最近の読書

■今日も夫婦やってます 南Q太

プライムリーディングで手に取った一冊。
南Q太という漫画家は名前は何となく知っていたが、苦手なタイプの絵柄なので読んだことはなかったです。

これはエッセイ集で、ステップファミリー同士がくっついて、色々ありつつ生活を始めてから一年経過する位の様子を綴ったもの。
最初は旦那さんとの関係がギスギスしてて、「大丈夫か~?」と不安になりますが、次第にソリが合ってきて家族としてのまとまりが出てくる様子に心が温まります。

飾らない、そっけない文章だけど、やはり漫画家だからなのかテンポよくスルスル読ませるものがあります。
この本をきっかけに漫画の方を手に取ってみたけど、やはり苦手でした。
この人のエッセイをもっと読んでみたいです。

■現代台湾鬼譚 海を渡った「学校の怪談」

本は紙派でしたが、このごろようやく電子書籍も買うようになりました。
これはその嚆矢となった一冊。

かねてから怪談とか都市伝説の発生メカニズムに興味があり、下のような本を読んできました。

  • 妖怪の民俗学: 日本の見えない空間  宮田 登
  • 怪談の科学 幽霊はなぜ現れる (ブルーバックス) 中村 希明
  • きつねつきの科学: そのとき何が起こっている? (ブルーバックス) 高橋 紳吾

この本もその興味に沿って手に取った一冊です。
Kindle版が¥2,640もするので手が出なかったのですが、半額セールがあり、ちょうど会社の福利厚生でGETしたアマギフがあったため、初めて電子書籍をポチりました。

幽霊が見える陰陽眼や、八字(バーツ)など、日本にない台湾固有のオカルト要素が興味深いです。
それでいながら植民地時代の名残も色濃く残っており、それが日本の「学校の怪談」が台湾で広く受け入れられる土壌となっていることが示唆されます。

電子書籍で良いのは、キーワードで全文検索が出来るところですね。
あと紙の本だと傍線を引くのに躊躇してしまうのですが、電子書籍なら抵抗がないところです。
この本には鋭い洞察を含んだ一節が多くあり、その機能が大変役立ちました。
下はその一部です。

固定化した社会制度は、往々にして怪談を生むもととなる。

学校というのは、例年同じ行事が繰り返される円環的な時間が流れる一方で、子どもたちは入学から卒業までという直線的な時間を生きるのを余儀なくされる。

■全国版 あの日のエロ本自販機探訪記 黒沢 哲哉

寂しい辻にひっそり立って、誘蛾灯の如く青少年を誘ったエロ本自販機。
昭和生まれのおじさんなら後ろめたさと懐かしさを覚えるに違いありません。

インターネットが普及した現在において、その歴史的使命(?)はとっくに終えているハズ―――。
なんですが、まだ稼働しているエロ本自販機が存在するそうな。

そんな「絶滅危惧種を記録せねば」という謎の使命感に駆られたライターが車で全国を回って収集した労作です。

この本、ブックオフで手に取って面白いなと思ったものの、買うのはちょっと憚られてスルーしてしまった過去があります。
しかししばらくしてからフツフツと欲しくなり、調べたらプレ値が…。

結局定価¥2,200に対して4千円近く払って拾いました。

データブック(何の役に立つというんだ?)に加えて、エロ本自販機探しのノウハウ(そのスキル要る?)、さらにはエロ本自販機業者との対談(これはちょっと興味深い)と読み応えたっぷりの内容です。

個人的に推しなのは写真の美しさ。
ロードサイドにつつましく佇むその姿に滅びの美学を感じます。
エロ本自販機に感動させられてくやしい!


実家のそばにあったエロ本自販機が載ってるかなとページを繰ったが載っていなかった、さびしい!

■「粘膜」シリーズ 飴村 行

「粘膜」シリーズは、飴村行による粘膜人間~粘膜大戦までのホラーシリーズ6冊ですね。
その最初の3冊を読みました。

友人に勧められてウォッチリストに入れていたのですが、書評を先に読んでエログロ系のようなのであまり気が進まなかった本です。
友人は心酔していて大勢に薦めているようですが、読み手を選ぶようで、「こんな本を本棚に置いておくことすら恥ずかしい」とまで言われたそうな…。

しかしKindle版が突如として大ディスカウントされ、粘膜人間が¥604⇒¥134、粘膜蜥蜴が¥653⇒¥145、粘膜兄弟が¥814⇒¥162で売られていたので、好機を逃さずポチりました。

合計でも¥441
期待外れでも痛くない価格だし、本棚に置いておくのが恥ずかしい内容でも電子書籍なら恥ずかしくありません。
その前に本棚には「あの日のエロ本自販機探訪記」が鎮座していて、これ以上恥ずかしい本はそんなにないはずですがー。

一作目「粘膜人間」
「人体破壊描写を書きてェ~ッ!」という作者の願望剥きだしでとても良いと思います。
漫画太郎のマンガを活字にしたらこんな感じだと思います。
しかしながら脳筋なだけじゃなくミステリー要素もあってナカナカ読ませるものがありました。

二作目「粘膜蜥蜴」
二作目以降は河童は登場しないのか…。ちょっと残念。
その代わり「ヘルビノ」というトカゲ人間が登場します。
今回もスプラッター描写てんこ盛りですが、よりミステリー要素が強まり、漫画太郎というよりは諸星大二郎味を感じます。
ラストのどんでん返しは衝撃。
これを知ってから作中のトカゲ人間の富蔵とのやり取りを振り返ると、気持ち悪さが半端じゃないですね。

三作目「粘膜兄弟」
フグリ豚という謎の豚をフューチャーした一作。
前二作が傑作だったせいか、凡庸さを感じてしまいました。
兄弟というのは粘膜シリーズに通底するテーマのように思えます。
その相克が前面に出た作品です。

■ヤンキーと地元 打越 正行

一目で頷きたくなるタイトルです。
「ニワトリと卵」と言い換えても良い。

スガシカオの「ヤグルトさんの唄」で描かれていた荒れた中学校の姿は、70年代末から80年代初頭にかけてのことです。
しかし私が中学、高校と過ごした北九州では、他の地域ではとっくに絶滅したと思われる、リーゼント・短ラン・ボンタン姿のコッテコテのヤンキーが90年代に入っても闊歩していました。

ソイツらは下校時間になると校門の周囲に陣取って、真面目な学生にヤキを入れたりカツアゲしたりと、とんでもない迷惑な存在でした。

奴らが身に着ける、私からすると珍妙としか思えない変形制服は、先輩から買わされたりして代々受け継いでいるようでした。
北九州市といえば毎年成人式の派手な衣装が報道されますが、昔からトウトウと流れるヤンキー文化があるようです。

なので「地元こそヤンキーを育むインキュベーターである!」と喝破する本だと期待していたのですが、意外とそうでも無く…でした。

著者の打越正行は、一昨年白血病で早世してしまったのですが、ヤンキーのパシリになったり、一緒に解体業者で働いたり、キャバクラで盛り上げ役になったりと体当たりのフィールドワークが「激レアさん」でも取り上げられた社会学者です。

こういう対象に飛び込んで行う調査手法はエスノグラフィーと言うそうです。
ヤンキーとの交流は実に20年に及んだそうで、その結晶である本作は大変な労作だとは思うのですが、「そこまでやるほどの価値のある対象なんか…?」と思わなくもないです。

本の内容はヤンキー達との交流の記録をズラズラと羅列したもののように思え、読み始める前に予期していたようなヤンキー誕生のメカニズムみたいな話は全くありません。
Amazonのレビューではおおむね高評価を得ているようなんですが、たまに低評価をつけている人もいて、私と同じように理論的なものを期待してたがそうでないことに当惑しているみたいでした。

