酒のツカサ二俣川店 閉店

子供のころほんのちょっとだけ相鉄線の万騎が原に住んでたことがあるんですよね。
この間、当時の知り合いに久しぶりに再会したので、懐かしくなってグーグルマップを眺めていたら、当然なんですけど色々変わっていました。

その頃、建ったばかりの「ファーレ東芝南万騎ヶ原」というマンションに住んでたのですが、今は「アジュール南まきが原」に名前が変わっていました。
いつ変わったのか分かりませんが、東芝が経営苦で手放したんでしょうかね?

近所に「酒のツカサ」というディスカウントストアがあったのを覚えていました。
全体が目に痛い黄色、という忘れがたいインパクトのある店構えでした。
自販機で買うと110円するジュースが30円で売っていて、子供ながらに興奮した思い出があります。
あと「ロイヤルサルート」とか高級酒の瓶が並んでいて、「カッコイイな~」と心惹かれていました。
今にして思えば、お酒に対する憧憬を初めて抱いたのは「ツカサ」だったかも知れません。
ウィキペディアを見てみたら、92年は全国一の売上があったそうで、超イケイケだったんですね。
しかし時を経て、今年の9月にひっそりと閉店していたという…。
今はあの黄色い建物はどうなってるんでしょうね~。居抜きでそのまま学習塾とかになってたりしたら面白いんですけどね。

あと当時、近くを通る東海道新幹線の陸橋のたもとにラーメン店がオープンした記憶があります。
開店記念で一杯100円で振舞ってました。
グーグルマップを見ると確かに「ラーメンヤマト 善部店」という店がある。
場所的にここで間違いないと思うのですが、当時の屋号そのままなのか、経営が変わったのかはちと分かりません。
食べログに載ってる写真などを見ると、カウンターの様子など当時を彷彿とさせるものがあります。
もし当時のままだとしたら実に30年近く地域に根付いてやってますねー。
機会があれば食べに行ってみたいものです。

ポメラDM20死亡…

アチャー!
ついに12年使ったポメラDM20の折り畳みキーボードが割れてしまいました…。
とは言えすでにそれ以前から死相は出まくっていた…。
2年くらい前に部屋の隅に片しておいたのをひょっこり取り出したら、ウレタン塗装がベタベタに加水分解していました。
それはアルコールで拭いたら取れたのですが、折り畳みキーボードのヒンジの部分が欠けていたので、ボンディックで補強して対処。
どうにか延命措置で今日までだましだまし使っていました。
しかし歳月の波はプラスチック本体を確実に蝕んでいたようで、これまた久しぶりに取り出してみたらヒンジがパキッっと…。
更にはキーボードと本体の止め金部分も外れてしまい、確実にゲームオーバーとなりました。

このキーボード、コンパクトですが打ちやすく、すごく気に入ってたんですよね。
折り畳みのギミックもカッコよかった。
でも機械的な可動が多いほど壊れやすい必然があります。

しかし、12年も使っていれば無理もないかなぁとも思います。
いまいち未練が残るのは、購入した当初に意気込んでいたほど使い倒せてなかったんですよねー。
ブログでも文章を書くのでも、色々ネットの記事を参考にしながら書いて、パラグラフを消したり入れ替えたり推敲しつつ書くので、そうするとパソコンで書くのが一番楽で効率良いので次第に触る機会が減っていきました。
こう頭の中で文章を組み上げてダァーっと記事に流し込める方だったら重宝しただろうと思います。
要するに私には過ぎたギアでしたな…。
ポメラを使い切ってあげられなかったのが残念というか申し訳ないという思いです。

最近のオーディオ遍歴

前回オーディオの記事を書いたのはまだ寒い3月のことであったか…。
いまもまた寒い師走に突入し、何というか時の流れは早いものですね。
その間に実は引越しをし(といっても同じ区内だけど)、テレワークもけっきょく恒常的に続いていますね。

相変わらずテレワの傍らオーディオを弄るということをしております。
この頃はアマゾンミュージックをよく聴いてますね。
「Hot In Japan」を垂れ流して聴いてます。
Official髭男dismは良い曲が多いですね。あとAdoも曲によって当たり外れがありますが、「ギラギラ」「夜のピエロ」「会いたくて」あたりは非常に好きです。

以下本題。

ヘッドホンはもう疲れた! 自作スピーカーで箱庭的オーディオ環境を作る

4月ですねぇ。
MS-Pro(ヘッドホンね)って、悪名高いGRADOの血を引いていて着け心地が悪いんですよ。
なので机上に置ける超小型スピーカーを自作で作ってみようと思い立ちました。
白羽の矢を立てたのは、自作スピーカー界では超有名なブランドFostexの8cmスピーカーユニットP800-Kと、その箱P800-Eです。
それぞれペアで、¥3,510と¥2,964でした。(税込み)

