近況、その他

部屋の模様替えをして二週間くらいですか……。
だいぶライフスタイルが変わってきたような気がしますね。
とくにパソコンとかオーディオを聴く時間は減りました。
普段はずっとソファーに座ってるので。

今日たまたま秋葉原に出かけたのですが、以前のようにハイテク製品にときめくことが無くなったように感じましたね。
齢を重ねて嗜好が変化したせいかも知れませんね。

まあ~不動の趣味といえば「酒」に尽きるかも知れません。
ドンキホーテで「おっ?! ロンサカパ・センテナリオが結構安いぞ」などとソッチ方面の嗅覚はやたらと利きます。
今日の釣果はおいおい報告したいと思います。

GWからわりと読書が充実していて、かなり面白い本との出会いに恵まれています。

「日本の居酒屋文化」(マイク・モラスキー)
マイク・モラスキーを初めに知ったのは「呑めば都」ですが、その続編となる書。
新書というフォーマットがそうさせるのか、前著にくらべてハウトゥー本的な色合いが強い。
個人的にはエッセイ色の強い前の本のほうが好きですが、充分に楽しめる本でした。

そういえば「呑めば都」に影響されて、お気に入りの居酒屋を作ろうと試みましたけど、結局だめでしたね。
わたしにとって家呑みこそが至高で、今いろいろ部屋に手を加えていっていかに「酔える」空間を作り出していこうかと考えているところです。

その他にはロシア勢がいい働きをしているところで、まずは「 イワン・デニーソヴィチの一日」(ソルジェニーツィン)が良かった。
あと年代とか全然違いますがチェーホフの「かわいい女」もよかった。

それから、以前に『好きなタイトル』に挙げて未読だった「こんな夜更けにバナナかよ」をついに読みました。
実に考えさせられる内容。
舞台が昔住んでいたところに近いので、そういう意味でも引き込まれるものがありました。

こないだモームの「月と六ペンス」を読みましたが、同じ南海モノ(?)の短編で「エドワード・バーナードの転落」を読みました。
これは「月と六ペンス」のエッセンスを凝縮した感じでよかったですね。