とはいえ、沖縄という日本の辺境のヤンキーの話を日本全国のヤンキーに敷衍するのが簡単でないことは想像できます。
人がヤンキーになる過程を試験管みたいに再現できるはずも無いので「これがヤンキーになる仕組みです」などと無責任に言えるはずもないかなとも思います。

ではこの本の意義は何かと言うと、ヤンキーの思考様式に触れたり、沖縄の置かれているよんどころない事情を垣間見ることができることではないでしょうか。

迷惑だった思い出しかないヤンキーですが、それでも彼らに興味があるのは、社会のルールとは別のルールの中で生きているように思えるからです。

私は社会のルールより身内の論理を優先するところにヤンキー性の萌芽があると予想しています。
それは組織が陥りやすい罠です。
外部には狂暴性を発揮するヤンキーが、先輩からの暴力を受忍するというのは彼らの論理の本質に触れる部分で実に興味深いです。

作中で何度も繰り広げられる、国道58号線(ゴーパチ)を舞台としたヤンキーと警察との小競り合いは、警察組織とヤンキー社会とは鏡の裏写し。
通底するものがあることを暗に示しているように感じられました。

カウチンセーター

我にもなく散財をしたので、何を買ったかご紹介します。
と言っても買ったのは去年の2月のことなのでだいぶ今更ですがー。

それはセーター!
KANATAのカウチンセーターです。メイドインカナダ。

かねてより欲しいなァ~と思ってきました。
昔からKellsportの18オンスもあるスウェットをアウター代わりに着たりして、ヘビーなトップスって大好きだったんです。

もう7、8年ほど前のことになるか…。
新宿のコメ兵で3万くらいで売られているのを見て、買おうかどうか相当悩みました。
その時見たのは、ケーブル編みでネイビーのやつですね。
古着なので結局止めてしまいました。

しばらくはそんなことも忘れてましたが、近年はテレワーク主体の働き方に変化してきて、家に一人いることが多くなりました。
冬場などもったいないので暖房をつけないようにしているんですが、室温は10℃近くまで下がることがあります。
さすがに寒いので、コートとまでは行かないのですが、ウルトラライトダウン的なものを着込んで凌いできました。

なんですが室内でダウンジャケットを長く着ると、蒸れて不快感を覚えることがあります。
そこで何かヘビーなトップスでいけないかと思うようになり、そう言えば前にカウチンセーター買おうか悩んだことあったよな~と思い返しました。

改めて調べてみると結構な良いお値段…。
モノによっては10万オーバーのものも……。
円安がスゴイ勢いで進んでいる時期だったので、いま買わなければもう手が出ない世界に行ってしまうようで気を揉んでいました。

買うなら大事に長く着たいと思っていたので、このサンダーバード柄でアイコニックなデザインのものをしばらく監視していました。
長く9万円弱くらいを推移していたのが、カクッっと¥65,450に下がったので光速でポチり!
下がったとはいえ、結構な良いお値段なので押すときは手に汗かきましたわ。




手に取るとずっしりと重みを感じます。
ふわふわというよりしっかり詰まってる感じがします。
木のボタンも実に素朴で温かみがありますね。

着ると暖かく、特に襟がもりっと盛り上がってるので首が温かいです。
それでいて太い毛糸で編まれているので、ちょっとスースーと通気します。

この太い毛糸は6プライウールという、6本の糸を撚り合わせたものです。
繊維が太いので地肌の上に着ると結構チクチクします。
外で着るぶんにはさほど気にならないと思いますが、家でじっと仕事をしている時なんかはかなり気になります…。

対策のため追加でロンTを買いました。
首回りはスカーフを巻いてガードしてますね。

そして何と言っても独特の匂いが…。
この匂いの元はラノリンという羊の油だそうで、毛製品からは多かれ少なかれします。
なんですが、やはりカウチンセーターからは史上最大級に香ってきますね。

この油分が防寒性能を高めたり、汚れを防いでくれる働きをしてくれるのですが、苦手という人もいるかと思います。
個人的にはこの強烈な匂いも含めて得難い体験かなと思っています。

ただ一度洗って、防虫剤とともに仕舞って、翌シーズン取り出したらだいぶ少なくなっていました。
なので悲観するほどのことはないですね。

同じKANATAでもう一つウォッチしているセーターがありました。
もうちょっと薄手のもので、ボタンでなくジップアップのやつです。
トーテンポール柄というのがピンとこず、アイコニックなやつが欲しかったので先シーズンは見逃したのですが、気になっていました。

だいぶ長いこと監視してたのですが、4万円強くらいで動かなかったです。
ところが晩秋のころに急に半額以下にディスカウントされてビックリ?!
¥19,800也。千載一遇とはこのことですな。




見た目は最初のカウチンセーターに比べると貧相なものがあります。
襟周りのボリュームが顕著ですな。
タグも革だったのに対しただの布だし…。

しかし最初にヘビーな方を入手したことで、こちらの良さがしみじみ分かります。
コスパで言えば圧倒的にトーテンポールに軍配が上がります。

まずほとんど匂いがありません。
そしてスーパーメリノウールなので、チクチク感が少なく地肌の上に着ても不快感が無いです。

木のボタンはとてもカワイイのですが、微妙に形がいびつで、実は開け閉めがメンドウです。
こちらは味も素っ気もないジップアップですが、着脱ははるかに楽ですね。
薄手なので上からコートを羽織ることもできて着回しの自由度が高いです。

そんなこんなで今シーズンはサンダーバードの方はほとんど着なくなり、部屋ではもっぱらトーテムポールを着ています。
とはいえサンダーバードの方はおしゃれ着として外出時に着るようになったので、二着のカウチンセーターはそれぞれ活躍しています。

このごろ聴いている音楽

早いもので、もう2026年も2月半ばを過ぎてしまいました…。
年末年始は仕事で忙殺されていて、なかなか音楽を楽しむ余裕も無かったのですが、このごろようやく落ち着いてきたので、最近聴いている音楽について記事にしようと思います。

仕事しながらアマゾンミュージックを垂れ流しているので、自然とそこからお気に入りの曲が出てきますね。
邦楽だとあいみょんをよく聴いています。
「君はロックなんて聞かない」、「スーパーガール」、「初恋が泣いている」、「双葉」、「あのね」がお気に入りの曲です。

「あのね」は特に好きな曲で、歌詞がとても良いですね。
「寝ぐせのある君のほうが何だか生きてるって感じる♪」のフレーズがしみじみ良いなと感じます。
黒柳徹子の小説をアニメ映画化した「窓ぎわのトットちゃん」の主題歌だったそうです。

JAZZのプレイリストを聴いていて、気に入って購入したCDがどちらもジョシュア・レッドマンのもの!


