御徒町の吉池の中に入っている酒屋で、ドイツの薬草酒「ウンダーベルグ」を買いました。
前々から興味をもっていたのですが、今回お手軽な三本パックを見付けたので。お値段7百円くらい。
味はというと、堂々のペルノー系。苦手です。しかし量の少なさで救われているかな。
お手製の餃子の後、これで締めました。
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味噌煮込みうどん
玄箱壊れた?
先週のなかばあたりに玄箱が起動しなくなってしまいました。電源は入るのですが、ネットワークが全然繋がらない状態。インターフェイスはLANしかないので往生しました。
起動しないということは、ブートシーケンスのどこかでコケているのです。それを確認するためにはシリアルケーブルでPCと繋ぐしかありません。例の「外科手術」です。今週末はこの問題に振り回されました。土日とも秋葉原に足を運ぶことになりました。
シリアルケーブルは玄人志向から「SCON‐KIT」というのが出ています。
しかしこれは基板にハンダ付けをしなければならず、ハンダなど学生の時以来久しくしていないわたしは「嫌だなあ」と思っていました。
更に言うと、SCON‐KITもなるべくなら買わずに済ませたかった。
そこでネットで色々と調べてみると、ハンダ付けをせずに、安価なUSBケーブルの端を加工するなどして基板につなぐ方法が紹介されていました。
さらに調べると、高い(三千円もする)SCON‐KITの代わりに、携帯電話とPCとの通信ケーブルを流用するやりかたも見付けました。
都合よく以前使っていた携帯のが余っていたので、上記のふたつの方法を合体させて(これは誰もやっていない)安く仕上げてしまおうと画策したのです。
しかしこれがまちがいの始まり……。
土曜、久しぶりに秋葉原に足を運びました。文庫からはおよそ一時間半くらい掛かりました。引っ越してからは初めてですので、多分二年ぶりくらいだと思います。駅がまた改装されたようでキレイになっていました。
駅前ではメイド服を着た女の子たちがメイド喫茶のチラシを配っている姿が目につきます。メイド喫茶自体は前からあったけれど、こんなに呼びこみ多かったっけ……?
目的のブツは「千石電商」という、駅から中央通りを挟んで向こうの奥まったところにある店に売ってることは調べてあります。しかしその前にラジオ会館に寄りました。「アムトランス」という店で真空管を買うためです。
ラジオ会館というのは、知らない人にはなかなか説明し辛いのですが、ガード下にある電子部品の市場のようなところで、「もう何十年も変わってないんだろうな」と思わせるような強烈な昭和の香りを残したスポットです。
真空管はオーディオ用で、スペアの購入です。
首尾よく真空管を手に入れた後、中央通りを渡ります。
そう、久しぶりに秋葉に来てもう一つ変化に気が付きました。食べ物屋が増えているのです。特にトルコ人がやっているケバブ屋があちこちにできました。電子の街にケバブ…。わたしの目にはなんともミスマッチに見えるのですが。
千石電商は三店舗あり、仲良く軒を並べています。中は異様に狭くて身動きするのも大変なくらいです。そして軽々しく質問しようものなら冷たくあしらわれそうな殺伐とした雰囲気が…。気のせいですか?
幸い目的のUSBケーブルはすぐに見つかりました。
これで目的はすべて果たしたのですが、折角なので御徒町まで行くことにしました。色々と細々としたものを買ったのですが、細かいことは割愛。御徒町も久しぶりでしたが、こちらは全然変わってませんでしたね〜。何時もどおりの活気にあふれていました。
帰宅してニッパー片手にゴチャゴチャとやります。
三十分後、わたしの手の中にシリアルケーブルがでっち上げられていました。
さっそく玄箱の筐体下部に接続し、一方をパソコンへと繋ぎます。
ターミナルを立ち上げてメッセージを確認すると、アレ真っ白。通信速度を色々と変えて試してみると、今度は文字化けのような漢字が画面いっぱいに流れてきました。
どうやら信号のアサインが間違っているみたいです。ピンを差し替えて再度接続。このあたり、完全に勘の世界です。
すると「ピーッ!」という警告音とともに、エラーランプが赤く点灯し、電源が落ちてしまいました。
サーッと頭が冷たくなります。
(やらかしたか…)
祈りつつふたたび電源ボタンを押しましたが、ランプが点灯した後、数秒でまた落ちてしまいました。
(やっちまった……)
粗大ゴミがここに誕生しました。
強烈な後悔の念が押し寄せてきました。大人しくSCON‐KITを買っておけば良かった。なぜ実績もないことに手を出したのか。自責の念が止みません。
しかし「夢を諦めきれない男たち」ならぬ、「玄箱を諦めきれない男」と化したわたしは血眼でググりました。
すると、「おぉー!」
おそらくヒューズが飛んだのだとそのページは教えてくれました。シリアルのピンアサインを間違えると基板に過電流が流れ、ヒューズが飛んでしまうそうです。ヒューズの両端を短絡させてみて電源が入ればビンゴだそうです。
