お花見(2018年)

毎年アップしていますがー。今年もお花見写真を載せていきたいと思います。

先月末ごろに家の近くを散歩してポツポツ撮ったものを紹介します。
これは近所の反町公園です。

花壇にはチューリップも咲き誇っていて春めいていました。

第一京浜沿いを横浜方面に進んでいる途中に見つけた神奈川公園の桜。
家族連れが何組か花見をしてましたが、混んでる感じはなかったです。

ちょっと行ったところにある卸売店「栄光」でお酒とツマミを購入し、目的地「幸ヶ谷公園」を目指します。

ここは神奈川公園とはうって変わって、屋台も出ていて花見客で大賑わいでした。
そう言えばもう10年以上前ですが、前の会社でここに花見に来たことを思い出します。

開花状況は、満開一歩手前の八分咲きといったところだったかと思います。

次は翌週に出かけた目黒川です。

この日には満開を通り越して散り始めてましたね。
ただ最後のお花見日和の週末とだけあって、花見客で混みあっていました。

目黒駅から出発し、川沿いに上流に歩いていきます。
カヌーやモーターボートに興じる人たちの姿が目に付きます。

駒沢通りと交差する地点で折り返し、対岸に渡って下流に進みました。
五反田付近で川に別れを告げて、品川方面のオフィス街方面をぼんやり目指しながらブラブラします。

休日のオフィス街はガランとして独特な雰囲気です。
でも意外と子供たちの絶好の遊び場ともなっているようです。
これは品川シーズンテラスで撮った一枚。

ソルジェニーツィンの古本探し

今日は関東は大雪に見舞われています。
昼過ぎから強く降りだし、オフィスの窓の外の空が真っ白になるほどの勢いでした。
交通機関の渋滞が予想されたので、私の会社でも3時くらいから帰宅を促すアナウンスが出され、渡りに船とばかりに社屋を後にしたのでした。
台風を喜ぶ小学生と何らか変わりありませんね。
仕事はまだたっぷり残ってるのですがー。

年が明けてから良い天気が続いていたので何かその反動がやってきたような気もします。
しかし忘れもしない1月5日。この日は夕暮れ時に冷たい雨が降りました。
私はその雨を頭に、肩に受けながら店から店へせわしなく立ち回っていました。
神保町の空の下で。

去年は読書的には島崎藤村イヤーでした。
しかし特に藤村が好きなわけでも、作品が気に入ったのでもなく、単にキンドルでタダで読めるからというセコい理由です。
言うなれば、肉が食いたいけど高いからモヤシを食べて凌いでいた…、みたいな。
「今年はそれじゃイカン!」
ということで、キンドルを投げ捨て、正月から文学の肉汁滴る部分をガブリとやる決意に満たされていたのです。

「肉」とは何か…。
それはロシアの文豪、アレクサンドル・ソルジェニーツィンの文学です。
三年くらい前に読んだ「イワン・デニーソヴィチの一日」 ――良かった。
一昨年読んだ「ガン病棟」 ――最高だった。
しばらくキンドルというおもちゃに夢中になって触れられずにいましたが、ようやくこの鉱脈にズバーッと切り込んでいきたいと思っています。

そもそもキンドルで読めれば何の問題も無いのですが、ナシー。
というか、「イワン・デニーソヴィチの一日」以外絶版状態で新書で手に入れることは叶いません。
で、自然に古書を探すことになります。

Amazonあたりで調べると一冊一円から安価で叩き売られています。
それを知った時に、やったー、とばかりに上の二冊に加えて、「煉獄のなかで(上・下)」、「収容所群島(1~4)」、「マトリョーナの家」をカートにブチ込みました。
これだけ入れて2千円くらいでした。
意気揚々と決済に向かうと、衝撃の事実に愕然とします。
なんと一冊に着き送料が¥257かかる!
10冊分なので、むしろ送料の方が高くついてしまいます。

いや、送料がかかることは分かっていますよ。でもわざわざ同じ出品者からの商品に揃えてピックアップしてるんですよ。
まさか一冊一冊別々に送るってことは無いでしょう?
一個のダンボールにまとめて宅配に出すハズでしょう?
Amazonには注文をなるべく一つの配送にまとめて送料を最小限に抑えるオプションがあるんですから、それが適用されてしかるべきでしょう?
送料と言いながら、そこからしっかり利益を叩き出そうという魂胆ミエミエではないですか?!
貧乏人ナメんな!
ということですっかりヘソを曲げた私はEコマースに頼るのは辞めることにしました。

…ついでにです、もうひとつ古書の闇(?)を開陳しましょう。
新潮文庫から出ていた「収容所群島」は6巻まであります。
う~ん、大長編ですね。
で、絶版なのでいずれも古書で手に入れるしかないのですが、1月22日現在のそれぞれの巻の値付けがヤバい。