Walking Shadows(2013)とCity Folk(2014)です。

ジョシュア・レッドマンは有名なジャズ・サックス奏者です。
私が彼を知ったのは、もう20年以上前にNHKで放送された、ドキュメント地球時間「ジャズ」でですね。
モダンジャズの4人の巨人(ソニー・ロリンズ、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、オーネット・コールマン)を紹介するコーナーで、若きレッドマンがコルトレーンの「至上の愛」について熱っぽく語っていました。

Walking Shadowsはオリジナル曲、ジャズのスタンダード、ポップス曲を取り交ぜた構成。ストリングを多用してリリカルに演奏しています。
ただ、美麗すぎてジャズらしくないという意見もある様です。
「ラッシュライフ」、「スターダスト」はコルトレーンも著名な演奏を残した曲ですね。コルトレーン信者らしい選曲だと思います。

白眉は「ストップ・ディス・トレイン」か。
静けさをたたえたイントロから、後半にかけて徐々に盛り上がっていく曲調がドラマチックで胸に迫ります。
ストリングに頼らず、小編成で演じるところもカッコいいですね。
曲名はもしかしたらコルトレーンの熱演で名高い「チェイシング・トレーン」をもじったものかも知れません。

City Folkはレッドマン率いる、「ジェームズ・ファーム」という黒人2名、白人2名のカルテットの作品です。
う~ん、レッドマン以外は存じなかったです…。

Walking Shadowsと違って小細工(?)なし、小編成でゴリゴリ演るぜという気迫を感じます。
曲も全てオリジナル。
ですが、ロック調、スムースジャズ調の曲が多くあまりジャズジャズしていない。
初っ端の「Two Steps」からして、ズンズンと重いロックビートで、グイグイとやる気を注入されるような曲です。
1~3曲目までの流れが秀逸と思います。

朝なかなかメンドくさくて仕事が手に付かないときに、気合を入れる意味で聴くことが多いですね。
縁の下の力持ちでドラムスのエリック・ハーランドが良い仕事をしてます。

久し振りにミルトン・ナシメントのCDをライブラリに追加しましたわ。

『ジャーニー・トゥ・ドーン』 – Journey to Dawn (1979年)

ディスコグラフィー的には「クルビ・ダ・エスキーナ2」(1978年)と「センチネラ」(1980年)の間ですね。
この記事にも書きましたが、「クルビ・ダ・エスキーナ2」と「センチネラ」は私のミルトン名盤ベスト5に入る作品で、超絶脂の乗った時期です。

なので「ジャーニー・トゥ・ドーン」も大学時代に新宿、渋谷のディスクユニオン、レコファン等の中古レコード店をはしごして血眼で探した時期がありました。
しかしながら手に入れることができずしばらく忘れていたのですが、この間なにげなくAmazonで検索してみたところHIT!!
半信半疑でポチってみたところ、すぐに手元に届きました。
お値段も特にプレミアムとかなく、良心的な1,760円
あの頃の苦労は何だったの…?と思わなくもないですが、いまこうして聴けることを素直に喜びたいと思います。


紙ジャケットで雰囲気ありますが、さすがに37年くらい経過しているので古色蒼然としていますな。
写真のミルトンもめちゃめちゃ若いですね…。(痩せてる!)
ただディスク自体は綺麗で、読み込みに問題ありませんでした。

CDのトレイに乗せて、ドキドキの初聴き。
まるでタイムマシンに乗って20ウン年前に戻ったみたいな気持ちですよ。

そこには…、「アンエンカウンター」、「マリア・マリア」、「オ・シオ・ダ・テーハ」、「パウラとベベート」といった超名曲(の英語バージョン)が…!
興奮しないわけにはいかない…、ハズなんですが、何というかいまいち感動できない。
英語の歌詞でなんとも窮屈そうに歌っているように感じるんですな。

恐らくこのアルバムはミルトン・ナシメントというブラジルの稀代のスターを広く欧米の市場に売り出していこうという野心で作られたのだと思います。
なのでアルバムトラックを超名曲で固め、しかも英語で歌って英米圏に受け入れられやすくしたのだと思うのですが、それがゆえにお仕着せ感がありすぎです。
もちろん楽曲自体は素晴らしいんです。
でもこの時期のミルトンの出してた歴史に残るような超名盤と比較してしまうと、一枚も二枚も落ちるように思えます。
同じA&M盤なら「ミルトン」(1976年)の方が良いですね。

未聴の名曲があるのでは?という期待が裏切られたのはちょっと残念ですが、古い盤なのにとても良い状態で、しかもプレミアムも付かずに手に入れられたことは大変満足しています。
アルバムを探して血道を上げていた昔の自分には「聴くべき名盤はすでに手に入れていたよ👍」と言ってあげたいです。

とはいえ見るべきものがないわけではない。
ミルトンを代表する超名曲「カンサォン・ダ・アメリカ(アメリカの歌)」は、このジャーニー・トゥ・ドーンに収められた「アンエンカウンター」を、フェルナンド・ブランチの付けた歌詞でポルトガル語で歌い直して翌年のセンチネラに収録したもの。
そういう意味では歴史的な価値のあるアルバムかなと思います。

スガシカオ「Acoustic Soul 2014-2024」

もう師走である…(呆然)
新譜を追っている唯一のアーティストと言って良いスガシカオ。
そのお母様が逝去されたというニュースに触れたのはゴールデンウィークの頃でした。
91歳。大往生ですな。

そのニュースで瞠目したのは、2024年10月発売のアルバム「Acoustic Soul 2014-2024」にスガシカオ自身と母の半生をつづったエッセー「実録小説 ヤグルトさんの唄」が初回生産限定で同梱されていたということ。

初回限定でDVDとかを付けるのは、配信全盛の現在、お馴染みの商法ですが、本を付けて来るとは…。

スガシカオの本で思い出すのは20年以上前に読んだ「1095」
会社員時代のことや、退職して極貧生活のなかデモテープ作りに精を出したことが書かれていて、まだ何者でもなかった私に励ましを与えてくれました。

「ヤグルトさんの唄」はさらにスガの生い立ちから掘り下げて書かれているらしい…。
「Acoustic Soul 2014-2024」はコンピレーション盤なので普段ならスルーなのですが、いきおいカチカチ通販サイトを漁る人になりました。

しかし直面したのは市場にはすでに初回限定版は払底しているということ。
中古にはプレミアムが付いて手を出せる値段ではなくなっています。
う~ん。小説の方だけで良いのでどこかの出版社から出して貰えませんかね…。

しかしッ! 地道なウォッチが実って定価(¥6,490)とほぼ変わらない値段で入手に成功!!
初回特典「ヤグルトさんの唄」を手にしました。
文庫本サイズというのが嬉しいですね。しかも236ページもあって読み応えありそう。




それにしても一見「満州引き揚げですか?」言いたくなる白黒写真のカバー。
スガシカオの名を知らなければまず手を取る人はいないでしょうな。
ただじっくり見ると心が温かくなるような素敵な写真でもあります。

ヤグルトさんというのはスガシカオのお母様のアダ名で、ヤクルトとヨーグルトの区別を付けられず「ヤグルト」と呼んでいたので、周りの人から付けられたのだそう(?)

