Radiko

ラジオを聴く坊や

この頃はテレワのお供にラジオを聴いています。
前に制作過程をご紹介した真空管ラジオで聴いてたのですが、どうもこの頃電波の入りが悪くなり、もっぱらRadikoで聴いています。
パソコンでRadikoのWebサイトを開いて聴いてるのですが、Radikoはさすがデジタルなので、真空管ラジオに比べてノイズも無く綺麗な音ですね…。

それで気が付いたのですが、真空管ラジオで聴く場合(つまり電波を受信する場合)とRadikoで聴く場合とで、Radikoの方が1分くらい放送が遅れます。
スマホにもRadikoのアプリを入れて聴けるようにしたのですが、パソコンで聴く場合に比べてスマホの方がさらに放送が遅れているようです。
この時間差は何なんでしょうね…?

番組は朝は良くニッポン放送の「垣花正 あなたとハッピー!」を聴いてます。
東京MXの「5時に夢中!」のMCですね。

午後の時間帯は同じくニッポン放送の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いてることが多いですね。
(DJのナイツは漫才師コンビ(塙 宣之、土屋 伸之))
先週、今週と相方が入れ替わりでコロナで自宅療養となり、片輪走行で進行をしてます。毎日ゲスト芸人が助っ人で参加してヘルプしてて、大変ですな。
先週はサンドイッチマンがゲストでしたが、面白かった!
腹を抱えて笑ってしまって、仕事どころではない。やっぱり腕がありますね~。

それにしても司法書士法人の過払い金のCMと、弁護士法人のB型肝炎とアスベストのCMが怖い…。
何度も何度も流れるし。

お絵かき機能

お絵かき坊や

新しい試みとして、ブログのお絵かき機能(WP Paint)を使ったラクガキを記事に付けてみようかと思います。
チラシの裏ということで、背景は本当に近所のスーパーの裏紙です。

昔(00年代)はお絵かき掲示板とかってよく見かけた気がするのですが、令和ではどうなんでしょうかね?
Javaアプレットとかで動いてたので、今となってはセキュリティ的に難しいような気がします。
Flashとかも見栄え良く、軽く、実装も簡単だということで持て囃されて昔はよく使われてましたが、セキュリティ上の問題や、大企業の思惑とかもあってめっきり使われなくなりましたね~。
諸行無常の響きありですね。

インカ・アンデス本

けっこう前に、紀行漫画家の芝崎みゆき先生の本(この記事)を紹介したのですが、この度新刊が発売されたので勝手に宣伝します。

2年前くらいからか3冊の執筆が宣言され、にわかにブログの更新が頻繁になりました。
体調不良と闘いながら執筆を続ける様子が日々アップされて、楽しそうな絵柄とは裏腹にこのようなご苦労があったのかと、心配しつつ応援していたのですが、ついに2冊が出版となり、おめでとうございます!

「アンデス・マチュピチュへっぽこ紀行: インカ・プレインカ遺跡の旅」と「古代インカ・アンデス不可思議大全」です。
今回もマヤ・アステカと同じく紀行本と神話・歴史本のセットですね。
どちらか一冊と言われたら「へっぽこ紀行」の方を読んでいただきたいとブログに書いてましたが、私は神話を頭に入れてから読みたいので、「へっぽこ紀行」は後に読もうと思います。

3冊目のイースター島の本も楽しみですね。
もう執筆は終わってるそうなので、ゆっくり休んでいただきたいと思います。

Nikeエアズームペガサス37

2022年最初の投稿になりますね。早や、2週間近く過ぎてしまいましたが、あけましておめでとうございます。
年が明けてから本格的な寒さが到来して身が縮むようですね。
一時期鳴りを潜めていたコロナもついに第六波が来たようで、神奈川でも連日、一日500人くらいの新規感染者が報告されています。
あまり幸先良くない年明けですな。

今年の箱根駅伝は危なげない感じで青学が総合優勝を果たしましたね。
しかし密かな異変は足元にあったようで、去年はピンクのNike一色だったシューズがアディダス、アシックス等の各社反転攻勢で比率に変化を見せていたようです。
とは言え今年はオレンジのNikeアルファフライ、ヴェイパーフライは目立っていました。

実はその厚底ブームに乗っかっていました。
だいぶ亀なのですが、去年の9月に御殿場アウトレットに行った際に、エアズームペガサス37をGETしたので、レポをしようと思います。

