ちょうど一か月前、キルティングジャケットを買ったという記事で、靴を買おうと悩んでいると書いたのですがー。
とっくり悩んで遂に決めました。
パラブーツ(paraboot)のローファー、「コロー」です。
ちなみにコローとは仏語で「さんご」のことだそうです。
いかにもパラブーツはおフランスのブランドなんですが、このコローはスペイン製。
バーウィックもスペイン製でしたね。
おそらくEU圏内でも人件費が安いんでしょう。
とは言え、定価の一割OFFくらいで¥27,700もしました。
しかし真のメイドイン・フランスで、本ブランドのフラッグシップとも言える「シャンボード」とか7諭吉もするんで、同社の中では求めやすい部類です。
サイズはUK8(=26.5cm)ですが、ちょっと大きめでしたね。
もうハーフサイズ下げても良かったかも知れません。
ネットで買うと失敗したくないので、つい大き目を選んでしまいます。
革靴は履き始めは革が当たって痛いものですが、この靴は(大き目ということもあるでしょうが)革が柔らかく、まったく痛くなくて感動しました。
この革はリスレザーというオイル分の多い革なのだそうです。
そのお蔭で、雨の日とかでも水をよく弾くのだとか。
確かにオイリーというか、体に悪そうなケミカルな匂いがします(革製品の匂いとは異なる)
けっこう強く臭うので気になる人は気を付けた方がいいかも知れませんね。
この靴の最大の魅力はこの靴底。
とても柔らかく、靴音がほとんどしません。
集合住宅の廊下が、割と靴音が響きやすいのですが、これを履いているとまったく音がせず、まるで忍者か何かになったような気がします。
流石に薄いので長距離を歩くと疲れますが、普段履きとしては良好な履き心地です。
この踵の縫い目は「ヒールキッカー」という、手を使わずに脱ぎたい不精な人たちのためのデザインだそうです。
なんという親切…。
安い買い物ではなかったですが、結構気に入りました。
これから暑いシーズンになるにしたがって使用頻度が増えていきそうです。
最後はちょっとくたびれてきた先輩たちとのショット。