この本はそのヤグルトさんの人生とスガの半生を絡めた自伝小説で、KYなヤグルトさんに辟易しつつも深い愛情を感じさせる筆致で描かれています。

スガの誕生は昭和41年、母親の実家である渋谷。
新婚当時のヤグルト夫妻は貧乏だったので、実家の庭にプレハブを建てて生活しており、そこで生を受けたといいます。
プレハブはお父さんが寝たばこで燃やしたり(!)しながらも、小学生まで暮らしたそう。

中学から下町に引越し、メジャーデビュー後の1999年までそこで暮らします。
築地で働いていたヤグルトさんの交通の便を鑑みてのことだそう。
場所ははっきり書いてないのですが、多分足立区あたりだったかと思います。

当時の下町の中学校は校内暴力全盛の「ビーバップハイスクール」みたいな世界で、暴力に支配された学校の描写がリアルです…。
街自体も浮浪者のおじさんがうろつくワイルドワールドで、多感なスガ少年は色々感じます。
私も一時期亀有に住んでいたので、このあたりのエピソードの空気感はよくわかります。
そんななかでギターに出会い、音楽に傾倒していきます。

大学を卒業して就職したものの、28才で一念発起して退職(このあたり、40歳の時に上司と喧嘩して会社を辞めて独立したお父さんと血は争えないと述懐してます)

両親が引退後の暮らしのために買っておいた、千葉県習志野市の一軒家に籠ってデモテープを作る日々を送りはじめます。
食べるものが無さすぎて、白米に胃薬をふりかけて食べたという伝説のエピソードが生まれたのもこの頃ですね。

だが努力が実り! 97年に念願のメジャーデビューを果たします。
その後は好セールスを連発し、とんとん拍子に進んでいたのですが、その裏でお父さんが病を得て長い闘病生活を送るようになりました。

2002年2月。その7年の長きにわたる闘病生活が終わる日が来ました。
実録小説もここで一旦筆がおかれます。

スガはお父さんのことをひどく不器用な人だと思っていますが、その血は紛れもなく自分の中に流れていて大切に思っていることがよく伝わってきました。
ヤグルトさんも傍若無人なエピソード満載ですが、そのファンキーさ(?)を何より愛していたのだと思います。

振り返るとスガシカオの楽曲は家族をテーマにしたものが多いことに気付きます。
何しろセカンドアルバムからして「Family」ですからね。

ただ、昔の楽曲では家族の描写があまり具体的でなかったものが、近年ははっとするようなリアルな歌詞を書くようになったと思います。
初めてそれを感じたのは、「THE LAST」(2016年)の「ふるえる手」ですね。
「いつもふるえていたアル中の父さんの手…」

そういった心境の変化はあとがきにこう綴られていました。

デビューの頃から「家族」というモチーフ、自分自身の創作活動の一つのテーマになっていました。
近すぎてよくわからない関係、親と子というわずらわしい距離感、家族という気持ちの悪いシステム……すべてがこうであるものと、あらかじめぼんやりと決められてしまっている幻想……それが俺にとっての家族だったんだよね。
でも、父が亡くなって10年、ヤグルトさんも高齢になり……自分の中で、「家族」という魔物が劣化・老化してしまい、もはや攻撃する対象ではなくなってしまったんだよね

付録の話ばかりになってしまいましたが、肝心の「Acoustic Soul 2014-2024」自体の話もしましょう。

3曲目「ヤグルトさんの唄」は小説を読んだ後なら必聴でしょう。
屈折した歌詞がウリのスガがこれほど率直に愛情を表現するとは……。
あくまで憶測ですが、曲を書いた時点でヤグルトさんとの別れというのも意識してたのかも知れません。

白眉は「あなたへの手紙」
CMソングになっているので耳にする機会が多いですね。
聴くたびに優しい気持ちになれる曲です。
そのやさしさは、ヤグルトさんとお父さんの愛情によって育まれたんでしょうね。

ハルクホーガンの思い出

あっという間に盛夏ですな。
来週はお盆休みという方も多いかと思います。

最近驚いたニュースと言えば、7月24日に飛び込んできた超人ハルクホーガンの逝去ですね。
急性心筋梗塞ということでした。71歳…。
去年大統領選挙でトランプを応援してTシャツを割くパフォーマンスをして、まだ元気いっぱいなのかと思っていました。

ホーガンは誰もが知るアメリカンプロレスのアイコン。
わたしも子供のころから親しんでいましたが、ホーガンが日本で活躍していた頃は世代ではなく、もっぱら漫画やゲームでホーガンをモチーフとして作られたキャラクターを通してですね。
一番最初に認識したのは小学生のころに読んだ、コミックボンボンに載っていた「やっぱ!アホーガンよ」
とんでもないお下劣漫画で、小学生のわたしは嬉々として読んでいましたが、今であれば絶対に許されないでしょうな…。
おおらかな時代でした。

リアルタイムで活躍に触れたのはWCWに移籍してnWoムーブメントを起こしていた頃ですね。
千葉テレビで放送していた「マンデーナイトロ」で観てました。
リアルタイムと言っても千葉テレビの放送は実際より1年遅れの内容でしたが…。

そこで目にしたホーガンの変わり果てた(?)姿に愕然とします。
ホーガンと言えば黄色いコスチュームに身を包み、「トレーニング、ビタミン、神への祈り」の優等生キャラだったはずが、黒系のコスチュームにサングラス、バンダナ、極めつけには汚いドロボウ髭まで生やしてすっかり悪落ちしてたのです。
奴はファンを裏切ってnWoというヒール集団を創始し、その首魁“ハリウッド”・ハルクホーガンとして団体を牛耳り、毎週悪の限りを尽くしていました。

そんななか一筋の希望の光がッ…
nWoの悪党たちを毎週バッタバッタと倒して連勝街道を驀進する男「ビル・ゴールドバーグ」
その活躍をホーガンも無視しきれなくなり、ついに対決が実現します。
こんな世紀の一戦、ふつーはPPVでやる所ですが、なぜか通常のマンデーナイトロで行われたので、わたしもしっかり観ることができました。

果せるかな…、老獪なホーガンのサミング攻撃に悩まされながらも、ついに必殺のスピアータックルとジャックハマーというフルコースがバチッっと決まり、ホーガンを下してWCW世界王者を戴冠したのです。

しかし物語は2重の意味でハッピーエンドでは終わりませんでした。
そのまま173連勝まで重ねたゴールドバーグは年末のPPV「スターケード」でnWo分派のボス、ケビンナッシュと対決。
ナッシュのセコンドについたスコットホールから卑劣なスタンガン攻撃を食らってしまい、あわれ3カウントを取られてしまいます。
世界王者のベルトも連勝記録も失ってしまいました。

で、このあたりどういう経緯でそうなったのか覚えていないのですが、翌年の年始のマンデーナイトロで分裂したnWoのリーダー同士でタイトルマッチを行うことになり、それぞれ子分を引き連れてリング上でホーガンとナッシュが対峙することになります。

最初はまじめに闘うのかと思いきや、ホーガンがナッシュの胸を指で一突きすると大袈裟に倒れそのままピンフォール!
ナッシュがホーガンに王座を譲ることでいがみ合っていた両派は和解し、再び一つに団結しました。
その光景に「ふざけんな」という感じでゴールドバーグが乱入するのですが、nWo軍団にリンチされ、倒れた背中にスプレーで「nWo」と書き込まれるという恥辱を味合わされました。

この出来事は「フィンガーポーク・オブ・ドゥーム」と呼ばれ、WCWがWWFに決定的に水を空けられる原因になったと語り継がれています。
つまり最高王座の試合としてあまりにふざけ過ぎていたことと、せっかく作り上げた無敵のヒーローを無残に敗北させてしまったことでファンが離れてしまったのです。

その当時WWFとWCWはマンデーナイトウォーという熾烈な視聴率競争をしていたのですが、WCWは結果としてこれに敗れてWWFに買収されます。
最終回となったマンデーナイトロの放送ではななななんと、裏番組であるはずのWWFロウが映し出され、WCWの買収を宣言するという演出で締めくくられました。
なんともアメリカらしいドラマティックな買収劇でした。

WCWがWWFに敗れた原因は世代交代の失敗です。
せっかくゴールドバーグやダイヤモンド・ダラス・ペイジといったメガスター候補が生まれたのに、ホーガン以下元WWFで活躍したベテラン勢が幅を利かせすぎてヒットの芽を摘んでしまったんです。
逆にWWFはベテラン勢が大挙してWCWに引き抜かれてしまったので世代交代を余儀なくされ、結果としてストーンコールド・スティーブオースチン、ザ・ロックといったニュースターが育つ土壌ができました。

