デスケル自作

 デッサンをするときに、正しい比率で描くために、「デッサンスケール(デスケル)」という補助器具を使うことがあります。アクリル板に格子をプリントしたものです。画材屋などにはがきサイズのものが売ってあります。
 初心者がよく使うのですが、わたしもよく使っています。以前アップしたザクロやパイナップルの絵も、デスケルを使って描きました。
 この前こども自然公園にスケッチに行ったときも携帯していったのですが、思わぬ落とし穴が。静物を描くのには良いのですが、風景を描くのにはあまりに小さすぎたのです。
 もっと大きいものは売っていないかと調べたのですが、どうやら無いよう。そこで無いなら作ってしまえとDIY魂を発揮して自作しました。
 材料は30cm四方のアクリル板です。要するにアクリル板にマジックで格子を描く、それだけです。ただ、イーゼルにしっかり固定するためにボルトとL字の金具も用意しました。
 小一時間ほど掛けて完成! いかがでしょ? 台に乗せている市販のデスケルに比べてずっと大きいでしょう。ただマジックで縁取った枠がムラがあってかっこ悪いですね……。
 来週になったらこいつの威力をちょっと試してみたいと思います。

EIZO L887

 自宅で使っているディスプレイは17インチなのですが、仕事で19インチを使うようになってから「小さいな〜」と強く感じるようになりました。もう三年くらい使ってるんで、そろそろ新しいものが欲しくなってくる頃合です。それでディスプレイを物色していました。
 基準は大きさ(19インチ以上)と、価格、そして見やすさです。 BENQの24型に一時は心が傾いたのですが、現在のも台湾製なのでちょっと思い直し、画質が優れていると評判のEIZOにしました。
 EIZOのもっとも評価の高い機種はL997ですが、これはなんと15万もするのでとても買えません。しかし、一世代前のフラッグシップモデルL887が中古で4万円で売っていたのでこれをポチりました。
 それが今朝届いたのです。早速PCに接続してみます。おお、でかい! 20インチの迫力です。そして色が濃い……。
 何より購入の決め手になったのが、画面を90度回転させて縦に表示する機能。これは便利です。ブログなど数日分の記事を一度の観ることができますね。それからプログラムを打つ時にも、たくさんの行を目に入れることができて有利です。でも一番恩恵を受けるのはやっぱり漫画かも。