行きの高速バス内から

この日は超快晴で暑かったですね。
私は年季の入ったニューバランス信者なので、着いてすぐに向かったのはNBのショップ。
しかし目ぼしいものが無く、手ぶらで店を後にします。
(CM1700が置いてたりしないかな~と思ったのですが、無かったですね)

次にアディダスに入ったところ、ウルトラブースト21を目にしてなかなか気に入りました。

しっかり厚底ブームに乗っかってますねー。厚底スニーカーはプーマとかでも、いたるところで発生してました。
履き心地もなかなか良く、ディスカウント価格で14,000円くらいになりそうだったので買っても良いかなと思ったのですが、本家のNikeを見てからにすることにしました。

Nikeのショップはスポーツブランドでも一際大きく、スニーカーの品揃えも多くて、壁一面の陳列に圧倒されます。
それでとっかえひっかえ試着したところ、エアズームペガサスが最も履き心地が良かったので購入を決意します。
ウルトラブーストも良かったのですが、こっちのほうがシンプルなデザインで好みでした。
お値段はクーポン使って1万円しませんでした。

ほんの最初だけ土踏まずのあたりが突っ張るような感じがしたのですが、最初だけ。
これまで感じたことのない異次元のクッションで、自然と足が前に出ます。
今までニューバランス信者だったのですが、ちょっとこれは戻れないかなというほどです。

普段は26.5cmか27cmを履いてるのですが、特徴的な踵のでっぱりのせいで28cmがジャストサイズです。
これは実際にフィッティングして買えて良かったと思っています。
履きなれていないうちは踵をよくドアにぶつけました…。

こんな最強とも言えるスニーカーですが弱点もあり、濡れた路面に弱い…。
雨の日のタイルの床などは注意して歩かないと派手に転ぶ恐れがあります。

そして残念ながらまだこれを履いて本格的にジョギングが出来ていません。
というかここ最近めっきり遠ざかってますな…。
今年の抱負はテレワークで鈍った身体を鍛えるべく「エアズームペガサスを履いてジョギングをする」とでもしましょうか。

我が家のサーバにも攻撃が…(Log4jのセキュリティホール)

いま「Log4j」というJavaのライブラリに重大なセキュリティホールが見つかって、全世界的に大問題となってるようですね。
Log4jを使っているサーバにアクセスされただけで、不正なプログラムを実行されて、サーバを乗っ取られかねないそうです…。

その乗っ取り方法は攻撃側からはすごく簡単で、“jndi:○○”(○○は不正な操作)というログがサーバに残る様、ユーザの使ってるブラウザ情報やリンク元のURLを偽装すれば良いだけという。
我が家のサーバは大丈夫なのかとログを確認したところ、そこにはしっかりとヤバイ文字列が…。

幸いJavaは使ってないので問題ないのですが、サイバー攻撃って本当に身近なんだなと肝が冷える出来事でした。

酒のツカサ二俣川店 閉店

子供のころほんのちょっとだけ相鉄線の万騎が原に住んでたことがあるんですよね。
この間、当時の知り合いに久しぶりに再会したので、懐かしくなってグーグルマップを眺めていたら、当然なんですけど色々変わっていました。

その頃、建ったばかりの「ファーレ東芝南万騎ヶ原」というマンションに住んでたのですが、今は「アジュール南まきが原」に名前が変わっていました。
いつ変わったのか分かりませんが、東芝が経営苦で手放したんでしょうかね?

近所に「酒のツカサ」というディスカウントストアがあったのを覚えていました。
全体が目に痛い黄色、という忘れがたいインパクトのある店構えでした。
自販機で買うと110円するジュースが30円で売っていて、子供ながらに興奮した思い出があります。
あと「ロイヤルサルート」とか高級酒の瓶が並んでいて、「カッコイイな~」と心惹かれていました。
今にして思えば、お酒に対する憧憬を初めて抱いたのは「ツカサ」だったかも知れません。
ウィキペディアを見てみたら、92年は全国一の売上があったそうで、超イケイケだったんですね。
しかし時を経て、今年の9月にひっそりと閉店していたという…。
今はあの黄色い建物はどうなってるんでしょうね~。居抜きでそのまま学習塾とかになってたりしたら面白いんですけどね。