その後「敗戦の将」であるホーガンは再び、“ハリウッド”・ハルクホーガンとしてヒール役でWWFのリングを踏みます。
そこで組まれたのが新旧プロレス界のアイコン対決!
「不死身の」ハルクホーガン VS 「皆の王者」ロック様がレッスルマニアX8で実現しました。

試合前の舌戦も熱く、お得意のマイクでまくしたてるロック様に対し、往年の名台詞「ワチュガナドゥー?(さぁどうする)」でピシャリと制するホーガンにも痺れました。
試合はヒールのホーガンに大声援が飛び、逆にベビーフェイスであるの筈のロックがブーイングされるという異常空間に。
試合の流れも若干ロック様が浮足立っているようにも見え、大ベテランのホーガンに胸を借りる感じでした。
しかし途中でしっかりと空気を読み、悪い顔になってホーガンのベルトを奪ってムチ打ちを加えるというプロレスIQの高さよ。

ハルクアップからのギロチンドロップにも耐え抜き、ロックボトム2連発からのピープルズエルボー!!
ロックの背中からアリーナ全体にズームアウトするカメラワークが熱かった…!

試合後は和解し、お互いの健闘を称えあいながら一緒に退場する姿も尊かったです。
花道でホーガンに「後は頼むぜ」という感じで肩を叩かれ、やや俯き気味に首を振るロック様の目は心なしか潤んでいるようにも見えました。
本当に名勝負。わたしの心の中の殿堂入りNo.1の試合です。

その後人気が再加熱したホーガンはベビーターンし、当時のトップヒールだったHHHを破って6回目の世界王者のベルトを巻きます。
後を託されたはずのロック様は俳優に転身して大成功し、今やザ・ロックより「ドウェイン・ジョンソン」の方が世間的には知られている存在ですね。
その転機となったのははまさにこの一戦ではなかったかとわたしは考えています。

これは全くの私見なのですが、ロックはあの試合でレスラーとしてはどうしても超えることのできない存在としてホーガンを感じたのだと思います。
若くしてトップに立ち、子供のころからファンだったホーガンとも戦うことができて、もうプロレスはやり尽くしたと踏ん切りがついた。
そして自分が本当にNo.1になれるフィールドは何かと考えた時に、それを映画に求めたのではないかと想像しています。

……何かホーガンの訃報にかこつけてアメプロの昔話をしたかっただけみたいですね。

ホーガンの偉大さというのは、体力の落ちたキャリア晩年でも、若いスターと張り合う、どころか圧倒してしまう唯一無二のキャラクターであると思います。
Yahoo!ニュースでホーガンの訃報に関連する記事を読むと、決まって「ホーガンは猪木が育てた」「日本育ちのスーパースター」などとホルホルコメントが並びますが何だかなぁと思います。
狭い日本の枠などとっくに超越した、世界のヒーロー、それがハルクホーガンではなかったかと思うのです。
そのキャラクターをいいように拝借した日本のコンテンツ業界には反省すべき点があるのではないか……?
どこかで「アホーガン」のことを耳に挟んで、内心日本人を疎ましく思っていなかったことを切に望みます。

ネットワークプレーヤーでラジコが聴ける!🤭

このあいだネットワークプレーヤーでインターネットラジオが聴けなくなったが、なんやかんやあって聴けるようになったという記事を投稿しました。
めでたしめでたしなんですが――、実際のところ最近はもっぱらアマゾンミュージックやラジコを聴いてたので、「聴けない!」という掻痒感が無くなっただけでそれほどQOLが上がったわけではありませんでした。

YCASTをセットアップする中で思ったのが、「これを使えばネットワークプレーヤーでラジコも聴けるようになるんじゃないか?」ということ。
持ってるネットワークプレーヤーの後継機種(といってもとっくに生産終了してますがー)のパイオニアのN-50AEではラジコが聴けるので羨ましく思っていたんです。

最初の思い付きは単純に「インターネットラジオもラジコも同じラジオでしょ?」

つまりラジコにも他のインターネットラジオよろしくストリームURLがあり、それをYCASTに登録すれば聴けるようになるのではないかと考えたのです。
でリサーチしたところ、そうは問屋が卸さずでそんな単純な話ではありませんでした。

まず第一の関門はラジコのURLを開くためには認証が必要で、認証せずに開くとエラーとなり音声を聴くことができません。
第二にHLS形式ストリーミングという方式を採用していて、古典的なインターネットラジオのような固定的なストリームURLがあるわけではないということ。

N-50AEにはたぶん機器の中に上記の処理を行うプログラムが入ってるんでしょうが、N-50Aには入っておらず、今後も入ることはありません。(事業撤退しちゃったんで)
なので前回のお話し同様、外部で補ってやる必要があります。

その第一の難題を解決する今回のヒーロー(一人目)は彼ッ!

ヒーローというよりなんかADみたいですが…。
この人が認証を代行して、ラジコのサイトから各ラジオ局のプレイリストを取得してきてくれます。

この認証というのが何をやっているのかちょっと謎なんですが、ラジコはエリアによって聴ける局が変わるので、どのエリアに属しているのかという情報を取り交わしているんじゃないかと思います。

第二の問題を解決するのはこの人!

これはサーバー上で動く音楽プレイヤー(iTunesとかWindows Media Playerみたいな)なんですが、HLS形式ストリーミングの再生ができます。
パソコンと違ってサーバーには必ずしもスピーカーは付いてないので、再生している音楽をストリームURLに再放流するという機能も付いてます(これがミソ)

またサーバーには必ずしもディスプレイが付いてないので、スマホ越しに操作して聴きたい曲を選べるという機能が付いてます。

このRadioRelayServerとMusic Player Daemon、そして前回紹介したYCATを協調させることでN-50Aでもラジコが聴けるようになるんです。

マンガにするとこんな感じですね。
図にしてもサーバーのところがごちゃついてちょっとわかりずらいですが…。

  1. RadioRelayServerがラジコからプレイリストを取得
  2. Music Player Daemonがプレイリストを読込んでラジオを再生し、家のネットワークに再放流
  3. YCASTがネットワークプレーヤーに再放流してるURLを案内

という流れです。

番組の選択はM.A.L.Pというアプリで行えます。

ラジオ局の切替えを行うと数秒音声が途切れますが、まぁまぁ快適な操作感です。
それにしてもこのアプリの感じ、N-50Aの操作アプリに似てますな。
おそらくN-50Aの内部、に限らず各社が出しているネットワークプレーヤーの中身も、Music Player Daemonみたいなオープンソースのサーバー向け音楽プレーヤーを独自にカスタマイズしたものが動いてるんでしょうね。

ネットサービスのメニューを開くと、YCASTに追加したラジコの番組が見えます。
選択するとアプリで指定したラジオ局を聴くことができました😎

これまでパソコンを開いてブラウザを立ち上げ、番組を選択して聴いていたのでだいぶ簡便になりました。
ラジオを聴くためにわざわざパソコンを開けなくていいというのは大きいですね。
ただネットワークプレーヤーの画面上だと”Radiko”としか表示されないので、どの局を聴いてるのか分からないのが難点ですな。
あと、可能であればアートワークに番組画像が出れば良いですね。

以下は、備忘録も兼ねて技術的な内容になります。
自分もRadioRelayServerを入れたいんだよォ、という人には有益かも知れません。
興味のない方はここでお別れですね。

