Debian9(stretch)

このサイトも動かしてる我が家のサーバーのOSはLinuxなのですが、Debianというディストリビューション(配布物)を使っています。
Debian以前は、FedraとかUbuntuとかとっかえひっかえ使ってましたが、だいぶ前に落ち着きました。
2年ごとに新しいバージョンが出るので、そのたびに入れ替えを行っています。

最初に使ったのはDebian6(squeeze)でした。
で、今回出たのはDebian9(stretch)
なので入れ替えは3回目になりますねー。
ちなみにカッコ内はニックネームで、トイストーリーのキャラの名前が付けられるそうです。
でも観たことないのでよく知りません…。

これまで大体4、5月にリリースされていたので、ゴールデンウイークの間に作業することが多かったです。
しかし今年はけっこう遅れて6月17日でした。
すぐにダウンロードして入れたのですが、やはりセットアップには色々障害があり、寝不足な日々を過ごしましたよ…。
まぁ私の設定ミスというのが多く、OSそのものは高い完成度なんじゃないかと思います。

でも、リモートデスクトップの設定が回を重ねるごとにすんなり行きにくくなっているように感じます。
リモートデスクトップはWindowsの入ってるパソコンから、離れた場所にあるサーバーを操作できるソフトです。
パソコンはリビング、サーバーは別の部屋のラックに置いているので、いちいち部屋を移動して操作するのはめんどくさい…。
そんな時に重宝します。
しかし設定に今回も悩まされた…。
どうにか動くようになったから良かったけど。

さて今回はOSの入れ替えのタイミングとともにRAIDを導入しようと考えていました。
RAIDというのはハードディスクの故障に備えた仕組みのことで、一つのデータを複数のハードディスクに分散して収めることで、どれか一台が故障してもデータを救うことができます。
RAIDにも色々種類があり、今回試したのはRAID1
これは同じデータを2台のハードディスクに書き込むもので、どちらか一台が故障しても片方が壊れてなければ大丈夫です。
RAIDとしては一番単純なものですねー。

前々からやろうと思っていたので、ハードディスクは事前に手配してストックしていました。
それでやっとDebian9が出たので、わーいと思ってサーバーにハードディスクを増設しようとしたところ、なんと電源のコネクターが足りなかった…。
サーバーの電源は省電力のものを買ったので、最小限のコネクターしか付いてなかったのです。
周到に準備したつもりがまったくフシ穴でした。
ただファン用のコネクターは余っていて、それをハードディスク用のコネクターに変換するアタッチメントが売っていたので、それを使ってどうにか追加したハードディスクを筐体内に収めることに成功しました。

で、設定の方は難しいのかな~と構えていたら、コマンド一発でRAIDが構成できてしまいました。
簡単すぎて拍子抜け。
今回はソフトよりハードのほうに難ありのアップグレードでしたね。

stretchには2019年まで頑張ってもらいたいです。
できればハードディスクが故障することなしに。

パラブーツ シャンボード

う~ん、やっちまったなァ!
つつつついに、パラブーツのシャンボード(カフェ)をGETしてしまいました。
なんてこった(?)ヤバイぞ諭吉?!

しかしながら諭吉の尊い命は3.5人で済んだのである。
何故ーー? 末端価格で6Yは下らないというシャンボードがなぜそれほどの軽い犠牲だったのか?

それは携帯会社から来た一通のメールでした。
私は10年以上も某K社と契約をしており、それまで全く意識していなかったのですが、毎月いくばくかのポイントが発生してたそうです。
これまではポイントに有効期限は無かったのですが、急に4年の有効期限を設け、それ以前のポイントは2017年の6月末に失効すると言ってきました。
その額、実に1万五千ポイントあまりになります。
チリも積もれば山となるですねー。

みすみす無駄にするのはもったいないので、使う方法を調べてみました。
毎月の通信料金に補てんするという手があり、できればそうしたかったのですが、なにやらクレジットカードのようなものを作らなければいけないみたいだったのでパスしました。