パソコンの自作同様なんちゃってDIYで、ハンダでスピーカーと箱を結線してねじ止めするだけで完成です。
確か30分くらいでできたと思います。

超小型スピーカーなので非力なCayin HA-1Aのスピーカー出力でもちゃんと鳴りました。
スピーカーケーブルもアマゾンで買ったこれ。

30mで¥1,646の激安。なのでトータルで8千円強くらいの投資でした。

机上に置いたところ。

さすがはFostex製で、最初から聴きやすい音が出ます。
フルレンジ一発なのでやはり低音は期待すべくもないですが、Youtubeのスピーカーテスト音源で確認したところ70Hzくらいから出てるようです。
高音は耳の方の限界で14kHz以上は確認できませんでしたが充分あるんじゃないでしょうか。
点音源に近づいたことでステレオ感があり、明確な定位でミニチュアサイズになった演奏家を眺めるような愛らしさがあります。

球転がし第二章 次は二段球を転(や)る

これは6月のことでした。
Cayin HA-1Aの初段球をムラードに替えて「アハハ」と楽しんでた訳ですが、二段球が元々付いてた中華球なのが実は精神衛生上良くなかった…。
で、しばらく市場(アマゾン)をウォッチしてたのですが4千円前後で推移していたのが2千円台に落ちたので脊髄反射でポチり!
税込み¥2,377でGETですじゃ。

早速取り付けたところ。
右の背の低い管です。(ステンレスのセパレータが鏡になって映ってますね)

音に関してはリッチになったという人もあればスッキリしたという人もあり、それぞれなのですがウチはドンシャリ傾向が強まりました。
なのでリッチになるという方に一票ですかね。
HA-1Aには背面に三極管接続とウルトラリニア接続という回路を切り替えるスイッチがあるのですが、ウルトラリニア接続の方が派手というかじゃじゃ馬的サウンドになります。
それが気に入っていて普段はウルトラリニアにしていたのですが、それだとうるさすぎるようになったのでもっぱら三極管接続で聴くようになりました。

部屋を暗くするとほんのり灯りが点って安らぎます

オカルト論争に終止符 果たしてインシュで音は変わるのか?
これは引越し後なので、先月ですね。
テレワークに使う部屋が広くなったのでせっかく作ったFostexのスピーカーは片づけて、スペンドールS3/5という元々使っていたブックシェルフ型スピーカーに戻しました。
これは確か2007年頃、ヨドバシカメラアウトレット京急川崎店で7万円くらいで買ったものです。
もう14年くらい使ってることになるのですね…。
幾たびの引越しを経て箱はキズだらけ、一部フローリングの補修材で繕っていますがスピーカーユニット自体は劣化した様子はなく買った当時と変わらない音だと思います。

小型スピーカーとは言えFostexのに比べるとやはり音の迫力に雲泥の差がありますな…。
スチールラックに直置きして聴いていたのですが、曲によっては棚にビリビリが伝わり聞き苦しいものがありました。
クッションを挟むと収まったので、しばらくそれでよしとしていたのですが、やはり見た目が悪く(オーディオは見た目が5割(?!))精神衛生上良くないので、インシュレーターに置いてみることにしました。

オーディオのアクセサリーには科学的根拠が乏しいわりにびっくりするような値段が付けられているものが珍しくなく、それがオカルトと揶揄される一因なのですが、インシュレーターにも多分にそんなところがあります。
そこでオカルト論争に終止符を打つべく、大枚(ヨドバシカメラ横浜で¥2,950)をはたいてインシュレーターを購入しました。

それがオーディオテクニカAT6099ッ!

う~ん、なんというダサイパッケージだろう。オーディオというもの、もっと幻想を大事にしなくてはいけません。
幸いパッケージから出すと結構カッコイイ。

なぜ6個?かとういうと、下の写真のように3角形の形に配置してその上にスピーカーを載せるからです。(決してケチってるからじゃないよね…?)

インシュレーターに載せる前と後で同一音源で聴き比べをしてみました。(アマプラで何曲か)
「何も変わらない…」
だったら面白かったのですが、意外と分かりやすく変化がありました。
低音が締まってベースラインが明瞭に聞き取れるようになります。
音の変化としては良い方向に向かってるのではないでしょうか?
インシュレーターに載せることで高級感が増して感じられるので、3千円弱の投資としては悪くなかったのでは思います。

学歴フィルター?

半年近く放置してしまった…。
色々ありました。
でもちっとは活動的にすべく新しい試みとして、世間で話題となっているツイッターの書き込みを引用してウンチク垂れてみようかと思います。

大東亜帝国w!
懐かしい(笑)
私が大学生だった20年前でもこう言われてました。あとMARCHとか日東駒専とか。
テレビでインタビューされてた学生はちょっと憤慨してたけど、実際にはこういうカテゴライズというか序列化を学生自身も受け入れて(自嘲入ってるかも知れないけど)楽しんでたような気がします。
私の出身校はあまりこういう括りに挙げられないマイナー校だったので、大勢の口にのぼる有名校が羨ましかった思い出があります。
あと第一志望には行けなかったので当時はちょっとコンプレックスを抱いてました。
しかし社会に出ると学歴は多くの要素の一つでしかなく、難関大を卒業したからといって幸せな未来が確約されているわけではないことを実感しそういう気持ちも次第に薄れていきましたね。
学歴フィルターは採用側の効率化という面が大かと思いますが、学生側も就活という捉えどころのないものに対して自分の立ち位置を求めるために、自ら親しんでいた面もあったかと思います。
就職をしたらしたで、企業規模や職種で新たなフィルターが発生するかも知れませんよ。配偶者の有無、子供の教育、住まいでもあるかも?
でもそこまで行ったら単なる言葉のオアソビであることに気付いてきます。