あと当時、近くを通る東海道新幹線の陸橋のたもとにラーメン店がオープンした記憶があります。
開店記念で一杯100円で振舞ってました。
グーグルマップを見ると確かに「ラーメンヤマト 善部店」という店がある。
場所的にここで間違いないと思うのですが、当時の屋号そのままなのか、経営が変わったのかはちと分かりません。
食べログに載ってる写真などを見ると、カウンターの様子など当時を彷彿とさせるものがあります。
もし当時のままだとしたら実に30年近く地域に根付いてやってますねー。
機会があれば食べに行ってみたいものです。

ポメラDM20死亡…

アチャー!
ついに12年使ったポメラDM20の折り畳みキーボードが割れてしまいました…。
とは言えすでにそれ以前から死相は出まくっていた…。
2年くらい前に部屋の隅に片しておいたのをひょっこり取り出したら、ウレタン塗装がベタベタに加水分解していました。
それはアルコールで拭いたら取れたのですが、折り畳みキーボードのヒンジの部分が欠けていたので、ボンディックで補強して対処。
どうにか延命措置で今日までだましだまし使っていました。
しかし歳月の波はプラスチック本体を確実に蝕んでいたようで、これまた久しぶりに取り出してみたらヒンジがパキッっと…。
更にはキーボードと本体の止め金部分も外れてしまい、確実にゲームオーバーとなりました。

このキーボード、コンパクトですが打ちやすく、すごく気に入ってたんですよね。
折り畳みのギミックもカッコよかった。
でも機械的な可動が多いほど壊れやすい必然があります。

しかし、12年も使っていれば無理もないかなぁとも思います。
いまいち未練が残るのは、購入した当初に意気込んでいたほど使い倒せてなかったんですよねー。
ブログでも文章を書くのでも、色々ネットの記事を参考にしながら書いて、パラグラフを消したり入れ替えたり推敲しつつ書くので、そうするとパソコンで書くのが一番楽で効率良いので次第に触る機会が減っていきました。
こう頭の中で文章を組み上げてダァーっと記事に流し込める方だったら重宝しただろうと思います。
要するに私には過ぎたギアでしたな…。
ポメラを使い切ってあげられなかったのが残念というか申し訳ないという思いです。

最近のオーディオ遍歴

前回オーディオの記事を書いたのはまだ寒い3月のことであったか…。
いまもまた寒い師走に突入し、何というか時の流れは早いものですね。
その間に実は引越しをし(といっても同じ区内だけど)、テレワークもけっきょく恒常的に続いていますね。

相変わらずテレワの傍らオーディオを弄るということをしております。
この頃はアマゾンミュージックをよく聴いてますね。
「Hot In Japan」を垂れ流して聴いてます。
Official髭男dismは良い曲が多いですね。あとAdoも曲によって当たり外れがありますが、「ギラギラ」「夜のピエロ」「会いたくて」あたりは非常に好きです。

以下本題。

ヘッドホンはもう疲れた! 自作スピーカーで箱庭的オーディオ環境を作る

4月ですねぇ。
MS-Pro(ヘッドホンね)って、悪名高いGRADOの血を引いていて着け心地が悪いんですよ。
なので机上に置ける超小型スピーカーを自作で作ってみようと思い立ちました。
白羽の矢を立てたのは、自作スピーカー界では超有名なブランドFostexの8cmスピーカーユニットP800-Kと、その箱P800-Eです。
それぞれペアで、¥3,510と¥2,964でした。(税込み)

パソコンの自作同様なんちゃってDIYで、ハンダでスピーカーと箱を結線してねじ止めするだけで完成です。
確か30分くらいでできたと思います。

超小型スピーカーなので非力なCayin HA-1Aのスピーカー出力でもちゃんと鳴りました。
スピーカーケーブルもアマゾンで買ったこれ。

30mで¥1,646の激安。なのでトータルで8千円強くらいの投資でした。

机上に置いたところ。

さすがはFostex製で、最初から聴きやすい音が出ます。
フルレンジ一発なのでやはり低音は期待すべくもないですが、Youtubeのスピーカーテスト音源で確認したところ70Hzくらいから出てるようです。
高音は耳の方の限界で14kHz以上は確認できませんでしたが充分あるんじゃないでしょうか。
点音源に近づいたことでステレオ感があり、明確な定位でミニチュアサイズになった演奏家を眺めるような愛らしさがあります。

