早いものでもう九月ですね。
しかしまだ暑い日々が続いています。
実は我が家にはエアコンというものがなく、扇風機で乗り切ろうとしているのですがやはり暑い、寝苦しい。
どうも暑すぎて熟睡できていないようで、仕事中うつらうつらしてしまいます。
これではいけないと、なにかお金をかけずに涼しく眠れる方法はないかと調べてみたら、「ジェル入りマット(ジェルマ)」が良いとのこと。
ジェル入りマットとは、保冷剤のジェルを封入したマットのこと。シーツのように布団に載せ、その上に寝ることでヒンヤリとした寝心地のまま熟睡できるそうな。
これは良いと早速欲しい物リストに入れたのですが、さらにもうちょっとよく調べてみると、ジェルを冷やすために室温を下げておく必要があり、それにはやはりエアコンが必須であることが判ってきました。体温で温まったジェルはむしろより寝苦しいそうです。
そこでジェルマは諦め、他の製品を物色していると、「竹シーツ」というものを見つけました。これは、竹のチップをワイヤーで繋いでシート状にしたもので、ジェルマのように積極的にヒンヤリ感を追求するのではなく、通気性を上げることで自然な涼しさを演出しようというものです。
これならば部屋を特別冷やす必要もなさそうです。
「竹シーツ竹シーツ」と念じつつ、近所のデパートに行ってみたところ果たせるかな、売っていました「ひんやり竹シーツ」
値段もディスカウントされ、三千円。早速購入しました。
しかしこの竹シーツ、案外重い。10キロ弱はあるのではと思います。汗を掻きながら家に持って帰りました。
開封するとちょっと化学的というか、独特の臭いが鼻をつきます。それから細かい粉やささくれが目立ちます。このままでは敷けないので、いっぺんお風呂場で水に浸けて汚れを流し、天日干しにしました。
一日干すと臭いも大分薄まっていました。では実際に敷いて寝てみます。
やはり竹、硬さがあります。しかしチップが細かいので想像したほどの寝づらさはありませんでした。通気性が上がるので寝汗は以前ほど掻かなくなったような気がします。しかし、竹も熱を持つので定期的に体勢を移さないとやっぱり暑いです。
もしかしたらプラシーボ効果かもしれませんが、以前よりも熟睡できるようになった気がしますね。