  • 第1巻:245円
  • 第2巻:200円
  • 第3巻:800円
  • 第4巻:750円
  • 第5巻:1,500円
  • 第6巻:10,136円

5巻目で、んんー?
6巻目で、なんじゃこりゃ?! です。
「ここまで読んだら最後まで読まなきゃ気持ち悪いよね?ちょっと高いけど、はいポチー!!」
というメッセージが透けてみえます。
なんと狡猾、かつ浅ましい魂胆でしょう。
桑原桑原…。

だいぶ前置きが長くなりましたが、そういう訳で現物を足で探そうと神保町に足を運んだわけです。
昨年の3月に真空管ラジオ作成の教材を探しに行って以来です。
その時も荒天でしたが、この日もぐずついた空模様でした。

本格的に振り出す前にと、靖国通り沿いの店を物色します。
とちゅう写真集を豊富に扱っている小宮山書店などで道草を食いますが、基本は文庫本の背表紙を追います。
なかなか見つからなかったのですが、厳松堂ビルの澤口書店の店先で100円で叩き売られている「イワン・デニーソヴッチの一日」を発見(カバーなし)
店内に入ると「ガン病棟(上・下)」を¥800で見つけたので購入しました。

こっちはちゃんとカバーあり。こんな感じで丁寧にビニールにラップされていました。
で、ちょっと離れたところにある別の澤口書店の店舗で「収容所群島(1~6巻)」を発見!

うおー!と手に取ると、値札を見てまたビックリ!
―――¥10,000也

Eコマースばかりでなく、現実も魑魅魍魎ではないか!
と絶望し出口に踵を転じかけますが…、さりとて横浜からばるばる出て来て買わずに帰るのもひどく寂しいような気もする…。
だが、もともと定価で¥2,720のものを一諭吉で売りますか?
貧乏人なーめーんーなー。

店外に出ると雨がぱらつき、往来の人の足を速めています。
店先の本をビニールで覆う店員の姿が目に付きます。

しばし足を棒にして他店も探してみたのですが、けっきょく同じものを置いている店は見つかりませんでした。
それで、これはお正月だけの大盤振る舞い!と自分の良心を誤魔化して購入したのでした。
澤口書店では1万円以上購入するとタダで配送してくれるというサービスもあったので、それが背中を押したという面もありました。
さらにどうせならーと、トルストイの「アンナ・カレーニナ」も滑り込ませてしまいましたー。
どうした?良心?

これが釣果ですね。
「ソルジェニーツィン短編集」は後日、伊勢崎町の古本屋を探して見つけたものです(¥250)

昔の岩波文庫ってカバーは無かったんですね。
てっきりなくなったものを売ってるのかと思いましたよ。

どやー!とばかりに並べてみました。
う~ん、しかしこうやって揃ってるとカッコいいなぁ…。
頑張って読んでいきたいです。

こちらも長編。
¥1,200でした。やはり市場に出回ってるものは安い。
訳者は収容所群島と同じ木村浩なんですね。
こちらも読みたい。

靴磨き

久しぶりに革靴のお手入れをしました。
綺麗な靴で新たな年を迎える。素敵なことです。

今回の主役は初めて靴墨を入れるシャンボードちゃん。
お高い靴墨、サフィールノワールはこの子のために買ったといっても良い。

ピカピカだったシャンボードも半年経って汚れが目立ってきました。
特につま先に入った擦り傷が痛い…。
靴墨でどの程度カバーできるか挑戦です。

サフィールノワールを直接指に取って革に広げます。
手の熱でロウが溶けるようなので、なるべく均一になるよう伸ばします。
擦り傷や、よく当たって色の落ちた個所は多目に塗って目立たないようにします。

古いシャツを割いた布で擦り、仕上げにブラシで肌理を整えました。

どんなもんでしょうか?
なかなか最初の輝きに近づけたかなと思います。
たまには日頃の労苦をねぎらってやって、長く付き合っていきたいですね。

本覚寺

反町と横浜は一駅ですが、近いのでじゅうぶん歩いて行けます。
今日買い物をした後、東海道沿いを歩いて帰っていたら、途中にある本覚寺が目に入ったので寄ってみました。

当然わたしの興味はお堂ではなく墓地にある…。
台場にあるお寺の墓地は遠目からでもよく見え、しきりに私を挑発していた…。

近くには「浮いてる寺」三宝寺があるように、起伏に富んだ地形の中にあります。

思わず「いいねェ~」と頬が緩む法枠とのコラボレーションです。

高台にあるため、目線が金港町あたりのビルに当たるのも面白いと思います。

登りきると裏手には反町方面の街並みが眺望できます。

非常に急な斜面にあるので、このような珍しい角度から墓石を見れるのも面白いです。

新しめの墓石が多いと思いました。

お地蔵さんが並んでいる。
珍しい。どういう謂れがあるんでしょうか?