①Music Player Daemonのインストール&設定

下記コマンドでインストールします。
apt-get install mpd

/etc/mpd.conf を編集します。
チマチマ変えるところがありますが、大事なのは家のネットワークに再放流する箇所の設定ですね。
ひな形が載ってるので、必要に応じてコメントを外して設定します。


#
# An example of a httpd output (built-in HTTP streaming server):
#
audio_output {
    type                 "httpd"
    name                 "Radiko"
    encoder              "lame"
    port                 "8000"
    bind_to_address      "0.0.0.0"
    bitrate              "128"
    max_clients          "0"
}


②RadioRelayServerの設定

ZIPでダウンロードして、2か所変更しました。

<start>


#!/bin/bash

nohup python3 manage.py runserver 0.0.0.0:9000 > /dev/null 2>&1 &


これは単にターミナルからRadioRelayServerを起動した後、ターミナルを閉じても動き続けて欲しいので、死なないようにオマジナイですね。

<radiko.py>


186c186
<                 'http://f-radiko.smartstream.ne.jp/'
---
>                 'http://c-radiko.smartstream.ne.jp/'


たった一行の修正(f-radikoをc-radikoに変えただけ)ですが、けっこう大事な修正です。
今年の一月にラジコの仕様変更がありそれに対応したものです。
ラジコは時たまこういう仕様変更を行うそうで、そのたびに受信するアプリはちょくちょく改修しなければいけないみたいです。
ラジコが聴けることを羨ましがっていたN-50AEですが、もうファームウェアアップデートは行われていないと思うので、多分もう聴けなくなってるんじゃないかと思います…。

んで起動ですが、RadioRelayServerはPythonというプログラム言語で書かれていて、DjangoというWebサーバで動きます。
ただ七面倒臭いことに、仮想環境というものを作ってその中で動かすというお作法があります。

その辺りの操作を当時は色々調べてやったのですが、ちょっと時間が空いてしまったので詳らかには思い出せませぬ…。
多分Pythonを動かすうえではごく一般的な話だと思うので割愛します。

ポイントとして、プレイリストは下記に書き込まれるので、あらかじめ空ファイルを作成しておいて書き込み権限を与えておく必要があります。

/var/lib/mpd/playlists/00_radiko.m3u

③YCASTの設定

stations.ymlに下記を追記しました。


Radio:
  Radiko: http://192.168.0.20:8000


以上の設定でネットワークプレーヤーでラジコが聴けるようになりました。
次はAmazonミュージックが聴けるようになると良いなぁ…。

YouTubeチャンネル開設!

ドスコイさんに憧れるあまり、自分でも街歩き動画を作ってYouTubeにアップしてしまいました。
チャンネル名は「かながわ散歩」

良かったらご覧ください!

人の動画を観るぶんには感じないんですが、自分で作るととんでもなく時間がかかることが分かりますね😥
第二弾あるか…な?

【解決済み】ネットワークプレーヤーでインターネットラジオが聴けなくなった話

8年くらいパイオニアのN-50Aというネットワークプレーヤーを使ってきたのですが、この頃インターネットラジオが聴けなくなってしまいとても困りました。
お気に入りに登録しているインターネットラジオ局を選んでも、↓のように「トラックが見つかりません。」と表示されてしまうんです。

気が付いたのは2月頭くらいですかね。
世間(?)は1月半ばくらいから騒いでいたようですが、近頃はもっぱらアマゾンミュージックを聴いているので気が付きませんでした。
蛇足ですが最近は「夏チルJ-POP」をよく聴いています。季節感無いですね……。

久し振りにインターネットラジオでも聴いてみようかーと選局するとエラーに。
その時はネットワークの一時的な不調かと思って放っておきました。
しかし数日空けて再びトライしても同じ結果となったので、何かがおかしいとググってみました。

すると出るわ…。インターネットラジオにつながらないという悲憤の嵐。
日本人は価格.comのクチコミ掲示板、外国人はHiFiオーディオのフォーラムなどで不満を呈していました。
それらをつぶさに読んでやっと問題の原因がわかりました。

上はネットワークプレーヤーがインターネットラジオを聴く仕組みをマンガにしたものです。
インターネット上にはラジオを配信している局が山のようにあるのですが、ネットワークプレーヤーから聴くときには最初に案内サイトにアクセスし、そこから聴きたいラジオ局を教えてもらってストリームを開きます。
案内サイトはいくつかありvTuner、TuneIn、airable radioなどがあります。
パイオニアのネットワークプレーヤーはvTunerを使っていたのですが、この度vTunerがパイオニア製品のサポートを打ち切ったのが原因のようです。

「何を勝手に打ち切りやがって?!」とブチ切れたくなりますが、実は地殻変動ははるか2020年頃から始まっていました――。
2010年代、パイオニアのみならずSONY、Denon、マランツ、ヤマハなど各社がネットワークプレーヤーを競って出荷していました。
それらの機器のインターネットラジオ再生はvTunerがサポートしてたのですが、2020年頃から順次サポートの打ち切りや有料化が行われてきていたようです。

見切りを付けたSONYはファームウェアを更新してvTunerからTuneInに、同じくヤマハもairable radioに乗り換え。
マランツは年間6ドル、Denonは4ドル(この差は何…)払うことで継続利用できることになりました。
そう言えば、BOSEのHomeSpeaker500はTuneInでしたね。

で、パイオニアはなぜかお目こぼしを受けてこれまで無料で聴けてきたのですが、この度サポート停止の止むなきに至ったようです。

わき道にそれますが、これ本当にダメ―――と思いますね…。
年間4~6ドルって、日本円にしたら600~900円で全然払える額だと思います。
なんですが、最初から徴収してたなら納得できるんですよ。
でも元々タダだったのに今になって払えというのが本当に気持ち悪くて受け付けられない。
お金払って聴くくらいならむしろ聴けなくて良いやと思ってしまいます。

パイオニアはオンキョーに吸収されて、そのオンキョーも2022年に倒産してしまったんですよね。
ブランド自体は外資に買われて生き残っているみたいですが、恐らく旧製品のサポートは望めないと思います。
それではN-50Aはどこかの外人が言っていた「クールな外観のゴミ」になってしまうのでしょうか……?

しかし! そこに一人のヒーローがッ!!

外人が盛り上がっているフォーラムで見つけました。貴重な情報をありがとう!

その名はYCAST!
またの名をインターネットラジオの自家案内サイト!!

つまりはこういうことですね。
死んでしまったvTunerの代わりに自分で案内サイトを立ち上げてインターネットラジオ局につながれるようにするんです。

前置きが長くなりましたが、今回はYCASTを家のサーバーにインストールして再びインターネットラジオが聴けるようになるまでの顛末を語ります。
ただここから技術的な内容が濃くなるので、興味ない人は「へぇ~YCASTを使えば聴けるんだ」くらいの話で了解いただいて良いかと思います。

まずはここでYCASTのソースをGETします。
う~ん、全部英語だなぁ(アタリマエ…)
今となってはけっこう親切に書いてあることが分かるのですが、最初はなんのこっちゃ全然わかりませんでした。

ごく大雑把に言うと、YCASTのインストール&起動とDNSの変更をせよということです。
しかしウチのサーバーはすでにWebサービスが動いてるのでYCASTと共存するためにちょっと工夫をする必要があります。
個人的に悩んだところを軸に解説して行こうと思います。
悩まなかったところはあまり触れないと思うので、「そこを詳しく聞きたいんだよォ――ッ!!」という方いらっしゃったらごめんなさい。

①YCASTのインストールとサービス登録

ダウンロードしたTARボールをサーバー上の適当な場所に展開。
インストールは、python3 setup.py installとやるだけですな。
途中ビルドがSegmentation faultで落ちたので焦りましたが、もう一度やり直してみたら上手くいきました。

サービス登録は、examplesフォルダにあるycast.service.exampleを/etc/systemd/system/ycast.serviceにコピー。
UserとGroupの行を既存のユーザー名に書き換えて、下記コマンドを実行でOKです。

systemctl enable ycast.service
systemctl start ycast.service

②Webサービスの設定変更

ウチはWebサービスにApacheを使っています。
これがNginxを使ってたら、examplesフォルダにNginxの設定サンプルがあるので楽だったのですが……。
Apacheの設定が今回一番苦しんだところですね。
昔はWebサービスと言ったらApacheがデファクトスタンダードだったんですが、時代は変わったんですね。

Apacheのリバースプロキシ機能を使って、HTTPリクエストをYCASTに転送するのでproxyモジュールを読み込みます。
/etc/apache2/mods-enabledフォルダに下記コマンドでシンボリックリンクを張ります。

ln -s ../mods-available/proxy.load .
ln -s ../mods-available/proxy_http.load .

