ルートビア

 Amazonで注文していたルートビア二ダースが届きました。
 ルートビア、「ビア」とは付いていますがアルコールではなく、コーラのような炭酸飲料です。
 このルートビア……、すごい。
 なにか薬が入ってるんじゃないかと思うほどケミカルな味がするのです。
 ネットで誰かが「タイガーバームの味」と評していましたが、言い得て妙だと思います。
 どう説明するばいいでしょうか?
 普通に買えるジュースのなかで一番近いのは「ドクターペッパー」ですね。ドクターペッパーもやっぱり「薬っぽい」と苦手な人がいるでしょう。しかしその数倍薬っぽいのがこのルートビアなのです。
 
 わたしとルートビアとの出会いは、「レイヤーズ」というハンバーガーショップでした。
 そこは個人経営で、ドリンクもアルコールからソフトドリンクまで色々と揃えていました。
 メニューの「ルートビア」という見慣れない単語に興味を曳かれて、特になにも考えないままそれを注文したのです。
 見た目は普通のコーラでした、しかしグラスに口をつけた瞬間、頭の中でなにかがスパークしました。
 今までのドリンク人生を疑う体験!
 それがルートビアとの忘れられない出会いとなったのです。
 
 あの味が忘れられないと、ネットで色々調べてみたのですが、やはり普通には売っていないようでした。
 横須賀とか沖縄とか、米軍基地のあるところでは流通しているようでした。
 また「明治屋」のような輸入食品店での目撃情報は伝えられていました。
 しかしなかなか手の届くところにはなく、悶々としていたのですが、ふとAmazonで調べてみると結構な種類が、しかもお値打ちな値段で売っているではないですか!
 
 さっそくポチりました。そしてはるばる沖縄から届いたのがこれ。送料、800円もかかりました。総額の30%が送料ですよ……。
 たまらず袋を割いて、喉の奥に流し込みました。おー、この味だ!
 ケミカルな味にしびれています。

シャルトリューズ

 やっと夜勤が終わりました。二月からはちょっと羽を伸ばせます。これを祝って、乾杯です。
 
 今回の酒はハーブのリキュール、シャルトリューズ・ジョーヌ。
 ちょっと前にもバーボンを紹介したばかりですが、大丈夫ですよ、飲んだくれてはいません、まだ二本とも残っています。
 
 シャルトリューズには、緑色をしていてアルコール度数が55度もある「ヴェール」と、黄緑色の「ジョーヌ」とがあるのですが、今回のチョイスはジョーヌのほうです。
 ヴェールも飲んでみたいリキュールの一つなのですが、どうもあの鮮やかな緑とハーブということで「ぺルノー」を思い出す。
 わたしが二度とこりごりと思う酒は、「ぺルノー」と「ズブロッカ」です。
 
 さてお味のほうはと言うと、はちみつ味で口当たりがすごく良いです。ストレートで飲んでもほとんどアルコールの辛さを感じさせません。後にはハーブのさわやかな香りが口腔に残ります。
 これはすごく美味しいです。わたしは食前酒として飲むことにしています。