小幡緑地

 連休最終日は気持ちよく晴れたので、なんとなく気になっていた、名古屋市守山区にある「小幡緑地」に遊びに行きました。
 交通手段はこれまたなんとなく気になっていた、「ゆとりーとライン」です。
 「ゆとりーとライン」とは、名古屋ガイドウェイバスの別名であり、ななななんと、モノレールのような高架の上を走るバスのことです。
 その存在を知ったときには「なぜバスなんだ?」と頭を抱えてしまいましたが、渋滞しがちな市街地では高架を走り、郊外では一般車道にコンバートできるという利点をもっているんだそうです。採算とれるのかなぁ。
 しかし眺めは抜群です。住んでいる町を上から見下ろせて気持ちよかったです。動画に残したかったくらい。
 
 十五分ほど揺られて「小幡緑地駅」に到着しました。写真は駅の様子です。
 公園は親子連れでいっぱいでした。紅葉真っ盛りで、雲一つない空に映えてとてもきれいでした。
 市内にぽつんとある緑地なのですが、丘陵地にあり、遊歩道が整備されていて、良いハイキングコースになっていました。
 園内には大小四つの池があって、変化に富む地形です。
 二時間ほど自然を満喫しました。
 思えば去年の今頃は高尾山に登っていたのでした。わからないものですね。
 
 ちょっと奇妙だったことは、近接するゴルフ場の近くに、御花弘法大師像という大きな仏像がにょきっと建っていたことです。
 裏に回ると台座の口が開いていて、中はがらんどう。そしてびっしりと落書きでいっぱいでした。
 周りには小さな大師像が点在しており、不気味なことに首のないのが多かったです。そして首の代わりにみかんくらいの大きさの小石が置かれていました。
 信者の方の手によるものでしょうか、その小石にも毛糸の帽子と涎掛けが結んでありました。なにか故のあることなのでしょうか?