良い手はないものかと思い、ググるとAmazonのギフトカードに引き換えるという方法が紹介されていました。
Amazonギフトカードは私にとって現金と等価ですので、真剣に読み込みます。
それによると、(伏字にしてた意味がないですが)Wowma!というK社が運営しているショッピングサイトがあり、そこではA○ポイントが現金代わりに使えるとのことーー。
そこにはAmazonギフトカードも「商品」として売られてるので、ポイントを使って購入することで交換が成立するとのことでした。
とは言え、「強い」Amazonギフトカードに対して、A○ポイント「弱い」ので、1万円のギフトカードを買うのに、11,500ポイントほどかかります。
なので、欲しい商品がWowma!に売っていればAmazonで買うよりお得ということになりますね。

「でも欲しいものなんて思いつかないよー」
と思いながら、何気に商品を検索していると、フト雷に撃たれたようにシャンボードのことを思い出したのです。
探してみると果たしてありました!
マイサイズ有、しかも欲しかったカラー(カフェ)です。
しかも安い!! 5万円!
何故だ? 安すぎないか?? 思わず「ショップ名 偽物」でググります。
調べたところ、決して怪しい店ではなく、経営努力のおかげのようでしたので、千載一遇のチャンスとばかりにポチりました。
そういうわけで、ポイント分減額されて3.5Yくらいで済んだという訳でしたー。

しかし手元に届くまで安心できませんでしたよ。
でもちゃんとしていました。メイドイン・おフランス。かっこいいです。
ポテッとしたシルエットですが、そこはかとなく上品さを感じます。

ソールは3cmもあります。ちょっとしたシークレットブーツですね。

ソールのパターン。
“RP”ってなんだろう…?

「コロー」を手に入れた時も、その柔らかさ、音のしないことに感激しましたが、シャンボードは厚さもあるのでより足が痛くならなくて良いです。
これから夏本番に突入して、ブーツには厳しい季節になりますが、なんのそのでガシガシ履いていきたいですね。
そして手入れをして、10年20年の長い付き合いをしていけたらいいなと思います。

真空管ラジオ製作

こないだの投稿から間が空いてしまいましたね…。
GWが終わってから急に忙しくなり、真空管ラジオ製作の進捗を報告できてませんでした。
実はとっくに完成しています。
その一部始終を記していこうかと思います。

その日(5月5日こどもの日)決意とともに目を覚ましました。
遅めの朝食を済ませた後、作業机に腰を据えます。
右手にハンダごて、左手にニッパー、右耳の上にドライバー、左耳に六角レンチ、鼻と上唇のあいだにテスターの端子を挟みます。
で、気合を込めて回路図を凝視してみたのですが、う~んサッパリわからん(!)
とりあえず完成イメージを掴むために主要なパーツをシャーシ上に配置してみました。

最初は作例の写真や実体図を極力見ないで作ろうと思ってたのですが、こりゃムリだわ~と諦めました。
むしろそれらを見てもよくワカラン部分が多々あり、持てる情報のすべてを駆使しなければ完成はおぼつかないことが明らかになりました。

作成は以下の順に従います。

  1. アース母線の張り回し
  2. 真空管のセンターピンのアース
  3. ヒーターの配線
  4. 電源回路の配線
  5. 低周波増幅回路の配線
  6. 中間周波増幅回路の配線
  7. 周波数変換回路の配線

なんのコッチャでしょうが、ボリュームを上にしてシャーシをひっくり返した時に、左から右に配線していく感じです。
なのでまずはアース母線張りから着手します。
これは余分な電気を逃がす線で、強い電圧はかからないので腕慣らしにぴったりなイージー作業なのですが、緊張で腕が震える…。
続いてアース線を真空管のセンターピンに通し、3番のピンにハンダづけする。
ちなみにここまでで3時間半くらいかかりました。

ヒーターの配線。これでやっと電圧のかかる配線です。
とは言えもっともイージーなので1時間ほどで完了。
ここからが本番です。
トランスで昇圧した電流をダイオードと電解コンデンサで整流する部分を作ります。

ここが最初のチェックポイントで、電気を入れてちゃんと電圧が出てるかテストします。
ダイオードと電解コンデンサにはプラス・マイナスがあり、間違えて配線していると最悪破裂する恐れがあります。
祈るような想いで恐る恐る電源を入れました。
「……」
どうやら間違ってはいないようです。