/etc/apache2/sites-available配下にある、既存のコンフィグに下記の設定を追記します。


<VirtualHost *:80>
    ServerName pioneer.vtuner.com
    ProxyRequests Off
    ProxyPass / http://127.0.0.1:8010/
    ProxyPassReverse / http://127.0.0.1:8010/
    ProxyPreserveHost On
</VirtualHost>


さらっと書いてますが最初は上手く動かず、試行錯誤がありました。
Nginxの設定にあるproxy_set_headerの行をApacheでどう書くのかが分からなかった…。
色々調べて”ProxyPreserveHost On”で良いことが分かりました。

で、サービス再起動。

③DNSの変更

これは2枚目のマンガにあるように「vTunerはこちら⇒」という看板をぐいっと下に向ける作業ですね。
ネットワークプレーヤーはpioneer.vtuner.comというアドレスを頼りにインターネット上を探そうとします。
それを「pioneer.vtuner.comは家のネットワークにあるよ」とダマすんです。
これを犯罪に悪用したのがDNSポイズニング攻撃と言われますが、家の中でやる分には問題ありません。

家庭用のDNSサーバーを立てるため、bind9をインストールします。
それから/etc/bind/named.conf.default-zonesに以下を追加。


zone "vtuner.com" {
    type master;
    file "/etc/bind/db.vtuner.com";
};
zone "0.168.192.in-addr.arpa" {
    type master;
    file "/etc/bind/db.0.168.192";
};


db.vtuner.comとdb.0.168.192の2つのファイルを/etc/bind配下に追加します。

<db.vtuner.com>


$TTL    604800
@    IN    SOA    vtuner.com. root.localhost. (
             5        ; Serial
             604800        ; Refresh
             86400        ; Retry
            2419200        ; Expire
             604800 )    ; Negative Cache TTL
;
@    IN    NS    localhost.
pioneer    IN    A    192.168.0.20


<db.0.168.192>


$TTL    604800
@    IN    SOA    vtunner.com. root.localhost. (
             4        ; Serial
             604800        ; Refresh
             86400        ; Retry
            2419200        ; Expire
             604800 )    ; Negative Cache TTL
;
@    IN    NS    localhost.
20    IN    PTR    pioneer.vtuner.com


ちなみに家のサーバーアドレスは192.168.0.20の設定です。

それにしてもなんですが、どうしてこう各種サービスの設定ファイルの文法は千差万別で脈絡が無いんでしょう……。
bind9の設定ファイルは数あるサービスの中でも輪をかけて複雑に感じます。

最後にN-50A本体のネットワーク設定を変更します。
DHCPをOFFにして、プライマリDNSのアドレスに家のサーバー(192.168.0.20)、セカンダリDNSのアドレスにブロードバンドルーターを設定します。
これで「vTunerはこちら⇒」の看板が家のサーバーに向きました。

祈りつつ再起動…。

ーーーキタッ!!
「サーバーがありません。」となっていたネットサービスのメニューにRadiobrowserとMy Stationsの二つが出現しました。

まずRadiobrowserの方を開いてみます。

Genres配下を見てみると、前はRockとかJazz、Hip Hopという感じのジャンルで並んでたのですが、特に整頓されていないカオスなタグが膨大にエントリーされています。
これでは使いづらくてしょうがありません。
Most Popularも前はジャンル毎だったと思うのですが、今はすべてのジャンルが一緒くたにされていて、訳の分からない順番で並んでるのですごく残念な感じです。
たぶんこのメニューを今後使うことは無いでしょう。

次にMy Stationsの方を見てみます。
こちらはYCASTの設定ファイルに自前で登録したインターネットラジオ局を表示します。

Jazzのジャンルにお気に入りの1.FM – Bay Smooth Jazzを入れています。
ポチッと選択すると――。

やったッ! 再生できた!!
なんか苦労した甲斐があってのことか、音が一音一音粒だって聞こえましたね😎

お気に入りに入れていた他のラジオ局も登録し直して、以前のライブラリを復元しました。
アートワークが表示されないなど、以前に比べてデグレードしていますが、音楽再生自体はこれまで通り聴けるようになったので満足しています。

最近のオーディオ事情(2024年)

久し振りのオーディオ記事ですわ。
テレワークしてるので、ヒマなときにチョコチョコとシステムをいじっております。
去年一年間で色々とやったことをまとめました。

①自作スピーカーの端子交換

この記事で作ってるところを紹介した、Fostexの自作スピーカーの端子を交換してみました。

もともとは安いスピーカーによくあるプッシュ式でしたが、アンプを取り換える際の取り回しが面倒なのでバナナプラグが挿さるやつに変更しようかと。
買ったのはアマゾンで売ってたこれ。

最初は1コ千円もし躊躇してたんですが、タイムセールで1コ¥600にまで下がったのでポチりました。
で交換~なんですが、その前にスピーカーのコーンキャップが子供にベコベコにされてたのでその修復から行います。

これをどう直すのかというと、掃除機で吸い出すんです。

こんな感じにキレイに戻りました。よく見ると左のコーンにちょっと皺がよっちゃってますね…。
余ってたベルデンのスピーカーケーブルの切れ端をハンダ付けします。

で、スピーカーボックスに取り付けるとこんな感じです。


バナナプラグを差し込んだところです。

音は特に変わりませんが、見た目がスッキリして気持ちが良いですな。


②ラインセレクター導入

ふだんはもっぱらネットワークプレーヤーから聴いてるのですが、たまにCDプレーヤーから聴きたくなることもあります。
またアンプも真空管プリとマランツのパワーアンプのセットと、モックの付録のデジタルアンプとがあり、気分で切り替えたくなることもあります。

そこで白羽の矢が立ったのが、TENEALAYオーディオという謎の中華メーカーのラインセレクターRC32
アマゾンで税込み¥3,199でした。


こいつは3系統の入力(CDプレーヤーとネットワークプレーヤーとパソコンとか)と2系統のアンプの組合せを切り替えることができます。
逆(?)に2系統の入力を3系統のアンプへの切り替えに使うこともできます。

難点と言えば、やはり音がちょっと悪くなります。
謎のメーカーだし、値段も(オーディオアクセサリーとしては)安価なので、しょうがないかなという感じですね。
気になって外した時期もありますが、今は利便性を取ってまた付けています。


③CDプレーヤーにスパイクインシュレーターを付ける

もう20年来使っている、KENWOODのDPF-7002
CDを読み込めなくなってもピックアップを交換して(この記事)使い続けているほど愛用しているのですが、実は中古で入手したものです。

CDプレーヤーの底部にはネジ穴があり、純正品にはそこに嵌めるピンスパイクが付属するのですが、買った時には欠品していました。
完全に飾りで、あっても無くても音は変わらないので気にしてなかったのですが、「長いことご苦労さま」というねぎらい(?)の意味で取り付けたくなってきました。

純正品のピンスパイクは今でもヤフオクとかで¥1,800くらいで出品されてます。
しかしそれを買うのはなんかシャクなので、ねじ径を調べて、入るハズのスピーカー用のスパイクインシュレーターを購入しました。
アマゾンで税込み¥1,998也。


受け皿まで付いてお得じゃないですか。
ところが……。
ネジ穴と合ってなかった―――。
8mm径が入る穴かと思っていたら、スカスカでした。
10mm径が正しかったようです。

しかし使わず無駄にするのも勿体ないので、ナットをセメダインでネジ穴の先に接着して装着しました。

お皿の上に乗せるとこんな感じです。
おぉ、ワディアみたいでかっこいいじゃん?