これも謎の小宇。
単に墓石が並んでいるだけじゃなくて、こういうスポットがあるのも想像を掻き立てられるものがあり興味深いです。
小さいながらなかなか良い霊園だと思いました。

ひさしぶりの上野

引っ越して以来、久しぶりに上野を訪問しました。
京浜東北線で40分ちょいといったところですね。

やっぱりシャンシャン効果で動物園が混んでるのかな?と見に行ったら、この日は休園日でした。

都立美術館もちょっと覗きました。
そういえば今年は私立中高生の写真展見れなかったなー、とふと思います。
まあしょうがないですね。

それからお決まりで谷中霊園を見に行きます。

この日は抜けるような青空。冬晴れのお天気でした。
園内は外国人がけっこう目に付きました。
観光スポットとして認知されてるのかな?

今日の本当の目的は衣料品の買い出しなのでした。
繊維街を目指して日暮里に抜けます。

やっぱりヘイワ堂。
交通費を考えると微妙なところもありますが、下着とかをまとめ買いする時重宝しますね~。
でもB.V.DのTシャツのサイズが無かった…。残念。

三ッ沢公園

うっ…、くしゃみをすると腹筋が痛む…。

いよいよ年も暮れてまいりました。
年末年始の連休に入りましたが、良くない癖で生兵法をしたがる。
真夜中のジョギングですよ。

引越してからしばらくジョギングしてませんでしたが、連休中に再開しようと案じます。
これまでは川の近くに住むことが多かったので、自然と川沿いの土手を走っていたのですが、困ったことに反町には無い。
それで地図としばらくにらめっこして、国道一号沿いに三ッ沢方面に走ってみることにしました。
道がほぼ真っ直ぐなので走りやすかろうと考えましてー。

道はブルーラインと重なります。
三ッ沢下町、三ッ沢上町と通過します。
時刻は8時くらい。人通りは少なく走るのに支障はありません。
2km位走ると、三ッ沢公園入口の交差点に着きます。
帰りは第三京浜に沿って走ろうと思っていたので、右折し、県道13号に入ります。
国道沿いは平坦でしたがこの辺りは峠になっています。

下ったところで首都高の灯りが見えます。
並走できる道を探そうと暗闇に目を凝らすと、うっすらと「三ッ沢公園入口」の文字が。
遊歩道のような土の道が第三京浜と並行しているように見えます。
ただ外灯もなく、鼻を抓まれそうな暗さで、首都高の灯りが頼りです。

しばらく進むと厩舎のようなものが見え、馬術訓練場の文字が見えました。
微かに獣の臭いが漂い、不気味なことこの上ありません。
一体どこに向かっているのかと不安になります。
しかしちょっと進むとその先に煌々と光る建物があり、三ッ沢公園レストハウスとありました。
私はいつの間にか公園の中に入っていたようです。

広場があり、二本の高いモニュメントが目を惹きました。
横浜市戦没者慰霊塔とあります。
その裏手に回ると丘になっていて、三ッ沢上町駅方面の夜景が目に入りました。

ここには丘の傾斜を利用した長いローラー滑り台が設置されています。
日中なら子供たちでさぞや混んでいるでしょうが、さすがにこの時間、人っ子一人いません。

なんでも横浜で二番目に長いとかで、割と有名なようです。
しかし夜だと全体がどうなってるのか分からず、奇妙なオブジェのように見えます。
普通なら歯の根も合わぬほどの寒さの中、さっさと立ち去りたい所ですが、走ったお陰で身体が温まってることもあり、意外な童心がきざしてきました。
「いっちょ滑ったろう!」

階段に足を掛けます。
上まで登ると滑り台のローラーが見えます。
一度滑り出したら止まらないというやつです。
滑り台の先は暗闇に溶け込んでおり、一体どんな風に滑るのか分からず不気味です。

「ぎゃー」
意を決して腰を下ろします。
まるでヌルヌルの床のように身動きが取れなくなり、あとは重力に身を任せるのみです。
結構な蛇行コースで、最後はクライマックスとばかりにグルッと大回転です。
ジェットコースターばりの迫力でした。

しかし、冷たい土の上に尻もちを着いた後は、童心はどこかに飛び去ってしまい、再び暗い道を息せき切って走り始めたのでした。

神奈川区へお引越し

う~ん、長らくサイトを放ぽっていた…。

10月末に亀有から神奈川区に引越しをして、色々と忙殺されてました。
亀有には2012年の6月からだから、5年4ヶ月ほど住んでたことになりますね。
結構長かったな~。学生時代の八王子に匹敵する長さです。
物価が安くて暮らしやすい良い街でした。

