ノートパソコンのHDDをSSDに換装した話

いま使っているPCは、5年くらい前に購入したLenovo ideapad 520というノーパソです。
しばらく使ってるので、遅く感じられることが多くなってきました。
特に起動直後が重く、ブラウザやメーラーがなかなか立ち上がらずイライラさせられることが多いです。
タスクマネージャーを見てみると、アップデートやウイルスチェックでHDDの使用率が100%になっているのがその原因です。

それでも我慢してしばらく使っていたのですが、このあいだOSが立ち上がらなくなりました。
ついに壊れたかと思い焦りましたよ……。
インストールディスクから起動して、HDDをチェックすると幸い立ち上がったのですが、寿命が近いのではと思い、慌ててバックアップを取りました。
そしてHDDが壊れた場合に備えて、替えのディスクを調達することにしたのですが、かねてからの不満も同時に解決すべくSSDに替えることにしました。

SSDはもう10年以上も前に買ったことがあるのですが、1年くらい使ってある日突然読めなくなってしまい、それがトラウマとなって避けていました。
HDDは蛍光灯みたいに、完全に読めなくなる前に不安定な挙動を経てから壊れることが多いです。
その間にデータを退避すれば難を逃れられるケースもあるので、ストレージとしては分があるかなと思います。

しかしいまどういう訳かSSDの市場価格が結構下がってきているので、嫌な思いもしたけどだいぶ過去のことだしもう一度試してみようかという気になってきました。
そこで白羽の矢を立てたのが、クルーシャルのMX500(500GB、5年保証付き)
お値段は、参考価格¥10,340のところを何と52%OFFの¥5,000ポッキリ!
AmazonでGETしました。


HDDと比べるとすごく軽く、プラスチッキーな外観です。
実は前に使ってすぐ壊れたのもクルーシャルで、迷ったのですがレビュー評価も高いことと、あまりのディスカウント率に屈しました。
ちなみに当時の価格は64GBで八千円でした。
なので記憶容量に対して実に12.5分の1のプライスダウンですね!
信頼性もコスパと同じくらい向上していることを望みます。

交換作業はYouTubeに動画を上げてる人がいるので、参考にして作業します。

ノーパソをひっくり返してネジを外し、DVDドライブを抜いてから底面カバーを外します。

カバーはかなり固くはまっているので、外すのに苦労しました……。
DVDドライブ側にある爪を上手く浮かせるのがミソです。


HDDはスポンジの付いたマウンターでケースに取り付けられています。
ピンも柔らかいので、簡単に外せました。

無事のせかえ完了。
カバーが固かったこと以外は特に難しいところは無かったですね。

しかし難航したのはここからで、あらかじめ取っておいたバックアップをSSDに書き戻すことが出来ませんでした……。
どうやら元々のHDDの容量が1TBだったのに対して、載せ替えたSSDが半分の500GBしかなかったことがマズかったよう。
データは100GB弱しか入れていなかったので問題ないかと思ったのですが……。

細かい経緯は省きますが、元のHDDのパーティションをSSDの容量以下に変更してバックアップを取り直し、どうにかデータの移行に成功しました。
ディスクを載せ替える場合は、同じかそれ以上の容量のディスクを用意するのが無難ですね。

で、上記の作業の中で分かったのですが、HDDは物理的に故障していたのではなく論理障害により異常をきたしていたのでした。
その論理障害は作業の中で修正したので、まぁある意味杞憂だったのかと。

しかしSSD換装の効果は目覚ましく、悩まされていた起動時の処理の重さは払しょくされました。
まるで生まれ変わったかのように処理がサクサクになり大変満足しています。
あとは故障せず長持ちしてくれれば言うことなしですね。

最近買ったCD

早いものでもう三月ですな……。
早い、早すぎる。
季節もぐっと春めいてきて、そろそろ開花宣言が出るかも知れない感じです。

この頃は音楽はもっぱらアマゾンミュージックで聴いているのですが、久し振りにCDを買ったのでご紹介したいと思います。

ノラジョーンズの1STアルバム「Come Away with Me」(02年)と2NDの「Feels Like Home」(04年)です。
「Come Away with Me」の方は横浜のディスクユニオンで¥300くらいでGETしました。
ノラ、ごめん。
「Feels Like Home」の方はディスクユニオンにもブックオフにも無かったので、ちゃんと(?)Amazonで購入。¥980(税込み¥1,078)でした。

わたしなんかがとやかくと言うまでもなく、二枚とも歴史的名盤ですね。
リラックスした雰囲気の、シンプルで率直な歌が心地よいです。
特に気に入っているのは、二枚目の「Those Sweet Words」
アマゾンミュージックの「リフレッシュジャズ」のプレイリストに入っているのを聴いて虜になりました。

前々から名前は知ってたのですが、「ジャズボーカル」という手を出す気になれないジャンルでした。
当時の自分にはたぶん気に入らなかったし、よく理解できなかったでしょうね。
騒々しい音楽よりこういうシミジミした曲が聴きたくなるのは歳を取ったしるしかなとも思います。

今でも新譜を追い続けている唯一のアーティスト、スガシカオ。
とは言えマジメにリリース直後にGET!ではなく、中古レコードの棚を眺めて見つけたら手に取るくらいの温度感ですね……。
このアルバム「労働なんかしないで光合成だけで生きたい」(19年)もブックオフで何気に見てみたら、DVD付の初回限定盤に¥500の値札が付いていたので「これは?!」と手に入れました。
もう11枚目のアルバムになるのか……。
これだけ枚数を重ねると、既視感を覚える曲も多いですね。
しかし何度も噛むと味が出てくるスルメのように、何度も聴いていると自分の今の生活に沁み込んでくるような感覚をおぼえます。

この印象的なアルバムタイトルはアマゾンミュージックみたいな定額音楽サービスで、ふと画面に登場したら興味を持って聴いてもらえるんじゃないかと思って付けたのだそう。ライトノベル的手法ですな……。

私の一番のお気に入りの曲は「おれだってギター1本抱えて田舎から上京したかった」
もう聴く前にタイトルを見ただけでニヤけてしまった。
そして期待を裏切らないルサンチマンに満ちた歌詞に大満足しました。
私がスガシカオを聴き始めたのは大学生の頃なので、彼の歌を聞くと当時の感覚がうずくようです。
そこにド直球ストレートで投げ込んでくる曲。

DVDはライブ映像と屋形船での座談会のよう。
ちらっと見ただけですが、時間があれば観る、かなぁ。