はたせるかな、飛んだと思しきヒューズの両端をピンセットでつまんで電源ボタンを押しました。すると「ピロロロッ!」と元気な音をたてて通電したのです。
「やった」
しかしながら、これで問題が解決した訳ではないのです。というか、やっとスタートラインに戻ってこれたというところ。
一縷の望みを抱いて、この日はもう寝ました。心底疲れました。
翌日、ギンギンに覚醒しました。瞳は血走り、青筋を立て、額には梵字が浮かび上がっています。
とにかくSCON‐KITを手に入れなければなりません。それからハンダ付けもイヤなどと言わずやるのです。
SCON‐KITは発売してだいぶ経っているのでほとんど流通していないようです。それでも横浜のヨドバシにあることを確認し、取り置きしてもらいました。
それから飛ばしてしまったヒューズを買うためにふたたび秋葉原行きです。「マイクロヒューズ」という電子回路用のかなりマニアックな品なのです。どの部品店のウェブサイトでも在庫を確認することはできませんでした。なので直接、足で探します。
まずは先日同様、ラジオセンターをあたりました。何店舗か、品番を告げて訊いてみたのですが空振りでした。
次にラジオセンターと通りを挟んで向こうにあるラジオデパートに行きましたが、ナシのつぶてでした。
最後に千石電商とその付近の部品店をあたります。
千石電商にはかなり近しいブツがあったのですが、残念ながらサイズが違った……。
千石をしてこれでは、後はいくら探しても徒労だと感じたのでヒューズは諦めることにしました。ヒューズを諦めた男たち…。回路は短絡されるのです。もし雷が落ちたら、基板は火を噴くでしょうね。
ハンダのフラックスの溶ける臭いが中学の技術の授業を思い起こさせてくれました。本当にそれ以来ハンダ付けなどやって来なかったのです。当時の感覚を思い出そうとするのですが、まるっきりぶきっちょで、手が震えました。
4ピンのコネクタを基板に取り付けるのですが、ピンの間隔が数ミリずつしか空いておらず、ショートしないようにそれぞれの足元にハンダを盛るのは至難の業でした。
何度もダマを作っては、吸いとり線で取り除くという作業を繰り返し、やっと繋ぐことができました。
飛んでしまったヒューズはハンダを当てて取り外し、代わりに適当な銅線で両接点をブリッジさせました。
本当に汚い仕上がりで、そのせいで玄箱に対する愛情が色あせかけたほどです。
さて、苦心してつないだシリアルケーブルをパソコンに繋いでターミナルでメッセージの確認です。ポートレートを「115200」に合わせ、玄箱のスイッチを押します。
ターミナルに起動メッセージが表示されました。これにはかなり感動しました。しかしブートシーケンスが途中で止まります。見るとディスクチェックをしているようです。チェックは遅々としています。無理もありません、2TBのディスクですから。
この時、「あぁ…」とため息が漏れました。
起動しなかったのは故障でも、ブートシーケンスのエラーでもなく、ディスクチェックのためだったのです。何らかの理由(たぶん急に電源を落とした)でディスクチェック機能が働き、それがあまりに時間がかかり過ぎるので起動できないように見えていたのです。
つまり電源を入れてしばらく放っておきさえすれば直っていた――。事実、二時間ほどでチェックは終わり、その後まるで何事もなかったかのようにデビアンは立ち上がったのでした。
土日の苦労に比べてなんともつまらない原因でした。
しかし、こんなことでさえシリアルが無ければ分からなかった訳で、やっぱりシリアルは必須だなと実感させられました。
それから、多少お金が掛かって、手間が掛かるようでも公式に従うことが大事なんだなと猛省です。
楢山節考
(ああ、表紙に思いっきり図書館のシールが…)
深沢七郎の「楢山節考」を読みました。
姥捨て山の話なのですが、その他にも嬰児殺しやら、村八分やら暗い因習濡れの寒村の生活が描写されます。
田舎とはここまでハードなものなのか……。
しかし、内容のハードさに比べて作品の雰囲気じたいはそれほど重く感じませんでした。
ひとつはもうすぐ姥捨て山(楢山)に連れていかれる、おりんが嫌がってはいないからでしょう。むしろ積極的に楢山参りの準備をしています。
山に捨てられて、孤独な死を迎えることが「楢山参り」というオブラートに包まれて、なんだかとても良いことのように語られているのです。
とてもちぐはぐで、目眩を起こさせるような話ではないでしょうか。
それから村民たちの訛り言葉と、そして文章のところどころに挿入される「楢山節」の素朴な味わいが印象を幾分やわらげている、ということもあります。
作品の大きな魅力であり、村民への共感を感じさせます。
なので作品の主題は前近代的な寒村の風習を告発することではないです。
では深沢は何を言いたかったのか? なんでこんな話を書いたのか?