神奈川はどうでしょうかー?
まだ充分探索してはいないんですが、東神奈川駅前にあるイオンや、安売りスーパーの「ビッグヨーサン」などは重宝しそうな感じです。
夜は、亀有よりは店じまいが早い印象ですね。
会社帰りでお腹が空いてる時なんかはちょっと困ります。

最寄り駅は東横線の反町で、歩いて3分くらいのところにあります。
反町駅のホームは異様なまでに地中深くにあり、改札を通ってからエスカレーターで延々と下って3分くらいかけて到着します。
なので、実質6分?!
これは詐欺的でしょう~。

そういえば反町には6年前に「反町浴場」に入るために訪れてたんですよね。
まさか後に住むことになろうとは知る由もありませんでした。
反町浴場は引越してからはまだ行ってないので、近いうちにまた行ってみたいと思います。

通勤は東神奈川駅を使っています。
京浜東北線なので非常に混んでます。
そしてまだ「乗車のセオリー」が出来ていない…。
亀有時代は隣の綾瀬発の始発待ちに並んで座って行く、というのがセオリーだったのですが、ここではまだ。
千代田線とはっきり違うのは、各駅ごとに乗り降りが激しいこと。
なので運が良ければ蒲田とか大井町あたりで座れることも多いのですが、運任せなので立ちっぱなしということもままあります。
前の車両なら座りやすいのか、はたまた後ろなのか?
あるいは、蒲田でいったん降りて始発待ちに並ぶのが良いのか?
サラリーマンの死活問題とも言える通勤電車の問題に答えはまだ出ていません。

最後に、まだ本格的に再開できていないのですが、近所の写真を何点か載せようと思います。

これは成仏寺です。
なんでも幕末に宣教師や、ヘボン式で知られるヘボン博士が滞在したりした歴史のあるお寺だそうです。

同じく成仏寺。
墓地が隣接していて、木版に書かれた注意書きが墓地好きの私にはグッときました。

これは京急線沿いにあるべつのお寺です。
何やら雲の感じが怪しげで気に入っています。

最近のフィルム

連休を利用して久しぶりにフィルムの現像をしました。
一年くらい前の写真もあったので、まったく最近ではないのですが…。
その中でいくつかアップしていきたいと思います。

これは去年末あたりに行った東京ディズニーランドです。
クリスマスシーズンだからか混んでいてほとんど乗り物に乗れなかった思い出があります。

これは今年頭に行った城ヶ島ですね。有名な馬の背洞門です。
前に撮った写真を載せましたが、フィルムでも撮影してました。
今になってやっと日の目を見ることになります。

海岸の風景です。荒々しいですね。

同じく城ヶ島の海。黒い…。

安房崎灯台です。

三崎港あたりに戻って撮った写真です。

これは昨年の10月あたりに撮った近所の写真です。
現像するまですっかり忘れてました。
夕方に撮った写真なので、街頭の灯りで日中とは違った感じに撮れています。

同じく近所の街路樹です。

これはうって変わって最近。
お盆休みに久しぶりに訪れた水元公園です。
小合溜にびっしりと水草が繁茂してる様子は例年通りです。
でも園内のトイレがすっかり入れ替わってって驚いたー。

テーブルの上で眠る赤ちゃん。
おじいちゃんと思しき人も椅子の上に長くなっていて、のどかだなと思いました。
熱中症にならなければいいですが。

最近のリカー~日本酒編

いまお盆の連休中です。
今年のお盆は関東は天気が優れないようで、ズッっと雨マークが並んでいます。
今日は朝からかなり強い雨が降り続いているので、折角の休みも家で籠城モードです。

去年の10月くらいから禁酒(?)をしています。
一滴も飲まない!というハードなのではなくて、日常的に飲まないようにする、というものです。
なので、禁酒中なのにブームがあるという奇妙な現象が起こりまして、そのレポートです。

お値段の割にはウマイという、コストパフォーマンスの高い日本酒を求めまして、二銘柄ほど試してみました。

ひとつめはコレ。
「ふなぐち菊水一番しぼり」
よくコンビニとかで200ml缶を見かけますが、これはアル中おやじ大喜びなビックな1L缶です。
お値段¥1,200くらいだったような気がします。

味は濃厚甘口です。
人によっては甘口は苦手かも知れませんが、私は美味しく飲めました。
サイズが大きいので、うまく注げるようアタッチメントが付いてるのがユニークですね。

お次は、「しぼりたてギンパック」

これはパック酒なのにこの美味しさ?と話題となっているらしく、友人が晩酌に使っていると言っていたので試してみました。
お値段は、900ml入りで¥700くらいだったような気がします。
先のふなぐち菊水に比べてぐっとお安いですね。

味は対照的で、水のようにサッパリしています。
どちらかというとふなぐち菊水の方が好みの味ですが、晩酌用としてどんな料理にも合いそうなお酒です。