最近アマプラで観た映画

「メッセージ」以外で、最近アマプラで観て印象に残った作品を挙げていきます。

■リーマンブラザーズ 最後の四日間
これは「マネーショート」を観て感動したので、もうちょっと知りたくなり、関連作品に出てきたのを観ました。
当時ニュースで、リーマンは破綻したもののなぜかAIGは救済されて、それについてリーマンの社長みたいな人が恨み言を言っていたのを薄っすら覚えていました。
その恨み言を言ってたのが例の「ゴリラ」の異名を持つリチャード・ファルドCEOだったという。
そう言えばこんなゴリラ顔だったような…、気がします。

ほとんど財務長官とウォール街のヘッド達が難しい顔突き合わせて会議するシーンで成り立っていて、絵的にはちょっと地味ですね。
しかし重厚な演技に派手さは無くても引き込まれるものがありました。

当時の財務長官ヘンリー・ポールソンは、早々にリーマンを救済しないと宣言しつつも他のウォール街のヘッド達にはリーマンを買って金融危機を回避するように半ば脅しのように要請します。
で、一時はバンカメに救ってもらえるかな~と希望を持ったものの流れ、最後の頼みの綱の英バークレイズにもフラれて詰みとなりあえなく倒産します。
そんな中、内情は同じく火の車のメリルリンチはまんまとバンカメに身売りを成功させ、CEOのジョン・セインはホクホクとボーナスを貰ってから退職するという…。

重厚なドラマに見えますが、裏には実に浅ましい思惑が渦巻く世界で、まぁウォール街とはやはりロクデモない所なんだなと再認識できる作品でした。

■マジックマネー ビットコイン革命
リーマンから10年以上経って、今はどうなんだ?とホットなトピックである仮想通貨を知るために観てみました。
仮想通貨の概要を知ることができてまぁ面白かったですが、要するにビットコインマンセー番組ですね。
一体何者なんだと言いたくなるような、実に胡散臭い有象無象のビジネスマンが登場して、異口同音にビットコインを褒め称えます。
知らないうちに金融商品にビットコインを始めとした仮想通貨が組み入れられて、バブルが弾けたら「何で「ドージ」は救ったのに「モナコイン」は潰されたんだ?!」みたいな恨み言が報道される未来にならないように願っています。

■デジタル・スーパースター列伝 闇の世界の超人たち
何とも仰々しいタイトルですが―――。
なんかアマプラの作品リストを延々繰っていくと、こういうアングラ臭溢れるのがあるんですよね…。

電話マニアのミスターPBXとファイル共有マニアのなんとかさんの2部構成となっています。
ファイル共有マニアの方はやってることも暮らし振りも本当にどうしようもなく、観る価値を感じませんでしたが、ミスターPBXの方は面白かった! まあ言ってる意味は8割がた理解できませんでしたが――。
いたずらっ子のような表情の輝きが素敵でした。こういう突き抜けた人は、やってることがあまり褒められたことではなくても、ちょっと胸のすくような思いをさせてくれますね。
あと80年代の秋葉原の思い出(マーズマーケティングカンパニー)なども興味深く、なんとも濃い~ぃ読後感のある作品でした。

■運び屋
2018年公開の、クリントイーストウッド監督・主演作品。
すごい傑作という訳ではないと思いますが、アメリカ南部の田舎の雰囲気が伝わる佳作だと思います。

■J・エドガー
これもクリントイーストウッド監督作品。(2011年)
主演はレオ様で、過去の回想で青年役、現在(と言っても60年代)で老人役を演じています。
FBIの初代長官で長らくその座に居座ったフーヴァーが、いかにして現在につながる強力な組織を作り上げて行ったかについて、彼の家族(マザコン)や性的志向なども織り交ぜながら追っていく話です。
FBIの歴史を知るドキュメントとしては非常に面白いと思います。

エドガー・フーヴァー自身については、世間の毀誉褒貶半ばする評価そのままに、善とも悪とも言いようのない、ただただ巨大なエゴがスクリーンに立ち現れてきます。
時系列が頻繁に過去と現在を行き来するので、筋が分かりづらく、どちらかと言うと難解な映画ですねー。

映画「メッセージ」を観て

(すいません。容赦なくネタバレしてます)

最近アマプラで観ました。

2017年公開。
「ばかうけ」みたいな形のUFOに乗って地球にやってきた宇宙人とコミュニケーションしようと四苦八苦する映画です。
UFOを扱った映画は数多くありますが、侵略者だったり「ET」みたいに簡単に意思疎通できてしまうものが大抵だと思いますが(じゃなきゃお話が進まないので……)、現実に地球外生命体と接触したなら、まずはどうやってコミュニケーションをとるのかが大問題となる筈です。

そこに真正面にフォーカスした作品で、知的好奇心を掻き立てられる良質のSF作品です。
17年の公開当時から気になっていて、いつか配信されるんじゃないかと期待していたのですが、やっっと観ることが出来ました!
そして期待通り、いやそれ以上の素晴らしい映画だった!!
そうですね…、私がHULU、アマプラで観てきた映画の中で5本の指に入ると思います。残り4本のうち2本は「300」と「アポカリプト」ですが―――。

