部屋を掃除していたら、昔の写真が色々と出てきました。
中でも地元である、北九州の苅田港を撮ったものがたくさん見つかりました。
当時のわたしはこの港の風景に魅了されていました。林立する工場の、しかめっ面しい表情に、何か心の奥で共鳴するものがあるのを感じていました。
今で言うなら、『工場萌え』というところになるかも知れません。
父親の一眼レフカメラを借りて、自転車にまたがって港内をあちらこちら巡り歩いたのを覚えています。
記憶しているだけでも、三度にわたって撮影を行いました。最後に出かけたのは、2000年頃だったと思います。
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多摩川
反省会
今日アップした写真は雨の日とか、夕暮れ時とか、きついコンディションで撮ったものが多いです。
そのせいでピントが甘く、縮小するとまぁ見れますが、原寸だとどうにもなりません。
わたしはいつも撮った写真を選別することなく載せていますが、決して『どう? オレの感性。スゴイっしょ。ンフフフフフ…』といった考えな訳ではなく、いつも『酷いなぁ』と思って載せているのです。
今回の写真も、まあ衆目に晒して良いのはあじさいとボートくらいなもので、あとは出来損ないの失敗作です。
それでもセレクションしてないのは、記録としての側面を重視してのことです。
話が横道にそれましたが、なぜきついコンディションをわざわざ選んだかというと、先の内藤先生の影響があります。
すなわち、黄昏や人工の光が作り出す幻想味を出したかったのです。