最近ミステリ作家の北村薫にはまっています。
最初に手に取ったのは円紫シリーズの「夜の蝉」でした。殺人事件が起こるわけでもないのに、ぐっと引き込まれる話のうまさと、魅力的なキャラクターにすっかり虜になってしまいました。
この「スキップ」はまた別の「時と人」三部作といわれるシリーズのひとつです。
代表作ということで読んでみました。
二十五年の時をタイムスリップしてしまった女子高生のとまどいが実にリアルに描かれています。
大切な歳月を失っても、前向きに生きようとする姿には胸を熱くさせられました。素直に良い話でした。
ただちょっと難を付ければ、長い。個人的にはぴりっと引き締まった短編のほうが好きです。
日別アーカイブ: 2008年10月5日
RE:折りたたみ自転車
結局トレンクルの購入は見送りました。
値段は性能に見合ったものだったと思います。ただ、納期が二ヶ月くらい先になってしまうようだったので諦めました。