しかし、テスターで電圧を測るとどうもオカシイ。
ヒーターには6.3V、プレート(5番ピン)には260Vくらい掛かっているはずが、どちらも半分ほどしか出ていませんでした。
テスターが悪いのではないかとすら疑ったのですが、無論悪いのは私。
トランスの配線を間違えていました。
なので一度つけたハンダを溶かして再び付け直しました。
果せるかな…、もう一度測ってみると。
おー! ちゃんと設計通りの電圧が出ていました。
やはり機械は嘘をつかない、間違えるのはニンゲン。素直に間違いを認める姿勢を大事にしたいものです。
などと反省しているうちに、上記のロスもあり、作業開始から6時間ほど経過していました。

ここから作業はぐっと難易度が高くなります。
真空管6AK6と6AV6のソケットピンの配線を行います。
狭いソケットの上を跨ぐように配線するので、じつに細かい作業で神経を使いました。
6AK6はスピーカーを駆動する電力増幅を行う球。6AV6はその一つ手前の「検波」という、搬送波を取り除いて信号波を得る球です。

配線を終えてソケットに真空管を差し込み電源を入れます。
スピーカーから「ブーン」という雑音が聞こえてきます。
ボリュームをひねってその音が大きくなればとりあえず成功なのですが、どうか?
ーーOK!
先の失敗もあり慎重に作業したおかげで、このポイントは無事パスしました。
しかし4時間ほどかかりました。朝からだと10時間経過しています。
何も口にしていなかったので、ここでブレイク。

さて、今日はここまでにしようか、それともこのまま続行しようかと迷います。
進捗は6割ほどなので、続ければ日を跨ぐこと間違いなしです。
止めようかな…、とも思いましたが、まだ気力充分、何より一刻も早くラジオから音が出るのを聞きたかったので続けることにしました。

中間周波増幅回路(6BA6、IFT-B)の配線に着手。
ここからは本気モード(?)なので、写真を全然撮っていません。
ここは2時間くらい掛けたかな?

最後の球、6BE6とIFT-A、局部発振器まわりを配線します。
6BE6は何と7極管!
アンテナから入った信号を局部発振器の信号と混合し、低い周波数に変換するという複雑なことを行う球です。
しかし作業も大詰めといったここで大トラブル発生!
20kΩの抵抗が見つからない。
よくよく回路を眺めたところ、50kΩの抵抗と間違えて低周波増幅回路に使ってしまっていた~。
やはり長時間の作業で集中力が低下していたか…。
しかしどうしようもない、一度配線した20kΩの抵抗のハンダを溶かして50kΩのに付け替えました。
タコ足のように他の線も繋いでいたので、冷や汗ものの作業でした。
しかしどうにかやり遂げ、シャーシ下の配線を終えます。

これで終わりーー、かというとそうではなく、最後にコイルアンテナとエアーバリコンの配線が残っています。
要するに信号の出口(スピーカー)から、入口(アンテナ)という向きに配線を行っていたのですね。
だがこれが最後の難関であった。
というのも、コイルアンテナやエアーバリコンはシャーシの上に付いています。
ところが写真や実体図はシャーシの裏側のものしかないので、回路図を頼りにするしかないのです。
しかし実力がないので全く自信が持てず、ネットで同じキットを色々な角度から撮った写真を色々と収集してやっと配線を決めました。

遂に配線完了!
時計の針は午前2時を回っていました。
途中ブレイクしたものの、朝から16時間もの作業となりました。
もうフラフラです。

とは言え、実際にラジオが受信できなければ完成とは言えません。
「どうか…」という祈るような気持ちで電源を入れます。

真空管に灯が点るとスピーカーからかすかな雑音が聞こえ出します。注意深くチューナーのダイアルを少しずつ回します。
12時あたりに来たところで大きく、鮮明な音声が再生されました。TBSが入りました!
さらに1時方向に回したところ文化放送を受信!
やったー!!

