金沢文庫駅の構内にある物置?のような建物に絡まっている蔦が、色とりどりに紅葉して綺麗でした。
思わず立ち止まって、何枚もシャッターを切りました。
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サイトちょっと改装
今日は奇跡的に休みがとれたので、サイトをちょっと模様替えしました。
とは言っても壁紙を替えただけですが…。
中身のほうが結構変わったのです。
ひとつは、データベースをMySQLからSQLiteにしました。
違いを簡単に説明すると、MySQLはホームページからのデータ要求を常に立ち上がって待っています。
つまり応答が早いです。
でも、SQLiteのほうは要求があった時だけ立ち上がって、普段は動いていません。
なので遅いのですが、その代わりいつも立ち上がっていないのでコンピュータに負担をかけないのです。
組み込み機器向けのデータベースですね。
このサイトを近い将来、玄箱に移動させようと思っているのでそれに先立つ準備といったところです。
それからこれもあまり意識されないのですが、ページの文字コードをシフトJISからUTF8に変えました。
世の中の趨勢としてそういうものがあるのです。
ただ、これはちょっと手こずりました。
UTFにはファイルの頭にBOM(バイトオーダーマーク)というデータを付加するものとそうでないものがあるのですが、一見して付いているのかそうでないのかは分かりません。
しかしこのBOMはプログラムの実行を妨げたりと、色々悪さをしてくれます。
今日はそれに気づくまでドハマりでした。
そういえば、この前のiT unesで再生できない曲がある問題ですが、あれもデータ自体に問題があるわけではなく、タグが問題でした。
いちどタグを削除して、ふたたび付け直したところ、ちゃんと聞けるようになりました。
メタデータには要注意。
RE:玄箱
忙しいながらも徐々に環境構築を行っていました。
色々なPCに散らばっていたデータを玄箱上に集約。約120GBありました。
しかしまだ90%以上余っています。なんたる広大な領域……。
そうなると、ハードディスクの故障によるデータ喪失が怖いです。限りなく怖いです。
そこで玄箱に繋いでバックアップをとるUSBの外付けハードディスクを用意しました。
ディスクはIDEの500GBのものが手元に余っていたので、このたび購入したのはハードディスクケースだけです。これも玄人志向のもので、値段は二千円くらいでした。
今日はバックアップに半日くらい掛かりました。まあこれは最初だからで、あとは差分を入れていくのみとなるので、それほど掛からないはずです。
それからmacには「タイムマシン」といういかにもジョブズが好きそうな大袈裟な名前のバックアップ機能があるのですが、そのデータの保存先も玄箱上にしました。
しかしここで問題が。ネットワークがあまりに遅すぎてタイムマシンが何時まで経っても終わらないのです。
ネットワークには秒間10メガ、100メガ、1000メガビットと十倍ずつ早くなる規格があるのですが、うちでは100メガ(とは言っても本当に100メガ出るわけではない)の環境でした。
そこでネットワークカードとハブを買い換えるハメに。本当はケーブルも替えなければならなそうですが、ちょっと様子をみてからということに。
カードは蟹のマークのリアルテックのチップが乗ってる安いやつ(これも玄人志向!) ハブはバッファローの1000BASE対応ではいちばん安いやつです。
正直そんなに変わるものかねと思っていたのですが、これが劇的に早くなりました。10倍とまでは言いませんが数倍早くなったのは確かです。
タイムマシンもサクサク動くようになり、ネットワーク越しの操作もだいぶ快適になりました。
これは良い投資でした。
いまは音楽データもすべて玄箱上に移動し、iTunesサーバを動かしてパソコンからストリーミング再生するという聴き方をしています。
わたしだけが、一台のパソコンでそうすることにあまり意義はないのですが、玄箱の有効活用ということで。
しかしそこで、一部の音楽が聴けなくなってしまうという問題に遭遇してしまいました。特定のアーティストの特定のアルバムの曲だけがなぜか聴けないのです。
ローカルでは普通に再生できるので奇妙としか言いようがないのですが、いまのところ限定されているのでモヤモヤしますがそのままにしています。
う〜ん、でもなんでだろう?
