レーザープリンター購入

東京では春一番が吹き、春めいてまいりましたね。
さて、ちょっと前のことなのですが、レーザープリンターを購入しました。
これまで使っていたインクジェット複合機が故障して、印刷出来なくなったため、買い替えを決意したのです。
壊れて使えなくなったのは、EPSONのPX-A720という機種です。
5年くらい使いましたね。出来ないのは印刷だけで、スキャンは出来るのでちっと勿体無いですが、スキャナーは別に持っているのでやっぱり用無しですね。

ところで、わたしはインクジェット式のプリンターに大きな不満を持っていました。
「正規版のトナーが高すぎる」という点は、近頃では100均に詰替キットが並ぶようになり、価格破壊が進んで解消に向かっていると言えるかも知れません。
しかし、「モノクロ印刷したいだけなのに、カラーのトナーが切れていると印刷出来ない」というのは完全にメーカーの都合。カラートナーを売りたいだけの見え透いた仕掛けです。
この仕様のせいで真夜中になんど怒りの絶叫を挙げたことか判りません。
近隣の住人ともども迷惑しております。

その不満点を解消すべく色々と思い巡らせていると、カラー印刷自体あまりしていなかったことに思い至りました。
「いっその事モノクロプリンタでいくか」と思いつくと、印刷速度や画質で勝るレーザープリンターに辿り着くことは自然の流れです。
最近ではブラザーなどが家庭用の廉価なレーザープリンターを出しているということはなんとなく頭の片隅にありました。
そこで価格.comなんかで調べてみると、おおあるではないですか、1万円を切る価格帯からも。

ブラザーの「ジャスティオ」、EPSONの「オフィリオ」などがそれですが、NECのMultiWriter5100が当時最安で、¥7,500でした。
スペック的にも問題ないし、デザインも気に入ったので購入を決意します。
更に背中を押したのが、店舗販売されていること。
以前、玄箱Proを買った時にも書いたような気がしますが、わたしはやっぱり店頭で現物を手にとって買うのが好きですね。
やはり実際に見たら気が変わることがあるかも知れませんし。

店は秋葉原にある「エルモア」です。
と言っても、メイド喫茶のチラシ配りが立っているような「ホット」な場所から離れた、昌平橋通り沿いにある店舗でした。
店舗の中はダンボールが山積みされた倉庫のような感じになっていました。
店員さんも作業着です。
どうも軸足を店舗からオンラインに移しているようですね。そのうち実店舗は畳むつもりなのかも知れません。
なので残念ながらデモ機の展示はありませんでした。
しかし予定どおりここで購入します。

さて、家に帰ってセットアップし試し刷りをしてみました。
う〜ん、早い。
そしてインクジェットの時のような用紙の波立ちはなく、画質はシャープでフォントなどが綺麗に出ます。
これは良い買い物が出来たと思います。