地元ネタその二。
実家のそばの隠れた景勝地(とわたしは思っている)新門司を紹介いたします。
門司港は北九州の北端に鼻のように突きだした企救半島の西の側面にあり、関門海峡を挟んで山口県下関市と対向します。
新門司港はその逆、太平洋側の周防灘に面しています。この港の周辺が新門司です。
観光客で賑わう門司港レトロ地区にたいしてちょうど後背の位置にあります。そのため、「裏門司」と呼ばれたりもします。
港の周辺は工業団地になっています。特に目を引くのは白い垂直の岩肌を晒している採石場でしょう。
その足下を這うようにして狭い道路が通っていて、傍らに打ち捨てられた古城のようなコンクリート工場がひっそりと佇んでいます。
そのうらぶれた風情がわたしは好きです。
新春の一月二日。曽根新田から、恒見までを海岸沿いに歩きました。
その様子を写真とともに紹介したいと思います。