2013年の読書を振り返って

昨年(2013年)の読書を振り返ってみたいと思います。

ひとことで言うと「ミステリーの年」だったのではないかと思います。
コナン・ドイルやアガサ・クリスティーの古典的作品を読みあさりました。
日本人では東川篤哉に出会えたことが大きかったです。

また、芝崎みゆきの「古代マヤ・アステカ不可思議大全」によるアステカ熱の再燃も思い出深い。
その中で紹介されていた「マヤ文字解読(マイケル・コウ)」も、読んでみたのですが、とても面白かったです。

年の暮れ頃ではミステリー熱はひと段落して、エッセイを中心に読むようになりました。
印象深かったのは「杉作J太郎が考えたこと」、「呑めば、都(マイク・モラスキー)」、そしてドイツのロルちゃんの「百夜一夜」ですね。

ロルちゃんと言えば、彼一押しの作家、デイヴィッド・ミッチェルの「ナンバー9ドリーム」と「クラウド・アトラス」を読みました。
正直口に合わなかったですが、「ヤコブ・デ・ズートの千秋」まではトライしてみたいです。

それから、左の欄には載せませんでしたが、トーベ・ヤンソンのムーミン谷シリーズも通読したのでした。
ペン画のイラストレーションが息を呑むほど美しく、楽しく読みました。

最後に写真集は、なんと言っても須田一政の「凪の片」が一番の収穫。