。
キンドルで読めるデータには専用のmobi形式と、汎用のpdf形式とがあります。

世の中には親切な人がいて、青空文庫をmobi形式にして公開しているサイトがあります。
そこで、芥川を落としてみました。

こんな感じで読めます。
目次から各章に飛べるので便利。フォントも専用ので美しい。

また、別の親切な人が青空文庫をpdf形式に変換してくれるサービスを公開しているので、それを使ってツルゲーネフとヘミングウェイをGETしました。

フォントの綺麗さは劣りますが、全然問題なし。
これで私の本棚は仮想的に数十倍に拡張されたことになります。
あまり図書館に行かなくなるかも。

ティファール インジニオ・ネオ・サファイア

「取っ手のとれるティファール」でお馴染みの、ティファール。
実はそのフライパンを愛用しているのですが、5年ほど使って焦げ付きが目立つようになってきたので、このたび買い替えました。

それにしても初めてティファールを使った時の感動は忘れられません。
一滴の油も使わず炒め物ができます。
そしてそれまで使ってきたテフロン加工のフライパンとは比較にならない耐久性に舌を巻きました。
ちょっとお高いですが、それだけの価値はあると思います。

↓が新しいのと、今までおつとめご苦労様なのです。

20151223_004

う~ん、こうして並べてみると散々使い込んだなぁと感慨深い。
表面のパターンがすっかり消えてしまってますね。

裏返すとこんな感じです。
パターンが変わったんですね。

大切に使って、出来るだけ長く付き合っていきたいです。

ウォッカ飲み比べ

冬至を迎えて、寒さが一段とキビしくなってきました。
そんな寒さを迎え撃つには、「飲む」しかありませんね。

内心ロシアの酒飲みに憧れている私は(だってロシアの文学には必ず泥酔漢が登場するでしょう?)、「ウラー!」と叫んで河に飛び込むべくウォッカを調達したのでした。
しかし近所の酒屋を何件か梯子して気付かされた真実とは、「ロシア製のウォッカが置いていない」という事。
そして意外な国が原産国として散見される。
それは「韓国」!
ギルビー、スミノフといったどこにでも置いてあるウォッカの原産国は韓国となっています。
その他のSKYYとか、アブソリュートウオッカとかもやはりロシア製ではない。

という事は、ロシアで生産されたウォッカは一滴残らず地元で消費されてしまって、外に出る余分はないという事でしょうか…?
怪しみつつ、新宿のやまやまで足を運んで探してみたところ、いいえそんなことはない!
あるではないですか、ロシアのウォッカ。
(とはいえ、この一銘柄しか見つけられず、反証としてやや心もとないものを覚えます…)

それが下の写真の左に写っている、「グリーンマーク」です。
ちなみに右はウォッカの銘酒「ストリチナヤ」です。
今回飲み比べをしてみるために買いました。

裏のラベルを見ると、確かにロシアとありますね。
ストリチナヤはラトビア産です。

ショットグラスにグリーンマークを注いで、ぐっっといってみると、かなりの荒々しさを感じます。
薄めたアルコールという感じです。
カクテルベースならまだしも、ストレートで飲むのはちょっと辛い感じですね。

代わって、ストリチナヤを口に含むと実にマイルドでアルコールの辛さをそこまで感じさせません。
スルっと喉を通って、何杯でも杯を重ねられそうな感じです。
ストリチナヤのほうが2%アルコール度が高いのに不思議ですね。

それではもう一杯。
「ウラー!」

最近(?)のフィルム

夏から秋にかけて撮りためたフィルムを現像したので、UPしていきます。
フィルムはイルフォードHP5プラス400です。

これは夏の暑い盛りに行った水元公園で撮ったものですね。
水草の茂った小合溜に釣り糸を垂らす老人のそばに水鳥が佇んでいます。

これも同じく水元公園。
池の傍の茂みの中で何やらかたまってしている子供たちです。

これも水元公園ですが、秋口に早朝足を延ばして訪れた時のものです。

同じく、水元大橋を撮ったもの。
こんな朝っぱらから公園は太公望で満ちている。

これは夕刻に日暮里付近の踏切で撮ったもの。

日没間近の上千葉砂原公園。

いつでも子供たちが大勢遊んでいて、格好の被写体になってくれます。
ただ、あまり夢中になりすぎると手が後ろに回るハメになるかも知れません…。

これはかなり気に入っている一枚。

今月頭に行った新宿御苑で撮ったものです。

谷中霊園で撮ったもの。
人に慣れているのかカメラを向けても逃げない。
かえってもの欲しそうな目を向ける。