ボリュームを上げてさらに綿密に確認したところ、NHK(第一か第二かは分からず)、英語の放送(たぶん横須賀米軍の)が確認できました。
しかしどちらも感度は低く、日中だとまったく聞こえません。
実用になるのはTBSと文化放送の2局だけですねー。ちょっと寂しい。

音はデジタルオーディオと比較するとノイズが多いですが、人の声なんかはわりかし自然な感じで聴けると思います。
音楽も低音とかは全然出てませんが、意外と聴けるなと思うこともあります。
自分で作ったので贔屓目の塊りですがー。
つぎは他局も聴けるように感度を向上させるべくアンテナとか自作したいなと思っています。

真空管ラジオ製作(前哨戦)

このあいだGWに真空管ラジオを作りたいと書いてたわけですがー。
本とかも読んでみて、材料を一から集めるのはちょっと無理そうと思われたので、キットを注文することにしました。
札幌に「ラジオ少年」というNPO法人があって、学校教材としてラジオのキットを製作してます。
そこで出してる4球スーパーラジオ「4S-STD」を取り寄せました。

「スーパーラジオ」は「スーパーヘテロダインラジオ」の略です。
なにやらやたらといかつい名前ですが、「スーパー」も「ダイン」もあまり深い意味はなく、「周波数混合(ヘテロ)」するラジオという意味です。
4球というのは真空管を4つ使ってること指します。
本当はこの方式では5つ使うそうですが、このキットは整流管をダイオードに置き換えてコストカットしています。

さて気になるおプライスですが、定価2万円です。
が、秋葉原のショップに卸しているものを注文したので、プレミアムなのか一割五分ほどプラスされてました。まぁ送料と考えて…、も高いか。
これが5球スーパーラジオだと2万5千円となります。
う~ん、学校教材としてはかなり良い値段だなァ。

真空管とご対面!!
パッケージが古色蒼然としていて、もうスゴイ。
一体どのくらい前に作られたものなんでしょうか?
そして本当に動くのか不安です。

いかにも教材らしく抵抗やコンデンサーが厚紙に貼ってあって分かりやすい!
本当はカラーコードとか読めるようにならなきゃいけないんだろうけど。

さて、早速取り掛かりたいところですが、GW前半はちょっと立て込んでいるので、ぐっと我慢でちょっと置いておきます。
たっぷり二日は掛かるのではと踏んでいます。
そこで前哨戦としてスピーカーを先に作ることにしました。

このラジオキットにはスピーカーユニットが付属しています。
ダイトーボイスの“F120C85-1”というもの(上の写真の真ん中)
いかにもラジオ用という感じの安っぽい代物(販売価格は二千円弱くらい)ですが、意外やネットでの評判は良いようです。
しかし箱は付属していない。
裸のまま使う訳には行かないので、けっきょく秋葉原に足を伸ばしてスピーカーBOXをGETしてきました。
同じくダイトーボイスの“SV-7S(12cm用)”(上の写真の右)

入らない~~~ンッッ!!!!
そうなんである。
入らないんである。
同じダイトーボイスなのに! 12cm用と謳ってるのに!!
これは裏切りでしょう。

とは言えゴミにするわけにもいかない。
まさしくD.I.Y(己でなんとかする)時が訪れたのです。
気を取り直して「島忠」に向かい、穴を広げるための引廻し鋸をGETしました。
そして風呂場でギコギコと穴を5mm程外に広げます。
材質はパーチクルボードなので、切るというより砕くという感じです。
恐ろしいほど埃が出るので風呂場以外での作業はあり得ないでしょうね…。
最後は紙ヤスリで滑らかに仕上げました。

う~ん、多少デコボコしているがどうかーー。

入ったッッ!!

ユニットを木ねじで固定して、内部の配線を行います。
久しぶりにハンダ付けをしたので緊張しました。
出来栄えは、ウ~ン。
まぁ見えない場所だしいいか。

中には吸音材をいっぱいに詰めます。
スピーカーBOXに付属していたのは黄色いグラスウールだけですが、足りないと見て、別の吸音材も島忠で手に入れました。
この白いの何だと思いますか?
アクアリウムのコーナーにあった、水槽の濾過フィルターです。

後ろの蓋を閉じて完成。早速音出ししてみます。
アンプに繋いで、ボリュームをひねる。ドキドキの瞬間です。

おー!
出ました。やった!
しかもちゃんとした音。フルレンジらしい素直な音です。
低音はほとんど出ませんが、ラジオ用としては充分でしょう。

いや~、いきなり大変でしたが、手のかかる子ほど可愛いではないですが、やはり愛着を覚えますね。
とは言え本戦のラジオ作成はトラブル無く行って欲しいと切に願うばかりです。