そんな斬新な切り口の宇宙人はちょっとステレオタイプな2体のタコ型宇宙人。(アボットとコステロ)
七本足なので、「ヘプタポッド」と呼ばれてます。
宇宙船内に招き入れられた主人公たちは、まずは言葉でやり取りできないか呼びかけてみますがダメ。
ホワイトボードに文字を書いて見せたところ、向こうも墨を吐いて円形に文字らしきものを描き出してみせます。(ほんとタコみたい…)
そのことが端緒となって宇宙人の言語さらには思考様式が次第に明らかになっていくという筋です。

宇宙人の文字は莫山先生がよかいちのCMで書いてた「まる」そのもの……。(古いッ!!)
「絵でしょ?」としか思えませんが、微妙な刷毛捌き(?)が細かな意味を表しており、一筆で複雑な文章を表現しているといいます。
たぶん初めて漢字を見た外国人も同じように感じるんでしょうね…。

その文字から分かったのは、宇宙人の文字は表意文字で、普通の地球上の言語のようにS・V・O的な順次的な語順は持たないこと。
というより宇宙人の思考自体が地球人のように時系列に沿ったものではないことが分かってきます。
つまり原因⇒結果という「アタリマエ」と思われる論理は彼らには無く、原因と結果の関係があらかじめあり、それを時間順に観測するのも逆に観測するのも等価と考えているらしい。(何のこっちゃでしょう?)
(原作小説では因果論的(人類)⇔目的論的(ヘプタポッド)と比されているよう)

しかしながらこのアイディアには、個人的な体験から思わずはっとさせられるものがありました。
ウチの寝室の照明はリモコンで調光できるのですが、ボタンを押すことで明るさがサイクリックに変化します。(点灯⇒常夜灯⇒消灯⇒点灯⇒…)
このごろ子供が起きると自分で部屋の照明のリモコンを操作するようになったのですが、明かりが点いたにもかかわらずボタンを押し続けて再び消してしまうことがよくあります。
「なんで~?」と思っていたのですが、サイクリックな調光というのは良く考えると強度に逐次的な動作と言え、子供はむしろ生得的には目的論的な発想をするのではないかと思います。
つまり「部屋の明かりが点く」と「リモコンのボタンを押す」ということの関係だけが存在し、その順序は問題としていないようなのです。
そこから因果論的発想は実は後天的なもので、成長するにつれ獲得し、常識として理解を深めていくはないかと感じていました。

とは言えヘプタポッドは超光速で宇宙を航行するUFOを作るほどの高度な科学力を持っており、子供の知能にとどまっているわけではありません。
その秘密はまさに目的論的、というか、映画では「非線形的」という言葉で形容されているところの宇宙人の思考様式にあると思います。
この「非線形」というワードは文系の人には馴染みが無いと思いますが、私のような小学校時代に「ニュートン」やら「ブルーバックス」を読んで他の子たちより頭が良くなったような錯覚を楽しんでいた嫌なガキには憧憬すら覚える言葉です。

線形というのはここで言うと因果論的ということで、原因に対して結果がはっきりとしているようなケースです。
逆に非線形というとあらかじめ原因と結果がある関係を持つように定められており、その関係を優先するために原因が制限を受けるような、まことに不思議なシチュエーションを示しています。

普通(というと語弊があるけど…)の物理法則は線形の方程式で、だからこそ普段生活しているうえで原因⇒結果という単純な経験則が成り立つのですが、世にも名高い相対性理論は非線形の方程式なんですな。
(光の速度に近づくと時間の進みが遅くなったり、空間が歪んだりするのはその副産物)

で、真の物理法則を名乗るためにはどんな物理の方程式も相対性理論の要請を満たす形にしなければならないとされていて、線形の方程式で記述されるような物理の理論はあくまで真の理論の簡易版に過ぎないと考えられています。
ただこの非線形性の要請はかなり厳しいらしく、超ひも理論とか色々提言されているようですが、21世紀に入ってもまだ決着していないと聞いています。

これはまったく当てずっぽうの放言なのですが――、本質的に目的論的な物理法則を因果論的な形で理解しようとしているために生まれた、もしかしたら不要な苦しみなんじゃないかと思います。
例えば円の方程式を直交座標を使用してy=○○式に記述すると、結構不自然な形になりますが、極座標を使用するとごくシンプルに書けます。
思考の座標変換と言いますか、つまりヘプタポッドよろしく目的論を思考の中心に据えた場合、そもそも線形という概念が無いので「非」線形などという発想は生まれるはずもなく、真の物理法則を我々がニュートンの法則をごく当たり前と感じるように、ごく当たり前に受け入れられるのではないかと思います。

ただ良いことばかりではなく、ヘプタポッドは「いつ地球に到着する」などと言った計画は全く立てられなかったはずです。
また彼らは宿命的に運命論者となるので、滅ぶべき運命にあるとしたら何もせずに滅んでいたはずだし、地球人と交わる運命になければ旅に出なかったでしょう。
ヘプタポッドと地球人はあらかじめ出会うことが定められていたからこそ彼らはやってきたのです。
なので「3000年後に地球人に救ってもらうために来た」という映画のセリフは明らかにおかしいです。
それもそのはずで、やっぱり原作にはそのような説明は存在しないんだそうです。

