月曜日に、このWebページを動かしているサーバ—が壊れてしまいました。
たぶんハードディスクの異常だと思うのですが(何日か前から変な音がしていた)、マシン自体も十年以上前の機種(SharpのPC‐MJ100M)だったもので、だいぶガタがきていたようです。しかも実はノートパソコンでした。
今日はリプレース作業を行っていました。
新しいマシンはもうちょっと性能が良いデスクトップ型PCです。多分レスポンスも向上したのではないかと思います。
しかしこれも十年選手です。
この夏をのり切ってくれることを祈っています。
月別アーカイブ: 2010年7月
夏風邪かな?
今週は体調が優れなかったです。
喉の痛みや、頭痛、腹痛に悩まされました。
木曜日に病院に行ったのですが、夏風邪だろうと診断されました。
腹痛は春先頃の症状に近かったので、また胃食道逆流症のがぶり返したのではないかと恐れています。
七月はいろいろと忙しかったせいもあるかも知れません。安静にして、体力の回復に努めたいです。
グーグルクローム
気がつくと、Mac対応のグーグルクロームがリリースされていたので、早速インストールしてみました。
すると、は……、早いッ! とんでもないページ読み込みの早さです。
すぐにOperaからの乗り換えを決めてしまいました。
Opera、もう五年くらい使っているのですがこの早さの前には……。
サーバ不具合
暑さのせいでしょうか? どうにもサーバの調子がおかしいです。
RE:名古屋の記憶
RE:名古屋の記憶
名古屋の記憶
久しぶりのお天気
今日は久しぶりにスッキリと晴れて、洗濯物を片付けることが出来ました。
布団も干せて言うこと無しです。
そのうえ涼しかったので、やろうと思っていたことが一気に片付きました。最高の一日でした。
カクテル
蒸し暑い夜が続きますね。
そんな夜にはくっと一杯やりたくなるものです。ビールも良いですが、カクテルはいかがでしょうか。
この頃よく作っている夏らしいカクテルを紹介いたします。
一つめは「ピニャコラーダ」
ラムに、パイナップルジュースとココナッツミルクを加えて作ります。
正式にはシェイクするのですが、うちにはシェイカーがないので単にマドラーでかき混ぜて出来上がりとしています。
それだけでも美味い。
しかし更に、ラムに選んだ「キャプテンモルガン・スパイスト」これがミソです。
このラム、バニラやアプリコットなどで甘い香り付けがされていて、ロックでもクイクイ飲めてしまうのですが、これをベースに使うことで香り高く、おいしく出来ます。
難点はココナッツミルクが手に入りにくいことか。
わたしはよくドン・キホーテで手に入れています。
二つめは「チャイナブルー」です。
これはライチリキュールがベースです。「パライソ」とか「ディタ」とか、いかにも夏らしいですね。
両方試しましたが、特にどちらがおすすめということはないです。
店頭では「パライソ」のほうが若干安く売られているようなので、手に入りやすいほうでいいんじゃないでしょうか?
さて作り方は、先にライチリキュールを入れたグラスにグレープフルーツジュースを注いでかき混ぜ、最後にブルーキュラソーをちょっとだけ加えて色を付けます。
しかし最後に加えたのに底のほうから青くなっていくのはなぜだろう? 比重が重いのか……。
ライチの甘さと柑橘の爽やかさが調和したおいしいカクテルです。
ちなみに、ブルーキュラソーの代わりに「ミドリ」を使ったものは「チャイナグリーン」と呼ばれます。
季節のない街
あっという間に七月です。早いものですね。毎日暑苦しくて、冷や麦ばかり食べています。
季節を嫌というほど味わっている訳ですが、今回読んだのは「季節のない街」です。
作者は山本周五郎。前回は「青べか物語」の感想を書きました。
「青べか」がとても良かったので、青べかⅡを期待して手にとった訳です。
あとがきの開高健の文章にも励まされるものがありました。
しかし、率直な感想を言うと期待はずれだったかなと思います。
底辺で生きる人達の辛さやみじめさをテーマにしているのは共通していますが、青べかがそれでもどこか寓話的で幻想的な雰囲気を持っているのに対して、「季節のない街」はより現実的で救いの無いように見えます。
この違いは、舞台の違いに起因するのではないかと考えます。
青べかの舞台は千葉県浦安ですが、季節のない街の舞台は横浜某所だそうです。
浦安は現在では都会だと思いますが、当時は貧しい漁村で文化果てる地だったのでしょう。
対して横浜某所は貧民街ですが、どぶ川ひとつ隔てて繁華街と近接しているということになっており、より都市に近いようです。
物語のなかにも文化人くずれが何人か登場します。代表的なのが右翼の先生、寒藤清郷ですが、その他にも「プールのある家」のルンペンの父親、「がんもどき」の元中学教員、綿中京太、「肇くんと光子」の福田肇などが数えられます。
おそらくは都市から流れてきたのでしょう。彼らの存在が絶望とは何なのかを伝えているようです。
彼らは学問はあるのですが、人間的な弱さから落ちこぼれてしまい、さりとて肉体労働する気にもなれずに無為徒食の日々を送っています。
プライドがそうさせるのです。
青べかの登場人物にはそんな輩はいなかったように思います。
とんでもなく無知蒙昧だったり、逆に狡猾だったりしましたが、誰もが訛り言葉をしゃべりあるがままに生きていました。
それはまるで朝もやの中のような、ひとつの基調色に統一された世界です。
しかし季節のない街では都市と貧民街のコントラストが貧しさをするどく縁取っているのです。