球転がし第二章 次は二段球を転(や)る

これは6月のことでした。
Cayin HA-1Aの初段球をムラードに替えて「アハハ」と楽しんでた訳ですが、二段球が元々付いてた中華球なのが実は精神衛生上良くなかった…。
で、しばらく市場(アマゾン)をウォッチしてたのですが4千円前後で推移していたのが2千円台に落ちたので脊髄反射でポチり!
税込み¥2,377でGETですじゃ。

早速取り付けたところ。
右の背の低い管です。(ステンレスのセパレータが鏡になって映ってますね)

音に関してはリッチになったという人もあればスッキリしたという人もあり、それぞれなのですがウチはドンシャリ傾向が強まりました。
なのでリッチになるという方に一票ですかね。
HA-1Aには背面に三極管接続とウルトラリニア接続という回路を切り替えるスイッチがあるのですが、ウルトラリニア接続の方が派手というかじゃじゃ馬的サウンドになります。
それが気に入っていて普段はウルトラリニアにしていたのですが、それだとうるさすぎるようになったのでもっぱら三極管接続で聴くようになりました。

部屋を暗くするとほんのり灯りが点って安らぎます

オカルト論争に終止符 果たしてインシュで音は変わるのか?
これは引越し後なので、先月ですね。
テレワークに使う部屋が広くなったのでせっかく作ったFostexのスピーカーは片づけて、スペンドールS3/5という元々使っていたブックシェルフ型スピーカーに戻しました。
これは確か2007年頃、ヨドバシカメラアウトレット京急川崎店で7万円くらいで買ったものです。
もう14年くらい使ってることになるのですね…。
幾たびの引越しを経て箱はキズだらけ、一部フローリングの補修材で繕っていますがスピーカーユニット自体は劣化した様子はなく買った当時と変わらない音だと思います。

小型スピーカーとは言えFostexのに比べるとやはり音の迫力に雲泥の差がありますな…。
スチールラックに直置きして聴いていたのですが、曲によっては棚にビリビリが伝わり聞き苦しいものがありました。
クッションを挟むと収まったので、しばらくそれでよしとしていたのですが、やはり見た目が悪く(オーディオは見た目が5割(?!))精神衛生上良くないので、インシュレーターに置いてみることにしました。

オーディオのアクセサリーには科学的根拠が乏しいわりにびっくりするような値段が付けられているものが珍しくなく、それがオカルトと揶揄される一因なのですが、インシュレーターにも多分にそんなところがあります。
そこでオカルト論争に終止符を打つべく、大枚(ヨドバシカメラ横浜で¥2,950)をはたいてインシュレーターを購入しました。

それがオーディオテクニカAT6099ッ!

う~ん、なんというダサイパッケージだろう。オーディオというもの、もっと幻想を大事にしなくてはいけません。
幸いパッケージから出すと結構カッコイイ。

なぜ6個?かとういうと、下の写真のように3角形の形に配置してその上にスピーカーを載せるからです。(決してケチってるからじゃないよね…?)

インシュレーターに載せる前と後で同一音源で聴き比べをしてみました。(アマプラで何曲か)
「何も変わらない…」
だったら面白かったのですが、意外と分かりやすく変化がありました。
低音が締まってベースラインが明瞭に聞き取れるようになります。
音の変化としては良い方向に向かってるのではないでしょうか?
インシュレーターに載せることで高級感が増して感じられるので、3千円弱の投資としては悪くなかったのでは思います。

学歴フィルター?

半年近く放置してしまった…。
色々ありました。
でもちっとは活動的にすべく新しい試みとして、世間で話題となっているツイッターの書き込みを引用してウンチク垂れてみようかと思います。

大東亜帝国w!
懐かしい(笑)
私が大学生だった20年前でもこう言われてました。あとMARCHとか日東駒専とか。
テレビでインタビューされてた学生はちょっと憤慨してたけど、実際にはこういうカテゴライズというか序列化を学生自身も受け入れて(自嘲入ってるかも知れないけど)楽しんでたような気がします。
私の出身校はあまりこういう括りに挙げられないマイナー校だったので、大勢の口にのぼる有名校が羨ましかった思い出があります。
あと第一志望には行けなかったので当時はちょっとコンプレックスを抱いてました。
しかし社会に出ると学歴は多くの要素の一つでしかなく、難関大を卒業したからといって幸せな未来が確約されているわけではないことを実感しそういう気持ちも次第に薄れていきましたね。
学歴フィルターは採用側の効率化という面が大かと思いますが、学生側も就活という捉えどころのないものに対して自分の立ち位置を求めるために、自ら親しんでいた面もあったかと思います。
就職をしたらしたで、企業規模や職種で新たなフィルターが発生するかも知れませんよ。配偶者の有無、子供の教育、住まいでもあるかも?
でもそこまで行ったら単なる言葉のオアソビであることに気付いてきます。