今年の桜

GWですね…(3日目)
今年は9連休の人が多いんじゃないでしょうか?
私も幸い忙しくなく、休みの島をブリッジする感じで有給が取れました。

今日は普段あんまりやらないキッチンとか、玄関、お風呂場の掃除をしました。
入居以来一度も開けてなかったキッチンの換気扇カバーを外して…。ギャー!!
油と汗まみれになって奮闘しましたよ。あー、くたびれた。
しかしまだベランダと窓掃除が残ってるんだよなぁ…。

それにしても羽が生えたかのように飛び去った4月。
どうやって過ごしてたのでしょうか?
ブログ更新しなきゃなぁ…、とかボンヤリ考えてたものの、なんだかバタバタしてるうちに終わってしまいました。
4月と言えばお花見ですが、なんか週末に限って天気が悪く、ちゃんと撮る機会を逃してしまいましたよ。
そんな中でも、出掛けたついでに撮れたものがいくらかあるのでUPしてみたいと思います。

これは3月末に友人と上野に花見に行ったときに撮った長明寺の枝垂桜です。
上野公園はまだ全然だったのですが、谷中を歩いていると良い桜に出くわしました。
有名な桜らしく、観光客で賑わっていました。

これも同じ日に撮ったものです。
日暮里にほど近い本行寺です。
駅前のタワマンをバックに。

これは上野公園の入口あたりで撮った夜桜です。
残念ながらこれくらいしか見るべきものはなかった…。

これは翌週くらいに用事で杉並に出かけた際に撮ったもの。

同じく杉並で、神田川の桜。

ほぼ満開の桜。
そう言えばこのちょっと後で、杉並で粘着テープで縛られた遺体が発見される事件があったな~と不吉なことを思いだします。

ほころびかけの桜。
ただこの日はどこまでものどかな一日でした。

真空管ラジオ製作(してみようかな?)

東京ではこのあいだ桜の開花宣言が出ましたが、まだまだ寒いですな。
今日も雨がしと降る憂鬱な冬の天気でしたが、ダウンを羽織って東京の街をウロウロとしていました。
このごろまた悪い虫が…。オーディオ欲しい病が再発して物欲に身もだえしてるところです。
「小人閑居して不善をなす」とはまことにその通り!
年度末でプロジェクトが終わったので、出社してもヒマでしょうがないのです。
なので自然と頭が「不善」に向かうーという始末です。

とはいえ先立つものもなく、また仮に高級オーディオを手に入れたとしても現在の住環境で本気視聴したら隣人が包丁を持って飛び出してくること請け合いですので、もちょっと違うアプローチで攻めてみようかと思っているところです。
それは自作、DIYですね。
サスガにCDプレーヤーを自作したというのは聞いたことありませんが、アンプとかスピーカーの自作はかなりポピュラーで、ネットを見るとDIYの記事がたくさん見つかります。

思うにオーディオというのはエレクトロニクス製品としては極めて単純なのでしょう。
それがアマチュアが参入する余地を生み、結果濃い趣味性につながってるんじゃないかと想像します。
だって薄型テレビの画質に煩いカスタマーは多いですが、裏に貼って画質を上げるアクセサリーなんて売ってないですよね(多分)
それはテクノロジーが高度過ぎてそんなことをしても何の役にも立たないことが自明だからですが、オーディオはそうじゃないんだなぁ~ッ。

ちょっと脇道にそれましたが、高級レストランに行くよりも自炊をした方が安く、自分好みの味に仕上がる(かも知れない)そんな風に考えてDIYを志したのでした。
将来的には自作でアンプとスピーカーを揃えたいのですが、まだ経験が足りないのでちょっと別なもので腕を磨いてからにしようと考え思いついたのがラジオ製作です。
大学時代に技術の講義でトランジスタラジオを作ったことがあるので、恐らくいけるだろうと踏みました。
しかし、いずれは真空管アンプを作りたいので、足がかりを得るべく真空管ラジオにトライします。

ネットには真空管ラジオ製作の記事もまたいっぱいあるのですが、やはりリタイアした年配の方が昔を懐かしんで作ってるケースが多いですね。
私の子供の頃にはすでに真空管は姿を消し、ラジオはラジカセやウォークマンに付属するものになっていたので、懐かしさはないのですが、なぜかその音は懐かしさを誘うものとなるような気がします。

