約三年振りにフィルムを現像しました。
もう現像のやり方を半ば忘れてしまい、ネットで確認しようとしたところ、前まで参考にしていたサイトがもう無い……。
どうにか当時の記憶を掘り起こしつつ現像しました。
ドキドキでしたが、絵が浮かび上がって良かった――。
トライX400が三千円もするような昨今では、もうフィルムで撮ろうという人は現れないのでしょうね。
昔はヨドバシでも500円くらいで売っていたものですがー。
7年くらい前に買い溜めしている分を細々と使っていましたが、これで最後の一つに……。
使い切ったら私もフィルムは卒業かな?と思います。(しかしこのペースだとそれは数年後になりそうですが)
前は出かける時にはフィルムカメラを同伴していたものですが、すっかり触る頻度が下がりました。
腕もだいぶ落ちたと思います。
ピントが合っていない写真が多く、残り少ないフォルムだというのに情けないです。
しかしその一因はスマホのカメラの長足の進歩にあると言えるでしょう。
AIが自動で判断して、いい感じのカラーバランスで撮ってくれます。
一眼レフよろしく背景をボカすなど、心憎い芸当すらこなすようになっています。
専用機でないので、シャッターを押すまでに時間がかかるなどイラッとさせられる瞬間もありますが、実用上もうこれで十分じゃない?と思える水準に到達しています。
ちょっと味気ないですが、それに文句を言うのも変ですよね。