④えっ!! 六角ナットをインシュレーターに?!

できらぁ!
という感じで、六角ナットをインシュレーターに使うというプアオーディオ道にチャレンジしました。

買ったのはコレ。
M10(直径1cmのボルト用)六角ナット。8個入りで¥191でした。


こんな感じでスピーカー1本あたり4個で支えます。

自作スピーカーの方に穿かせてみました。
穿かせた結果はどうかというと…。
特に変化を感じませんねw
超小型スピーカーなので、そもそもそんなに振動してなかったのかも知れません。

スペンドールS3/5に穿かせてみたところ、振動がラックに伝わってしまって使い物になりませんでした。
高い投資ではないんで「そんなもんか」という感じです。
ラックにポン置きよりは締まって見えるのが一番の効能かも知れませんな。


⑤イヤーパッド交換

久し振りにMS-PROで聴いてみたら、耳に黒い粉が付いてびっくり!
イヤーパッドが加水分解してボロボロになってました。
ウレタンなのでほっとくとこうなっちゃうんですよね~。

MS-PROを買ったのはちょうど12年前で、3回交換しています。
なのでイヤーパッドの寿命は3,4年といったところですね。
割と頻繁なので四千円以上する純正品なんてとんでもない!
いつも安い互換品を買っています。

今回買ったのはこれ。またしてもアマゾン。税込み¥760のやーつーです。

やったッ、純正品の五分の一以下ッ!
でも原価で言ったらたぶん数十円くらいなんでしょうね。

取り換えたところ。
新品に戻ったようで気持ちがいいですね~。
でもこの頃はヘッドホンで聴くことは滅多になくなりましたね。

加齢によるものなのか…、距離感なく直接耳にぶち込まれるのがしんどく感じます。
昔は何時間も聴いていられたものなんですがね…。


⑥ジャンパーケーブル導入

この記事で色々遊びましたが、スペンドールS3/5には高音用と低音用の2対のスピーカー端子が付いてます。
それぞれ別のアンプでドライブするといった富豪の遊びが可能なのですが、富豪では無いので普通に一台のアンプで駆動してます。
その際は高音側と低音側の端子は真鍮(なのかな?)のジャンパーでショートしています。

んで、オーディオマニアの間でよく言われるのが「付属のジャンパープレートは音が悪い」
代わりにスピーカーケーブルでショートする絵をよく目にします。
しかしホンマかいなと思います。
厚い金属板であるジャンパープレートの方が電気をよく流しそうじゃないですか?
なのでこれまで気にせずやってきたのですが、お正月にアマゾンをぼうっと眺めていたら安価で見た目も格好良いジャンパーケーブルを見つけたのでついポチってしまいました。

それがこれ。
「UCINNOVATE」という聞いたこともない謎のメーカーの製品です。税込み¥2,052也。

これは一方の端子がYラグで、もう片方がバナナですね。
バナナの方をスピーカー端子に差し込もうとすると…、あれ?入らない。

ちょっと焦りましたが、けっこう強く押すと紙が丸まるように径が小さくなりすっぽり収まりました。
Yラグの方は普通にネジ止めします。けっこう厚みがあるのですが、ジャンパープレートと変わらないくらいなので問題なしでした。

効果は怪しいですが、よくオーディオマニアがやってるたすき掛けで結線します。
音はプラシーボ効果かも知れないんですが、少し良くなったような気がします。
(とは言え、目隠しして当ててみろと言われたら絶対無理ですがー)

少なくとも悪くなることは無いと思います。
オーディオの投資としては安いので、悪い買い物ではなかったかなぁと思います。


⑦デジアンのプッシュ式スピーカー端子にバナナプラグ変換端子を噛ませてみる

いま音楽を聴くときはもっぱらこの記事で紹介した、デジタルアンプLXA-OT4を使っています。
サラサラとした高音の質感が気持ち良いですね。
あと、何時間聴いても筐体がまったく暖かくならないのもエコでGood

しかし不満な点もあり、それはスピーカー端子がプッシュ式であるところ。
ネットでバナナ端子に換装している猛者もいるようですが、わたしがやると壊しそうなので別の方法を模索します。

で、やはりアマゾンで調べていると――、ある! プッシュ式→バナナへの変換プラグが。

それがこれ。¥1,680(税込み)でした。
ノーブランド品で、何の味も素っ気もないパッケージが武骨でいいですね。


仕組みはごく単純で、撚線の先端がバナナになっており、撚線をプッシュ式端子に噛ませるというものです。

音はまったく変化を感じませんね~。
ただ抜き差しの利便性が向上したというだけのことです。

日本酒日誌

ビールにほどじゃないですが、日本酒のインプレも溜まって来たのでこちらも投稿しておこうかと思います。

2023年12月30日
酔心 純米吟醸 720ml ¥1,189(¥1,308)
お正月用に買った日本酒です。
普通に美味しかったと思いますが、あまり覚えてないんですよね…。

2024年9月1日
名城 ひと涼み大吟醸 720ml ¥902(¥992)
飲みやすくて美味しかったですね。

2024年10月19日
大吟醸原酒 越後五十嵐川 推定価格¥5,000(¥5,500)
これは頂きものですね。大変高価なものをいただいてしまいました。
日本酒ぽくない、甘くフルーティーな味でした。
食事と一緒に飲む感じではないですね。食前酒にいいんじゃないでしょうか。

2024年11月9日
濃いめの上善如水 720ml ¥1,295(¥1,425)
かなり甘めでしたね。そしてボディを感じました。さすが濃いめ。
ぜんぜん水の如しじゃない…。

2024年11月23日
加茂錦 越後仕込純米吟醸 ¥1,380(¥1,518)
さっぱりして食事に合う感じでした。
米の風味を感じます。

2024年12月7日
七賢 ビロードの味(純米吟醸)720ml ¥1,500(¥1,650)
あまり印象にないですね…。
飲みやすかったと思います。たぶん。

2024年12月15日
黄桜 生もと山廃特別純米酒 山田錦 720ml ¥918(¥1,010)
水のように飲みやすいですが、しっかりとしたコシも感じました。

2024月12月30日
名城酒造 まるわらい 純米大吟醸 720ml ¥1,010(¥1,111)
さっぱりして食事に合う感じでしたね。

2024年12月31日
梵・吟撰 ¥1,500(¥1,650)
これが最近飲んだ中では最高!
すごくおいしいです。
甘すぎず食事に合う感じが良い。

2025年1月2日
越後雪紅梅 たる酒 ¥1,500(¥1,650)
樽から移った木の香りがさわやかでした。