新しいフィルムに挑戦

三連休は台風の影響で天候が優れずちょっと残念でした。
それでも初日は水元公園に出掛け、久し振りに写真撮影に勤しみました。

前回の投稿でフィルムが高くなったと嘆いていましたが、今回はコダックが高くなったせいで相対的に安くなったフィルムを購入してみました。

右からイルフォードHP5プラス400(135フィルム)、ケントメア400(同じ)、イルフォードPANFプラス50(120フィルム)です。
今まで富士フィルムかコダックしか使ったことがありませんでしたが、イルフォードとケントメアに挑戦してみます。
と、意気込んでいますが単に安いと言うだけで、前提知識ゼロで購入しました。
値段は有楽町のビックカメラで、135フィルムのほうがいずれも¥597(税込み)、120フィルムのほうは¥699でした。

イルフォードとケントメアはいずれも元イギリスの企業で、現在はハーマン・テクノロジーという会社のブランドだそうです。
イルフォードが2004年に倒産して、その後経営再建でハーマン・テクノロジーと社名を変え、そのハーマンにケントメアが2007年に買収された経緯があります。

画質的には、色々なサイトを参考にすると、コダック、富士フィルムなどに比べて粒々感があるそうです。
それからラティチュードが狭いとも。
ラティチュードとはフィルムの白飛びや、黒潰れのしにくさの事ですが、これが狭いと撮影条件がシビアであるということになります。
う〜ん、難しそうだ。

それから、箱の裏に現像時間のデータ表が印刷されているのですが、イルフォードもケントメアも長めなのが気になります。
コダックや富士フィルムは、D-76という薬液を半分に希釈した現像剤で9分くらい(液温20℃)でしたが、イルフォードは11分、ケントメアの方は16分という長さ!
これまでの癖で、うっかり早めに水揚げしてしまわないだろうか心配です。

とはいえ撮った写真を現像してお見せ出来るのはまだまだ先になりそうなので、コンデジで撮ったものをアップします。
(やっぱりデジカメは手軽だなぁ)

水元公園の中央広場の様子。
この日は連休の初日ということもあり、家族連れが多かったです。
とくにBBQ場は人でごった返していました。

日が傾いたころに撮った水元大橋。
鏡のように凪いだ水面が美しい。

帰り道、すっかり日が落ちた後の中川の風景。
嵐の前の静けさかな。