牛腸茂雄
う〜ん、またすこし更新に間があいてしまいました。
ここ何週間かは、土曜に休出していて、時間に余裕が無いのです。
12月に製品の出荷が予定されていて、いまは忙しさのピークです。
その忙しさの合間に読んだ写真集を紹介します。
「牛腸茂雄作品集成」
牛腸(ごちょう)茂雄は83年に36歳の若さで早逝した写真家です。幼い頃に胸椎カリエスを患ったせいで、子供くらいの背丈しかなかったそうです。
この作家の存在は、まえに紹介した「日本写真集史」で知ったのですが、その写真を見たときには驚きを覚えました。
というのも、代表作「SELF AND OTHERS」に収められた写真のほぼすべてが、「日の丸」と言われる人物を画面中央に置く構図をとっていたからです。
「日の丸」は素人が陥りやすい陳腐な構図とふつうはみなされていて、避けるものなのですが、あえてそれをしている。
それでつまらない写真なのかというと、決してそんなことはないのです。むしろ率直な態度が胸を打ちます。陳腐の代表とされている「日の丸」を武器にしてしまっているのです。
巻末にはセルフポートレートが。しかしその写真のなかで彼は微妙に画面の中央からは逸れているように見えます。
牛腸は死後しばらく忘れられたそうですが、90年代に再評価がはじまり、2000年に「SELF AND OTHERS」を題材にした映画が作られ、04年に回顧展とこの「牛腸茂雄作品集成」の出版によって決算がおこなわれたようです。
「牛腸茂雄作品集成」には「SELF AND OTHERS」の他にも、生前に刊行された「日々」、「見慣れた街の中で」の二作品、それから遺作を集めた「幼年の『時間』」、ロールシャッハ、マーブリング作品を集めた「扉をあけると」などが収められ、生涯の活動を網羅的にまとめたものになっています。
とはいえ表紙からして「SELF AND OTHERS」を意識したものになっていて、子供の写真家というイメージが押し出されていますが、わたしはささやかに異議申立てたい。大人の女性もよく撮れています。とくに「見慣れた街の中で」
これ、図書館で借りたのですが、借りたは良いものの、あまりに時間がなかったものでいちど延長し、それでも読む時間がなかったので結局は通勤の電車内で目を通したのです。もっと紅茶でも飲みながらゆっくり観たかった……。
除湿機
引越してから一ヶ月ほど経過しましたが、新居の色々と良い点・悪い点が目についてきました。
特に感じるのは、湿っぽいということです。
三方を山に囲まれた土地なので、湿気が溜まりやすいのではないかと思います。
そのせいで衣類がすぐによれよれしたり、乾かすつもりで椅子の背に掛けておいたタオルがまったく乾かないうえ、臭くなってたりするのです。
また、誉められたことではありませんが、平日は布団をあげるのも面倒でよく万年床にしてしまいます。
そうすると夜、床に入るときにやけに湿っぽくて冷たく、寝苦しい思いをするハメになります。
このあいだ湿度計を買ってきて部屋の湿度を調べてみました。
すると70%と出ました。
これは室温が20度くらいなら、ぎりぎり快適と言える数値だそうです。
しかし、雨の日に部屋干しなどすると湿度は80%を超えてしまいます。
まったく乾かない上、不快なことこのうえありません。
そこで、思い切って除湿機を買いました。
パナソニックのF-YHFX120という機種で、かなりデカイです。重さは10kg以上あります。
しかし、強力な除湿能力を持つと評判だったので。それから、夏冬つかえるハイブリッド式がよかったのです。
お値段四万円ほどしました。われながら思い切ったなぁ……。
色は部屋に合わせて、シャンパンです。
使ってみた感想ですが、なかなか良いです。
付けっ放しにして会社へ行き、帰ってきたら3.2Lのタンクが満水で止まっていました。
湿度は50%に落ちていました。
みるとハンガーに掛けたシャツもパリっとなっていていい感じです。
それから、購入前に読んだレビューで見た一文、
「畳の部屋で使うと、畳の新しい時の匂いがする」
実はこの一文にかなり強烈に背中を押されたのです。
実際に試してみました。
「おーこれは」
本当に畳の匂いがしてきました。まるで旅館のようです。
布団もフカフカして、本当に快適です。
これは良い買い物をしたと満足しています。
玄箱
先週のことですが、横浜のみなとみらいに行っていました。
APECを控えて警戒ムードで、警察の姿があちこちにみられましたね。
用事はPCデポに、「玄箱(くろばこ)」という、「玄人志向」という変な名前のPCブランドから出ているNAS構築キットを買うためにです。
ネットでも買え、かつそちらのほうが安いのですが、わたしはパソコン関係とか、オーディオとかは、直接店頭で買うのが好きなのです。
NAS(ナス)というのは、要するに外付けハードディスクみたいなものなんですが、LANケーブルでネットワークに繋がっているという点に特徴があります。
家庭にあるどのパソコンからも大容量のデータを参照することができて便利なのです。
玄箱は、適当なハードディスクを買ってきてこれに挿せばNASになるという代物なのですが、ただの記憶装置を超えて、汎用サーバとしてのポテンシャルを持っているとうことで、ネットでは数年前から話題になっていました。
つまり、この小さな筐体の中で、ファイルサーバは当然として、Webサーバ、メールサーバ、DHCP、DNSといったサービスはもとより、iTune鯖、はたまた地デジを録画している猛者までいるということです。
いまサーバにしているパソコンがだいぶ老朽化、というよりもう十年も使っていていつ死んでもおかしくないので、リプレースする必要性を感じていたのです。そこでNASであるとともに、サーバとしての機能も期待して白羽の矢を立てたのが、この玄箱というわけです。
十年という歳月の経過は、タワー型デスクトップPCの能力を、片手の手のひらで持てそうなほどのNASベアボーンにダウンサイジングさせてしまった……!
