清方の美 秋の情趣

 今日は鏑木清方記念美術館の収蔵品展「清方の美 秋の情趣」を観るために鎌倉にまで足を伸ばしました。
 展示解説が午後一時半からとアナウンスされていたので、それに合わせるために外でぶらぶらしました。
 線路沿いのすこし寂しい道を歩いていると、寿福寺に差し掛かります。
 山門の前にガイドに率いられた年配の方がたが集まっているのが見えました。
 なんとなく興味をそそられたので、彼らの後に付いて行くと行き先はなんとお墓!
 北条政子の墓でした。予期せずすごい地所を目にすることができました。ちょっと歩いただけでこんなところにぶつかるなんて、鎌倉は濃い所です。
 
 さて、お目当ての収蔵品展です。ギャラリーは十五名くらいでした。学芸員の方が三十分ほどかけて館を案内してくれました。
 思ったより小さな美術館で、展示されている絵も六十点ほどでした。そのため、年に九回作品の入れ替えをやるそうです。
 鏑木清方について色々お話が聞けて大変楽しかったですが、ちょっと展示に空腹感が残ったので画集を購入して帰りました。
 展示が入れ替わったらまた観にいきたいです。