正直よくわかりません。
この本には、「楢山節考」の他に三編の作品が収められているのですが、「白鳥の死」という作品の中で、おりんにはイエスと釈迦が入っていると書いてある部分があります。
ということは、棄老の習わしは、必ずしもイヤイヤではなく、自己犠牲の精神があったのだと言いたかったのかも知れません。
わたしにはこの作品は、棄老が棄てる者と棄てられる者のいずれにとっても幸せであったかも知れない、という可能性を文章のうえで実験した、ように思えます。
文庫の秋
サイトちょっと改装
今日は奇跡的に休みがとれたので、サイトをちょっと模様替えしました。
とは言っても壁紙を替えただけですが…。
中身のほうが結構変わったのです。
ひとつは、データベースをMySQLからSQLiteにしました。
違いを簡単に説明すると、MySQLはホームページからのデータ要求を常に立ち上がって待っています。
つまり応答が早いです。
でも、SQLiteのほうは要求があった時だけ立ち上がって、普段は動いていません。
なので遅いのですが、その代わりいつも立ち上がっていないのでコンピュータに負担をかけないのです。
組み込み機器向けのデータベースですね。
このサイトを近い将来、玄箱に移動させようと思っているのでそれに先立つ準備といったところです。
それからこれもあまり意識されないのですが、ページの文字コードをシフトJISからUTF8に変えました。
世の中の趨勢としてそういうものがあるのです。
ただ、これはちょっと手こずりました。
UTFにはファイルの頭にBOM(バイトオーダーマーク)というデータを付加するものとそうでないものがあるのですが、一見して付いているのかそうでないのかは分かりません。
しかしこのBOMはプログラムの実行を妨げたりと、色々悪さをしてくれます。
今日はそれに気づくまでドハマりでした。
そういえば、この前のiT unesで再生できない曲がある問題ですが、あれもデータ自体に問題があるわけではなく、タグが問題でした。
いちどタグを削除して、ふたたび付け直したところ、ちゃんと聞けるようになりました。
メタデータには要注意。
RE:玄箱
忙しいながらも徐々に環境構築を行っていました。
色々なPCに散らばっていたデータを玄箱上に集約。約120GBありました。
しかしまだ90%以上余っています。なんたる広大な領域……。
そうなると、ハードディスクの故障によるデータ喪失が怖いです。限りなく怖いです。
そこで玄箱に繋いでバックアップをとるUSBの外付けハードディスクを用意しました。
ディスクはIDEの500GBのものが手元に余っていたので、このたび購入したのはハードディスクケースだけです。これも玄人志向のもので、値段は二千円くらいでした。
今日はバックアップに半日くらい掛かりました。まあこれは最初だからで、あとは差分を入れていくのみとなるので、それほど掛からないはずです。
それからmacには「タイムマシン」といういかにもジョブズが好きそうな大袈裟な名前のバックアップ機能があるのですが、そのデータの保存先も玄箱上にしました。
しかしここで問題が。ネットワークがあまりに遅すぎてタイムマシンが何時まで経っても終わらないのです。
ネットワークには秒間10メガ、100メガ、1000メガビットと十倍ずつ早くなる規格があるのですが、うちでは100メガ(とは言っても本当に100メガ出るわけではない)の環境でした。
そこでネットワークカードとハブを買い換えるハメに。本当はケーブルも替えなければならなそうですが、ちょっと様子をみてからということに。
カードは蟹のマークのリアルテックのチップが乗ってる安いやつ(これも玄人志向!) ハブはバッファローの1000BASE対応ではいちばん安いやつです。
正直そんなに変わるものかねと思っていたのですが、これが劇的に早くなりました。10倍とまでは言いませんが数倍早くなったのは確かです。
タイムマシンもサクサク動くようになり、ネットワーク越しの操作もだいぶ快適になりました。
これは良い投資でした。
いまは音楽データもすべて玄箱上に移動し、iTunesサーバを動かしてパソコンからストリーミング再生するという聴き方をしています。
わたしだけが、一台のパソコンでそうすることにあまり意義はないのですが、玄箱の有効活用ということで。
しかしそこで、一部の音楽が聴けなくなってしまうという問題に遭遇してしまいました。特定のアーティストの特定のアルバムの曲だけがなぜか聴けないのです。
ローカルでは普通に再生できるので奇妙としか言いようがないのですが、いまのところ限定されているのでモヤモヤしますがそのままにしています。
う〜ん、でもなんでだろう?