ネットの作例は豊富なのですが、やっぱり手元にガイドが欲しいので、いくつか書籍をピックアップしてみました。
寒風吹きすさぶ中、最初にむかったのは新宿のブックファースト。
理工のコーナーにけっこうたくさん自作オーディオの本が置いてあります。
真空管アンプの本が目立ちますが、そこに混じって真空管ラジオの本もチラホラと…。
見つけました! お目当ての「真空管ラジオ製作ガイド」(初歩のラジオ編集部編)
パラパラとめくってみて、写真や図も多く、初心者にも分かりやすそうだったので購入することに決めレジへ。
¥2,376でした。

この本とは別に、新書サイズの「手作りラジオ工作入門」という本も見てみたかったのですがブックファーストにはなかったので、雨のなか神保町に向かうことに。
古本で安く手に入ればもうけものと、古書店を何軒か覗いてみましたが空振りに終わります。
須田一政の写真集を物色したりと、ちょっと道草をしましたが、今回はパスでー。
けっきょく三省堂書店で新品を手に入れました。¥864なり。

それにしてもブルーバックスの本を買うなんてウン十年ぶりじゃないかしら。
小中学生のころよく読んだものです。都筑卓司先生の本とか。懐かしいな。
これは持ち運びやすいサイズなので通勤時間に読もうかと思います。

4月いっぱいで下調べや材料の手配をして、いざ製作するのはGWかな?

パソコン関係いろいろ

この前、パソコン大丈夫かな?という記事でパソコンのハードディスクがそろそろお亡くなりになるんじゃないのかと危惧してたのですが、早めに予防保守を実施することにしました。

ゲットしたのはウエスタンデジタル(WD)の青、3.0TB
アマゾンで1万円弱でした。
保証期間は2年なんですが、アマゾンで買うと更に半年保証期間を延長してくれるそうな…。
しかし高々2年半で壊れられては困ってしまいます。

WDのハードディスクには青だの赤だの紫だのと色々グレードがあるのですが、青は現在の一番安いライン。
以前使ってたのは緑で、その当時は一番安かったのですが、今は青に吸収された模様です。

その緑の2TBから青の3TBにデータをコピーします。
待てど暮らせどコピーが終わらずやきもきさせられましたが、8時間後に終了しました。長かった…。

ハードディスク交換後の動作も問題なく、不良セクタのレポートも届かなくなりました。良かった良かった。

さてものはついでということでちょっとパソコン周りに強化の手を入れてみました。

いまパソコンをこないだ買ったレグザに繋いでいるのですが、4Kの解像度に対応していないため映すと画像が結構汚くなります。
なので4Kに対応したグラフィックボードに差し替えを行いました。
入手したのはMSIの“VD5931 GT710”という製品です(ちなみにこれまで使っていたのはMSIの“N9400GT-MD512-LP”)
同じくアマゾンで注文して4千円ちょっとでした。

パソコンは古いのでちゃんと動くか不安でしたが、問題なく使えました。
4Kの解像度で表示するととてもシャープで美しいです。
でも文字は40型のディスプレイでも米粒のように小さくなってしまうので、大き目の表示に調整しています。

そして4Kの解像度で動画を再生するのは、残念ながら無理でした。
やっぱり全体的な性能が足りないよう…。まぁ、しょうがないか。

さらについでで、レグザ用の外付けハードディスクケースをゲット。

玄人志向の“GW3.5AA-SUP/MB”というブツです。
玄人志向のハードディスクケースはこれで3台目だという…。

並べてみて、違いわかりますか…?
私にも分かりません。シールでも貼って区別しないことには。

先代の機種はレグザの省電力機能とうまく連動しないようで、録画を失敗してしまうことが度々ありました。
でも「アナ雪」の録画を絶対失敗したくない!ので、ちょっと出費ですが(2千円)手配しました。おかげでちゃんと録画できて良かった。
でも、撮って満足しちゃってまだ観てないんですけどねー。

リーバイス 501ブラック

H&Mで買ったツイルのジーンズがダメになったので、リーバイスの黒ジーンズを購入しました。
ここ一年ほどリーバイス(しかも501)続きですね。
青→カーキ→黒という順で買ってます。

まだ糊が付いていて、新品ピカピカという感じですね。
前の二本は店頭で買ったのですが、今回はフィッティングしなくても大丈夫だろうとネットで購入しました。
某店で、¥6,480です。

タグに$59.50と書いてありー、今の為替相場で1ドル112円で計算すると¥6,664になりますね。
やった! 本場よりちょっと安く買えちゃった!