最近アマプラで観た映画

「メッセージ」以外で、最近アマプラで観て印象に残った作品を挙げていきます。

■リーマンブラザーズ 最後の四日間
これは「マネーショート」を観て感動したので、もうちょっと知りたくなり、関連作品に出てきたのを観ました。
当時ニュースで、リーマンは破綻したもののなぜかAIGは救済されて、それについてリーマンの社長みたいな人が恨み言を言っていたのを薄っすら覚えていました。
その恨み言を言ってたのが例の「ゴリラ」の異名を持つリチャード・ファルドCEOだったという。
そう言えばこんなゴリラ顔だったような…、気がします。

ほとんど財務長官とウォール街のヘッド達が難しい顔突き合わせて会議するシーンで成り立っていて、絵的にはちょっと地味ですね。
しかし重厚な演技に派手さは無くても引き込まれるものがありました。

当時の財務長官ヘンリー・ポールソンは、早々にリーマンを救済しないと宣言しつつも他のウォール街のヘッド達にはリーマンを買って金融危機を回避するように半ば脅しのように要請します。
で、一時はバンカメに救ってもらえるかな~と希望を持ったものの流れ、最後の頼みの綱の英バークレイズにもフラれて詰みとなりあえなく倒産します。
そんな中、内情は同じく火の車のメリルリンチはまんまとバンカメに身売りを成功させ、CEOのジョン・セインはホクホクとボーナスを貰ってから退職するという…。

重厚なドラマに見えますが、裏には実に浅ましい思惑が渦巻く世界で、まぁウォール街とはやはりロクデモない所なんだなと再認識できる作品でした。

■マジックマネー ビットコイン革命
リーマンから10年以上経って、今はどうなんだ?とホットなトピックである仮想通貨を知るために観てみました。
仮想通貨の概要を知ることができてまぁ面白かったですが、要するにビットコインマンセー番組ですね。
一体何者なんだと言いたくなるような、実に胡散臭い有象無象のビジネスマンが登場して、異口同音にビットコインを褒め称えます。
知らないうちに金融商品にビットコインを始めとした仮想通貨が組み入れられて、バブルが弾けたら「何で「ドージ」は救ったのに「モナコイン」は潰されたんだ?!」みたいな恨み言が報道される未来にならないように願っています。

■デジタル・スーパースター列伝 闇の世界の超人たち
何とも仰々しいタイトルですが―――。
なんかアマプラの作品リストを延々繰っていくと、こういうアングラ臭溢れるのがあるんですよね…。

電話マニアのミスターPBXとファイル共有マニアのなんとかさんの2部構成となっています。
ファイル共有マニアの方はやってることも暮らし振りも本当にどうしようもなく、観る価値を感じませんでしたが、ミスターPBXの方は面白かった! まあ言ってる意味は8割がた理解できませんでしたが――。
いたずらっ子のような表情の輝きが素敵でした。こういう突き抜けた人は、やってることがあまり褒められたことではなくても、ちょっと胸のすくような思いをさせてくれますね。
あと80年代の秋葉原の思い出(マーズマーケティングカンパニー)なども興味深く、なんとも濃い~ぃ読後感のある作品でした。

■運び屋
2018年公開の、クリントイーストウッド監督・主演作品。
すごい傑作という訳ではないと思いますが、アメリカ南部の田舎の雰囲気が伝わる佳作だと思います。

■J・エドガー
これもクリントイーストウッド監督作品。(2011年)
主演はレオ様で、過去の回想で青年役、現在(と言っても60年代)で老人役を演じています。
FBIの初代長官で長らくその座に居座ったフーヴァーが、いかにして現在につながる強力な組織を作り上げて行ったかについて、彼の家族(マザコン)や性的志向なども織り交ぜながら追っていく話です。
FBIの歴史を知るドキュメントとしては非常に面白いと思います。

エドガー・フーヴァー自身については、世間の毀誉褒貶半ばする評価そのままに、善とも悪とも言いようのない、ただただ巨大なエゴがスクリーンに立ち現れてきます。
時系列が頻繁に過去と現在を行き来するので、筋が分かりづらく、どちらかと言うと難解な映画ですねー。