驚異というより他はありません。
それを可能にしているのがOS、デビアンLinuxなのですが、そのウンチクは後まわしにして、当日の行動を記します。
横浜に着いたのは11時ごろで、そこから徒歩でみなとみらいに向かいました。
だいぶまえにですがいちど来たことがあるので、デポには迷わず到着です。
そして玄箱PROとご対面。事前に電話で在庫確認しておいたのですが、棚にはひとつだけしか残っていなかったので、なくなってなくて良かったです。
しかしこれだけではNASは完成しない。中に入れるハードディスクが必要です。
ウェスタンデジタルという安かろう系ベンダーの2Tのものに目星を付けていたのですが、デポでは九千円弱でした。いまの最安が八千円弱くらいなので千円くらい高くつきましたが。
それにしても2T九千円、つまり1Gあたり五円以下です。くどいですが、驚異というより他ありません。
わたしが最初に触れたパソコン(ダイナブック)、Win95の時代ですが容量1Gも無かったですよ。にもかかわらず数十万もした。それが、五円とは……。隔世の感があります。
さて、目的の物をゲットしたところで店内をブラブラ。そこでワゴン行きとなっていたUSB卓上扇風機を見つけました。
この一週間で天候が激変し、いまは寒いくらいなのですが、このころまではまだ暖かかったのです。それでオフィス用にちょうど扇風機が欲しいと思っていたところでした。値段もリーズナブルだったので、カートに加えました。
やはりネットショッピングではこの出会いは味わえない。人間たまには新鮮な空気を吸わなくちゃ。
一応の目的を果たした後、新高島からみなとみらい線で日本大通りへ向かいました。行き先は放送ライブラリーです。
前にも「鎌倉街道夢紀行」を観に行ったことを日記に書いたことがありましたが、それ以降もたびたび訪れていたのです。
このごろは、大河ドラマ「信長」を観ていて、ちょうど最終回でした。なかなか面白かったですが、緒形直人わかすぎて最後まで違和感が……。
現在、玄箱のセットアップ中です。
前の段で触れたように、この装置の能力を引き出すためには元から入っているOS(これも一応Linuxなんですが)を、デビアンというものに入れ替えてやらないといけないのです(デビアン化)
しかしこれが組み込み機器特有のめんどくささがあって、PCのようにディスクをトレイに載せてというわけにはいきません。
失敗するとコンソールを基盤にハンダ付けするという「外科手術」を施さなければならないハメになります。
そこで参考サイトをじっくり読み込み、慎重に慎重にインストールを行ないました。
結果うまくいき、玄箱上でデビアンが動いています。う〜ん、感動。
それにしても、途中のハードディスクのフォーマットのところで進捗がしばらくピタリと止まったままだったのには肝を冷やしました。
ただ単に容量が2Tもあるんで時間がかかったでだけだったんですけどね。
これからは各種サーバサービスのインストールです。
この自動日記もいずれは玄箱上で運営してゆくつもりです。
電検の結果
今日は雨の一日でした。台風が接近しているのだそう。
なんとも憂鬱な気分で、過ごしていたのですが、そこへ更に良くないニュースが。
九月の電検三種の結果が届いたのです。
結果は不合格……ッ
全体で不合格というだけでなく、四教科とも不合格でした。
内心、理論だけは取れているんじゃないかと期待していたのですが、ダメだったようです。
一時はかなり打ち込んだので、ちょっとショックです。
RE:仕事について
今日、ふたたび前の会社から連絡があったのですが、全体の費用から清掃代を引いた分を負担して欲しいと言われました。
それは修繕費なので自責でしょう、ということですか…
変にモメるのも嫌なのでOKしました。
ちと痛いですが。
仕事について
かなり更新に間があいてしまいました。すみません。
やっと身辺の整理がついてきたので、これからは定期的に投稿していくつもりです。
ちょっと仕事がらみでいくつかトピックを。
この前書いたとおり通勤が大変です。しかし、金沢文庫は快速特急の増結があるので、待てば必ず座っていけることが判りました。なので、この頃は家を早めに出て一、二本見送ってから座って行ってます。
快特は7時台は10分間隔なので、待ち時間はおよそ10〜20分ですね。
しかしそのお陰で家で朝食を摂る時間が無くなりました。それで、途中で朝食を買って始業前に自席で食べたり、立ち食いそば屋などを利用しています。
あまり良い傾向ではありませんが、仕方がないかな……。
そんな風によく利用するそば屋が、職場の近くにある「小諸そば」なのですが、そこで食べた「肉うどん」があまりに美味かったので、ちょっとコメントしたいです。
うどんの上に豚バラ肉の薄切りが乗っているだけのシンプルなものですが、肉のしつこさがなく、さっぱりしていて食べやすいです。さらに柚子胡椒が添えてあって、爽やかな辛さが食欲を刺激してくれます。
このうどんと柚子胡椒という取り合わせ、一種の発明ではないでしょうか?(それとも普通にこれらを合わせている地域があるのかな?)