牛腸茂雄
う〜ん、またすこし更新に間があいてしまいました。
ここ何週間かは、土曜に休出していて、時間に余裕が無いのです。
12月に製品の出荷が予定されていて、いまは忙しさのピークです。
その忙しさの合間に読んだ写真集を紹介します。
「牛腸茂雄作品集成」
牛腸(ごちょう)茂雄は83年に36歳の若さで早逝した写真家です。幼い頃に胸椎カリエスを患ったせいで、子供くらいの背丈しかなかったそうです。
この作家の存在は、まえに紹介した「日本写真集史」で知ったのですが、その写真を見たときには驚きを覚えました。
というのも、代表作「SELF AND OTHERS」に収められた写真のほぼすべてが、「日の丸」と言われる人物を画面中央に置く構図をとっていたからです。
「日の丸」は素人が陥りやすい陳腐な構図とふつうはみなされていて、避けるものなのですが、あえてそれをしている。
それでつまらない写真なのかというと、決してそんなことはないのです。むしろ率直な態度が胸を打ちます。陳腐の代表とされている「日の丸」を武器にしてしまっているのです。
巻末にはセルフポートレートが。しかしその写真のなかで彼は微妙に画面の中央からは逸れているように見えます。
牛腸は死後しばらく忘れられたそうですが、90年代に再評価がはじまり、2000年に「SELF AND OTHERS」を題材にした映画が作られ、04年に回顧展とこの「牛腸茂雄作品集成」の出版によって決算がおこなわれたようです。
「牛腸茂雄作品集成」には「SELF AND OTHERS」の他にも、生前に刊行された「日々」、「見慣れた街の中で」の二作品、それから遺作を集めた「幼年の『時間』」、ロールシャッハ、マーブリング作品を集めた「扉をあけると」などが収められ、生涯の活動を網羅的にまとめたものになっています。
とはいえ表紙からして「SELF AND OTHERS」を意識したものになっていて、子供の写真家というイメージが押し出されていますが、わたしはささやかに異議申立てたい。大人の女性もよく撮れています。とくに「見慣れた街の中で」
これ、図書館で借りたのですが、借りたは良いものの、あまりに時間がなかったものでいちど延長し、それでも読む時間がなかったので結局は通勤の電車内で目を通したのです。もっと紅茶でも飲みながらゆっくり観たかった……。
















除湿機
引越してから一ヶ月ほど経過しましたが、新居の色々と良い点・悪い点が目についてきました。
特に感じるのは、湿っぽいということです。
三方を山に囲まれた土地なので、湿気が溜まりやすいのではないかと思います。
そのせいで衣類がすぐによれよれしたり、乾かすつもりで椅子の背に掛けておいたタオルがまったく乾かないうえ、臭くなってたりするのです。
また、誉められたことではありませんが、平日は布団をあげるのも面倒でよく万年床にしてしまいます。
そうすると夜、床に入るときにやけに湿っぽくて冷たく、寝苦しい思いをするハメになります。
このあいだ湿度計を買ってきて部屋の湿度を調べてみました。
すると70%と出ました。
これは室温が20度くらいなら、ぎりぎり快適と言える数値だそうです。
しかし、雨の日に部屋干しなどすると湿度は80%を超えてしまいます。
まったく乾かない上、不快なことこのうえありません。
そこで、思い切って除湿機を買いました。
パナソニックのF-YHFX120という機種で、かなりデカイです。重さは10kg以上あります。
しかし、強力な除湿能力を持つと評判だったので。それから、夏冬つかえるハイブリッド式がよかったのです。
お値段四万円ほどしました。われながら思い切ったなぁ……。
色は部屋に合わせて、シャンパンです。
使ってみた感想ですが、なかなか良いです。
付けっ放しにして会社へ行き、帰ってきたら3.2Lのタンクが満水で止まっていました。
湿度は50%に落ちていました。
みるとハンガーに掛けたシャツもパリっとなっていていい感じです。
それから、購入前に読んだレビューで見た一文、
「畳の部屋で使うと、畳の新しい時の匂いがする」
実はこの一文にかなり強烈に背中を押されたのです。
実際に試してみました。
「おーこれは」
本当に畳の匂いがしてきました。まるで旅館のようです。
布団もフカフカして、本当に快適です。
これは良い買い物をしたと満足しています。
玄箱
先週のことですが、横浜のみなとみらいに行っていました。
APECを控えて警戒ムードで、警察の姿があちこちにみられましたね。