真空管アンプの球交換

(テレワで鬱憤が溜まってるせいかかなりの放言となっているので、お見苦しいことをご容赦ください。)

ブログの更新が頻繁になるのはテレワークのお陰でしょうか(?)
久し振りにオーディオ系の記事です。

テレワークで仕事している間は、だいたい音楽を聴いてるのですが、大きな音を出すのは肩身が狭いのでイヤホンかヘッドホンで聴いています。
最初は普通にスマホに繋いで聴いていたのですが、次第に物足りなくなり、しばらく使ってなかったヘッドホンアンプ、Cayin HA-1Aを引っ張り出して聴き始めました。
さらにしばらくすると、ソースの音が不満に感じられ、これまたしばらく使ってなかったCDプレーヤー、KENWOOD DPF-7002を出すことに。
ここに、DPF-7002(CDプレーヤ) ⇒ HA-1A(ヘッドホンアンプ) ⇒ MS-Pro(ヘッドホン)という、8年前から使っているラインが久し振りに復活することとなりました。

よほど仕事がヒマなのか、さらに音をグレードアップしたい欲にとりつかれはじめ……。さりとて新しい機器を買うほどのお金の余裕も無いので、手軽に音を変える手段としてヘッドホンアンプに目を付けました。
HA-1Aは真空管アンプなので、真空管をより良いものに交換することでカジュアルに音質向上が図れるのではないかと。
むかーし、タモリ倶楽部で「球転がし」と称して秋葉原のオーディオ店でそんな遊びに興じているのを見た記憶がありますが、それを格段にスケールダウンしてやってみようかと思い立ちました。

ところで唐突にですが「アンプ」って一体何なんでしょうか?
オーディオに半歩足を踏み入れかけた中学生のころ、その存在に大いに疑問を覚えたものです。
無論、CDプレーヤーとかからの信号をスピーカーが鳴らせるレベルまで増幅する装置であることは承知してるのですが、音を鳴らすスピーカー、音の源であるプレーヤーに対してただ信号を増幅するだけってなんと芸のない……。
しかもカタログやオーディオ誌を見る限りだと、増幅する際にノイズやら歪みがやたらと発生するそうで、それを無くすのに涙ぐましい工夫が必要なんだとか。
それが「俺がステレオの中心だ」と言わんばかりに、デンと鎮座してるのを見ると思わず「デクノボー」とでも呼びたくなります。

しかしながらCDプレーヤーから出てる信号をそのままスピーカーに繋いでも、蚊の鳴く音にも及ばないくらいの音しか出ず、音楽を聴くどころではありません。
プレーヤーから直に出力された、ノイズも歪みも無い信号は、スピーカーを繋いだら消えてしまう儚い幻のようなものなのでしょうか?
はい。というかそんなものがあると考えることが幻想でありオカルトの素ですねー。
なので「アンプとは何か」の答えは「必要悪」とでもなりましょうか。

手持ちのHA-1Aしかちゃんと聴き込んだことがないので、真空管アンプの音の特徴というものを自信を持って言うことはできませんが、ギターをボトルネック奏法で弾いたときのようなキラキラした付帯音が付くように感じます。
これが歪みなのかも知れませんが、音がリッチになったように思われむしろ好ましく思われます。
とは言え真空管アンプの最大の魅力はそのビジュアルにあることは間違いありません。
墓石を思わせるトランジスタアンプに対して、ピカピカの真空管が赤熱して真空放電し音を増幅する様が外から見ることができるというのは、言わば築地の寿司職人に目の前で目の前で握ってもらい手掴みで食べている感じ!
一級のエンターテイメントでありロマンと言えるでしょう。
車で例えるなら、テスラに対してクラシックカーを嗜むような…。いや蒸気機関というレベルかも知れません。

この頃はどうなのか、オーディオ誌をとんと読まなくなったので分かりませんが、昔は真空管アンプと言えば「偶数次高周波歪」という謎の専門用語でもっともらしく音の良さの秘密を解説してる記事をよく目にしました。
あまりに突っ込みどころの多すぎる理論なので、たぶんもうそんなことを言う人はいなくなったと思いますが、トランジスタアンプも真空管アンプも言うほど音は変わりません。
むしろ同じくらいHi-Fiに作ろうとしたら真空管アンプの方がコストが掛かるでしょうね。真空管アンプはクラシックカーのごとき、実用度外視の濃厚な趣味の世界です。

あばたもえくぼじゃありませんが、ブーンとハム音がしてても、曲間の無音部分でザッとノイズが乗っても、それは「味」
「おっ!がんばってるな」くらいの大らかな気持ちで許せーー、ないんだなこれが。
置物じゃない!!