気に入りました。値段も五〇〇円弱でお手頃です。
食うことばかりでなく仕事も。社給のパソコンはかなり良いものを用意してもらえました。
CPUはCorei3、メモリ4G、OSはWindows7です(これが期待の表れということですと、ちょっとプレッシャーですが)
それで、初めてWin7に触れたのですが、これが気に入らないのでディスりたいです。
というかインターフェイスのAeroのことなのですが、あのウィンドウのスケスケは……。その他にも、「グラフィックカードのパワーを無駄にしてませんぜ」と言わんばかりの、光沢、グラデーション、ドロップシャドウを使いまくりで、ゴチャゴチャした印象です。
もっとも気に入らなかったのが、ウィンドウをディスプレイの端に持って行くと、勝手にサイズを変える「エアロスナップ」 これは本当に鬱陶しかったので、すぐに無効にしました。
それからエクスプローラーの「上に移動」ボタンはどこへ行ったんですか? 変なところだけMacのマネをして……。それでもまあ、Winの方がパスから移動できるのでまだマシかな。
慣れかも知れませんが、ちょっと違和感があったので愚痴です。しかし、3Dフリップは普通に感動しました。
それから久しぶりに前の会社から連絡が来たと思ったら、前の賃貸の不動産屋から「退去後の修繕・清掃」に十万円の請求が来たとのことでした(会社で借りた物件だったので)
一年しか住んでおらず、そんなに汚した覚えもないので、退去時の修繕見積書をFAXして状況を説明しました。
それをもって会社側が不動産屋と交渉してみたところ、4万円台に収まったそうです。
「良かった」と喜びたいところですが、最初の請求の半分以下になるとはどういうことでしょう。
吹っかけられたのではないでしょうか。
敷金礼金なしの物件だったので、家賃一ヶ月分くらい取られるのは、もしかしたら妥当な線なのかも知れませんが、 見積りなどあってないようなもの、不動産屋からは不誠実な匂いがします。
10月末に前職の最後の振込があるのですが、差っ引かれなければ良いのですが。
引っ越し完了
だいぶ更新が滞ってしまいました。
先月の二十七日に大きな問題もなく引っ越しを終えることができました。
それからしばらくは、荷解きや色々な手続きで忙殺されていました。
仕事が始まると、都内まで一時間かけての通勤ですので大変です。最初のうちは心底くたびれました。とはいえ、慣れていくより仕方がないですね。
この三連休で、やっと一息つけたというところです。
今日は金沢文庫の地名の由来であるところの、文庫のある称名寺に行ってきました。
この地に住まいを選んだのも、交通の便であるとか、家賃であるとか、さまざまな理由があるのですが、称名寺の美しい庭園が背中を押してくれたのです。
今日は先日までのじめじめとした天気を吹き飛ばすような快晴で、夏を思い出させるような陽射しでした。
午前の園内は観光客の姿が、混む、とまでは行かないものの目につきました。はじめてここに来たのは、三年ほど前のことですが、全く変わりませんね。久しぶりにハイマチックを持ち出して、何枚か撮りました。
ああ、ひとつ変わったことがありました。当時は橋が修繕中だったのです。今日はそれが直っていたので太鼓橋の上から園内が見渡せました。
視線を池に転じると、ものすごい鯉の群れ、そして亀。亀は天気が良いので甲羅干しをするためか、岩の上で身を寄せ合うようにして群れていました。なんとものどかです。
今日は他に用事があったので展示は見ませんでしたが、次の機会にでも観てレポートしたいと思います。