わたしが大学生の時分に、ローカル局で「鎌倉街道夢紀行」という十五分番組が放送されていました。
ピアニスト村松健が、鎌倉街道を歩いてたどり、旧跡を紹介するという番組です。
ただなんとなく観ていただけなのですが、(当時の)近所が映ったりして、かなり楽しみにしてはいました。
特に、村松健の手がけたBGMが素晴らしく、それが魅力の半分ほどを占めていたと言っても過言ではありませんでした。
CDは後に手に入れました。
今日、ふと図書館にて本棚を眺めていたら、たまたまこのタイトルが目に入いり、懐かしさの余り手に取ってしまいました。
パラパラとめくると、懐かしい風景が目に飛び込んで来て、当時のことがしみじみと思い出されました。
この頃ホームシック気味なので、この本を読んで癒されようかと思います。