縛りプレイじゃないですが、真空管アンプという枠の中で可能な限りよい音で聴きたい。先ほど言ったことと矛盾するようですがこれもオーディオマニアの偽らざる本心でございます。
そもそもそんなに簡単に割り切れるなら世の中には業務用アンプさえあれば事足りてしまいます。
みんな多かれ少なかれストイックになり切れないものがあるので、様々な商品の形態が存在することになるのでありましょう。

特に真空管アンプは、装置の心臓とも言える真空管を交換できるというところにマニアのハートを揺さぶる蠱惑があります。
オーディオマニアとはスピーカーケーブルを替えたり、アンプヒューズを交換して「音が変わったッ!!」とキャッキャと喜んでしまう人種です。
まぁそんなことで何も変わるはずがなく、プラシーボ効果に過ぎないのですが、真空管の交換はそれに比べてなんという説得力。ケーブル交換程度で音の変化を感じるほどに感覚をチューンしていたら、真空管交換したら「頭壊れたァ!」と発狂してアルカイックスマイルを浮かべる可能性すらあります。
「もっとがんばってトランスも交換してみろよ」などという意地悪な声には耳を貸さず、お部屋のアロマを替えるくらいのカジュアルさで音の変化が楽しめるのが球転がしの魅力なのです。

もうちょっと真面目に言うと、ニンゲン不思議なもので、手の掛かる子ほど可愛いまであります。
逆に最初から良くできる完璧超人は「あいつ可愛い気ねぇんだよなー」と裏で罵られてたりして…。
とはいえずっとポンコツではやはり駄目で、少しずつ改善していく様を見せると「やればできる子ッ!」とか「伸びしろがある」とか賞賛の嵐となります。

人というのはどうしても将来を予測しながら生きる習性があるため、動きというものに重きを置く。
例え高い水準でも変化がないと閉塞感を覚えてしまい、逆に今が低い水準でも良い方向に動きがあれば簡単にバラ色の未来を想像してしまうからではないでしょうか。
言うまでもなく前者がトランジスタアンプ、後者が真空管アンプにあたります。

HA-1Aはそんな心憎いチューンを狙ったのか、何も考えてなかったのか分かりませんが元々付属してる球はかなり難ありの球。

ここまで読んでくださった方にはとっくにご存じか、まったく興味ないかの二択でしょうが、ヒマなので真空管アンプの仕組みについて講釈させて頂きたく思います。(そろそろ上司がキレる頃だ…)
真空管アンプのカタログを読んだりしてて、初段管とか出力管などという表現が現れ(プリ管、パワー管とも)、思わず「ふんふん…」と流しそうになりますが、これはCDプレーヤーなどから入ってきた信号を一本の真空管ではスピーカーを鳴らすほどの電力に増幅しきれないので、山のてっぺんまで複数のポンプで水を汲み上げるよろしく、複数の真空管で分担して昇圧することを示しています。
だいたい初段⇒二段⇒出力段という構成になることが多いようです。
これはトランジスタアンプでも同じようで、初段は真空管だけど出力段はトランジスタというハイブリッド構成のアンプも実際にあります。

素直な疑問として増幅のステージ毎に信号に歪みが乗るのではないかと思いますが、たぶん初段⇒出力段みたいにステージを減らすとそれだけ一本の真空管に負荷をかけることになりかえって歪むためやむを得ずこういうことになってるのだと思います。

真空管の型番を書いてもたぶん電車に興味がない人に「キハ」だの「モハ」だの言うようにチンプンカンプンでしょうが、一応HA-1Aの初段は12AX7、二段は12AU7、出力管はEL84(2本)という管が使われています。

下の写真だと右から、12AX7、12AXU7、EL84ですね。
いずれもミニチュア管という小さい種類で、一番大きいEL84でも7cmくらいですね。

で、銘が消えかかっていますが元々付属してた12AX7と12AU7は”Cayin”とプリントされてますが多分中国製。
EL84はエレクトロハーモニクス(エレハモ)のロシア産球です。

これもとっくにご存じか興味が無い系だと思いますが、真空管を未だに生産してるのは、中国、ロシア、スロバキアの3国。
昔はアメリカ、ヨーロッパ、日本でももちろん作られていて、何十年も前に作られた松下、東芝、NEC製の真空管が高価で取引されたりしています。
今でもオーディオ用とかギターアンプ用に需要があり細々と作り続けられているようですね。

現行品の品質としては、中国<ロシア<スロバキアと囁かれてますね。
HA-1Aを買ってしばらくした後、付属管がどうにも気に入らず秋葉原のアムトランスまで足を運んでJJエレクトロニクスのスロバキア管に総取り換えしたことを覚えています。(もう12、3年前のこと)

アムトランスの店舗は今はもう移転したみたいですが、当時は高架下のぐちゃっとパーツ店がひしめき合っている一角に収まっていました。
買い物したら店のおじさんにお土産としてどら焼きを貰いました。懐かしいな。

JJに替えてからは耳障りなハム音や時折ザラッと入るノイズが無くなり、高音のカサつきが大分低減されたように思われ、それからは安定して聴けるようになりました。
ただ先述の優等生はつまらないの法則の通り次第に飽き、そもそもオーディオ自体あまり聴かなくなり放置される運命を辿ったのでしたー。
で、冒頭に戻るのですが、テレワをするようになり久し振りに引っ張り出してきて、実はまだ伸びしろが残ってるのではないかと考えるようになった次第です。

いったん全部を付属球に戻して聴いてみます。
やはりノイズが乗り、荒削りな印象ですが、元気の良い音でこれはこれで悪くはないなと思います。なんかアホの子という音です。
この元気よさを生かしたままノイズが減ればより良い音になるのではと考えます。
で、恐らく中華管が悪さをしてるのだろうと推測し初段と二段の変更を思いついたのですが、お予算の関係で初段のみの交換とすることにしました。