サイズはウェスト31インチ、レングス32インチでマイサイズよりかなり大きめです。
しかし(前にも書きましたが)洗うと縮んで、いい感じにフィットするようになります。
同じように、未洗いから1年間履いたジーンズと比較するとこんな感じです。

手前の青いジーンズもW31L32です。
一回りも縮んでますね。

長さは5~6センチくらい短くなってます。
肌触りも硬さが取れていい感じです。
ウォッシュされたジーンズより、より体形に馴染む感じがして好きですね。
このブラックも、体に馴染んでいく過程が楽しめたらと思います。

城ヶ島

1月に行ったので、ちょっと前なのですが、三浦半島の南端にある城ヶ島に行きました。
天気に恵まれ、素晴らしい景色を堪能できました。
そこで撮った写真をアップしていきたいと思います。

その日は、京急に長いこと揺られて、昼の1時ごろ三崎口に着きました。
そこからバスに乗りかえて、さらに30分くらいかかります。
とちゅう港を経由して、城ヶ島大橋を渡ります。
食事処やお土産屋が並ぶ通りの奥、城ヶ島ダイビングセンターの付近が終点の停留所でした。

京急ホテルの周囲の遊歩道を通って、長津呂崎のあたりに出ます。
釣りをしてる人が多かったですね。
風がかなり強めでした。

城ヶ島灯台を左手に見ながら、島の南側の海岸を進みます。
海岸はごつごつとした波食棚で歩くのに難儀します。
波に削られて露出した地層があらわに見えます。

海岸段丘で、波打ち際まで険しい山肌が迫ってるところがあり、手つかずの自然を感じました。

海水自体はきれいで、波の届かないところにある水たまりは青く澄んでいました。

遠目に奇景「馬の背洞門」が見えます。

より近くに。

到着。
やはり有名どころなので、自撮りしたりする観光客でにぎわっていました。

このあたりから丘の上に登る階段があります。
かなり急なので足元がおぼつかない感じです。

上から海岸線を眺めたところです。

ここから尾根伝いに城ヶ島公園に進みます。
途中で県の天然記念物「ウミウ(海鵜)」の越冬地が見られます(上の突き出た岬)
大きなカメラを持ってファインダーを睨むバードウォッチャーの姿がありました。

城ヶ島公園の先端には、もう一つの灯台「安房崎灯台」があります。
城ヶ島灯台に比べるとずっと小さく、胴がくびれたユニークな形状の灯台です。

強い風に煽られた波飛沫がつねにその表面を濡らしています。

外海に向けて一つ目を開けてますね。

帰りは港に寄りました。

いかにも港らしい魚屋さんの店先。

食事処も港町の風情があっていいですね。

オシャレなカフェもありました。

中華料理屋の店先にこんな奇妙な形の大根が!
たしかに三崎大根で有名ですが。

以上が早足で駆け抜けた、自然と港の情緒がある城ヶ島の旅でした。

パソコン大丈夫かな?

う~ん、ちょっと更新に間が空いてしまいました。
まだまだ寒いですが、先週は春一番が吹いたりして、季節の歩みを感じますね。

ところでこのブログを動かしているパソコン、「サーバー」と呼ぶのですが、そのサーバーのハードディスクがまずいらしいです。
一日に二回くらい「不良セクタがある」みたいなレポートが届きます。
不良セクタとは読み書きできなくなったハードディスクの領域のことで、長らく使ってると経年劣化により現れてきます。

確かにけっこう長く使ってきました。
おそらく玄箱Proと一緒に買ったものなので、もう7年弱くらいになりますか…。
ハードディスクの寿命は、条件によって一概には言えないのですが、4年程度が目安とされているので、そろそろ危ないかなーと思っています。
とりあえず重要なデータはバックアップしましたが、早めに手を打つ必要があるでしょうね。

でもより良くないことは、この7年弱のハードディスクは、我が家で稼働している(PCや外付けドライブにある)ハードディスクたちのなかでは一番若いということです。
立て続けにハードディスクがバタバタと昇天することになったらどうしよう…。

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