佐久間式アンプの思い出

真空管アンプの世界で有名な、佐久間駿さんが去年の12月13日にお亡くなりになっていたそうですね。
何気なくググってみて知りました。

おととしあたり、真空管ラジオを作ったりして、真空管アンプ作りに関心を寄せていた時期がありました。
Youtubeなんかで自作動画をみて研究をしたりして。

そんな中で出会ったのが、2010年に放送されたNHKの熱中人という番組で取り上げられた佐久間駿さんの動画でした。
千葉の館山で「コンコルド」というレストランを営みながら、自作の真空管アンプを作って聴かせる趣味人。
真空管アンプ会では伝説の人物とのこと。

その仙人のようなルックスにびっくりするとともに、回路図もなんもなしにアンプをバチバチと作っていく姿にも衝撃を受けました。
しかしそれでいて音は絶品だという…。

真空管アンプ作りの元になる、子供時代に鉱石ラジオを作ったエピソードを語りながら、「1010ミリバールっていう島があると思ってた」語る佐久間さんは人間的な魅力にも満ち溢れた方だったのでしょうね~。
私にとっては真空管アンプのロマンを濃く伝えて下さったお方です。