白羽の矢が当たったはムラードの12AX7リイシュー(復刻管)

またしてもムラードなんて知ってるよ/興味なしでしょうが、言いたいッ! 言わせてッッ!!
ムラードはイギリスの真空管ブランドで当然とっくに生産を終了してますが、ビンテージ品が市場で高値で取引される人気球です。
偽物も出回ってる程だとか……。すごい世界だ。
その意匠を現代に復刻したものです。生産国はロシア。
アマゾンで買ったのですが、¥4,280(税込み)でした。う~ん、ラフロイグかボウモアが一本買えますな。

中華管はハブって、初段ムラード - 二段JJ - 出力段エレハモ という構成にしドキドキの電源ON!

……なんかやたらと固いな。
なんかアホの子が無理やり正座させられているような。
しかも曲間の無音区間でノイズが出る症状は直ってない。
これは見立てが間違ってて、ノイズの原因は出力管のエレハモだったか……?

エレハモを外して、初段ムラード - 二段JJ - 出力段JJ という構成にしてみます。
うん、これは綺麗な音だ! ノイズが消えました。
しかし、元々のオールJJと比べて何が違うのかと言われると答えに窮します。
やはり元気の良さと粗さは切っても切れない関係にあるのかー。

中華管をひとつまみのスパイスと加えるべく、初段ムラード - 二段中華 - 出力段JJ にしてみます。
おお、ノリが蘇った。綺麗さもあり良い音です。

これもしかして中華が悪いんじゃなくてエレハモが悪かった……?
試しに、初段・二段中華 - 出力段JJ にしてみると、オオー?! 低音がズムズムと良いノリを保ちながらも荒れてない!
一番好きな音です。
なんと、これが正解だったか。盲点。
これまでこの組み合わせは試してこなかったなー。
とすると、ムラードは不要……?

とは言え、折角買ったムラードであるし、しばらく聴いているうちに音が変化してくるかも知れませんので、伸びしろを期待してしばらくは、初段ムラード - 二段中華 - 出力段JJ で行こうかなと思います。

<蛇足>
10年以上前、まだ名古屋に赴任してたころ大須で買ったUSBサウンドアダプタ、AUDIOTRAK MAYA EX5 QEがこの頃地味に大活躍しています。

手持ちのヘッドセットの端子がマイクとイヤホンが二股に分かれてるやつなのですが、会社から配られたシンクライアント端末にはイヤホン・マイク兼用の4極ジャックかUSBしか端子がありません。
しかしこいつを間に挟むことでUSB⇔二股端子のブリッジが可能となります。

あと、この頃はもっぱらアマゾンミュージックを聴いてるのですが(スマホにUSBのCタイプとAタイプを変換するアダプタを繋げば)音声をデジタル出力でき、KENWOOD DPF-7002に繋いで高音質のデジタル-アナログ変換をすることが出来ます。

何度も引っ越しをしたけれど、こんな活躍の機会が回ってくるとはー。捨てなくて良かった。

最近アマプラで観た映画

■怒り
渡辺謙をはじめ有名な俳優が多数出演してる作品ですね。
2016年公開。確か映画館で「君の名は」を観た時に予告編が流れてたような気がします。

リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件を下敷きにしたストーリー。
家で夫婦が殺害されてしまう状況は、世田谷一家殺害事件を意識してるかも知れません。
あと八王子という場所柄、八王子スーパー強盗殺人事件も頭をよぎりました。(でも現場は橋本に近いよう)

あと、映画の公開後に起きた富田林署逃走事件は、警察から逃げながらも逃走をエンジョイ(?)してるのが沖縄に逃げた男に似てますね。偶然でしょうが。
何か日本の凶悪犯罪のコラージュのように感じる作品でした。

3人の犯人と疑わしい男たちが各地に表れ、並行に物語が進行していきます。
一体どいつが真犯人なのかとミステリーにハラハラさせられます。
ラストはちょっと後味が悪いものでしたね…。

■マネーショート
リーマンショックが起こる前に世の中の流れに逆らって猛然とサブプライム証券を売り(ショート)、巨万の富をGETした抜け目ない連中の活躍を描いた作品です。
知ってる役者はブラットピットくらい。ウソ、ライアンゴズリングも出てた。
ブラピが出るからってことで製作費の融資を受けられたのかな? それくらいブラピである必要を感じない役柄だった。

ウォール街とかウルフオブウォールストリートとか、ウォール街もの(?)は結構好きですね。
これも楽しめる作品でした。

「あの株買っときゃ良かった~」とか「Sしとくべきだった…」とか「過去に戻ってビットコ買うよう自分を説得したい」とか、人は後になって色々言います。
リーマンが弾ける前は、サブプライムが焦げ付くこと自体は確信していてもそれが『いつ』なのかは分からず、そうしている間にもショートの保証金がダラダラと垂れ流されて、かなり精神削られる状況だったみたいで興味深いですね。