用事はPCデポに、「玄箱(くろばこ)」という、「玄人志向」という変な名前のPCブランドから出ているNAS構築キットを買うためにです。
ネットでも買え、かつそちらのほうが安いのですが、わたしはパソコン関係とか、オーディオとかは、直接店頭で買うのが好きなのです。
NAS(ナス)というのは、要するに外付けハードディスクみたいなものなんですが、LANケーブルでネットワークに繋がっているという点に特徴があります。
家庭にあるどのパソコンからも大容量のデータを参照することができて便利なのです。
玄箱は、適当なハードディスクを買ってきてこれに挿せばNASになるという代物なのですが、ただの記憶装置を超えて、汎用サーバとしてのポテンシャルを持っているとうことで、ネットでは数年前から話題になっていました。
つまり、この小さな筐体の中で、ファイルサーバは当然として、Webサーバ、メールサーバ、DHCP、DNSといったサービスはもとより、iTune鯖、はたまた地デジを録画している猛者までいるということです。
いまサーバにしているパソコンがだいぶ老朽化、というよりもう十年も使っていていつ死んでもおかしくないので、リプレースする必要性を感じていたのです。そこでNASであるとともに、サーバとしての機能も期待して白羽の矢を立てたのが、この玄箱というわけです。
十年という歳月の経過は、タワー型デスクトップPCの能力を、片手の手のひらで持てそうなほどのNASベアボーンにダウンサイジングさせてしまった……!
驚異というより他はありません。
それを可能にしているのがOS、デビアンLinuxなのですが、そのウンチクは後まわしにして、当日の行動を記します。
横浜に着いたのは11時ごろで、そこから徒歩でみなとみらいに向かいました。
だいぶまえにですがいちど来たことがあるので、デポには迷わず到着です。
そして玄箱PROとご対面。事前に電話で在庫確認しておいたのですが、棚にはひとつだけしか残っていなかったので、なくなってなくて良かったです。
しかしこれだけではNASは完成しない。中に入れるハードディスクが必要です。
ウェスタンデジタルという安かろう系ベンダーの2Tのものに目星を付けていたのですが、デポでは九千円弱でした。いまの最安が八千円弱くらいなので千円くらい高くつきましたが。
それにしても2T九千円、つまり1Gあたり五円以下です。くどいですが、驚異というより他ありません。
わたしが最初に触れたパソコン(ダイナブック)、Win95の時代ですが容量1Gも無かったですよ。にもかかわらず数十万もした。それが、五円とは……。隔世の感があります。
さて、目的の物をゲットしたところで店内をブラブラ。そこでワゴン行きとなっていたUSB卓上扇風機を見つけました。
この一週間で天候が激変し、いまは寒いくらいなのですが、このころまではまだ暖かかったのです。それでオフィス用にちょうど扇風機が欲しいと思っていたところでした。値段もリーズナブルだったので、カートに加えました。
やはりネットショッピングではこの出会いは味わえない。人間たまには新鮮な空気を吸わなくちゃ。
一応の目的を果たした後、新高島からみなとみらい線で日本大通りへ向かいました。行き先は放送ライブラリーです。
前にも「鎌倉街道夢紀行」を観に行ったことを日記に書いたことがありましたが、それ以降もたびたび訪れていたのです。
このごろは、大河ドラマ「信長」を観ていて、ちょうど最終回でした。なかなか面白かったですが、緒形直人わかすぎて最後まで違和感が……。
現在、玄箱のセットアップ中です。
前の段で触れたように、この装置の能力を引き出すためには元から入っているOS(これも一応Linuxなんですが)を、デビアンというものに入れ替えてやらないといけないのです(デビアン化)
しかしこれが組み込み機器特有のめんどくささがあって、PCのようにディスクをトレイに載せてというわけにはいきません。
失敗するとコンソールを基盤にハンダ付けするという「外科手術」を施さなければならないハメになります。
そこで参考サイトをじっくり読み込み、慎重に慎重にインストールを行ないました。
結果うまくいき、玄箱上でデビアンが動いています。う〜ん、感動。
それにしても、途中のハードディスクのフォーマットのところで進捗がしばらくピタリと止まったままだったのには肝を冷やしました。
ただ単に容量が2Tもあるんで時間がかかったでだけだったんですけどね。
これからは各種サーバサービスのインストールです。
この自動日記もいずれは玄箱上で運営してゆくつもりです。











