フィルム現像用薬品

今日は秋葉原の近くに行く用事があったので、ヨドバシカメラに寄って、フィルム現像用の薬品類を購入しました。

左から、定着剤、現像剤、ドライウェル(フィルムを洗浄した後の水シミを防ぐための界面活性剤)です。

現像剤はいつもコダックのD-76というのを使っています。
これは粉で、見ずに溶いて使います。
最もポピュラーな現像剤ですが、自分としては別に強いこだわりがあるわけではなく、安いから使っています。
これ一袋で、1ガロン(3.8リットル)の現像液になります。
一袋¥820なので、1リットルあたり¥215の計算となります。
これが富士フィルムの「ミクロファイン」だと、現時点のヨドバシ価格で、¥310/Lで割高となります。

ところで今日、「ナニワND-76」という1リットル用の現像剤を発見しました。
お値段、¥199 う〜ん、安い。
しかしメーカーが謎すぎることと、あまりに昭和なパッケージに腰が引けてしまい、購入には踏み切れませんでした。
円安が進んで、コダックが割高になったら使ってみようかな?

定着剤も今まではコダックの粉のものを使っていたのですが、これにはある不満が。
水に溶けきらず、一部沈殿してしまうのです。
面白いことに、横浜に住んでいた頃はそれほど気にならなかったのに、亀有に越してから目に付くようになりました。
もしかしたら水(水道水)が違うのかも知れません。
というのも、洗濯物の仕上がりが違う(ゴワゴワする)ようになったと常々感じていたのです。
水質(ミネラル?)が変わったせいで、溶けにくくなったいうことは有り得そうに思えます。

そこで今回は濃縮液タイプの定着剤をセレクトしてみました。
これは一リットル弱(1クォート=946ml)の薬液を、四倍に希釈して使用するものです。
濃縮液タイプは、粉に比べて割高で重いので敬遠してきましたが、これなら溶け残りに頭を悩ます必要はないわけです。
ちなみにお値段は、¥840(=¥221/1L)
粉タイプが、¥680(=¥178/1L)なので、やっぱり結構割高ですね。

さて、ドライウェルですが、これは¥340です。
これも希釈タイプで、40リットルまで希釈して使えるので、まあランニングコストとしては大したことは無いのですが、わたしはこれは台所用洗剤で代用できるのではと踏んでいます。
機会があったら実験してみたいですね。
代用できるなら、何もドライウェル税を払う必要はないですから。