ゴールドマンサックスのやせ我慢というか、買い支え攻撃にも耐えて、金融市場の崩壊に立ち会った時はめちゃめちゃ脳汁出たでしょうね~。
これがウルフオブウォールストリートのレオ様だったら昇天の顔芸キメてるところでしょうが、あまりに不謹慎すぎると憂慮したのか抑制気味の演技でした。
一生に一度でもこんな体験出来たらたまらないだろーなとひそかに憧れを感じます。

ピグマリオン人形展2020

気付いたら2021年も明けて早2ヶ月が経過してました…。今更明けましておめでとうとも言えませんね…。

もう半年も過ぎてしまいましたが、去年の8月に行った「ピグマリオン人形展2020」の写真を今更ですがアップしてみようかと思います。
結構前に目黒でやったのを見に行きましたが、今回は横浜でやり、場所も鶴屋町で住まいから近いので足を運ぶことにしました。

会場はFEI ART MUSEUM YOKOHAMA
そんなに広くなかったので、見たのは10分くらいですかね。
客層は若い女性が多かったです。

入口近くに展示されてた小さい人形たち。ゴスい雰囲気が漂ってます。

こっ、これは…。コロナで有名になった妖怪「アマビエ」だと思いますが、ハードに疫病退散の願いが込められているのか相当の肉体改造が加えられています。

う、美しい。講師の陽月先生のお人形です。
半分はこういう可愛らしい人形、半分はアマビエみたいなゴシック趣味の人形ですね。

こちらも陽月先生のもの。
壇蜜を思わせる怪しい魅力を放ってますね。


コロナで展示するのは大変だったと思いますが、今年もやるんでしょうか?
横浜だったらまた見に行きたいですねー。

レコファン渋谷店

「東京迷路」などの作品で著名な、写真家の鬼海弘雄さんがさる10月19日にお亡くなりになられたそうですね。
このサイトでも「東京夢譚」を紹介したり、好きな写真家でした。残念です。
それにしてもまただいぶ更新に間隔が空いてしまいましたな…。

このあいだ「あしたのひかり」展を見に行ったのが夏の暑い盛りでしたが、早くも冬の気配が漂っています。
昔良く行った大型中古CD店のレコファン渋谷店が10月11日に閉店してしまったそうです。
私が学生の頃は結構色んな所にあった印象なのですが、時代の流れとともにビジネスが難しくなってきたんでしょうね。
いちばん行っていた橋本サティ店はとっくの昔(06年)に閉店しちゃってました。

そんな中まだしぶとく(?)続けているディスクユニオンとの違いって何だったんでしょうね?

「あしたのひかり」展を見に行った後、久し振りに渋谷に足を延ばしたのですが、これが最後の訪問になりました。

最初に来たのはもう20年前くらいだと思いますが、什器のレイアウトとか当時のままなんじゃないでしょうか?
店内の雰囲気に変化がありませんね。

このあいだミルトンナシメントの記事を書いたので、ワールドミュージックのコーナーを覗いてみましたが、残念ながら特に掘り出し物はありませんでした。

店内に爆音BGMが流れていて、元を確かめてみるとなんとタンノイのカンタベリー(という高級スピーカー)でした。
現行品なら一台二百万円近くする代物…。
それがペアで60万くらいで売られていて、一瞬唾をのみ込みましたが、まずこんな馬鹿でかいものを置く場所がありませんね。

流してたのはロックやヒップホップとかでしたが、クラシック向けとよく言われているので、意外と違和感なくて感心しました。

しばらくブラブラと物色してたのですがコレと言って欲しいものが無い…。
歳を取るとともに新しい音楽を聴こうという気持ちが薄れていくのを感じます。
まあ、でもどうにか手に取ったのが下の二枚です。(どちらも2枚組なので4枚?)
閉店セールで5枚買えば割引だったのですが、これで限界でした。

左:サンタナの「ロータス」、右:VSOPの「ライブアンダーザスカイ79」
「ロータス」の方は73年に大阪厚生年金会館で行われた伝説的なライブを収めたものです。
ジャケットは横尾忠則が手掛けたもの。
同時期に同じく横尾がジャケットを手掛けたマイルスデイビスの「アガルタ」が好きで、実はジャケット繋がりで前々から気になっていたアルバムでした。
音楽的にもちょっと似ているかも。
「砂上の楼閣 パート1」で聴かれるギターリフはマイルスの「ジャックジョンソン」に収録されている「ウィリーネルソン」のものでは?!
あと、何というかスーパーマリオとかロックマンで聴かれるフレーズが出てきて、ファミコンの作曲家たちに大いに影響を与えたことが伺われます。

ライブアンダーザスカイは、JTが77年から92年まで夏に催していた野外ジャスフェスティバルですね。
79年のVSOPは、なんでも大雨が降るなか熱演して伝説となったそうです。
メンバーはハービーハンコック、ウェインショーター、ロンカーター、トニーウィリアムス、フレディハバードと、マイルスの「黄金のクインテット」からマイルスをハバードと挿げ替えただけという超豪華面子で、これが面白くないわけない―――。
ハズなんですが、正直アコースティックジャズが苦手な私にはいまいちピンと来てません。
これが分かるような渋い大人になりたいな~という未来の自分への宿題のようなアルバムです。
ただ、ハービーが日本人向けにすごく簡単な英語でMCをしているのは分かる。