Debian9(stretch)

このサイトも動かしてる我が家のサーバーのOSはLinuxなのですが、Debianというディストリビューション(配布物)を使っています。
Debian以前は、FedraとかUbuntuとかとっかえひっかえ使ってましたが、だいぶ前に落ち着きました。
2年ごとに新しいバージョンが出るので、そのたびに入れ替えを行っています。

最初に使ったのはDebian6(squeeze)でした。
で、今回出たのはDebian9(stretch)
なので入れ替えは3回目になりますねー。
ちなみにカッコ内はニックネームで、トイストーリーのキャラの名前が付けられるそうです。
でも観たことないのでよく知りません…。

これまで大体4、5月にリリースされていたので、ゴールデンウイークの間に作業することが多かったです。
しかし今年はけっこう遅れて6月17日でした。
すぐにダウンロードして入れたのですが、やはりセットアップには色々障害があり、寝不足な日々を過ごしましたよ…。
まぁ私の設定ミスというのが多く、OSそのものは高い完成度なんじゃないかと思います。

でも、リモートデスクトップの設定が回を重ねるごとにすんなり行きにくくなっているように感じます。
リモートデスクトップはWindowsの入ってるパソコンから、離れた場所にあるサーバーを操作できるソフトです。
パソコンはリビング、サーバーは別の部屋のラックに置いているので、いちいち部屋を移動して操作するのはめんどくさい…。
そんな時に重宝します。
しかし設定に今回も悩まされた…。
どうにか動くようになったから良かったけど。

さて今回はOSの入れ替えのタイミングとともにRAIDを導入しようと考えていました。
RAIDというのはハードディスクの故障に備えた仕組みのことで、一つのデータを複数のハードディスクに分散して収めることで、どれか一台が故障してもデータを救うことができます。
RAIDにも色々種類があり、今回試したのはRAID1
これは同じデータを2台のハードディスクに書き込むもので、どちらか一台が故障しても片方が壊れてなければ大丈夫です。
RAIDとしては一番単純なものですねー。

前々からやろうと思っていたので、ハードディスクは事前に手配してストックしていました。
それでやっとDebian9が出たので、わーいと思ってサーバーにハードディスクを増設しようとしたところ、なんと電源のコネクターが足りなかった…。
サーバーの電源は省電力のものを買ったので、最小限のコネクターしか付いてなかったのです。
周到に準備したつもりがまったくフシ穴でした。
ただファン用のコネクターは余っていて、それをハードディスク用のコネクターに変換するアタッチメントが売っていたので、それを使ってどうにか追加したハードディスクを筐体内に収めることに成功しました。

で、設定の方は難しいのかな~と構えていたら、コマンド一発でRAIDが構成できてしまいました。
簡単すぎて拍子抜け。
今回はソフトよりハードのほうに難ありのアップグレードでしたね。

stretchには2019年まで頑張ってもらいたいです。
できればハードディスクが故障することなしに。