八王子ホテルニューグランド閉館

個人的に郷愁を覚えるニュース
八王子駅の北東、日野に抜ける国道20号線沿いの、浅川にかかる大和田橋のたもとで営業していた「ホテルニューグランド」が11月30日をもって閉館したそうです。
1985年開業ということで、38年の歴史に幕を降ろしました。
何気なく八王子関連のYoutubeを観ていたら、関連動画としてこのニュースがあがってきて驚きました。

さてどうして郷愁を覚えるのかと言うと、リンク先を見てもらえばわかると思いますが、周囲の景色と違和感バリバリのヨーロッパ風建築です。
20年くらい前に八王子の大学に通っていた私は、当時鑓水のあたりのアパートに下宿していましたが、自転車で八王子バイパスの側道を通って北野を抜け八王子市街でよく遊んでいました。
浅川沿いをサイクリングすることもよくあり(八王子市場近くの業スーをよく利用していた)、大和田橋が近付くにつれて見えてくる威容に当時から感銘を受けていました。

いつか泊まってみたいな~と思っていたのですが、就職してからというもの八王子に出張する機会など特になく、ひたすら縁遠くなっていました。
(「ビジネス杉田ホテル」も別の意味で泊まってみたいホテルだったのですが、やっぱりというか案の定、機会は得られませんでしたね…。)

文化財とも言えるような立派な建物は今後どうするんでしょうね?
取り壊してしまうのはあまりにもったいないですからね。

あと八王子の心残りと言えば、料亭「鶯啼庵」(おうていあん)ですね。
夜中の棚卸のバイトをやってたのですが、現場に向かう途上でバンが八王子ICを通るときに、店名が車窓に光るのを虚ろな目でよく見ていました。
そんな思い出を肴に懐石料理に舌鼓を打てる日が来ると良いですね。

パペルブルグへの訪問は数年前に意外なタイミングで果たせたので、いつかは…!と思っています。